せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2004年10月31日  お知らせ
 下の図書館というのは宮前区図書館なのですが、そこにこういう趣旨の告知がありました。

・アマ七段が豆棋士に指導
・日時は11月3日
・5人ずつ3回。
・場所は図書館(だと思う)

 ちょっとあいまいで申し訳ないのですが、神奈川にいるアマ七段というと多分、あの方しかいないと思います。なかなかない機会なので、近隣の方は是非、お子さんを連れていかれてはいかがでしょうか。詳細は図書館にお問い合わせください。

 何で、ここでこういうことを書くかというと、誰もこないといやなんです。地域の老人ボランティアのイベントでも囲碁将棋のコーナーには誰もいなくてボランティアの方々が寂しそうに指しているのを以前みたことがあります。残念でした。せっかく、本物の実力者が指導してくれるのですから、こういう機会で将棋の楽しみに目覚めてくれる子供さんがひとりでもいればいいなぁ、とせんすは思っています。

PM 09:29:02 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年10月31日  二上達也著「棋士」
 図書館にいったところ、置いてあったので読みました。(買わなくてごめんなさい) 著者の考え方やちょっとしたエピソードがよかったです。特に大山、升田がらみのところ、例えば大山さんに会長就任を升田さんも含めて皆で説得するところや、大山、升田両雄が二人だけで二次会に流れていくところなど。

 あと、結局はプロになれなかった佐藤健伍について「タイミングを逃す」と書かれていました。著者が大山時代を克服できなかったとはいえ、成功者としてこれまでの人生を回顧できるわけですから、悪くないですよね。

 

PM 09:20:57 | Comment(14) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年10月31日  棋聖戦:丸山−行方 「異筋」
 先週、掲載された棋聖戦の丸山九段―行方七段戦は面白かった。手の解説はそれほどディープではなかったですが、次の日の一手を考えさせる構成になっていて、それがまたなかなかの異筋で難しかったです。

 まず、第1図。丸山が右の桂馬を跳ねたところですが、なんか感触が悪い。悪い理由は多分、こういう場合、▲4六歩が先で桂馬が後だという通念があるからでしょう。実際、本譜でもその順番で指すべきだったようですが、それにしてもここで△7五歩が来るとはね。▲同歩なら△7六歩になります。せんすなら、そこで▲6八銀と屈んでしまいますが、プロとしては論外なのでしょう。(全然ダメなのかな? やはり) 丸山は▲4六歩と我慢して△7六歩▲同銀△5四角に▲5八角を用意しましたが、△7六歩▲同銀△2五桂▲同桂△3七角で苦戦になりました。

 第2図、丸山が盛り返しかけたところ。次の一手はちょっと当たらないのでは。せんすは△9五歩くらいかと思っていました。産経新聞の読者でない人もここをご覧になっていることでしょうから、コメント欄に正解を書いておきます。

 順位戦では出だしに失敗した行方ですが、本局は強かったです。

AM 11:16:52 | Comment(337) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年10月30日  シックなレストラン
 川崎IC近くのグリーンヒルに家族で食事に行った。ファミレスだらけの郊外になぜこんな気持ちのいい空間があるのか正直なところ不思議で仕方ない。ピアノとコントラバスの生音楽も気持ちいいです。

 料理は気を失うほどおいしいというわけではないけれどかなりのもの。4200円のコースで十分すぎるほど満腹できるし、いうことはありません。

PM 11:30:40 | Comment(24) | TrackBack(0) | [食べ物]

2004年10月30日  居飛車穴熊−四間飛車鈴木システム
 24の超強豪達の対局から。以前もこの日記で取り上げたことのある、四間飛車対居飛車穴熊の最新流行形です。この対局は超強豪クラスでは非常に珍しい長考モードでしたので、せんすも対局者の気持ちで考えました。

 第1図はあまりプロの実戦ではみたことはないものの、恐らくネット将棋では類似形も含めて実戦例多数と思います。四間飛車が5五歩と突いて仕掛ければ、変えようがあるとすれば、居飛車側にはほぼなく、四間飛車側が「右桂を跳ねるかどうか」くらいでしょう。(5五歩を突かないで、▲5七銀もしくは△5三銀と引いて居飛車側が角道を開けるのを誘う手はあります。四間飛車の急所1巻にも掲載されていますね)

 本局(fufufufufu−GATSBY2)戦は第1図まで一気に進みました(消費時間は先手4分、後手8分50秒)。観戦していた強豪連からは△8五飛を期待する声が上がっていました。24では結構、常識になっている手なのでしょうか。せんすは自力でしか研究していなかったので、「へぇ〜」でした。自分であれば、角が2四に出ているので、△5四歩▲同銀△同金▲同飛△6五銀▲8四飛△同飛▲同角△4五歩から考えます。銀を打つのは芋筋ですが先手の角の利きを逸らせるのと2四角の活用という意図ですが、今、考え直してみるとあまり居飛車がよいような気がしませんね。△6五歩を推す声もありました。この手は角が3三にいれば十分本線でしょうが、2四だとどうなのでしょう。

 本譜は期待に添って△8五飛。2五桂を遠く睨んでいるので、先手は端攻め。そして第2図の▲6五歩が全く想像を絶する一手。飛車の横利きを絶つためだけに一手を使うとは。以下△7三桂▲6一飛成△6五飛▲9一竜と進むと、後手の飛車がなんかすっきりせず、四間飛車が順当に勝ちました。となると、△8五飛がどうだったのか、ということになり、△7七歩成▲同角△7六飛のような手で先手の角を牽制しておくのもありかな、とも考えますが、やはりすっきりしません。

 一体、お前はこのエントリーで何を書きたいの?といわれそうですが、この戦形、せんすも直接利害者なので「誰か強い人教えて!」というのが本音です。我はと思われる方、よろしくお願いします。

PM 11:22:46 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年10月29日  王将リーグ:丸山−羽生戦
 今日、王将リーグ戦が2局ありました。いずれもゴキゲン中飛車になり、丸山九段−羽生2冠戦は持久戦になり後手の羽生2冠が、郷田九段−阿久津五段戦は超急戦になり先手の郷田九段が勝ちました。

 せんすは対ゴキゲン中飛車では超急戦はしないので、この結果は困ります(笑) いずれにしても、研究対象は持久戦の丸山−羽生戦になります。丸山はゴキゲン中飛車にはこれまでもいろいろな工夫を見せていますが、今日も2五に飛車を置く手法を出しました。ぱっとみでは、右翼で働いているようで、成功かと思ったのですが。。。

 せんすは第1図の▲6八金右が不思議でした。先手は角をどう使うかが課題なのですが、▲6五歩とはできないし、▲8六角はほぼ無意味なので引角にするしかないのですが、その角の動きを止めたのは何故なのでしょうか。高級な手渡しなんでしょうか。

 それでも、先手が右桂をうまく使い、悪くない形勢のようでしたが、第2図の△4四歩が何ともな一着。私のようなへたれが指せば「焦れたんですが」といわれそうですが、▲2六角とされるとぺしゃんこになるので仕方ないのですね。

 感想戦によると、第3図での▲同銀がおかしく、▲同玉が正着ということです。別に自慢をするわけではないのですが、せんすは離れ駒ができるのがいやなので、同玉を考えていました。丸山が▲同銀と指したので「そうか、やっぱり玉は遠いところにいないとダメなんだ」と納得しかけたのですが、そうですか、▲同玉が正着ですか。

 第4図の△3四金も、何とも二乗という感じ。ここに金を打てる人って日本に何人くらいいるんでしょうか。桂馬をとっても使いようがなさそうにしか見えません。

 第5図。後手の金が2枚、完全に遊んでいるように見え、中央を先手が割って入り込んだ感じもし、後手駒台が空なので、一瞬先手がよい?と感じてしまったのですが、△2八飛▲6七金△5九と▲4一飛△6九と▲4六歩△3五角▲5二馬となると後手の指し手は全て有効手なのに、先手の指し手が何とも弱々しく、後手必勝が明らかになりました。

 序盤は丸山の趣向が成功したようですが、中終盤の羽生の指し手は相変わらず珍奇で力強く、全盛期のそれを思わせます。去年の下期以降名人戦までの指し手とは別人のように思えるのですが、トップ棋士はどう考えているのでしょうか。

PM 10:44:11 | Comment(16) | TrackBack(0) | [将棋(中飛車)]

2004年10月28日  関心の所在
 今朝の新聞の紙面の割き方、やはり男児救出が圧倒的でした。お母さんとお姉ちゃんが残念な結果になったとはいえ、坊やが助かったことに安堵しなかった人はいないはず。

 今年は異常に天災が多く、自分自身は無事でも知人も含めて何らかの被害を受けた人はかなり多いのではないでしょうか。疲れ果てている人達にとって、これほど救いになるニュースはなかったのではないか、と思います。

PM 10:18:22 | Comment(12) | TrackBack(0) | [ニュース]

2004年10月28日  自分で書いていながら忘れたエントリー
 最近の自分の将棋からです。先手がせんすです。なんか最近、こういう形の四間飛車をよく見るような気がしたのですが、どうするのかよく分からない。なんかエントリーを書いたような記憶があったんですが。

 よく分からないので、▲3八飛としました。△4三銀に大長考して▲3五歩と仕掛けましたが、△同歩▲同飛△9六歩▲同歩△9七歩でみたような局面になります。そうか、今週の週刊将棋の片上講座でほぼ同じ局面があったような。香車では取れないので、歯を食いしばって▲同桂△3二飛。さらに根性の▲3八飛。以下、延々我慢して最後は勝ちましたが、こんな将棋を指したくて穴熊をやっているわけではありません。

 調べてみると竜王戦決勝トーナメントの屋敷−杉本についてエントリーを書いていました。最初は屋敷の指し方を理解できなかったのが、翌日になって第3図のようにする手順の優秀さが分かり感心したものでした。とにかく、どれほど迂回してもいいから、固めるぞ、と見せかけて、仕掛けてもらえばいいのですね。みようによってはずるい手順ですが、ずるくても負けるよりはいいです。(きっぱり)

 これでは日記をつけている甲斐がないというもの。せんすは反省しました。

PM 10:06:58 | Comment(11) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年10月28日  感心した手
 今期絶好調の近藤五段の順位戦から。次の一手を考えてください。

PM 08:14:51 | Comment(14) | TrackBack(0) | [将棋(中飛車)]

2004年10月27日  大きなニュースばかり
 今日は地震、生存者発見、イラク人質といろいろなニュースがありましたね。2番目のニュースで一瞬すごく喜んだのですが。。。せんすも人の親なので先に逝くことになってしまったお母さんの無念が思いやられます。

 イラクの件は。。。昨日、あのエントリーを書いたように中東中の不穏分子が集まっているイラクに、なぜ会う人全てに反対されたのに、わざわざ現地にいってしまったのだろうか、という以上のことはちょっといえないですね。ただ、ザルカウィ派という連中が人の命をなんとも思っていないことは明らかなので、日本政府が自衛隊撤退以外の交渉手段を持ち合わせていれば、と思っています。

PM 09:41:55 | Comment(16) | TrackBack(0) | [ニュース]

2004年10月27日  最近見た暴挙
 LOTから。いくらなんでも図の△3六歩はないのではないだろうか。週刊将棋では「さすが」みたいな観戦記だったけれど。

PM 09:33:11 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(中飛車)]

2004年10月27日  困った時の頭突き
 先週、産経新聞に掲載されていた棋聖戦2次予選▲堀口(一)七段―△鈴木大介八段戦。第1図の次の一手には驚きました。聞くところによると当日の将棋連盟でもかなり話題になったようです。せんすも穴熊でジリ貧になりそうになったら、試してみます。

 で、そもそもの将棋なのですが、0図のように普通に組んで堀口作戦負けだったようですね。こうなるのであれば、王将リーグの阿久津−久保戦のように銀冠→穴熊の方がよいように思います。角道が開いているし、7六の地点は守られているし、6筋の歩を突かないので攻められることもありません。



PM 09:27:17 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年10月26日  中東テロ
 クウェートの新聞にこんな記事が出ていた。政府高官の談話だ。

「クウェイト人の若者がイラクでの戦闘に参加していることは国内でも
問題化しつつある。」

 なるほど。日本では渋谷のセンター街でうろついているような連中が、ここではいきなり越境してテロに走ることもありえるわけですか。

 そういえば、先週土曜日の朝6時のTBSラジオに高遠菜穂子氏(今、アンマンにいるらしい)が登場していた。彼女の現地の活動(子ども達を支援しているわけです)はスレイマンさんという人にほぼ全面的に依拠しているようだが、それはともかくとして一定の成果をあげているような話し振りだった。(まぁ、「全然ダメです」とはいわないだろう) カンパで800万円を集めたということで、そういう努力は尊いとは思うが、でも、上のようにイラクだけではなく周辺の国の若年層もrottenなのであればこれは途方もない話である。

PM 08:57:55 | Comment(12) | TrackBack(0) | [ニュース]

2004年10月26日  NHK杯戦:阿部−中原
 今週のNHK杯戦▲阿部七段−△中原永世十段戦をようやくビデオでみました。つい最近の王座戦第1局(森内−羽生)、翌日に行われたB1順位戦(阿部−森下)と途中まで同じ手順が続きましたが、勝ったのはまたもや後手でした。どうもこの戦形の先手は玉が薄くて、取りつかれたら最後、抵抗力が乏しいように感じます。

 本譜は阿部−森下戦と第1図まで同じ進行でしたが、ここで中原が△3八角と手を変えました。先手陣のどこかに馬を作り、まったり指していけばよし、という判断でしょうか。指された時は「なんかぬるそうだなぁ」と感じましたが、先手は浮き駒が多く、馬筋によって狙われてしまいます。馬が好きなせんすであれば第一感であってもおかしくはないのですが。

 第2図以降の手順も面白かった。▲4五歩の意味はせんすには直ぐにはかりかねました。解説陣も一瞬の沈黙がありました。次の△5二桂はというと、指し手が中原なのでどの着手でも桂馬の打ち所がないか探す習性が身についているため、せんすごときでも予想できました。自分の対局であれば指せたかどうかは分からないですが。続く▲5五銀も一瞬の沈黙があり、「なるほど」となったのですが、阿部−森下戦でも▲5五銀ただ捨てが出ていましたね。△5二桂、▲5五銀ともに本筋の手で、実戦で指せれば勝率もよくなるでしょう。

第3図の▲5四銀が敗着ですが、ここまでの経緯を考えると不可解ですね。▲9七玉ならまだまだらしいですが、▲5四銀とできないのであれば、結局は5五銀は質駒でしかないので、後手のほうに分がありそうです。

 それにしても、中原はよくこの戦形をする気になったものです。確かに彼は王座戦控え室にはいて検討にも参加していたでしょうが、実戦経験のある阿部相手にそのままの手順を採用するとは。そして勝ってしまうとは。今年度もどうも成績が上がっていないのですが、ここは一番、完全現役復帰をしてはどうでしょうか。

PM 08:22:14 | Comment(12) | TrackBack(1) | [将棋(角換わり)]

2004年10月25日  A級順位戦:鈴木−深浦後記
 毎日の鈴木大介八段−深浦康市八段戦の観戦記が終わりました。

 以下、印象をわらわらと。

 観戦記本文ではノータッチでしたが、強い人の見解によると、第1図の深浦の顔面受けはすごいらしい。私などであれば、さっさとここは譲ってとにかく右銀の活用を考えるところなので、実戦を追っている時は、「そういう状況ではないくらい後手が差し迫っているのかな」と感じたところです。普通の人はこの指し方の真似をしないほうがいいのでしょう。

 第2図。鈴木本人も▲3六銀右でよしと思っていたようなのですが、△6七角▲4八金△8九角成▲4四歩と進んで参考図になると、△3四金とされ▲4三銀でも▲3五銀打でも実戦的には難しい、と観戦記には書かれていました。参考図で△3四金なんて全然思いつきませんでした。せんすであれば角が玉の退路を断っているので、△同角とノータイムで指してしまいそうです。また△3四金に対してはこれも指が反射的に▲4三歩成としてしまいそうですが、それは本当にダメなのでしょうか。いったんは「この局面の急所の駒は3四金だから、それに働きかけなくてはいけないということなのか」と納得しかけたのですが、さすがに敵玉と2間のところにと金が無条件でできて悪いはずがないと思うのです。

 10月21日のエントリーで書いた▲3四歩については善悪はスルーされていましたね。

 この将棋はとにかく深浦のど根性に感心しました。

PM 10:03:51 | Comment(14) | TrackBack(0) | [将棋(中飛車)]

2004年10月25日  凧揚げ、原油相場
 止まらず55$/bも突破。材料はないのにです。

 よく新聞で政府や石油会社のお偉いさんや学者先生が「投機筋が株安を忌避して資金を原油相場に投入、でもって価格高騰」といっているわけですが、CFTCレポートを読むと、その筋の方々は玉を買うどころか手仕舞いをしているとしか思えない。(建て玉の残が一目瞭然) つまり、今の価格は実需である、というべきですね。

 である以上、打つ手は多分備蓄の放出くらいしかないでしょうが、日本政府はなにもしないでしょうね。。。

PM 09:54:52 | Comment(23) | TrackBack(0) | [経済]

2004年10月24日  力戦向飛車
 棋聖戦予選で▲勝浦九段−△森九段という、なかなかの対戦があり、棋譜が掲載されました。

 ▲7六歩△3四歩▲5六歩△8八角成▲同飛△5七角の出だしで後手に馬を作らせる戦形を勝浦は採用したのですが、第1図のようになると後手作戦勝ちが明白です。せんすはこの戦形だと従来は矢倉にしていたのですが、これからは一直線に穴熊に移動するようにします。

 せんすは「馬」が大好きで、馬をつくれるときは必ずつくることにします。
(だから王将戦リーグの丸山九段−佐藤棋聖戦で10月1日のエントリーで書いたように、馬をつくる手順を採択してくれないと不満たらたらになってしまうのです。

 第2図の手順解説がよくわかりませんでした。観戦記(田辺忠幸)によると▲8六角だと△7六歩▲同銀△8六馬▲同飛△6八角はまずいということなのですが、▲7六同銀ではなく▲4二角成△同金だと後手の馬が消えてしまうように思うのです。


AM 11:39:42 | Comment(15) | TrackBack(0) | [将棋(向飛車)]

2004年10月24日  ベストスコア、野菜
 昨日のゴルフでベストスコアが出た。10オーバーです。ずっとへぼゴルファーだったせんすとしては、かなり嬉しいスコアです。最近、将棋が弱いので神さまが憐れんでくださったのだと思う。

 いつもゴルフ場に野菜が格安に売っているので、大いなる期待とともに出かけたのだが、さすがに仕入れがなかったようです。くすん。大栄IC側の野菜スーパーにはかなりの品物があったのだが、駐車場が混んでいて入る気が起きなかった。来週は買って帰ろう。

AM 08:29:56 | Comment(23) | TrackBack(0) | [ゴルフ]

2004年10月24日  A級順位戦:高橋−羽生
 22日に行われたA級順位戦の▲高橋九段−△羽生2冠戦は、今期A級順位戦で初めての矢倉になり、大方の予想通り、羽生2冠が快勝しました。順調に勝ち星を積み重ね、トップ並走です。

 対局者本人達は「難しい」とかなり後の方まで思っていたようですが、私には先手高橋の作戦がどうも足が遅いような気がしてあまりいいとは思えませんでした。今日は、あまり突っ込むような指し手の疑問は思いつきません。

 第1図。同一局面も非常に多く、端歩の関係を違えれば参考図の前期名人戦第6局のように先例には事欠きません。一番多いのは、その名人戦のように△4五歩と後手に位を取らせ、そこをめがけて反撃する手順です。その名人戦の森内の勝ち方があまりにも鮮やかだったために、「この形は結論が出たのかな」とせんすも同じようなことを先手側でやってみたことがあります。でも、後手側もそれなりに考えるようで、飛車を5二に移動しないで待機する、玉を3一で留めるなど、▲4一銀を避ける工夫をしてくるので、あまり簡明ではないような気がしていました。本局でも、同じ方向性の将棋を実は期待していたのですが、高橋は▲1七香〜▲1八飛〜▲2六銀と端に狙いをつけます。

 指し方としてはもちろん有力ですが、羽生を相手にするにはやや一本調子ではないでしょうか。単に▲1八飛とするよりも▲3八飛として相手の様子をうかがうのもあったのではないか、という気もしますが。。。

 第2図の△3五香は矢倉ならではの相手の攻撃部隊を攻撃する手筋。▲6六香よりは効果が大きく、高橋の右銀はついに敵陣に切り込むことはなく自陣に後退させられてしまいました。

 4連敗になったとはいえ、高橋の防戦ぶりは勉強になりました。あそこまで攻められてもサンドバッグにはならなかったのは心が切れていないからでしょう。今期はさすがにいけないと思いますが。。。


AM 08:13:12 | Comment(21) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年10月23日  地震
 主な被災地となった新潟県の各所はせんすにも馴染みの深いところです。被害にあわれた方にはお見舞い申し上げます。

 せんすはちょうど高速を運転中でした。運転している時は実は地震に気がつかなかったのですが、下道に下りて、停車している時はあまりの揺れに気がつきました。信号がぐらぐらいっていました。

PM 10:41:59 | Comment(12) | TrackBack(0) | [ニュース]

2004年10月22日  A級順位戦:丸山−谷川
 昨日行われたA級順位戦▲丸山九段−△谷川棋王戦は、非常に分かりにくい展開の末、丸山九段が勝ちました。

 なんか同じ駒が行ったり来たりすることが多かった。将棋の急所がどこにあるのかも私の腕では見えにくかったです。ものすごい熱戦であることは感じましたが、難解な学問書を追っかけてみた、という感じです。

 第1図で谷川は△4二金右。6筋に攻撃がかかっているのに、どうして守備を弱くするような手を指すのでしょうか。▲6五銀△6三歩▲7四銀△6四歩▲6三歩に△5二金と戻ることになりました。直ぐに△6三歩と角道をこじ開けようとすると▲同歩成△2八角成▲5二ととなるのでまずい。とはいっても有効な手待ちがないので金の左右の移動を行った、とここでは解釈しておきますが、そうだとしてあまりにも高級手筋過ぎて勉強になりません。。ここでは△2二玉の方が筋のいい手だとせんすは思うのですが。

 第2図もよく分からない局面です。▲6五飛は「△5六銀と打って下さい。でも打ってもその銀は大して働かないですよ」といっているような手ですが、▲8五飛△同飛▲同銀△5七銀成▲7七金右△6九飛(第3図)と進むと成銀の顔も立ちそう。そもそも、第2図自体があまり先手がよくないのかもしれません。

 第3図以降の指し手は不可解の一言です。まず香車を取らずに▲4六角。△2九飛成▲6二歩成△同金▲5一飛で「なるほど飛車で香車を取るものなのか」と感心しかけたところに△4一歩▲6六歩。「角の役割をまず封じておこうというのか。渋いなぁ」とさらに感心しようとしたのですが、よく考えると△6一銀で打ち込んだ飛車が死んでいる。でも谷川は△4七成銀、それに対し丸山は9一には行けないので▲6四角と角を元の位置に戻します。謎。

 この後も、へたれアマには理解しにくい局面が続き、最終盤。第4図の▲8五角が痛烈。先手玉にはうまい一手すきがかかりません。こうなると、第1図で△2二玉としておけば、と繰言の一つや二つも言いたくなりますね。

(どうでもいいこと、その1)
 ところで、終了時間は1時2分。。。せんすの朝は早いので、この時間まで起きていることはできません。この時間まで付き合える将棋ファンって一体、どれくらいいるのでしょうか。野球やオリンピックの中継のように視聴者本位になりすぎて競技時間まで左右されるのでは本末転倒ですが、これからのネット有料中継の拡大を考慮すれば、せめて終了時間が午後11時台にとどまるような設定が望ましいです。前も書いたことがありますが、「対局開始時間の前倒し(一般事業法人並に8時半とか9時とか)」「昼食、夕食休憩時間の撤廃。食事は持ち時間の中で行うべし。その代わり持ち時間を30分ずつ増やしてもよい」とかしていただけると、みやすくてよいですね。結局、視聴者本位の意見でしかないのかもしれませんが。。。

(どうでもいいこと、その2)
 丸山の夕食の鴨鍋、とてもおいしそうでした。せんすは、ちょっとでも強くなりたいので、指し手の情報を重宝する口ですが、こういうのも結構好きなのです。

PM 09:44:55 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年10月21日  それにしてもすくすくBLOG
 だめです。

 夜になると直ぐに「サーバーが見つかりません」の連発。9月末のメンテ以降、ずっと不良状態。エントリーを載せるのも一仕事になってしまっています。

 他のブログサイトもやたらに重い。ユーザーがそれだけ増えているんでしょうが。

PM 10:19:44 | Comment(12) | TrackBack(0) | [日記]

2004年10月21日  敵玉の逃走路
 図は現在、観戦記が掲載されているA級順位戦の鈴木大介八段−深浦康市八段戦の終盤。

 ある人が教えてくださったのだが、図の▲3四歩は考えられない手だそうです。それでなくても3四から右辺に逃走したい後手玉をお手伝いする疑問手だということ。

 せんすは、あれほど駒を玉頭に集めてよかったようにみえた先手が苦しくなっていった理由を特定できなかったのですが、腑に落ちました。

PM 10:14:41 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(中飛車)]

2004年10月20日  渡辺六段、先勝
 竜王戦7番勝負第1局は渡辺六段が森内竜王を下し、幸先のよいスタートを切りました。

 圧勝ともいえる内容になってしまったわけですが、一体どうしたことでしょうか。1日目にして早くも終盤戦入り口に達してしまったところで、せんすは後手が勝つ条件を考えてみました。
1) 馬をつくり、威張らせ、
2) 先手の飛車を機能不全に追い込み、
3) なおかつ中段に引き出した先手の金をできればタダ、少なくとも割りのいい条件での交換に持ち込むこと
だと思います。これが戦略/方針とすれば、戦術は自ずと決まります。とにかく、1)の実現が必須で、馬の利きを最大限に放射させながら、先手の飛車や金をいじめるべき、ということになります。実際はどうだったか。

 第1図は先手の金を仕留めた局面。この時点では先手の飛車の利きは止まり(もちろん、▲2六飛が成りの先手なので直ぐに活性化はするわけですが)、後手の馬は中段を制しているようにみえ、後手がよさそうに一瞬はみえます。

 しかし、先に桂損しているのは大きかった。馬だけで2筋の飛車と7筋の金の2枚の駒を制圧させるのも無理があった。▲2六飛△2二歩▲2三歩△同歩▲1五桂と進行した第2図で、△2四歩▲同飛△2二歩▲2三歩△3三金と先手の飛車をはぐらかせる順を選ばずになぜか森内は△4六馬と7四歩を支えている馬筋をわざわざ変え、さらに△2四馬としました。当然、渡辺に▲同飛と馬をむしりとられ、なおかつ捕獲したはずの金が7四に進出。左右挟撃態勢構築を先手に許します。せんすは、ここで竜王敗北を確信してしまい、観戦をやめました。

 もっとも第2図においても先手には▲7二角があり、△7一飛には▲8三角成とされると金を取れないし(後手の馬が素抜きにあう)、△8二飛には▲8三銀があり、以下△7二飛▲同銀成△7五歩と金桂交換の駒得にはなるものの、手番を渡すため先手からの飛車打ちに曝されます。これはどうもよくない。金を取り切るのは難しいように思います。

 そうであればそれ以前の後手の指し手に何か敗因が潜んでいる?と思って、感想をみにいったところ、後手の作戦自体が無理だったとありました。個人的(先手番のみの矢倉党)にはこんな仕掛けが成立してはたまらないので嬉しいです。

 第1局勝利→タイトル戦勝利(逆もそのまま)、と囁かれている森内竜王の今後はどうでしょうか。順位戦、王将戦リーグがなく王座戦も終わってしまったので、身体は他の棋士よりは楽なはずですが、そうはいっても昨年、その身体が楽なはずの当時の羽生四冠を沈めたのが当のご本人ですから、大した好材料にもならないか。王座戦第4局といい、本局といい、内容が悪く、せんすは心配です。


PM 07:56:15 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年10月19日  竜王戦第1局1日目
 森内竜王対渡辺六段の竜王戦七番勝負がいよいよ始まりました。

 昨日、せんすは将棋のとても強い人と会食をしたのですが、その人の意見だと「竜王の方が手厚いと思う。4−0でもおかしくない」とのこと。せんすは、結構、いい勝負だと思っているのですが、読売新聞の事前予想(森下九段、木村七段)もいずれも竜王乗りですから、そういうものなのかもしれません。

 で、第1局ですが、矢倉になったものの後手番森内が渡辺得意の▲4六銀戦法を回避するためか、米長流急戦矢倉(初期モデル)を採用し、いきなり大乱闘になっています。10月8日のブログで矢倉後手番の森内が矢倉中飛車の急戦から先手陣を破壊し尽くした将棋を取り上げましたが、将棋のテイストは似通っているような気がします。先手番矢倉しかしないせんすは、後手矢倉の有力な指し方が現れると困るので、先手に勝ってほしい気持ちが強いのですが、どうなるんでしょうか。

 第1図。ここまでは同形がそこそこあります。「消えた戦法の謎」の32ページにも参考図の羽生−有森戦が取り上げられていますが、その時は後手の有森が△2三歩としたため、▲4六角△6四歩▲3七桂△7五歩▲2四歩△同歩▲2三歩と進行、羽生圧勝に終わりました。

 本局は森内が△2六歩と変化。これは王座戦第4局の△2六桂とは異なり、かなり仕込んできた一手のような感じです。▲5九銀△7五歩▲4六角と形よく引いた先手渡辺に対し、森内は△6六角▲同金△5七銀と強襲。アマなら誰でもがやって、結構おいしい思いをしたことがあると思いますが、プロ間では通用するのでしょうか。とはいえ、先手陣は早くも乱れており封じ手局面以下▲6五金△4六角成▲同歩は△4七角がうるさそうです。▲2六飛としても△6六銀成▲2一飛成に△3一金打が利いてしまうので、後手の「暴力」が押し通ってしまいそう。。。うーむ。この程度の読みなら誰にでもできそう。

 明日は目を離せません。

PM 10:41:24 | Comment(13) | TrackBack(2) | [将棋(矢倉)]

2004年10月18日  早石田対左美濃:JT杯久保−羽生
 先週のNHK杯(▲三浦−△行方)で先手早石田に対して、後手が左美濃+6三銀で待機する将棋がみられました。それと途中まで同じ将棋が10月10日に行われたJT杯久保−羽生戦で現れました。

 第1図と参照図を比べてみて下さい。▲9七角と上がった三浦に対して行方は△9二飛、以下▲8五桂△8二飛▲8六歩△8四飛▲8八角△6五歩以下開戦に成功しました。これに対して、久保は▲9七角を保留。ゆえに羽生は△7二飛を選択することになり▲8五桂。8七歩が浮いているので△8二飛もあるのかと思われましたが、羽生は△7四歩▲同歩△同銀。あまり成功率が高くないという記憶が織り込まれている仕掛けですが、当人はどれほどの成算があったのでしょうか。以下▲7八飛△6三金▲5七銀△8四歩▲7三歩△8二飛▲6五歩△8八角成▲同飛△8五歩▲6四歩で第2図。

 △8二飛だと三浦−行方戦と異なり▲9七角の一手が先手に入っていないのを嫌ったのではないかと思います。▲8八角型だと▲7七角に一手でできますから。

 第2図。なんとなく、押さえ込みができそうですが。。。並べていたせんすは△7三金を予想しましたが、ここには桂馬が来るべきなのでしょうか、羽生は△同金。以下久保の捌きが炸裂して、羽生をもってしてもどうにもなりませんでした。桂得だし、局勢を△7三金以下まったりさせた方がよかったと思うのですが、もちろんせんすには是非は分かりません。

 日本シリーズはNHK杯戦よりも後に行われているので、羽生は十分な見通しをもって本局に臨んだものと推測しますが、にも拘らず振飛車2連勝。どう考えるべきでしょうか。 

 間口の狭い戦いなので、研究すれば居飛車側にもいい手がありそうな気がします。

AM 08:04:56 | Comment(14) | TrackBack(0) | [将棋(三間飛車)]

2004年10月17日  居飛車穴熊ならではの寄せ
 NHK杯の渡辺−久保を研究するつもりでしたが、最後はともかく途中までは久保圧勝ペースだったので、やめにします。そこで金曜日のB1順位戦先崎−行方が面白かったので、取り上げます。

 第1図。後手居飛車穴熊がここまで組めればかなり精神的にゆとりを覚えます。ここで△8六歩▲同歩△7五歩の習いある反撃かとせんすは予想しましたが、行方はなぜか△5四歩。右桂を使いたかったようですが、振飛車に5筋の歩を切らせると直ぐに垂れ歩が来るのがいやなところ。本譜も△5二歩〜△5一歩成〜△4一ととなり銀損がいきなり確定。私の腕では、理解不能です。

 しかし、先手の飛車が今一捌けないまま推移します。そして第2図からの行方の指し方は居飛穴党にとっては目の肥やしでした。

 まず△4九竜(詰めろ)。▲5九銀左に△2六歩(詰めろ)▲3八銀△2五飛(詰めろ)▲2六角△2七歩(王手)▲同玉△3五金で第3図。これももちろん詰めろで▲同角引成△3八竜▲同玉△3五歩で急所の先手角を除去に成功。自玉ゼットを活かし、勝勢になりました。  

 となると第2図ではもう逆転(といっていいのですよね?)しているのですね。いいものをみせてもらいました。  

PM 12:26:07 | Comment(22) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年10月17日  親子丼
 昨日、気が向いたので自分で親子丼を作ってみた。なぜか非常によい出来で、食事開始から20分でご飯も具もなくなるくらいの人気であった。ゆえに、レシピをメモ。

・鶏肉 280g
・しいたけ 6
・たまねぎ 1個まるまる
・にんにく 半個(普通の人は入れないでしょうね)
・出汁 大さじ半分をカップ半分の水で希釈
・しょうゆ おおさじ5
・酒 おおさじ2
・なぜかもろみ酢
・たまご M玉5個(4個を先にいれ、最後に1個追加)

 京都のひさごにも負けない味であったと勝手に自負しています。

AM 09:12:05 | Comment(23) | TrackBack(0) | [食べ物]

2004年10月16日  先週のベースメタル、中国
 すみません、将棋ネタではありません。

 先週のベースメタルは大暴落でした。きっかけは中国の銅需要減というニュースなのですが、本当かな。もしそうなら、一コモディティ相場だけに影響はとどまらず、日本の経済回復基調にも冷や水をかけることになります。でも、中国に関する限り数値的データ、予測は全く当てにならない。

 あの国は1−6月の統計が7月中旬にはなぜか揃っている国(→ありえないよ)。近代経済に入ってかつてこれほどの規模の経済がまともな統計もなく、拡大したことはなかった。拡大幅が分からないから、相場に影響を与えるのだな。

 一方、原油相場の方はいったんはメタルに引っ張られて落ちたものの直ぐに反騰。相変わらず史上最高値を狙っています。完全に離婚しました。

 日本は原油高で損をするかといえば、それは損をする業種もいるだろうけれど、中国関係で稼げるところも多く(鉄とか石油精製とか)、案外悪くない、といえるのでは。そう考えると、西武のように中国に縁もゆかりもない事業法人がしんどくなるのも当然のように思える。

PM 05:05:33 | Comment(12) | TrackBack(0) | [経済]

2004年10月16日  A級順位戦:久保−佐藤/久保快勝
 昨日の夜に書き込んだ時点では、既にせんすは佐藤苦戦かと思っていました。それは当たっていたようで、久保快勝です。久保利明3勝1敗、対して佐藤康光は1勝3敗。名人挑戦した期がこのスタートでしたが、当分は下を気にしながらの戦いになります。

 せんすは開戦前に角交換が行われやすい将棋は余り好きではないようで、相振飛車はほとんど指しません。この将棋は開戦前に角交換が第1図のように行われ、その結果、先手のみが馬を作り大活躍、後手の角は最後まで駒台にて待機して出番なし、という後手にとっては最悪の展開になりました。敗退もやむを得ないような気もしますが、気になるところを挙げていきます。

 そもそもの第1図ですが、なぜ1筋の歩を突かずに角交換をしたのでしょう。▲9五歩が入ると端攻めの心配もしなくてはならないので、今の内に攻撃態勢を整えてしまえ、ということなのでしょうが、端のあやがないと攻めの間口が狭くて味が悪いと考えるのが普通です。どういう計算があったのか。。。さらにいえば、なぜ穴熊にしたのか、というところも理解しにくいところで、縦系の相振りで穴熊にしてもそれほど防衛力が強くないのは、自身が鈴木大介を粉砕した3月の順位戦でよく分かっているのでは。この将棋は銀冠にすることはできなかったと思いますが、矢倉であれば組めたようにみえました。

 とはいえ、敢えて後手番から角交換をして△4四銀により▲3一角を誘うなどは、私などが思い至る構想ではなく感心しました。ただ、端を突いていないのがなぁ。

 第2図。当然、▲2三角を打ちますよね。馬を攻撃目標にできるようならうまいですが、盤面には先手の駒が多く、それはできない相談です。後手の銀は先手の右銀との交換になりましたが、これでは何のために遠征してきたのか分からない(玉の左側にいる駒との交換にならないと)わけで、せんすはどうも苦しいような気がしました。本当のところはどうなんでしょうか。でも24で2300以下なら後手を持って勝てる気がしないのではないでしょうか。

 第3図。駒の損得は取り返したものの、先手馬が盤面を制圧し、ついに穴熊に取りつかれたところ。こうなってはもはやいかんともしがたいです。

 1勝3敗ですか。羽生、谷川ですら2勝5敗、森内も1勝4敗まで追い込まれたことがあるわけですから、こういうことは起こりえないわけではない、といっておきます。

AM 09:34:02 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(その他)]

2004年10月15日  A級順位戦:久保−佐藤
 激闘中。観戦はしているが、眠い。開始時間の早期化を希望します。

 局面は図より少し経過したところ。図の△1四歩で指し切りはないかな、という感じですが、いかんせん足が遅いし、どうでしょう。

PM 11:48:46 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(その他)]

2004年10月15日  W杯招致
「熱き夢の日・2002年ワールドカップを招致した男たち…日韓共催成功と挫折の実録秘話あの名場面、感動ゴールの裏にもうひとつの闘いがあった…」

 長いですね、題名が。現在、放送中。
 村田サッカー協会副会長も登場しているんですね。当たり前か。

 ウチの近所の方で親切にしていただきました。ああいう方が世界のサッカーを引っ張ってくれたら、もっと着実な発展をとげていたんじゃないかな、ってよく話したことがあります。

PM 09:59:44 | Comment(25) | TrackBack(0) | [スポーツ]

2004年10月15日  森内提言(続き)
 見落としていたのですが、よみなお日記(10月8日:記者会)によると、


明快な回答はなかった。王座戦で規定を変更したことさえ詳しく知らない理事もいた。いくら忙しいとはいえ、心外である。久しぶりに言葉を荒げて速やかな対応を求めた。


 こういう状況というのは普通の会社ではほとんど考えられない。どこの組織でも力の強い人間がどういうことを考えているのか、ということに、羊達はアンテナを立てているのが普通だと思う。森内のこの主張はほどほどの将棋ファンであれば週刊将棋等でも複数回目にしているもので、特に最近の話しではない。森内の提案の是非については意見のある人はいるだろうけれど、将棋界トップの見解を全く知らないで組織運営などできるのだろうか。

 あるいは、その辺の半端棋士ではなく、竜王名人王将の意向すら忖度されないほど、執行部の力が強いんでしょうか。組織のあり方として、面白い事例を見ました。。。

 っていうのはどうでもよくて、結局、本件先送りですか。総会マターっていうのもよく分からないな。王座戦が今の方式にした時は、やはり総会を開いたんでしょうか。

PM 09:10:49 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年10月15日  超難解手順
 図以下の最善の手順を1時間以内に8手読める方は、プロでもB1級だと思います。

 本局は棋王戦2回戦の青野−中川戦。1回戦の対加藤戦と同様、横歩取りの後手で△4二玉型で勝利です。結構、被害者は多いのですね。

PM 08:53:48 | Comment(13) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年10月14日  森内の千日手提言
 最近、更新頻度が落ちてしまって残念な勝手に将棋トピックスが更新されていました。よかった。

 それによると、竜王戦における森内の千日手提言がどうなるかは不明ですが、王将戦の時に主催者側が森内提言について棋士にアンケートをとったものの、反応が低調(このままでよい)だったということです。ここでいう「棋士」が全棋士なのかA級全員なのか、タイトル戦経験者なのか分からないので、いいようがないのですが、「このままでよい」の「このまま」は、王座戦のみ独自の方式を維持することも含んでいるのか、それとも王座戦方式は話しにならないから他の6大棋戦方式に合わせろといっているのか。多分、後者ではないでしょう。

 いっそ、「タイトル戦対局規定はタイトル保持者が定め、主催者並びに将棋連盟はこれが著しく合理性を欠いていないかどうかについて検証するものとする」としてしまえばどうでしょうか。タイトル保持者というのはそれくらい偉大なのです。

 もし、アンケートを全棋士に出したとしても、9割近くが番勝負に関係のない人々ですから芳しい反応があるはずはない。竜王名人がこうしろ、といっているから、棋界全てがこれに従う、という方が強い者が栄える勝負の世界らしくてよいです。

PM 11:19:15 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年10月14日  ヨンさま
 今日、取引先の中国人のアテンドをしたのだが、彼によると中国でもヨンさまは大人気だそうだ。

 ふーん。

PM 07:34:04 | Comment(26) | TrackBack(0) | [テレビ]

2004年10月14日  昨日の王座戦第4局:事前想定。。。
 昨日の王座戦の森内の感想を読む限り、やはり2六金が敗着だったそうです。前例から離れた最初の手が敗着ですか。。。また、特に秘策とか事前の用意があってこの戦形にしたわけでもないようです。

 ヘタレアマなどであれば、大会参加の前には先後に応じてこういう作戦で行くか、くらいの算段をしておくものですから、ましてやトッププロにでもなれば作戦がチャート式に整理されているものだろう、と信じても不思議はないところです。が、実際の彼らの発言を聞いていると「実戦でじっくり考えて結論を出すのが一番」とまさに現場主義ともいうべき臨み方をしている場合も結構あるようです。

 森内は、朝日OP準々決勝の対羽生戦で、昨年の竜王戦挑戦者決定戦第1局で先手番を持ち中原に快勝した戦形の後手番を敢えて選択。普通に指して普通に苦戦になってしまうという、全く不可解な指し方をしています。この時もどうやらその時の気分でそうなったらしいのですが、対局場で集中して考えれば別の手順も思いつく、と考えているんでしょうか。研究全盛の時代に不思議な気もします。でも、羽生も(何度も取り上げてすみませんが)A級順位戦対三浦戦の△4四角は全く想定していないという、これまたにわかには信じ難いコメントがあるので、そういうものなのかもしれません。

 でもタイトル戦でもそういうアプローチをするものなのかなぁ。私のような普通の事業法人の会社員でもプレゼンや交渉をする時は想定質問やバックデータをみっちり用意して臨むものですが。。。うーん。


PM 07:30:44 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年10月14日  なぜ、飛車を切らなくてはならないの?
 棋聖戦予選の青野−加藤の観戦記でよく分からないところがありました。

 図で△2六同飛だと▲3七桂△2八飛成▲同金△8六歩▲4五桂△4四角▲6五桂△5五銀となり、それはそれで後手は悪くはないということなのですが、△2八飛成と飛車を切らずに単に△8六歩でいけないのでしょうか。

 加藤は棋聖戦ではまだ残っています。前々期は最終予選まで進出しているので、楽しみにしています。(なんだかんだいっても、せんすは加藤の名人奪取を喜んだひとり。。。)

PM 07:27:31 | Comment(14) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年10月13日  このところの羽生善治
 羽生−三浦のA級順位戦の観戦記が先週末に終わりました。

 せんすがこのブログで感動している▲8六歩については、△同飛には▲4五飛△8九飛成▲7九金△8五龍▲4四飛△同歩▲3五桂で先手がよくなるということです。なるほど。週刊将棋ではこの手についてはさらと触れていただけでしたが、この手、本局はいかにも羽生善治らしくて、全集を将来作るようなら必ず入れて欲しい一局だとまでせんすは思い込んでいます。

 読みの慣性(感性ではない)、常識とかとにかく既成の発想から解放された人だけが着想しうる一手かと。朝日OPの森内の△2四歩と奇しくも場所は同じようなところですが、このクラスだとこういう発想ができるのですね。多分に苦し紛れ、と本人はいうかもしれないですが、アマはもとより並の棋士でも思考がそちらには伸びないと想像します。

 三浦もたっぷりと仕込んできた準備がたったの一手で台無しになり、落胆したのではないでしょうか。「ないでしょうか」というのはこの辺の心理の機微が観戦記では触れていなかったからで、そこのところはかなり心残りがあります。このまま、この手が記憶から消えていくのがあまりにも惜しいので、しつこくて申し訳ないのですが、このブログで再三取り上げることにしました。目の肥やしだったなぁ。

 昨年後半から森内に負け続けていた頃は、強烈な自己主張が影を潜めていたような気がしていました。最近の指しっぷり(この▲8六歩とか先日の王座戦の▲7九角)をみると、ハイペースで集積する白星を数えるまでもなく、好調モード確立と思います。王座防衛を果たした人に今更言うまでもないことではありますが。


PM 10:58:27 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年10月13日  羽生、王座防衛
 王座戦第4局は羽生が快勝、王座戦13連覇を達成しました。

 本局では、後手番の森内が中座飛車を採用しました。私の記憶では今年は王位戦の対屋敷戦(負け)しか実績がないはずですが、どういう意図だったのでしょうか。羽生は例によって▲3五歩突きの戦形に誘導するのかと思いましたが、古典的な4八銀+3八金型を選択しました。研究一発で決まる可能性があるので、回避したのでしょうか。

 第1図。2000年の名人戦、2001年の棋聖戦5番勝負に出てきた仕掛けです。東大将棋横歩取り道場をみる限りは、後手もやれなくはないように書かれていますが、横歩取り族のせんすですらこの仕掛けは試したことはありません。後手の右桂が跳んでいないのが気に入らないからなのです。とはいえ、名人戦第2局で▲7四歩一発で羽生を沈めた森内がよりにもよって選択した以上、何か策があるとみるべきですが、さてどうだったでしょう。第1図以降、▲2六飛△4四角▲3五歩と進行。東大将棋ではこの▲3五歩を疑問としていますが、羽生はこの手を採用。以後、2001年棋聖戦第4局と同じ進行になり、第2図に至ります。

 この第2図の64手目の△2六桂で先例を離れたのですが、森内が指したことを知らない状態でこれが好手かと訊かれれば、「悪手だろう。こんな露骨な手では将棋は決まらないでしょう」と答える人が多いのではないかと想像します。これが森内の用意した手なのでしょうか、とはとてもいえない。

 以下▲4八金△3八金▲6五角△4八金▲同玉(第3図)△8六竜▲7六金△7三桂▲5六角△2八金と進みますが、△2八金を打つなら△8六竜に代えての方がよかったのでは。つまり後手竜を先手の角で取ってもらえば、3八への利きが消えるため、本譜よりも勝っているのではないかとせんすは考えるのです。

 結局、前例から離れて21手で森内投了になったわけですが、一体どういう構想を描いていたのかせんすには理解不可能です。

 手のことはさておき、羽生2冠保持、反攻の気配が満ち満ちています。


PM 10:47:30 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年10月13日  横浜「大洋」
 最近、一番面白かったのがここ

 せんすも横浜スタジアム・オープン時代の大洋は割りと好きでしたよ。毎年、期待を裏切らない低落ぶりだったので、さすがに応援する根性もなくなったんですが、それでも90年代はじめまでは横浜スタジアムには時々いっていました。。。

 この人は熱いですね。できの悪い子ほど可愛いという奴でしょうか。

PM 07:47:21 | Comment(40) | TrackBack(0) | [スポーツ]

2004年10月13日  電車男、再び
 あの電車男が本になるそうです。記事はこちら

 権利関係をどうしたのか気になりますが、それはともかく映像化までいくんでしょうか。あれはAAを使っているところが味になっているので、とてもオリジナルの再現にはならないと思うんですよ。

 でも、映像化されたエルメスたんがどんなだか見たい気持ちもありますね。

PM 07:38:38 | Comment(12) | TrackBack(0) | [日記]

2004年10月12日  阿久津圧勝
 もう一局の阿久津−久保は、文字通りの阿久津の圧勝。

 こちらは感想ノートが既にアップされているのですが、せんすが想像したのとほぼ同じでした。

 第1図での△7三金が敗着らしいのですね。この戦形の後手はとにかく左銀を活用できないと望みがないのは結構知られていますが、久保ほどの棋士にしてどうしたことでしょう。最近の同一事例としては棋王戦の羽生−佐藤和戦で佐藤が△4三銀型のまま開戦してしまい圧敗した事例が記憶に残りますが、エアポケットに入った感じです。

 第2図では確かに望みがありません。

 阿久津も「全敗だけはしたくない」という抱負を語っていたようですが、自信がついたことでしょう。

 一昨日の職団戦で相穴熊に負けてから、せんすは改めて相穴熊戦の棋譜を並べたりしたのですが、どうも先手の玉形が本来の穴熊と比べると今一弱いことが多いような気がしました。銀冠構築後の穴熊城移行であれば△5四銀にも対応力があるし、角道を明けたままにできるし、メリットが多いのではないか、と今日の阿久津の指し方をみて再認識した次第です。

PM 10:21:58 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(三間飛車)]

2004年10月12日  王将リーグ:佐藤、1勝1敗
 本日行われた王将リーグはいずれも先手番の佐藤、阿久津が、それぞれ郷田、久保を倒し、1勝1敗に戻しました。これまで全て先手番が勝利しているということになり、テニスと化していますね。

 まず、佐藤−郷田戦から。第1図。後手番の郷田が仕掛けたところですが、攻めるには条件が悪すぎるように思えます。9筋の位を許しているために端攻めがなく、飛車先が保留されているため2五桂があり角換わり一手損の後手番と同様のメリットを先手が維持しており、なおかつ先手玉が通常の同形よりも堅い。もとより、郷田が指している以上、この陣形にはそれなりの理由があるはずで(特に彼は角換わりでは新手、新発想が多い棋士です)、取材をしてくれればいいのですが。

 第2図。▲6二角成に対し飛車を逃げるわけにはいかないので△6五金と突進したところ。8八玉型を咎める手順であり、ひどい駒損ですが角換わりはそういう戦法なので結構いい勝負のように感じます。

 第3図まで郷田が攻めまくり、何かありそうな局面。本譜は△8七歩成でしたが△7七歩から入るとどうなったのでしょうか。こちらの方が普通の手順だと思うのですが。。明確に後手勝ちはないと思いますが、どちらがよかったのでしょう。

 第4図、後手玉詰めろで先手玉は二手すきですから、ここで先手勝ちがはっきりしたようです。それでも、総指手数149手ということですから、通常の角換わりよりはかなり長い。どこかに後手勝ちの筋もあったのではないか、と思えますが、まだ感想戦ノートがアップされていないので、よく分かりません。。。

 とにかく、1勝1敗に戻したので安心しました。

PM 10:04:48 | Comment(14) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年10月11日  西武優勝
 ほう。。。
 このトホホな制度が20年前にあれば、阪急の栄華ももう少し続いていたかもしれないなどと妄想してしまうのもやむをえまい。。。

PM 10:33:21 | Comment(26) | TrackBack(0) | [スポーツ]

2004年10月11日  将棋大会の賞品
 昨日の職団戦の参加賞は佐藤康光扇子だった。せっかくだけれど、もう扇子はお腹一杯です。(自分のHNでもあるし)
 週刊将棋の方がよかったなぁ。定期購読している人には気の毒だけれど、いい販売促進にもなるのではないでしょうか。主催者側の元手もかからないし。

PM 10:21:09 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年10月11日  昨日のNHK杯戦
 昨日放送されたNHK杯戦の三浦−行方は見応えがありました。せんすは最近、後手番で三間飛車に上手く対応できなくなっているので、何回も並べてみました。居飛穴ではなく普通の左美濃+6三銀というのが昔風ですね。

 第1図の△9二飛はひねり飛車に対して時々出現する反撃です。先手陣は指したい手が山ほどありますが、後手陣は早くも飽和状態。こけおどしかな、という気もしたのですが、▲8八角には△7二飛▲9七角△9二飛で千日手には持ち込めそうです。さすがに三浦にその気はなく▲8五桂で開戦になりました。陣形の進展性を考えると後手がポイントを上げたように思いました。戻って、第1図直前の▲9七角で▲7八銀だと△9二飛には▲7三桂成が成立しそうですが、後手はどう指すべきでしょうか。本当なら振飛車側は銀を6八〜5七に活用したいところのように感じますので、▲7八銀なら満足と考えるのでしょうか。よく分からないです。

 進んで第2図。△6六歩の感触が悪いような気がしたのですが(角道を止めているところに違和感があった)、▲7三歩成とは。指し手を聞いた瞬間は全然意味が分からなかった。△3三桂の方がよかったんでしょうか。でも▲2六飛とされると△8六角成が消えるし、ここもよく分からないですね。

 その後、三浦が好調に攻めているようにも見えましたが、駒が少なくかなりの接戦。第3図では後手玉に上手い一手すきがかかりにくくむしろ後手の方がいいのではないか、という気すらします。ここで三浦は▲5二金と形を決めたわけですが、解説陣がいっていたように金気を温存しておいた方がよかったのでは。

 第4図。終了後の行方の第一声が「飛車まわりがおかしかったか」だったように聞こえたのですが、△同香が正着なのでしょうね。プロは指さないと思いますが▲2五桂は△1六香が詰めろなので論外。ゆえに歩を連打するのか、▲1五歩として次の▲2五桂を狙うのかせんすの棋力でははっきり分かりませんが、本譜は後手玉が一気に狭くなり居飛車が敗北してしまいました。うーん。

 それにしても千葉涼子は強いです。▲6六歩が一目ですか。せんすは弱かったです。▲6一銀じゃ寄らないよなぁとか考えていました。さらに白状すると63手目の▲4六角のところで、▲2四銀なんか成立しないかなぁなんて戯言を20秒ほど考えていました。実戦では指さないですが、そういう論外な手に思考時間を使うところにへたれさ加減がでています。
 

PM 10:17:08 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(三間飛車)]

2004年10月10日  六本木ヒルズ
 職団戦2連敗で終わっていきなり暇になったので、家族と六本木ヒルズで合流して、お買い物。ゴルフの帰り、高速を走っていると左にみえるのですが(なぜか往きに気がつくことはない)、実際にいくのは初めてです。

 特に感想なし、というか、動線の悪い構造なんですね。上に伸びているためにしょっちゅうエスカレーターに乗らなければならないし、場内の行き先案内が目的地まで貫徹していないことがしばしばで、右往左往しました。せんす一家が田舎者なだけですか。

 ここにはせんすの欲しいものはなく、渋谷のセルリアンタワーに移動して東急本店主催のセールでパンツを1本買いました。何のためにいったんでしょ、六本木ヒルズ。

PM 07:54:57 | Comment(23) | TrackBack(0) | [日記]

2004年10月10日  職団戦。。。
 A級のチームといってもS級にいてもいいチームもあれば、Bとの境界線にいるようなチーム(せんすのチームもそう)もあり、分布はかなり横長になっていると思います。ついこの間までプロのA級に羽生、佐藤、谷川、森内がいる一方、加藤、島、青野もいて、A1/A2といわれていたわけですが、職団戦A級のばらつきは比ではありません。よって、弱いチームは「鰯」としていつも鮫の餌になる。私達は常に鰯で、今日も鰯でした。。。

 今日のせんす達の初戦の相手はまじに「何であなた達がここにいるの」というチーム。せんすの相手は全国大会優勝経験者。勝つ望みは32分の1くらいでしょうか。相穴熊になりました。

 第1図は佐藤康光著「最強居飛車穴熊」207ページの局面。この局面に対する疑問を以前、書いたことがありますが、相手の方はまさにその疑問通りの指し方で第2図になりました。△4五歩を保留し、9筋を突き合い、△7四銀と出られるだけで、えらく先手の味が悪くなります。まぁ、先手劣勢というわけではなく、本のために有利に仕上げた手順が互角になっただけだし、せんすも覚悟していたので、ここのところは別に打撃ではありません。消費時間2分で仕掛けに至りました。

 2筋突き捨て→5筋突き捨て→後手から角交換→▲2四飛に△3三角で第3図。実はこの手が嫌だった。佐藤本にも書かれてあるけれど、「飛車交換をしなければ先手の7九金も響かない」ゆえに「飛車交換されるとしんどい」

 本譜は▲2一飛成△2二飛▲同竜△同角に▲6六歩と角の利きを止めておけば難しかったようですが、後手の飛車打ちが嫌だったせんすは▲2三飛としてしまったために、角を切られ、端攻めを支えきれずに負けました。勉強になりましたが、四間飛車相穴熊の時の指し方、ちょっと工夫しないといけないですね。佐藤本の指し方はどうも穴熊が弱くて、とても穴熊を指した気分になれません。。。

 チームはこういう強敵相手に2勝あげました。慰安戦はせんすの1勝だけだったので、2連敗ですが、陥落は避けられるでしょう。陥落した方が気分よく将棋が指せる気もするけれど。。。慰安戦の相手も元奨励会がいたし、なんというか、アマチュアが本当に強くなっていて大変です。昔のせんすはもっといい加減に指していたけれど、切れ負け制ではなかった恩恵もありベスト8まで勝ち上がったこともあったのですが、今昔物語の世界と化していますね。

PM 07:43:32 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年10月09日  油価、爆騰中
 全然下がらない。せんすは50$/bは予想したが、1ヶ月前の強気派だった私もこれ以上上がるかといえば理性では懐疑的なのだが、下側があまりに強いです。前にも書いたように、みんながどう考えているかが相場を決める以上、理性は意味ないです。

 現在の相場はガソリンの相場(もう直ぐ灯油も参戦するだろうが、ガソリンの比ではない)。ゆえにガソリンが高止まりすれば、精製設備への投資意欲も促され長期的には相場を引き下げる効果を持つはず。代替燃料の開発意欲も促進されるだろう。でも、即効性のある話しではない。G7でいくら増産を要望しても、サウジで出てくる油はガソリンにはなりにくい重い油が主であまり引き下げ効果はないといわれている。そう思われているならそうなるだろう。

 今、実勢に比べプレミアムが10$いや20$ついていて「おかしい」といっている人がいるわけですが、確かにおかしいけれど、もうこれだけ上がると、「ハリケーンで1$」とか「パイプライン爆破で50セント」とかいっても意味ないです。材料がなくても上がっていくんですから。

 エンドユーザーには迷惑な話しで、ヘッジのやりようもないから、我慢して値上げに付き合ってやるしかないです。

PM 09:37:13 | Comment(25) | TrackBack(0) | [経済]

2004年10月09日  ネタなし
 明日は職団戦。。。切れ負けには異常に弱いのでどうせ負けるでしょう。。。一応A級にはいますが、まさに末席を汚すという表現がぴったりのチームです。

 将棋世界の詰将棋サロン。1番、2番が案外でしたが、3番でてこずりました。解けて感心。

PM 08:50:59 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年10月09日  泣けた本
 6歳の娘に読んでくれ、といわれた本がこれ、「くつやのまるちん」です。

 なんか泣けてしまいました。そんなに凝ったつくりをしていないんですが。妻によると「それは普段、よほど世俗の垢にまみれているということでしょう」 なるほど。

PM 12:58:52 | Comment(22) | TrackBack(0) | [子育て]

2004年10月08日  謎の観戦記
 今日もせんすの理解を超える将棋、というか観戦記を取り上げます。お題は棋王戦二回戦飯塚−森内戦、新潟新聞にて連載が終わったばかりです。

 第1図は今月5日の指了図。森内の攻撃が決まったように見えますが、観戦記(大屋順正)はなんとなくまだまだ勝負という雰囲気をかもし出しています。せんすは、何かいい対応策が先手にあるのかなぁと5日から6日にかけて考えましたが、どうにも思いつきません。

 翌日6日。本譜は▲同飛△7九馬▲同玉と進行して、△4九角もあれば△5八飛成もありで、銀桂得とはいえ先手壊滅としか思えません。

 観戦記の解説によると△4九角だと▲5七香△5五歩▲5三歩△同飛▲5四歩△同飛▲7六角△5一飛▲2八飛で受かっている、とのこと。

 でも
1.そこで△7五歩と打たれても、▲6八歩とかで駒の損得がなくなったかわりに形がよくなる、という主張なのでしょうか。
2.▲5三歩に△同銀として、両取りを残した場合はどうなるのでしょうか。

 分からない。△5八飛成▲2四歩△同歩▲6二歩△8六歩▲同金と進み、これはこれで壊滅していると思いますが、観戦記からはそういう気配は伝わってこず、飯塚が懸命の手作りをしているように読めます。まだ、勝負将棋なのでしょうか。これが6日の指了図。

 7日。飯塚が懸命に考慮している様が描写されているのですが、手段はなく(そりゃ、▲6二歩の局面は後手玉ゼットだものなぁ)、72手にて森内の勝ち。どうみても、中盤で森内が圧倒的優勢になり、先手を踏み潰した一局としか思えませんが、そのまま書くとつまらない観戦記になってしまうので、描写を凝らしたんでしょうか?(←すごく好意的に表現したつもり)

 でも2日間にわたって、労少ない局面の考慮で往復の通勤時間を費消した私って一体? 「やっぱり世界で一番無駄なことをしたのではないか?」という思いが浅間山のマグマのようにせり上がってくるのを感じてしまい、やるせなかったです。

 真面目な感想としては、手数をうんと遡って第3図の▲7九角がおかしいのでは。後手の角が7三にいくのであれば有効な着手ですが、本譜のように2二に戻られると後手は要は普通の矢倉中飛車。となれば先手の角は8八にいなくては6筋が薄くなってしまいます。後手の角の行方を確認してから先手角の処遇を決める必要があったのではないでしょうか。


PM 10:07:39 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年10月08日  ◇関西将棋会館インフォメーション◇から 
 さすがは大器。今月の将棋世界の写真、ワイシャツのエリが背広にはみでているけれど、それすらも大器ゆえか、と思わせますね。

「以下引用」
 将棋ソフトを使って詰将棋の余詰めなどをチェックする事は珍しくなくなりました。
 ようやく出来たと言って作品を入力。詰将棋機能で即答されたり、思わぬ詰み筋があったりと、その信頼性は新しいソフトが出るたびに高まっていっています。
 先日、将棋世界編集部の方に聞いた話。
 将棋世界で難しいのが棋力認定問題の「次の一手」の検討。不完全な問 題だと認定にならないので、かなり苦労しているようで、検討役も大変だそうです。
 現在、検討役を務めているのが宮田敦史五段。「スーパーあつし君」の異名通りありとあらゆる変化を読み尽くし、検討役をそつなくこなしているそうです。先日、ある詰将棋の問題をPCソフトに解かせていたところ、その場面 に通りかかった宮田五段が、「あーこれはこうしてこうして余詰めですね。」、
 パソコンの画面には詰みましたと出ているのですが、宮田五段の読み通り に進めてみると、その順で余詰があったそうです。
 まだ、現在のソフトでは完璧ではないそうなのですが、それにしてもそれを 事も無げに指摘するとは驚きです。
  若手三羽カラスとして、渡辺明五段・山崎隆之五段と並べて取り上げられ る宮田五段。実績的にはまだまだ二人に比べて、見劣りしますが、そのうちにすぐ追いついてくるような、そんな予感を十分に感じる事が出来るエピソードでした。

PM 09:56:28 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年10月08日  決まり文句
「訴状を見ていないのでコメントできない」

 国とか大企業が被告になった場合のお決まりの台詞。。。私がいる会社も使っていたりなんかする、多分(爆) それはともかく、メディアの人はなぜ、訴状を読んだ頃合を見計らって再質問をしないの。するとこういわれるのだろう。
 「係争中の件でもあり、コメントを差し控えたい」
 この台詞も、私がいる会社も使っていたりなんかする。(爆爆)

 だったら、そういう決まり文句に字数を消費しないで、ましなことをを書いてよ。芸なさすぎ。「原告が勝つ見込みは、万馬券が当たるよりも低い」とか「この原告はよそでも似た訴訟をしている」とか「この企業が告発されたのはこの1年で○回目である」とか。

 まぁ、こういうのは我が国だけではないかも。。。イギリスにいた頃は毎日のように次の台詞を新聞で読んだ。
「I deeply apologise for the greatest mistake I have made in my life.」(これまでの人生の中で犯したこの度の最大の過ちにつき、深くお詫びいたします)

 あまりにも決まり文句すぎて、全然詫びているように聞こえなかったです。


PM 09:43:02 | Comment(17) | TrackBack(0) | [ニュース]

2004年10月08日  教えて君
 今日、社内の他部の若い人からメールで「OECDとはなんですか」と質問を受けた。ネット上なら黙殺するだけだろうが、こういうリアル世界の教えて君にはどうしたものだろう。

PM 09:39:33 | Comment(12) | TrackBack(0) | [日記]

2004年10月07日  A級順位戦:藤井、立石流で快勝
 今日行われたA級順位戦三浦−藤井戦では最近、少なくなった立石流を藤井が採用、快勝しました。

 立石流対策には、
 ̄Χ發鯑阿さず飛車交換も辞さずの構えを取る。
右銀を4八で保留し、△3五歩に対しては角交換をして▲5七角と打ち、△4四角を強要する。振飛車側は駒組みが不自由になる。
の2つあります。

 ゆえに、第1図の先手陣はどちらもクリアできていないので、どうなんでしょうか、という疑問が出てきます。△1四歩を突くことにより、△1三角の含みがあるため右金が上がったというようなコメントが出ていましたが、すみません、だからなんだっていうんでしょう。▲2五歩△1三角▲5八金右となったとしても、△4五歩と突けるわけでもなく、△3五歩には▲1六歩と突けば後手は窮していませんか。△2二角には▲4六銀と繰り出せると思うのですが。。。どこか抜けているでしょうか。

 三浦は右金を前線に繰り出して、第2図。ここでは控え室は右桂の捌けた先手の優勢を断言していたそうなのですが、後手玉は▲7四桂で潰せるような状況ではないので、「本当?」と思っていました。実際のところはよく分からないですが、アマレベルであれば後手の方が勝ちやすそうですね。

 藤井はこれで3勝1敗。他の棋戦はさっぱりですので、順位戦には力が入ることでしょう。ただ、この後、彼は苦手の佐藤戦、最近勝てなくなった羽生戦があるので、ここをどう切り抜けるかですね。そういえば、このところ藤井システムを全然しないように思いますが、ダメな理由でも見つけたんでしょうか。

PM 10:32:01 | Comment(14) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年10月07日  日本の国力
 せんすは、普通の会社員だけれど、その会社の属する業界の国際団体で日本のヒラ委員をしている。いろいろなステートメントや国際機関や政府機関への要望書のライティングをするのが役目だ。一人でやるのではなく、各国のヒラ委員どうしで揉んで、中庸を得た内容に仕上げていくわけです。中庸を得た、というと聞こえはいいが、実質は骨抜きにすることになる。ただ、各国にとって「中庸」の意味合いは様々だし、業界の中でも立場は千差万別だから、自国の利益を踏まえた骨抜きは大切な業務だと心得ている。

 最近、このような一業界国際団体でも日本の非力さを痛感することが多い。先日回ってきたステートメント案は、日本から見ると言語道断の内容を含んでいた。こんな内容が、「国際○○機関が○○を提言、我が国への影響は云々」という趣きで記事にでもなった日には目も当てられない。(どの業界か書くとせんすの素性が分かってしまうので、堪忍して下さい)

 当然、反対を表明しますね。しかし、その後、他国の委員からは「原案は素晴らしい」「原案を支持します」とのみ書かれたメールが送付され続ける。送付されるのはいいのだが、「私の反対意見については何もコメントがない」 ほう、放置プレイかますわけですか。それはなんですか、私が嫌われ者、ということですか。そうですか。 しかし、いうべきことはとことんいわないと、後でボスから「アホ、なんでこんなステートメントになったんだ」と叱責を受けるのが怖いので、もう一度反対を表明する。(←この国際団体ではかなり異例)

 それがほぼ3週間前。以降、そのステートメント案がどうなったのか、全く分からない。私の意見に対するコメントは相変わらず出てこないし、原案に対する支持コメントも途絶えた。事務局からも何もいってこない。ちょっと裏から手をまわして訊いてみても、やはりどうなったのかよく分からない。

 最終的に、せんすの考えが潰されても正々堂々の意見交換の結果なら仕方ないと思うんですよ。でも、こちらは堂々と反対を表明しているのに、完全無視というのはね。お前ら、宦官か? 日本人は国際社会では引っ込み思案とかいいますが、必ずしもそうではなく、聞く耳を持ってもらっていないのではないかと感じる今日この頃。最近、こういうのがあまりに多い。

 戦前、軍事力を有し、国際連盟の常任理事国だった頃はここまで無視されていたのかなぁ、と飛躍した発想をしてしまいました。日本が常任理事国になって、安保理の情報にアクセスするのは大切なことだと思いますよ。「理事国になって何をするのか」なんてことはどうでもよくて、国益のためにそれに相応しい処遇を求める、だけで十分だと思う。ヒラ加盟国としてはあまりにも巨大な分担金を支払いつつもそれに見合った影響力を行使できないなど、金の無駄遣い以外の何者でもない。支持してくれなければ、米国債を売る、ODAの減額をする、イラクから軍を引くとか恫喝なんでもありで結構、プレゼンスを増やして下さい。恫喝できるのも国力です。目一杯暴言ですが、結構本音。

 そういえば、昔、小泉純一郎が厚生大臣だったときだと記憶しているけれど、首相特使としてアフリカの某国に行った時に、某国は日本のODAをたっぷりもらっているくせにプロトコールにもとる応対をしたらしいですね。小泉さんは激怒して、ODA減額を主張して、謝罪を引き出したと聞いています。彼の施策に全面的に賛成ではないけれど、「舐められないように突っ張る」というのは素朴なところで大切だとせんすは思います。


PM 10:16:14 | Comment(12) | TrackBack(0) | [日記]

2004年10月06日  日本の野球
 先週末はイチロー最多安打記録更新、中日セリーグ優勝、パリーグプレイオフ第一ステージと野球のイベントが随分あった。しかし、いうまでもなく世間の関心はイチローに集中し、他の二つの事象についてはよくて程々というところだったと思う。そういえば、松中が三冠王らしいのですが、私は全然、そうなりそうだということを気がついていなかった。そういう、今はかなり野球に冷淡になってしまった人間の繰言だと思って、読んで下さい。

 中日の優勝決定試合は関東地区では放送されなかった。パリーグの西武−日ハム第3戦の結果について、NHKは午後7時のニュースの中で映像を使わず淡々と紹介しただけだった。私はともかく、それぞれのチームにはコアなファンがいて、燃え上がっているわけだろう。テレビ局は近鉄が球界から撤退を決めた時に、「経営に工夫がない」「ファンへの配慮が足りない」とかまぁ、随分いいたい放題だったように記憶しているわけですが、実際に大きな試合をそれに相応しく遇していないのであれば、言行不一致も甚だしい。

 前も似たようなことを書いたと思うけれど、どれほど完成度の高いチームを作り、熱い試合をやっても、全国メディアが無視しているのでは相乗効果は期待できない。その役割を放棄しておいて、どうして偉そうにいえるんでしょ。球団経営者が賢明な経営をしてきたとはいう気は毛頭ないけれど。そういえば、普段、全然野球なんか見向きもしない筑紫哲也なんかも近鉄のことを随分非難していましたな。

 せんすは今でも思い出すのだが、1978年のパリーグ後期は熱かった。日本シリーズ3連覇中で、この年も前後期制覇を目指す阪急に対し近鉄が猛追撃をかけ、9月半ばに天王山四連戦。ファンの耳目は集まった。しかしですよ、1戦目こそ1時間だけテレビで生中継があったものの、2戦目はラジオのみ。3戦、4戦はラジオすらなく、しかたがないので巨人戦の中継で紹介される「他球場の経過」に頼るしかない、何とも情けない状況。多分、この時に限らず、巨人以外のチームのファンで同様の悔しい思いをしてきた人は多いのでは。そういうファンの多様性に全く配慮せず、ラジオは4局とも常に巨人戦をバカの一つ覚えに流した挙句、球界がおしなべて行き詰まり、巨人戦の広告枠も売れなくなり、そもそもラジオ自体が斜陽というのだから、めぐる因果は風車というか。己が画一的なサービスしか提供してこなかったこと、巨人ファンではなく野球ファンの願望を無視してきたことを放送業界の連中は根来コミッショナーではないが「一億総懺悔」するべきだ。(なんで一億なのかせんすには分からないけど)

 それに比べると新聞はまだ不偏不党という縛りがあり、大きな試合は巨人戦以外でもそれなりに報じていたので、まだ許容できると感じている。あくまでも運動面の話しだけだけれど。


PM 09:09:14 | Comment(16) | TrackBack(0) | [スポーツ]

2004年10月06日  後手森下システム
 ちょっと不可解な棋譜を見ました。棋聖戦の佐藤秀?深浦戦。後手の深浦がウソ矢倉→左美濃→矢倉と工夫の手順で迎えた第1図。佐藤は▲2五歩、以下先手は棒銀に組み、後手はそれに追随して第2図に至りますが、これは先後こそ逆ではあるものの後手の陣形は森下システムの理想形ではないですか。

 観戦記が福本和生でこの辺の機微は全くスルーされてしまっているので、自力で検討しなくてはなりません。第1図で▲2五歩というのはいい手なのでしょうか、考慮時間4分ということなのですが。ふと思い立って自家製DBをみると、自分の将棋で第1図があり、その時の先手のせんすは▲3五歩としています。今、考えても、先手の右銀が棒銀として活躍できる余地は大きくないし、何よりもこのまま普通に組み合うとどうなるかは先例も多く、警報が鳴って然るべき。▲3五歩がいい手かどうかは分かりませんが、全く考慮の価値なしなのでしょうか。後手は飛車先不突きで角打ちには強い、角を6四から8二に展開する可能性がある、といった心配材料もあります。少なくとも後者には▲4六角で対応できると思うので、ホープレスにダメではないとせんすは思います。

 さらに、不可解なのはその後の手順。△9五歩▲1六歩△4二角▲4六角△7三桂▲7九玉△5三銀▲8八玉△3一玉▲2六銀△4五歩▲6八角△4四銀右▲3七桂△2二玉で第2図になります。後手は「じゃんけん後出し」思想の森下システムなので、方向性を決めない手順が続くのも分かります。先手は▲1六歩、▲4六角の時も▲3五歩の機会があったと思うのですが、それを全て見送ります。うーん、なぜなんでしょう。

 せんすは後手では矢倉はしないのですが、後手の指し方については引き出しの中に入れておいてもいいかな、と思いました。

 そう思って、後手で久しぶりに自分から矢倉をしてみましたが、類似局面で対戦相手は▲3五歩。アマの世界では歩交換に出るものなのですね。

PM 08:58:22 | Comment(22) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年10月05日  王座戦第3局、森内快勝
 今、午後10時20分。「101手経過して、先手玉に寄りがく、森内勝勢です」と書き始めたところで、羽生が投了しました。一日制タイトル戦の連敗を5で止め、王座奪取、4冠に内容のよい勝ちで望みをつないだ森内、第4局、竜王戦に向け展望が広がりそうな気配があります。

 この将棋、第1図でいきなり森内が突っ張りました。譬えていうと、ゴルフのトーナメント、最終日を迎えて首位と5打差の選手がパー5で全てイーグルを取りにいったという感じでしょうか。普通、羽生相手にこういう指し方をしていいことは少ないのですが、角交換後玉を左に移動した判断がよかったようです。

 第2図、▲3六歩があるのに、こんな狭いところに馬を作って大丈夫なのかなぁ、と思っていたら、森内は8筋を突き捨ててから▲3六歩。ここからの羽生の辛抱は驚異的で、せんすには真似できそうもありません。まずは△4四銀の撤退、ついで第3図の△8二歩! この手は夕食休憩後の着手ですが、せんすは「△8二歩だと後手の馬が憤死する。それではあまりにも情けないから、結果はどうあれ△8三歩でないと指し手の一貫性がない」と考えていたのに、△8二歩。。。これでは「馬を作ったのは、私が悪うございました。ここは謝りますから、何卒穏便にお済ませください」といっているのも同じではないですか。そういう情の部分を冷徹に排除できる羽生善治、せんすは感動しました。

 ただ、せんすを感動させても、局勢の悪さは覆いがたい。8筋に壁ができたので、森内の攻めはかなり単純になり、5筋から猛爆を加えるのみ。程なく落城に至りました。普段はこのブログでは、ああしたらどう、とかあれこれ書くのですが、今日に限っては書きようがありません。

 羽生もこの負け方ならあんまり後に残らないでしょう。3連敗では竜王名人の権威に鑑みてもあんまりだし、まぁ、外野としてはよかったです。1−3局いずれもワンサイドだったので、第4局はこゆい戦いを楽しみにしています。

PM 10:38:12 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(その他)]

2004年10月04日  竜王戦倶楽部
 よみなお氏の話しが出たので、ついでに竜王戦倶楽部。
 せんすは竜王戦倶楽部の会員ですが、約束されていたサービスがこの4ヶ月というものまともに受けることができないのでほとほと閉口しています。

竜王戦倶楽部では
1. 竜王戦七番勝負を初め、ランキング戦の好局や決勝トーナメント全局の中継など、年間を通じて30局ほどのインターネット中継。
2. 竜王戦の全対局棋譜を翌日にアップロード。
3. さらに1ヶ月ほど後に全局に解説をつけて公開。

 1は30局以上の中継をしてもらっているので、満足なのですが、3は現時点でもアップされているのが4月分まで。さすがに、一部の会員さんが、現状確認、改善を求めています。

 できないことなら最初から約束をしない方がよかったですね。
 正直なところ、6組とか裏街道とかは必ずしも解説棋譜がなくても平気なので、数を絞っていただいても特段困らないのですが。次年度をどうしようかせんすも考慮中です。
 


PM 10:58:41 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年10月04日  森内俊之と千日手
 「よみなおの独り言」によれば、森内は竜王戦における千日手規定を王座戦方式に変更するよう申し入れたそうです。彼は出場するタイトル戦では、同様の申し入れを繰り返しているそうで、従来の主張をあらゆる機会を利用して行っていることになります。そういえば、棋聖位就位式で佐藤康光が「森内さんに千日手に関し云々」と話し掛けられたことを披露していたのですが、これもその話しなのでしょうか。

 よみなお氏によると理事会の見解を問い合わせたとのこと。竜王名人を併せ持つ将棋界最強棋士の提言ですから、これまでと違ってそれなりに真摯に取り上げるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

PM 10:52:02 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年10月04日  日本シリーズ、谷川−島
 日曜日に行われた日本シリーズ2回戦の棋譜が公開されたので、せんすも並べてみました。一手損角換わりでした。

 せんすはあまり角換わり族とはいえないので、あまり書くべきコメントも思いつかないのですが、本局は前期A級順位戦の森内−佐藤戦と一部の形が似ているので比較検討する気になったのです。森内−佐藤戦は後手の佐藤が無理な角打ちから馬を作ったものの、後は森内に一方的に押しまくられての完敗譜でした。第1図と参照図を比べていただければお分かりのように、先手陣は玉と左金と端歩の形が違うだけです。しかし、玉の位置の相違ゆえに、今回の対局では島の仕掛けが成立してしまったのですね。

 森内は参照図以下▲3九飛△2七角成▲3八金△2六馬と後手の馬を封じ込めたのですが、本譜では同じように進めると第2図では先手玉が居玉のため△2六馬が王手になり、手番が後手に移ってしまいます。なるほど。(せんすも角換わり族に転向しようかなぁ。横歩取りにしたくても、先手が横歩を取らない腰抜けだと相掛かりとかひねり飛車とか後手が主導権を取りにくい戦法になってしまうのが、最近いやなのです) この結果、中盤は島ペースで進みます。

 本局は175手の大激戦の結果、谷川の勝利になるのですが、なんかよれまくりで、不調?を疑ってしまいます。第3図は谷川の必勝形を思わせますが、どう寄せればいいのでしょうか。谷川は左側から攻めて後手玉は逃げてしまいました。JT杯のHPには具体的なことが書かれていないのですが、案外、先手の馬と角が後手玉から遠く、簡単ではないのかも。少なくともせんすの力では明確な寄せ筋を指摘できません。

 谷川、それほど遠くない日時にA級順位戦、王将リーグで羽生と仕合うわけですが、復調なるでしょうか。今のA級は羽生以外はあまり今期成績がよくなく、独走の懸念もあります。

PM 10:45:13 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年10月03日  NHK杯戦、郷田3回戦進出
 今日放送されたNHK杯2回戦の木村−郷田戦は、せんすにとっては佐藤−中井、久保−渡辺、深浦−宮田に次いで期待度の高い対局でしたが、後手番の郷田が文字通り木村を粉砕しました。
 矢倉党にとっては、そのプロセスを整理しておかないと。備忘のために書いておきます。(せんすは横歩族で先手矢倉族で居飛穴党です)

 第1図。解説や局後の感想戦でも丁寧に触れていましたが、△8五歩により△8五桂がなくなるため、先手が矢倉穴熊にできて指しよい、というのがこれまでのセオリー。従って△8五歩ではなく△9五歩が主流だったのが、宮田新手の▲6五歩が優秀で後手苦戦傾向。ゆえに、郷田は以前の指し方に回帰した上で本譜の対策を準備したのでしょう。

 本譜に入る前に、今期の銀河戦で木村は第1図と同じ局面を対渡辺戦で迎え、この時は▲6五歩と突いています。しかし△6四歩と反撃され、△7三桂〜△8六歩(参照図)以下、一方的に攻められいいところなく敗退。その記憶が、彼に定跡とされた▲9八香を選ばせたのか。

 この局面で本譜のように△6四角と出た先例はそこそこあり、有名どころでは今期竜王戦4組決勝(塚田−渡辺)、前期王位戦挑戦者決定戦(屋敷−羽生)などあります。このいずれも先手は穴熊に入りましたが、そのまま優勢にした屋敷、なぜか穴熊から這い出てきた塚田。そして入らなかった木村。一体、先手はどうすればいいんでしょうね。

 穴熊を指向せずに▲5七角のような手だとだめなんでしょうか。せんすは、木村が後悔していたように、9八香型で開戦する気は全然しないので、熊ると思いますが、熊ってダメな明確な理由があるのか、とても気になります。

 本局の郷田は出力全開という感じでとても強かったです。2002年から2003年にかけて1局でも勝っていたら、という勝負をことごとく失ってなんとなくB1にくすぶっていますが、20で王位を奪取し、日の出の勢いだった頃のことを何となく思い出させます。

PM 10:13:40 | Comment(11) | TrackBack(1) | [将棋(矢倉)]

2004年10月02日  今月号の将棋世界
 なかなかよい記事が多かったけれど、一番受けたのが付録の「妻が山崎五段のファン〜」

 次の戦いは血を見るかなぁ

PM 09:50:31 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年10月02日  私はへたれ 「相横歩取り」
 このブログではどうも横歩取りのエントリーが多いのですが、今日も横歩取りです。但し相横歩取り。

 今日の内容はあまりにも「トホホ」なので上級者の方は目が腐らないように避けられた方がよいかもしれません。 以前は相横歩取りばかり指していたせんすですが、上級者間では通用しないことが明らかなので自分で後手を持つことはもうありません。先日の24で先手を持ってやられ、その中で図の一手に悩んだので記しておきます。

 定跡ではここでは△5五角。「羽生の頭脳」の解説で先手よしとなっていた局面が、平成6年の全日プロの小野−北浜(勝ち)の北浜新手で覆り、1ヶ月後の王将リーグの羽生−村山(勝ち)でやはり後手勝ちになったのは有名な逸話です。この△5五角は両取りとはいいつつも、香車を取ることはほとんど考えられていません。△3七角成から先手玉を中段に追い出していくのですが、私が後手を指していた頃は中段にいかれると寄せにくいと感じていました。そんなわけで、せんすはこの変化ではなく、▲4六角に△8二歩と打つ変化を重用していました。どっちにしても、相手の間違いを期待しているのには違いはなく、志しの低い指し方ではあります。

 本譜の△6四角は同じ両取りでも銀取りがそのまま王手ですから、△5五角よりも両取りとしての威力はあります。せんすはすっかり困ってしまいました。(対戦相手にとっては既出も既出の局面でしょうから)

 結局、▲7二銀として下駄を預けました。
1.銀取りのほうを受けるのは△3七角成とされた時、△5五角の定跡に比べて1手無駄手を指したことになる。
2.△8六角とされても、▲7七歩と守っておけば、先手玉には詰めろはないはずで、恐らく手番が返ってくるはず。
3.後手玉は結局3三に逃げ出すはずでその時に両取りをかけられるだろう。

 しかし、なんといっても王手で銀一枚ぼろっと抜かれるのはいい気分ではありませんから、おかしい。。本譜は対戦相手の方が玉の早逃げを怠ったため▲4五桂の一発で必至が掛かってしまい、せんすに幸いしました。この戦形の後手って玉の脱出に2手必要で、3三まで移動しても全然安定していないのが辛いです。

 でも、数日後、後輩の強豪に訊いてみたら、「▲6三馬で問題ないでしょ。△8六角▲7七歩△5二銀に▲同馬でどうやっても王手角取りになるし、竜の分、手厚いじゃないですか。確か定跡のはずですよ」とばっさり。東大将棋相横歩取り道場の変化はほとんど覚えているのですが、載っていない変化に入るといきなりR点が300くらい下がるみたい。

 同じ両取りでも8六に来るのが飛車よりは竜の方がいいに決まっているのに、どうしてこの手順が第一感で浮かばないのか、自分の脳味噌のへたれ具合にほとほと愛想の尽きた将棋でございました。

PM 09:42:27 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年10月01日  それにしても昨日の羽生の▲8六歩
 この手は1時間超の考慮で指されました。感想戦における羽生の言葉から△4四角を予想していなかったようですから(本当ですかね?と疑義を挟んでしまうのもやむなし)、その場でひねり出したのでしょう。

 今年、せんすの度肝を抜いた手のNO1は朝日OP準々決勝の森内の△2四歩(これもその場でひねり出した手)ですが、それと同クラスの衝撃を受けました。

 羽生の感じ方がB級以下のプロとかなり違うことが今更ながらに思い知ることが多いように感じます。

PM 11:19:35 | Comment(11) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年10月01日  王将リーグ、丸山激勝、佐藤初戦を落とす
 35回目の誕生日、プロポーズ1周年の日に行われた王将リーグ初戦、佐藤康光はものにできませんでした。

 第1図で駒台の角をマッハでつかむ人は多いはず。△4七角と打ち、△3六角成とできれば、先手の銀の動きは制約されるし、後は激辛に仕上げればいいように思えるのですが。。。丸山はもちろん承知で▲4六歩と突いているはずなので、はっきりダメな理由があるんでしょうね。せんすには全然思い至りません。

 第2図で、せんすは「う、いかん」と感じたのですが、この感じ方は正しいのでしょうか。端攻めをするのであれば、7三の桂馬と9九香が交換にならないと効果が薄いはずですし、香得とはいえそれを6一に打たされるのでは間尺に合わないのではないか、と。

 丸山はこういう将棋を勝つのが上手ですね。

PM 11:00:00 | Comment(14) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

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