せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2004年10月06日  日本の野球
 先週末はイチロー最多安打記録更新、中日セリーグ優勝、パリーグプレイオフ第一ステージと野球のイベントが随分あった。しかし、いうまでもなく世間の関心はイチローに集中し、他の二つの事象についてはよくて程々というところだったと思う。そういえば、松中が三冠王らしいのですが、私は全然、そうなりそうだということを気がついていなかった。そういう、今はかなり野球に冷淡になってしまった人間の繰言だと思って、読んで下さい。

 中日の優勝決定試合は関東地区では放送されなかった。パリーグの西武−日ハム第3戦の結果について、NHKは午後7時のニュースの中で映像を使わず淡々と紹介しただけだった。私はともかく、それぞれのチームにはコアなファンがいて、燃え上がっているわけだろう。テレビ局は近鉄が球界から撤退を決めた時に、「経営に工夫がない」「ファンへの配慮が足りない」とかまぁ、随分いいたい放題だったように記憶しているわけですが、実際に大きな試合をそれに相応しく遇していないのであれば、言行不一致も甚だしい。

 前も似たようなことを書いたと思うけれど、どれほど完成度の高いチームを作り、熱い試合をやっても、全国メディアが無視しているのでは相乗効果は期待できない。その役割を放棄しておいて、どうして偉そうにいえるんでしょ。球団経営者が賢明な経営をしてきたとはいう気は毛頭ないけれど。そういえば、普段、全然野球なんか見向きもしない筑紫哲也なんかも近鉄のことを随分非難していましたな。

 せんすは今でも思い出すのだが、1978年のパリーグ後期は熱かった。日本シリーズ3連覇中で、この年も前後期制覇を目指す阪急に対し近鉄が猛追撃をかけ、9月半ばに天王山四連戦。ファンの耳目は集まった。しかしですよ、1戦目こそ1時間だけテレビで生中継があったものの、2戦目はラジオのみ。3戦、4戦はラジオすらなく、しかたがないので巨人戦の中継で紹介される「他球場の経過」に頼るしかない、何とも情けない状況。多分、この時に限らず、巨人以外のチームのファンで同様の悔しい思いをしてきた人は多いのでは。そういうファンの多様性に全く配慮せず、ラジオは4局とも常に巨人戦をバカの一つ覚えに流した挙句、球界がおしなべて行き詰まり、巨人戦の広告枠も売れなくなり、そもそもラジオ自体が斜陽というのだから、めぐる因果は風車というか。己が画一的なサービスしか提供してこなかったこと、巨人ファンではなく野球ファンの願望を無視してきたことを放送業界の連中は根来コミッショナーではないが「一億総懺悔」するべきだ。(なんで一億なのかせんすには分からないけど)

 それに比べると新聞はまだ不偏不党という縛りがあり、大きな試合は巨人戦以外でもそれなりに報じていたので、まだ許容できると感じている。あくまでも運動面の話しだけだけれど。


PM 09:09:14 | Comment(16) | TrackBack(0) | [スポーツ]

2004年10月06日  後手森下システム
 ちょっと不可解な棋譜を見ました。棋聖戦の佐藤秀?深浦戦。後手の深浦がウソ矢倉→左美濃→矢倉と工夫の手順で迎えた第1図。佐藤は▲2五歩、以下先手は棒銀に組み、後手はそれに追随して第2図に至りますが、これは先後こそ逆ではあるものの後手の陣形は森下システムの理想形ではないですか。

 観戦記が福本和生でこの辺の機微は全くスルーされてしまっているので、自力で検討しなくてはなりません。第1図で▲2五歩というのはいい手なのでしょうか、考慮時間4分ということなのですが。ふと思い立って自家製DBをみると、自分の将棋で第1図があり、その時の先手のせんすは▲3五歩としています。今、考えても、先手の右銀が棒銀として活躍できる余地は大きくないし、何よりもこのまま普通に組み合うとどうなるかは先例も多く、警報が鳴って然るべき。▲3五歩がいい手かどうかは分かりませんが、全く考慮の価値なしなのでしょうか。後手は飛車先不突きで角打ちには強い、角を6四から8二に展開する可能性がある、といった心配材料もあります。少なくとも後者には▲4六角で対応できると思うので、ホープレスにダメではないとせんすは思います。

 さらに、不可解なのはその後の手順。△9五歩▲1六歩△4二角▲4六角△7三桂▲7九玉△5三銀▲8八玉△3一玉▲2六銀△4五歩▲6八角△4四銀右▲3七桂△2二玉で第2図になります。後手は「じゃんけん後出し」思想の森下システムなので、方向性を決めない手順が続くのも分かります。先手は▲1六歩、▲4六角の時も▲3五歩の機会があったと思うのですが、それを全て見送ります。うーん、なぜなんでしょう。

 せんすは後手では矢倉はしないのですが、後手の指し方については引き出しの中に入れておいてもいいかな、と思いました。

 そう思って、後手で久しぶりに自分から矢倉をしてみましたが、類似局面で対戦相手は▲3五歩。アマの世界では歩交換に出るものなのですね。

PM 08:58:22 | Comment(22) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       

最新記事
2009年12月13日  大和証券杯:3連敗
2009年12月13日  「芸術的だろ」
2009年12月10日  里見、女流名人戦登場
2009年12月08日  欝な駐車車両群
2009年12月06日  また落ちました(大和証券杯)

過去記事
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月

プロフィール
名前せんす
URLhttp://sensu1030.hp.infoseek.co.jp/
佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

カテゴリー
日記(110)
ニュース(90)
旅行(25)
将棋(309)
子育て(10)
テレビ(31)
映画(33)
経済(50)
食べ物(26)
ゴルフ(4)
スポーツ(35)
芸能(5)
将棋(矢倉)(236)
将棋(横歩取り)(193)
将棋(中飛車)(170)
将棋(四間飛車)(224)
将棋(三間飛車)(66)
将棋(角換わり)(264)
将棋(相掛かり)(77)
将棋(向飛車)(44)
将棋(その他)(72)
漫画(2)
スキー(13)
歴史(56)
将棋(右玉)(4)
書評(2)
自転車(5)



Warning: fsockopen(): php_network_getaddresses: getaddrinfo failed: Name or service not known in /home/www/html/sys/head.php on line 626

Warning: fsockopen(): unable to connect to apix.jword.jp:80 in /home/www/html/sys/head.php on line 626
SockError:apix.jword.jp