せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2005年01月18日  ゴキゲン中飛車、不可解な撤退?
 王位戦予選決勝の冨岡−鈴木戦からです。1図は後手番ですが、どう指しますか?

 せんすは断言してもいいのですが、アマなら棋力に関わらずほとんどの人が△5五歩とすると思います。しかし、鈴木は△6四歩。△5五歩はどうしてだめなの、と観戦記者も訊いたとことでしょうが、▲4五銀△同銀▲同歩。以下△5六歩▲5五歩△5七銀▲5四銀、もしくは△5四銀▲2四歩△同歩▲2三銀で鈴木は自信なしということです。

 そうなのかもしれない。だが、第1図はゴキゲン中飛車ならよく出てきそうな局面です。ここで5筋で突っ張らなくてなぜ中飛車を指したのだろう。プロ棋士はよくいってますよね、「指す気にならなかった」って。△6四歩は指す気になる手なんでしょうか。

 5筋を先手に制圧させたために30手後に2図が出現しました。えらい様変わりですが、後手からの攻めがなくなってしまったので、先手は好き放題に陣形再編ができるようになったのです。そこまでみて、第1図を振り返って、「それでも△6四歩でよかったのか?」ともう一度観戦記者の人には訊いてほしかったなぁ。観戦記は「アマならどう思うか」という視点で書いてもらえると、私のようなへたれにも勉強になります。

 とりあえず、せんすのゴキゲン対策は当分はこの指し方でいくことにします。


<3479>

PM 11:13:15 | Comment(14) | TrackBack(0) | [将棋(中飛車)]

2005年01月18日  ユステニアヌス1世
 疲れてはいたが、電車の中で「歴史としてのヨーロッパ・アイデンティティ」というレポートを読んだ。ここからDLできるけれど、かなり重い。重いが、井上対渡辺という大物教授同士がどういう風に論争をしたのか、注釈から読み取れて面白い。学会の論争というのは、将棋と違って、白黒がつかないですからね。人文系の学者はそういうのをいやにならない人でないと勤まらないと思います。

 さて、忠実な帝国臣僚として、せんすはできれば毎日、帝国の実情をご紹介していきたいと思う。検索をしたわけではないが、帝国関連ブログの類は多分ないだろう。少しでもこの不滅の帝国について知っていただきたいと、へたれながらも力をふるいたい。

 今日は前回「好きな皇帝」にいれなかったJustinianus I(527-565)について、勝手に語ることにする。

 大帝と称される。実際のところはどうだったんでしょう。外征はベリサリウスの業績、内政はカッパドキアのヨハネスの業績では、という気がするし、即位5年目のニカの乱で踏み止まれたのは奥さんのテオドラのおかげでは。そういう人材を集め、使いこなすのが支配者なので、それはそれでいいのでしょう。ただ、私からみると、彼は部下に報いることがあまりにも少ないように思えるので、仕えるのはいやです。

 聖ソフィア建設と西方領土奪回で国力を蕩尽し切ってしまった。でも、せんすはだからといって無駄遣いした、なんていいません。この時代に住み着くのは、税金が滅茶苦茶高いらしいのでちょっといやだけれど、少なくとも教会建設は目先は財力消費のようにみえてもその時々の人たちは教会を建てずにはおれなかった、何かに衝き動かされていた、そういう心性は誰にも否定できないと思うのです。中世のヨーロッパにもそれこそ町ごとに尖塔を備えた教会が建てられたわけですが、別に支配者が建てようといったから、とか坊主に騙されたから庶民は寄進したわけではなく、そうしたいから寄進したんだとせんすは思います。そういうお金で飢饉対策や病院整備でもしろ、というのは土台無理ですね。聖ソフィアはユステニアヌスがいないと建たなかっただろうし、国が違うので、ちょっと同列に論じるべきではないかもしれませんが。

 西方奪回は、イタリアに行かないでアフリカでやめにしておけば満点でしたね。当時のイタリアなんてのは、地中海世界の中心でもなく、支配のコストの方が高くつく状態だったのですから。とはいえ、帝国の理念からすれば奪回を試みないのもおかしな話です。そういうところで、冷静に目標を設定し、それを達成することで満足することができるような政治家であれば、国民もさぞ幸せだったことでしょう。しかし、そういうことができる支配者というのはほとんどいなくて、一層の成功を夢見て切りがない。挙句の果てに破滅が口をあけて待っているのですな。

(9/10)

PM 10:49:38 | Comment(31) | TrackBack(0) | [歴史]

2005年01月18日  ill-prepared
 今日はちょっと疲れている。夜、お葬式セミナーというのに参加してきたのだ。

 私の両親はぶりぶりに健在なのだが、いつかはそういう日もくるだろう。なんせたんす株を何もせずに抱え込んでしまっているくらいだから、自分の死んだ後の準備などまるでしていない。一体。私自身はどれくらいの心構えができているのか、確認するためにでかけたのだ。

 結果は。。。途中からなんか喉を変なものが通っているような感覚に襲われてしまい、うんざりしてしまった。親が死んだ時のことを考えているということもいやなのだが(これは理性的な態度ではないことは承知している)、全く何の準備をしていないことが明々白々になったことからだろう。

 今度は相続のセミナーに出るつもりだが、きっと、喉を通過する感触はもっと巨大だろうと予感している。

 やれやれ。

PM 10:18:36 | Comment(12) | TrackBack(0) | [日記]

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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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