せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2004年10月07日  A級順位戦:藤井、立石流で快勝
 今日行われたA級順位戦三浦−藤井戦では最近、少なくなった立石流を藤井が採用、快勝しました。

 立石流対策には、
 ̄Χ發鯑阿さず飛車交換も辞さずの構えを取る。
右銀を4八で保留し、△3五歩に対しては角交換をして▲5七角と打ち、△4四角を強要する。振飛車側は駒組みが不自由になる。
の2つあります。

 ゆえに、第1図の先手陣はどちらもクリアできていないので、どうなんでしょうか、という疑問が出てきます。△1四歩を突くことにより、△1三角の含みがあるため右金が上がったというようなコメントが出ていましたが、すみません、だからなんだっていうんでしょう。▲2五歩△1三角▲5八金右となったとしても、△4五歩と突けるわけでもなく、△3五歩には▲1六歩と突けば後手は窮していませんか。△2二角には▲4六銀と繰り出せると思うのですが。。。どこか抜けているでしょうか。

 三浦は右金を前線に繰り出して、第2図。ここでは控え室は右桂の捌けた先手の優勢を断言していたそうなのですが、後手玉は▲7四桂で潰せるような状況ではないので、「本当?」と思っていました。実際のところはよく分からないですが、アマレベルであれば後手の方が勝ちやすそうですね。

 藤井はこれで3勝1敗。他の棋戦はさっぱりですので、順位戦には力が入ることでしょう。ただ、この後、彼は苦手の佐藤戦、最近勝てなくなった羽生戦があるので、ここをどう切り抜けるかですね。そういえば、このところ藤井システムを全然しないように思いますが、ダメな理由でも見つけたんでしょうか。

PM 10:32:01 | Comment(14) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年10月07日  日本の国力
 せんすは、普通の会社員だけれど、その会社の属する業界の国際団体で日本のヒラ委員をしている。いろいろなステートメントや国際機関や政府機関への要望書のライティングをするのが役目だ。一人でやるのではなく、各国のヒラ委員どうしで揉んで、中庸を得た内容に仕上げていくわけです。中庸を得た、というと聞こえはいいが、実質は骨抜きにすることになる。ただ、各国にとって「中庸」の意味合いは様々だし、業界の中でも立場は千差万別だから、自国の利益を踏まえた骨抜きは大切な業務だと心得ている。

 最近、このような一業界国際団体でも日本の非力さを痛感することが多い。先日回ってきたステートメント案は、日本から見ると言語道断の内容を含んでいた。こんな内容が、「国際○○機関が○○を提言、我が国への影響は云々」という趣きで記事にでもなった日には目も当てられない。(どの業界か書くとせんすの素性が分かってしまうので、堪忍して下さい)

 当然、反対を表明しますね。しかし、その後、他国の委員からは「原案は素晴らしい」「原案を支持します」とのみ書かれたメールが送付され続ける。送付されるのはいいのだが、「私の反対意見については何もコメントがない」 ほう、放置プレイかますわけですか。それはなんですか、私が嫌われ者、ということですか。そうですか。 しかし、いうべきことはとことんいわないと、後でボスから「アホ、なんでこんなステートメントになったんだ」と叱責を受けるのが怖いので、もう一度反対を表明する。(←この国際団体ではかなり異例)

 それがほぼ3週間前。以降、そのステートメント案がどうなったのか、全く分からない。私の意見に対するコメントは相変わらず出てこないし、原案に対する支持コメントも途絶えた。事務局からも何もいってこない。ちょっと裏から手をまわして訊いてみても、やはりどうなったのかよく分からない。

 最終的に、せんすの考えが潰されても正々堂々の意見交換の結果なら仕方ないと思うんですよ。でも、こちらは堂々と反対を表明しているのに、完全無視というのはね。お前ら、宦官か? 日本人は国際社会では引っ込み思案とかいいますが、必ずしもそうではなく、聞く耳を持ってもらっていないのではないかと感じる今日この頃。最近、こういうのがあまりに多い。

 戦前、軍事力を有し、国際連盟の常任理事国だった頃はここまで無視されていたのかなぁ、と飛躍した発想をしてしまいました。日本が常任理事国になって、安保理の情報にアクセスするのは大切なことだと思いますよ。「理事国になって何をするのか」なんてことはどうでもよくて、国益のためにそれに相応しい処遇を求める、だけで十分だと思う。ヒラ加盟国としてはあまりにも巨大な分担金を支払いつつもそれに見合った影響力を行使できないなど、金の無駄遣い以外の何者でもない。支持してくれなければ、米国債を売る、ODAの減額をする、イラクから軍を引くとか恫喝なんでもありで結構、プレゼンスを増やして下さい。恫喝できるのも国力です。目一杯暴言ですが、結構本音。

 そういえば、昔、小泉純一郎が厚生大臣だったときだと記憶しているけれど、首相特使としてアフリカの某国に行った時に、某国は日本のODAをたっぷりもらっているくせにプロトコールにもとる応対をしたらしいですね。小泉さんは激怒して、ODA減額を主張して、謝罪を引き出したと聞いています。彼の施策に全面的に賛成ではないけれど、「舐められないように突っ張る」というのは素朴なところで大切だとせんすは思います。


PM 10:16:14 | Comment(12) | TrackBack(0) | [日記]

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名前せんす
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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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