せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2005年01月24日  羽生−橋本戦追記
 昨日のエントリーで書いた内容について考え直してみました。

 つまり、橋本側が金を一段目に置いていたとしても6一まで行ってしまうと4二への利きがなくなりますから、3筋、2筋の順で歩交換が行われると、△3四歩(最低の手ですが説明上の便宜ということでご了解ください)▲2四角△2二飛の時に▲2三歩△同飛▲2五歩とされてしまうのではないかと。

 では6筋に圧力をかけるぞ、と見せながら後手の左翼もほどほどに配慮した布陣となると参照図みたいな感じでしょうか。バランスがおかしいですね。

 とはいえ、これでは▲6八角とは引けません。この形にしてから左金を動かせば、先手も仕掛けが難しかったのだろうか、と思います。

 テキストで言及されているといいなぁ。

<3876>

PM 10:39:51 | Comment(28) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2005年01月24日  例外適用
 棋聖戦最終予選の島八段−中原永世十段戦というちょっと注目度の落ちる一局から。
 
 第1図と第2図、後手の中原の手番ですが、正解手、お分かりになりますでしょうか。

 正解はどちらも△7七桂成。その心は第1図においては、「以下▲同桂△3一銀▲1五香△同香▲4三歩△同金左▲5五桂 △同銀▲同銀△3二桂と手堅く指すべきであり、そうなれば▲4六銀となりゆっくりとした将棋になり、悪くはない」というもの。第2図においては、「△7七桂成▲同桂△2四銀とする方が堅い。」というもの。

 以下、普通の話し。腰掛銀で△8五桂とされた場合に、上級者は7七銀の措置を一秒も考えず、中級者は暫く考えて銀をそのままにし、初級者は6八か8六かのいずれに逃がすかについて長考をするもの、という印象を私は周囲の将棋仲間から受けています。そして、逃げなかった銀に対し、手を出さずに9七を塞いでいることに満足して横から攻めるのが上級者、ノータイムで銀を取って喜んでいるのが下級者。これが相場だと思います。もちろん、銀があればものすごい効果が上がることが明白な場合は△7七桂成とするでしょう。また9筋の突き合いがない場合は事情が違うことも多いでしょう。

 第1図は少なくとも「明白な場合」ではなく、中原が「一秒も考えなかった」というのも無理はありません。(いや、このレベルなら瞬時に読め、というのは結構、言い過ぎかと思う) それに本譜のように△3六角とすればと金もできて入玉の雰囲気も出てきますもの。まぁ、本譜の通りでもいいのではという気もしますね。

 第2図以下は△2四角▲2六金△2五香▲3六金△同歩▲4三金と進んだのですが、▲4三金が私なんかには思いつかない手。それはさておき、△2四角は別の意味で私は選ばず、△7七桂成を選んでいました。恐らく▲2六金と打たれることには変わりないでしょうが、そこで△3七角と打つ角を温存したいように思ったのです。こうすれば2五を自分の駒で塞ぐこともなく、2六にも利かせられます。▲2七金にはかなり精神的には厳しいですが△2六角成とすれば(かなり変な手だ)、金気のない先手には入玉を止めるのはかなり難しいかと思うのですが、変でしょうか。

 こういう例外適用の局面を察知できるのが一流の証なのかとは思いますが、私のレベルだと例外適用の局面の認識よりも原則を身につけ、実践するほうが先だという気もします。

PM 09:52:36 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2005年01月24日  注釈康光戦記
 サイン本をようやく入手しました。ここまで購入を引っ張った甲斐がありました。

 将棋の内容の方は将棋世界の連載で読んだもの以外の対局も含まれており付加価値十分。ご本人のインタビューも、彼らしさがよく出ています。ちゃんと消化したところで、感想を書きます。

PM 09:46:45 | Comment(68) | TrackBack(0) | [将棋]

2005年01月24日  世界地図と世界観
 今日は雑文です。

 その人の世界観を知ろうと思えば、世界地図を描かせるのが手っ取り早い、と思います。うちの奥さまはちゃんと書けないことが分かっているので描こうとはしないのだが(日本地図もかなりアバウトである懸念もある)、恐らく、インドとかサウジアラビアがかなりいい加減かもしかすると省略されている可能性が高いです。

 さらに想像するとたいていの人はイタリア半島を正確に描けるだろうが、ユトランド半島やスカンジナビア半島はかなりアバウトなのではないでしょうか。私はというと、中高校生のころ山川出版の歴史図表を眺めて全く飽きなかったオタクですから、どの地域も概ね正確に描けます。別に自慢にはなりません。。。

 世界地図を描くという行為は、結構、いい気晴らしになります。小さなことでくよくよしている時とか、他の人の振る舞いがやたらに気に障る時は特によいですよ。ゴルフでやたらに前が詰まっている時とか、将棋でたどんばかり集まる時とか、いい気分転換になります。

 では帝国国民としてはどのような地図を描けてしかるべきか。全世界を描く必要はありません。

・小アジア−どこにあるかわからない人は直ぐに山川の歴史図表を読んでください。このエリアの認識なくしては、帝国史のみならずほとんどの歴史事象の認識は無理です。
・ペネポネソス半島−オリンピックをしたばかりだし、場所を特定できない人はさすがにいないでしょ。

 この2つが帝国の骨格を成す領域となります。次からオタクになります。
・ドナウ川−ここを領土が越えるかどうかが帝国の勢力盛衰の鍵であった。実際に越えていた時期は少ないが、どこに川が流れているかは国民であれば知らなくてはならない。
・キプロス、クレタ、ロードス−帝国海上勢力はこれらの島々を領有しているかどうかで判断された。帝国のそばにはあるけれど、クレタなどはサラセン支配下にあった時期も長いのだ。今になってみると、サラセンの影響度はそんなにあるとは思えないけれど。
・ケルソン−いきなりオタク度があがるが、黒海最深部にあるクリミア半島の港町だ。要人流刑先に選ばれたりするので、時々でてくる。ロシアの産品の交易で結構潤っていたという。ここを特定できれば、間違いなく帝国国民として住民票を交付されるであろう。

 この間、注文した「ビザンツ 幻影の世界帝国」を読んでいます。1700円を払った価値はあったという気がします。面白い文章もあるので、一部引用しながら感想をその内、アップします。

PM 09:40:56 | Comment(13) | TrackBack(0) | [歴史]

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プロフィール
名前せんす
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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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