せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2004年11月15日  早石田破り
 棋王戦の▲鈴木八段−△安用寺四段戦を今日は取り上げます。新潟新聞の掲載が終わったばかりです。

 鈴木大介八段といえば、ここでも紹介しましたが、将棋世界で「順位戦の羽生戦で先手早石田をしたいなぁ」と宣言したにもかかわらず、あっさり外され、第1図の場面を待望しつつも誰も指してくれないと悲哀をかこっていました。ようやく棋王戦3回戦というかなり大きな対局で、真っ向から受けて立つ棋士が出現しました。安用寺四段です。えらいですね。

 この将棋については、週刊将棋の所司臨時講座でそのまま指し手が紹介されたことがあります。但し、東大将棋シリーズと同じく誰が指したかは全く言及されておらず、最初、せんすは所司が自分で考案したのかと思い違いをしてしまいました。安用寺の考案した手順だったのですね。本譜は△7四角▲同角に鈴木が予想した△5七角ではなく△5二玉と進み、▲5五角△4四歩▲同角△8四飛▲7五歩△7三歩▲1一角成△7四歩▲2一馬となります。これが第2図の一手前。  

 第2図の△3三角が鈴木の構想を完全に打ち破る好手。この一手は譜の初手なのでせんすも手を予想する時間がありました。せんすは△5五角しか考えていませんでしたが、これだと▲7七銀△3二銀▲1二馬△7五歩▲6六銀となって先手のダッシュが利いてしまうのですね。なんでも天王山に角を打てばいいというものではありません。角は遠見で使え、というのもまた格言でした。でも、△5五角は鈴木の第一感だったので、せんすが途方もなくへたれだったわけではないようです。

 棋王戦は準々決勝が大きな勝負なるのはご案内の通りですが、次の深浦戦に負けたのは安用寺には残念でした。でも、本局の指し回しは当分は定跡として生き残るのではないでしょうか。

 せんすとしては、居飛車の好対策を考えてくれたので、安用寺四段に感謝しています。

<1924>

PM 08:45:24 | Comment(11) | TrackBack(0) | [将棋(三間飛車)]

2004年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     

最新記事
2009年12月13日  大和証券杯:3連敗
2009年12月13日  「芸術的だろ」
2009年12月10日  里見、女流名人戦登場
2009年12月08日  欝な駐車車両群
2009年12月06日  また落ちました(大和証券杯)

過去記事
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月

プロフィール
名前せんす
URLhttp://sensu1030.hp.infoseek.co.jp/
佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

カテゴリー
日記(110)
ニュース(90)
旅行(25)
将棋(309)
子育て(10)
テレビ(31)
映画(33)
経済(50)
食べ物(26)
ゴルフ(4)
スポーツ(35)
芸能(5)
将棋(矢倉)(236)
将棋(横歩取り)(193)
将棋(中飛車)(170)
将棋(四間飛車)(224)
将棋(三間飛車)(66)
将棋(角換わり)(264)
将棋(相掛かり)(77)
将棋(向飛車)(44)
将棋(その他)(72)
漫画(2)
スキー(13)
歴史(56)
将棋(右玉)(4)
書評(2)
自転車(5)



Warning: fsockopen(): php_network_getaddresses: getaddrinfo failed: Name or service not known in /home/www/html/sys/head.php on line 626

Warning: fsockopen(): unable to connect to apix.jword.jp:80 in /home/www/html/sys/head.php on line 626
SockError:apix.jword.jp