せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2004年09月30日  羽生圧勝
 なんか最近、この見出し多いですね。

 第2図までは均衡が維持されていたんじゃないかと思うのですが、△4三歩の評価を知りたいですね。桂馬が二段跳びをして6二までいってしまっては、先手がいいと普通は思いそうなものですが。。。

PM 10:03:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年09月30日  A級順位戦:羽生−三浦
 この2人の対戦は最近、羽生の4連勝。いずれも横歩取りから▲3五歩を突く流行戦形から後手が△同飛と取る手順ばかりだった。さすがに今日は三浦が手順を換え△7三桂。名人戦第2局の衝撃もあり、最近ではこちらの方が多いですね。

 三浦も、負けても負けても横歩で向かっていくなどなかなかの根性。どうせなら対深浦戦のように相横歩をやってくれないかなどと期待しましたが、それはなかったようです。

 第1図一手前の△4四角は新手ですが、せんすごときが既に触れているくらいですから、別に難しい手ではありません。先手の攻撃の主役の6六角に働きかける普通の手です。

 でも図の▲8六歩は全然理解できなかった。意図を忖度すれば△同飛▲4五飛△8九飛成▲7九金なのだろうけど△8五竜と引かれ、どうするのだろう。▲4四角は△5七桂成▲同銀△4五竜で、桂得で2四歩も残るので先手よし、ということなんでしょうか。

 現在、激闘中。後は明日触れると思います。


PM 08:12:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年09月30日  佐藤−鈴木戦、変化局面
 図の局面以下の最善の進行を考えてみましょう。

 A級順位戦佐藤−鈴木の変化手順です。答えはコメント欄に。この時、先手の残り時間は3分。正解手を当てることができればA級棋士以上、と煽っておきます。




PM 07:27:18 | Comment(8) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年09月29日  王将リーグ:久保−谷川
 居飛車が強気の戦いを仕掛けたものの、戦力を消耗し、敗れたという印象。図の仕掛けは成立しないと思っていたのでかなり驚いたのだが、谷川の思想は▲6六銀を強要し、角筋を止めてから第2次駒組戦に移行することにあったのだろうか。でも▲4六銀と出てくるし、先手の角筋は▲5七銀引で通るので、もうこれは先手藤井システムの爆発を待つばかり、となる。後手にもやれる筋はあるのだろうが、アマチュアは近づかない方が無難だと思う。

 というわけで、やはりせんすは竜王戦の森下−羽生、渡辺−谷川の指し方を踏襲していきたい。穴熊党の心情にも適っている。そもそも、羽生、谷川を倒した由緒ある指し方なのに、なぜ続例が出ないのだろう。研究でまずい筋が発見されているのだろうか。

PM 08:43:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年09月29日  原油価格50$/b突破
 いきなりすくすくぶろぐがメンテに入っていた。昨日、書き溜めたエントリーがあるので、まとめて流していきます。

 まず経済ニュース。

 遂にこの高みを見たか。ヘッジをしていないエンドユーザーにとってはとほほなニュースだが、第1次石油危機は「3$/bが5$/bに上昇しただけのこと」だったのにあの大騒ぎ。それに比べると30年で経済がいかに厚みを増したかということか。というか、この間CPIが上昇しているので、「当時の5$/bは今では70$/bに相当する。今も本当は大変なんだ」と誰かがいっていたが、円高も亢進しているので、まぁ吸収できるでしょう。

 最近のチャートはひたすら50$/bを一度は越えてみたい、というよく理解できない心情に衝き動かされてきたのでは、と思う。以前のエントリーで価格上昇傾向が続くと私は書いたけれど、その通りでしたね。だからって私がお金儲けしたわけではないんですが。惜しいな。

 さすがに一部メディアが煽るような60$/bはないと思う。そろそろ利食いを確定したい人もいるだろう。しかし、40$/bを下回ることもまずはなく、原油というコモディティの底が上がったことを認識すべき。ガソリンを100円以下で買える日はかなり先まで来ない。これだけ油価が上がれば、代替燃料開発にも勢いがつくだろうが、数年でどうなるものでもない。

PS。
 ここを将棋専門のブログだとお思いの方もおられるのでしょうが、将棋中心ではありますが、他のネタも書いていきます。

PM 08:30:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | [経済]

2004年09月27日  竜王戦、屋敷−渡辺戦(後記)
 8月13日の記事で、私は第2図で▲4一角とした理由が分からない、と書きました。

 読売の観戦記(西條耕一)によると「後手玉は▲4二と△同金▲同馬となっても飛車の利きが強く9筋まで逃げればなかなか詰まない」ということです。
 これを読んで「え? ▲同馬の局面は詰めろじゃないのか?」とい驚いて再度確認しました。▲4二馬の局面自体は確実に後手玉は詰めろがかかっていますが、△2八飛とされると合い駒を使う一手になり詰めろが外れてしまいます。そういうことなのですね。字数を目一杯使っているので仕方がないのでしょうか。それと、9筋に逃げる云々がどういう手順なのか知りたい気もします。

PM 10:10:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年09月27日  王将リーグ開幕、羽生好発進
 毎日新聞の無料実況の中継、なかなかのものでしたね。更新はかなりスローペースでしたが、解説は適切なものでした。これが無料で順位戦は有料というのがよく分かりませんが、順位戦サイトの方も開始当初はrubbishといいたい内容だったのが、格段の改善を遂げているのでまぁ許容できなくもありません。昨日の記事の▲7四馬も有料サイトの後追い解説では触れていたし。。。(▲9六馬までいってくれれば満点なのだが)

 さて、羽生−阿久津戦。後手角交換から1手損四間飛車から2手損向飛車になりました。こういう角交換系の振飛車については、せんすは全然勘の働かない口で、以前はゴキゲン中飛車に新丸山ワクチンを使っては手詰まりになって苦労したことを思い出します。

 具体的な手の解説は王将戦サイトにあるのですが、あえてここで検討したいのは第1図の評価。控え室はその以前から8筋で歩交換をしてから2筋突き捨て〜▲2三歩、もしくは3筋突き捨て〜▲3四歩などの筋があり、先手作戦勝ちと考えていたのですが、羽生はこれらの筋は無理と考え、作戦負けと認識していた模様。

 その先が述べられていないので推測するしかないのですが、先手から仕掛けると5筋から反撃を食うということなんでしょうか。でも仮に第1図の後で歩交換をすると、その場で△5五歩がありそうで、「仕掛け」ではなく「歩交換」が無理、ということになります。実際、第1図から△9一玉▲6五歩を経た局面では△5五歩が最善とされていますが、先手が飛車を5筋に展開して応戦しようにも、△6九角の筋がちらつきます。

 それ以前の局面で歩交換を果たしていたとしても、仕掛けは無理なのか。この場合は逆に5筋の当たりが弱くなるように金を7筋に避難させておけばよかったんじゃないか、とも思いますがどうなんでしょう。

 せんすとしては、早めに歩交換実施→玉堅めがよかったのかな、と推測するのですが、例によってへたれの戯言かどうかは来週の週刊将棋で検証することにします。

 

PM 09:47:41 | Comment(172) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年09月26日  はいはい、終わりですよ 「逃亡者」
 やっと終わった・・・

 「東京湾景」ほどではないけれど、いやひどいドラマでした。
 以下、文句をぶーたれます。ファンの人、ごめんなさい。(いればだけど)

・極楽加藤、せっかく冷徹なイメージを出しても、滑舌が悪すぎる。
・なつみちゃんはどうしていい子になったの。原田美枝子が怖いの?
・逮捕連行する時に着ぐるみのままって・・・
・そもそも、あれで実の娘を殺す父親なんかいるのか。どうしてもそうしたいんだったら、深夜2時に放送すれば良いのに。

 1クールに2つもDQNのドラマを見せられ、しかも見せた相方(ウチの奥さんのこと)も「いや、ひどかった」とか言ってるんだから、いうべき言葉もない。

PM 11:47:59 | Comment(17) | TrackBack(0) | [テレビ]

2004年09月26日  佐藤−鈴木戦(後記) 「必見」
 今、ある棋界通にてアマ強豪氏より本局について非常に興味深い話しを聞きました。せんすは猛烈に感動しています。

 まず仕掛けは無理。これで鈴木が指しよくなったということです。そうか。居飛穴党としてはいやな話しだ。私は仕掛けは成功と思ったのですが、へたれだったですね。。。

 問題は第1図。本譜は△6二金寄だったのですが、△7二金としておけば角打ちの傷がなく先手は指す手がなかったはずということ。これで形勢が佐藤よしになった。

 第2図。当然のように思えた▲9六同歩は疑問手。正着は▲7四馬! 9二香が移動すると頓死するので△7三金ですが、そこでさらに▲9六馬!が強打。もともと駒得をしているので9筋を制圧すれば自然に勝ちが先手に転がり込んでくるということです。これまで、こういう思考をせんすは1秒もしなかったけれど、これからは10秒は考えるようにします。鈴木は▲同歩とされるとまずいとは思っていたが、佐藤康光は絶対に▲7四馬とはしないだろう、と確信しての着手だったそうです。局後の感想戦で、諄々とこの変化を解説された佐藤棋聖は「はとが豆鉄砲喰らったような顔」をしていたそうです。

 第3図の△6九飛は銀を引かれて損で先に△8五桂だったとのこと。なるほど。もっとも佐藤は△8五桂でも▲7七銀!とするつもりだったそうです。なんとも強情なお人だ。

 第4図。ここで本譜の△4六歩は悪手であり、△6一飛成だと先手困っていたということ。確かに大駒が渋滞しています。

 第5図で銀を打ってからはノーチャンス。▲8五桂を防いで△8四歩としておけば、相手の時間はないし、攻めしか考えない人だからチャンスはあったのではないか、ということです。私なんかだと、攻め駒を全部自陣に引き上げて掃討作戦を展開しますが、確かに佐藤康光の場合そう思われているふしはありますね。
 
 起き抜けにフルボディのワインを飲んでしまったような感覚が残りますが、こういうこゆい話しを聞けてとてもよかった。A級棋士というのは本当に途方もない人たちなんですね。

<3887>

PM 12:47:58 | Comment(16) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年09月25日  B1順位戦、旧型横歩取り
 昨日のB1順位戦は5局中2局がなぜか横歩取り旧型でした。

 かつては中座飛車の首魁だった丸山忠久が後手番をさっぱり持たなくなってしまいましたね。私の知っている限りだと、今年度は竜王戦1組の対行方戦(勝)で一度指しただけ。前年度はNHK杯の対羽生戦(敗)の1局、その前となると棋王戦第5局の対羽生戦(勝)まで戻ってしまいます。佐藤康光は2002年の王座戦第2局の対羽生戦の敗局以降は全く指していません。多分、トッププロの中で後手を持って平気で指すのは深浦、渡辺、羽生くらいでしょうか。羽生をもってしても最近の後手番は苦労が多いようですが。

 そういう経緯もあり、旧型がどれくらいやれるのか注目したのですが、ダメでした。せんすが中座飛車を知る前に体験した後手番の苦労の再現を見る思いです。

 第1図。先手は角打ちさえ防げばいい局面で、その後は桂馬を取りにいくとかまったりとすればよい。なぜか堀口はいきなり▲3四歩と暴発してしまったので、あっさり負けてしまいましたが、普通にすれば勝てていたはず。

 第2図は後手にとってもっと苦労が多い局面で、2歩損の上、なぜか手損にもなっているという、救いのなさです。せっかくの単独トップを無にしてしまったのですが、どういうことを考えての戦法選択だったのでしょう。

 それにしても堀口、行方の不調は解せませんね。

<3176>

PM 08:04:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年09月24日  筋違い角か
 相変わらず不調で、一進一退のR点。このところ、いやに「筋違い角」を仕掛けられることが多い。角道を開けあって、いきなり角交換、▲4五角とするあれである。

 せんすは筋違い角が嫌いである。「棋は対話」とは全く対極の思想にあるのが筋違い角。普通、矢倉でも振飛車でも横歩取りでも角換わりでも、「こういうことを私としてはしたいんですが、あなたはどうされますか」みたいなやり取りがあって一局の骨格が決まっていく。しかし、筋違い角の場合は、「おらおら、お前の都合なんか訊いちゃいねぇよ。ほれ、角交換だ!」という強烈な自己主張があるのみ。多分、筋違い角愛好者は友達が少ないと思う。(←おい)

 麻雀でも時々いるでしょ。場の流れを全然読まないで、色指向や対々で食い散らかしてしまって挙句の果てに振込み。。。ちょっとイヤですよね。別にせんすがお上品だ、なんていう気はないんですが。

 昨日は3局もその嫌いな筋違い角を後手で受ける羽目になった。せんすの対策は、「腰掛銀→先手の角が6七なら6筋攻撃、7八なら3筋から攻撃/とにかく先手は角の運用に手数を使っているので速攻あるのみ」というものだった。昨日、3局やって、1回負けたのが不愉快だったので、プロの対策を調べてみる気になった。筋違い角ごときのために、本を買う気は全くないので、棋譜DBに頼ることになる。当然のように「武市三郎」の名前が多いわけだが、彼は昨年2回、筋違い角を新四段だった横山に仕掛けて、2敗している。横山、偉いぞ! 外見は小柄なかわいいお兄ちゃん、という感じだったが(佐藤康光の結婚式の時、彼は受付をしていたのだ)、さすがに参加初年度で昇級争いをしただけのことはありますね。

 で、棋譜を見てみると、なるほど、4五を押さえて、筋違い角の放射が自玉の玉頭に及ぶのを阻止するのが肝心なのか。確かに、自分の将棋でも2三に角が利いていて、結構気を遣ったものだから納得できます。うんうん。手得を速攻ではなく位取りに使うわけですか。1歩損とはいえ、駒組が進めば持ち角が威力を発揮する場面は多いのだろう。

 他の強豪棋士の対策も見てみると、行方が第3図のような対策を取って快勝していた。これはもっと突っ張った指し方で、最終的には1、4、5筋の位を占拠することになる。思想は同じですね。なるほど。よく分かりました。

 ふと見ると、佐藤大五郎−丸山忠久のC1順位戦なんてのもある。これを調べてみると、丸山は右玉にしています。これの思想も分からないではない。角筋を避けたわけでしょう。でも、いきなり銀損で大苦戦しているし、そもそもせんすは「玉は左に囲うもの」と信じているので、採用しないことにしました。


<3668>

PM 10:09:40 | Comment(21) | TrackBack(2) | [将棋(その他)]

2004年09月23日  先手藤井システムの最近
 最近の先手藤井システム状況を確認しました。私の実戦でシステムを発動されることはほとんどないので、最近徒労感を覚えなくもないのですが、一応は理解しておかないと大怪我をするので仕方ないです。

 第1図。朝日OP予選の川上−中田宏樹戦。この段階での▲5六銀をみたのは初めてです。どの藤井システムの本にも「▲6五歩〜▲5六銀とするとかえって△4五歩から先攻を受けて先手よくない」といった趣旨のことが書かれています。しかし、角道を開けていなければもとよりこうはならず、指されてみるとなるほど。本譜は△5三銀と右銀を活用しましたが▲4五歩と先攻できては先手は満足できそう。といって、△1二香以下穴熊を目指すのは無理。どうしましょう。但し実戦は中田の勝ち。

 第2図は棋聖戦予選の室岡−中井広恵。これは伝説的な藤井−羽生の2000年12番勝負となった王座戦、竜王戦連続番勝負の一番である王座戦第2局と同一局面。これも以前は▲1四歩が後手に歩を渡して疑問といわれていたのが、最近では図で▲7八銀と引いて悪くないという評価だったと理解しています。ここで中井は第3図のように△7五歩(新手)と銀引きに乗じて優勢を確保。自然な手です。残念ながら実戦は中井が逆転負け。

 私個人(居飛穴党)は第2図の受け方を選ぶことはないので、第1図の局面に大きな関心を寄せています。今、この指し方をされたら。。。情けないけれどミレニアムへの繰り替えで済ませそうです。


<2997>

AM 08:59:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年09月23日  佐藤快勝、全勝不在
 やはりそのまま押し切り、佐藤康光初日が出ました。

 せんす的には、機敏な仕掛けから駒得を利しての強い受けで相手を潰し、最後は疾風の寄せ(ああいう風に寄るものなんですね)といいとこだらけの勝利に思えました。

 後手は、あの仕掛けを許してはちょっとまずかったんではないでしょうか。

AM 12:05:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年09月22日  佐藤優勢
 第4図の▲8六銀が相手の攻めゴマを責める好手で、佐藤優勢が明らかになってきたと思います。第5図、さすがに後手の攻めも一段落。先手の穴熊城への寄り付きはもはやなく、仕上げを待つばかりと考えます。

<3343>

PM 11:49:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年09月22日  A級順位戦;佐藤−鈴木、終盤入り口
 現在、激闘中。

 第1図、後手穴熊のハッチが閉まっていないのを利しての開戦。機敏。相穴熊は、落ち着けば9筋位取りが後手に活きるが、角道が開いているので当然仕掛けのリスクはあります。やや、後手、欲張りだったか。

 第2図。私レベルでも分かる▲5四歩。以下、馬製造に成功し、先手好調かと思います。

 第3図。上手く食いついたかと思われる後手に対し、角打ちで面倒をみる先手。やはり駒得の分、やや指しやすいか。仕掛けからの手順をみると、先手ペースかなと思いますが、いい勝負ですね。

PM 10:48:36 | Comment(12) | TrackBack(1) | [将棋(四間飛車)]

2004年09月22日  佐藤天彦、フリークラス放棄
 普通の感覚なら、次期竜王戦予選にも間に合うことだし、Sクラス棋士達との対局機会もあることだし、と何も考えずにフリークラス昇段を選ぶところでしょう。

 あえてあの三段リーグに残る、というのはなんというか興味深い決断ですね。個人的には彼の将棋を早く見たかったので、残念です。

AM 06:10:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年09月21日  プロの感じ方
 というわけで、藤井−高橋戦です。

 第1図で、アマならほとんどの人が▲2二馬だと思いますが、プロの常識では壁銀をいじる悪手であり、▲5六香が本筋だそうです。大駒が玉と反対方面にいる場合はアマでも見捨てるのに躊躇しないと思いますが、こういう状況でも見捨てる、というのは、どうもせんすには乏しかったようです。

 この場合は、その▲2二馬が好手だったのですが、▲5六香を本筋とみる感じ方や、王位戦第4局で「竜を一段目に置いておきたい」という感じ方は、アマとしては習得したいものだとせんすは思いました。たまたま、最善手ではなかったけれど、普段の対局では有用であることが多いと思うのです。



<2922>

PM 11:11:12 | Comment(11) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年09月21日  王位戦第4局、銀>桂馬
 王位戦第4局の観戦記がようやく第1図の局面を過ぎ、谷川優勢から羽生勝勢に転じた辺りに触れています。今期の7番勝負はどの対局も短手数だったので、一譜辺りの手数も少なく、帰って手の説明には十分なスペースが確保されている印象です。

 せんすは8月26日にこのように書いています。この中で△4二歩云々は▲4三歩成〜▲4七歩で壊滅なので的外れでしたが、他の書き込みはおかしくなかったようです。

 第1図の局面で銀ではなく桂馬を取った手の是非ですが、やはり悪手であり、この手を境に形勢が逆転しているということです。8月31日のブログで週刊将棋から「△4三銀があるのであれば▲4四竜と銀を取っておくべきだった」という印象を受けたと書きましたが、そういうことをつべこべいうまでもなく、銀の価値が高いので取っておくべきとのこと。谷川は竜を一段目から動かしたくなかったようですが、まだ完全な寄せ合いと決め打ちできる局面ではなく、押さえ込むべき要素もある局面ですから何かちぐはぐ。この場合は、アマの常識の方が谷川よりも正しかったようです。また、直後の△4三銀(第2図)の局面は明確に羽生有利になっているのも、当ブログで感じた通りであり、まことに失礼ながら「さわやか日記」の該当記事は?だったようです。

 先日のA級順位戦藤井−高橋についても、プロの感じ方とアマの感じ方のあまりの違いに驚かされたので、別記事で取り上げます。


PM 11:05:07 | Comment(160) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年09月20日  中座飛車の定跡に?マーク
 最近のせんすはとても弱くて、24のRの平均回帰点が100も下がっています。とほほほ。なんか、うっかりミスがとても多くて、鬱です。もうひとつ原因があるとすると、定跡を外れたときの対応に難があることでしょうか。

 24で指していると、「ここでこんな手があるの?」というような定跡外れの対応をされてのけぞることが時々あります。でも、決して論外な手というわけではなく、持ち時間15分の将棋であれば十分な威力を持っているようで、せんすは最近、こういう状況でたいてい間違えるようです。

 今日はそんな1局から。

 第1図は2000年の棋聖戦5番勝負第3局、羽生−谷川(勝ち)戦。谷川の「絶対感覚」にも取り上げられている一局です。この対局以降、第1図直前の▲3五歩は疑問手、ということになっています。第2図の角打ちが異筋でありながらも好手で、▲4七角なら、金を奪って▲2六金で飛車を詰ませることができるし、▲3九金は角成で十分らしいのですが。でも、馬をどこに作るかというと、1四歩型なら△6五角成で▲7七桂なら△5四馬▲4五角△8四飛▲5四角△同飛▲4五歩△9四角(変化図)で後手よしといわれていますが、本局は9四歩型で角を打てません。7四、8三いずれもなんか運用には苦労しそうな気がします。

 ちなみに、せんすは1四歩型で上述の6五角成の局面をこの前体験したばかりなのですが、8二角とまったり打たれてみると、案外、「よいといっても、全然実感できないよさ」で、せんすはこの感覚の差についていけず負けてしまいました。(号泣)

 最近、横歩取りでこういうことが非常に多いのですが、たまたまなのでしょうか。これからも、プロの将棋にネタがない時はこういう紹介もしていきます。できたら、どなたかアイディアを出していただけると、せんすも甲斐があるのですが。

 

<2729>

PM 09:50:42 | Comment(53) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年09月20日  あぁ「逃亡者」
 今ごろ書くのもなんだけど、このドラマの「警視総監の娘」は、腎臓移植が必要なくらい重度の腎臓病なのに妊娠し、堕胎し、ついでに腎臓移植を受け、退院後直ちに援助交際をしているんですか。

 脚本書いている人、頭、大丈夫か?

 このドラマを観ている人は、きっと「突っ込みを入れるのが楽しみで観ている」に違いない。

PM 04:01:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | [テレビ]

2004年09月19日  NHK杯戦:青野−田村後記
 8月15日に書いた青野−田村のゴキゲン中飛車の一戦は、どうも先手が桂損してからは収めにくかったようです。

 最近、羽生はゴキゲン対策において、この一戦のような左美濃指向の指し方と▲4七銀と繰り出す指し方の両方を採用していますが、アマには後者の方が手厚いような気がします。

<2389>

PM 10:31:08 | Comment(22) | TrackBack(0) | [将棋(中飛車)]

2004年09月19日  NHK杯戦、野月−丸山後記
 NHKテキスト10月号を購入し、8月のNHK杯戦を後追い。

 8月8日に書いた野月−丸山戦について、ここでは触れます。

 第1図。野月は▲6九玉、▲3二角(本譜)、▲5五銀の3候補について考えていたということです。それで、早指し戦にしては異例の大長考になったのですね。せんすが、▲3二角と比較検討した▲1五歩はかすりもしていなかったようで、自分の筋の悪さを今更ながら痛感します。まぁ、自分でも▲1五歩はダメであることは野月の考慮中に結論つけられたので別に良いんですが、本当に強ければそもそも脳裏すら横切らないのではないか、と思います。

 ▲5五銀は▲4四銀の斬り込みを狙った手。これに対しては△4三銀▲3六銀△5四歩▲3四歩でかなりの勝負ということですが、どうしてこういう構想が自分にはちらとも思いつかないのでしょうね。

PM 10:27:36 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年09月18日  B2順位戦、加藤−木村。木村快勝。
 やはり、というべきか、木村の勝ちでした。
 対中座飛車の加藤の対策は、昨日のブログにも書いたように、4八銀、3八金型から3筋の歩を突かずに1筋の歩をどんどん進める手順が目立ちます。それが、いきなり最先端にチャレンジ。せんすはかなり驚きもし、期待もしました。

 第1図は今期JT杯羽生(勝ち)−深浦と同一局面です。羽生は▲2八銀を選択。2筋をカバーし、本筋の一手と思われます。その後、△6四角▲3四金(好手)△2八角成(△4二金だと後手有望)▲4三角(有利を固める一手)と進んだわけですが、加藤は▲4八銀。なんか薄そうだなぁ、というのが第一印象なのですが、それなりにある手らしいです。。。

 でも、この第1図。8五飛が大威張りです。前もちょっと書いたことがありますが、後手が飛車を持った状態ではこの8五飛を追い払うのが難事です。▲7七桂には△5五飛があり、かつ王手の防ぎに歩を温存する必要があり、下段が空いてしまう。ほんの1年前までは、後手苦戦といわれていたものですが、随分な変わりようです。(但し、せんすはこの後手の対策をしたことはほとんどありません。一手間違えると確実にご臨終なので、従来型の中座飛車の指し方とあまりにも違いすぎて)

 第2図でなぜか木村は△4五飛。なぜ△5五飛ではないのだろう。全然理由を思いつかない。

 第3図。先手に分があるなら、ここで飛車を捕獲するような手順がないとおかしいはずですが、せんすのへたれた頭でいくら考えてもひねり出せません。▲5七角と玉頭を予めカバーしつつ、飛車を攻められないかと考えたのですが、△3三龍▲3四歩△同龍▲3五歩△2四龍▲3六桂としても逃げずに△2八龍▲同銀△4九角でやはり後手の方がよさそう。

 となると、やはりJT杯の手順に戻っていくのですが、深浦が正着を指していたとしてまだまだ変化手順はありそうですね。どうしましょ、せんすは先手の指し方をすることはないのですが、後手の指し方は試してみる価値はあるんでしょうか。


<2336>

PM 10:48:41 | Comment(140) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年09月17日  中原の妙防
 最近、感心した手を取り上げます。

 図で中原が指した手を当ててください。コメントに正解を書いておきます。お題は今期棋王戦の田中−中原。惜しくも負けましたが、

 会長業務を上手く他の人に押し付けられればまだまだやれると思います。

<2327>

PM 10:25:34 | Comment(1) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年09月17日  王座戦観戦記
 今日はかなり手の解説が多かった。

 昨日、激辛のエントリーを書いたのだが、冷静にこの対局の変化の膨大さを考えると、この字数では両対局者の思考を追うのは無理かという気も一方ではしている。

 昨日、コメントを寄せてくださった川嵜さんによると、羽生のディープ講座は上級者でも読まなかったという。(そのころ、せんすは海外駐在中で、将棋雑誌を読んでいなかった。残念) 私のように考える粘着オタクは圧倒的少数派なのかもしれない。

PM 10:14:02 | Comment(189) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年09月17日  NHK:金曜時代劇>スト記者会見
 生中継のスト記者会見を打ち切って放送された金曜時代劇。

 NHKはさすがだ。プロ野球ストが所詮は伝統ある時代劇の足元にも及ばないことを見切っていたか。それでこそ、皆さまのNHKだ。

PM 10:10:54 | Comment(14) | TrackBack(0) | [テレビ]

2004年09月17日  B2順位戦、加藤−木村
 加藤−木村戦。横歩取りになり、先手の加藤が3五歩突きの流行戦形を採用。彼はほとんど3八金+1六歩しか採用しないと思っていたのでびっくり。

 明日、取り上げるつもりです。

PM 07:29:11 | Comment(11) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年09月16日  王座戦第1局の観戦記
 日経の王座戦観戦記、どうもだめだ。9月2日の日記で、いろいろな関心事をメモしておいたのだが、今日時点で第6譜52手を経過しても、ほとんど疑問に対する回答を得られていない。手についての説明は、極めて乏しい。

 いわゆる「観戦記」については、元歌さんがいい文章を書かれている。

 字数の制限もあるので、手の解説が十全にできないのは仕方がない。対象読者もいまいち絞りきれないということもあるだろう。しかし、対局者が何を考えていたかということについて、伝えることができていない観戦記は私にとっては用をなさない。まして、この対局には佐藤康光が新聞解説役として現場にいたのだ。全然、有効活用できていないではないか。

 文学作品として、2人の人間を描写する観戦記というのはありえるだろう。実際、今、連載中の観戦記は二人の対局者の美しい描写である。だが、まさに戦いを観た記録としての観戦記であり、できればそういう文章は新聞や将棋メディアではなく、「小説新潮」とか「文芸春秋」で発表してほしいものだ。

 わがままを言えば、文学者とか小説家をタイトル戦だからといって起用するのは止めてほしい。観戦記という限定されたメディアの中でいい仕事をしている人達はいるので、こういう人たちをちゃんと起用してほしい。タイトル戦は最新技術の粋を集めた場であり、それを紹介するには一定の力量を必要すると思う。

 本当は、字数無制限の電子メディアの中で、かつて将棋世界で宮田が試みたようなスタイルの棋譜分析を待望している。字ではなく、棋譜アプレットを併用できるので、宮田の終盤に関する将棋世界の連載を4回で打ち切りに追い込んだような反発(?)はないはずだ。この一個前のエントリーの内容と被るが、両対局者か一方対局者の思考を手順ごとに棋譜分岐を使いつつ、描写していくことはできると思う。

 できないはずはないと思うのだが。

<3164>

PM 08:17:40 | Comment(16) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年09月16日  羽生善治の日経エグゼクティブセミナー
 ある人が大枚はたいてこのセミナーに行ってきた。有料セミナーなのでネット上には書けないのだけど、と概要を直接せんすに教えてくれた。感謝。

 いいセミナーだったんでしょうが、せんすが自腹で行けばやはり後悔しただろうと思います。こういう言い方をして、いったご本人には申し訳ないのですが。この種のセミナーの宿命なのですが、どうしても、スピーチの内容が定性的にならざるをえません。せんすは、将棋に限らず、ビジネスでもそうなのですが、定性的なセミナーというのは好きではないのです。

 羽生善治について不満があるとすれば、「羽生の頭脳」以降、その将棋に対する見解が具体的な形では出てきていないことです。これは森内俊之や丸山忠久についても同様です。佐藤康光と谷川浩司はその点では責務を果たしていると考えています。藤井猛については四間飛車の一連の著作を書いただけでも、将棋界は特別顕彰をすべきだし、深浦康市も同様に評価されてしかるべきです。

 まぁ、指し手を見れば思考プロセスを後追いできますが、やはりそこはご本人にディープに語ってもらいたい。

 このセミナーはこゆい将棋ファンを対象にしたものではないので、そこまではもとより踏み込めないのは理解できます。また、非常に多忙であることも分かります。でも、できれば、将来、そういう機会なり著作(できれば電子的な刊行物であれば字数無視の大胆なことができると思うのだが)に時間を割いていただければと希望しています。


PM 07:58:01 | Comment(4) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年09月16日  期待を裏切った講師
 民主党左派落胆の一幕。

 このセミナーに講師として呼ばれた先生(大沼保昭)、こういう歯切れのいい話し方をする人だったかな。

 セミナーとか講演会とかでスピーカーの話を直接聞いた後で、マスコミの記事を読むと「ふーん、こういうまとめになるんだ」と意外に思うことがしばしば。もちろん、マスコミは自分の力で話をまとめるのではなく、スピーカー側のまとめに乗っかっているだけなので、記事になったものがスピーカーの意図に沿ったものなのだろうが、実際に聞いていると「こういう場合はこうで、ああなるとこうなる」と条件付の話であることがとても多く、「記事になったような分かりやすさなんか全然感じなかった」という印象になる。せんすの頭が悪いだけか。

 大沼の場合は、彼の国際法の本や話しぶりが歯切れよかったという印象は皆無だった。敢えていえば、「この人、結局何をいいたいの」「本を書くなら、人に分かるように書けよ」と思ったものだ。ちょっとは変わったのかも知れない。民主党左派が呼びたくなるような主張をしていたような記憶があるので、改憲を主張したのはちょっと意外。といっても、せんすはここ10年ほどの彼の発言を全くフォローしていないので、コメントする資格なんかないんだけど。


PM 07:47:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | [ニュース]

2004年09月16日  NTT
 また、我が家の資産が減るんですか。

 日経の経済記事にはガセが多いのだが(でも会社員は真面目に読んでいる)、この方向性はあるんでしょうね。結局、加入金は返さないということですか、そうですか。せんすは昔「借りたものは返せ」と教わりましたが。。。

 当然、訴訟にも堪えうるとの判断があるのでしょうが、どういう理屈を立てるのだろう。ゴルフ場の預託金問題と似ているような気もするが、ゴルフ場は償還判決を下されても返す資産がなかったのに対し、NTTはそうではない。

 仮に廃止となれば、事業法人ではどういう会計処理になるんだろう。

PM 07:32:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | [経済]

2004年09月16日  マーサ・スチュアート服役
 有罪を認め、早期服役をすることにしたそうです。
 2年位前だったか、私の同僚が彼女にすっかりはまってしまったのだが。今はどう思っているのだろう。

 


PM 07:22:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | [ニュース]

2004年09月15日  王位戦第4局後記
 現在、田辺忠幸の観戦記が連載中で、仕掛け直後の局面になっています。この将棋は対藤井システムの手順として、大きな意味を持っているので、しばらく粘着してウォッチしようと思います。

 第1図。8月27日の日記でも触れたのですが、ここはアマであれば▲2四歩△同歩▲3四銀(深浦本)と▲2四歩△同歩▲同銀(本譜)の比較を考慮するところです。(そんなの考慮するまでもなく後者だと言い切れる人は間違いなく実力者ですから、このブログを読む必要は全くありません) 観戦記は「同銀は4六歩と突かれてまずい」とあっさり(あぁ) 同銀なんかあるわけないじゃん。。。どうしてこの急所をちゃんと説明してくれないの。字数の制限がありますからねぇ。。。

 自分で考えてみると、8月27日の日記はそれほど的外れではないみたいです。▲2四歩△同歩▲3四銀△4六歩▲同歩△同飛▲2四飛△4九飛成▲2二飛成△7一玉(もしくは△7二玉?)に▲1六角までが一本道ですが、5二金の紐付きが2枚なのでやはり先手が損。

 何よりも本譜の▲3三銀成を先に決めてから▲4六歩と戻した手が、ぬるそうに思えたものの実は飛車成りをみながら▲4五桂もあわせみた名手。

 確かにこれだけ序盤作戦が成功したのに落としたのは大きかったですね。。。

<3313>

PM 10:28:41 | Comment(10) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年09月15日  「みっくん」「棋聖就位式」
 佐藤棋聖の就位式がキャピタル東急ホテルで行われ、せんすもいってまいりました。会場は紅真珠の間、せんすは以前業界の会合でここに来たことがありますが、立派なバンケットホール、棋聖就位式に相応しい会場でした。

 6時半からイベント開始。司会は日本テレビの田代アナ、産経新聞社長挨拶、中原会長からの表彰、ゲストの小松さん(きれいなモノ書きさんなんですが、名前を忘れました。。。ごめんなさい)の後、棋聖のご挨拶。この間の結婚式の時もそうだったんですが、佐藤棋聖は人前の挨拶の時は「本当に」が連発されるのですね〜 将棋の解説の時はそんなことはないのに。

 棋聖戦についての回顧もありました。(以下、細部の正確さは保証できませんが、ほぼ大丈夫だと思います)

・1局目、残り2分のところで意外な着手をされて、その場で好手を探すことができた。勝負勘がちゃんとしていることが分かって自信になった。
・2局目、事前に森内さんから千日手について提案があったが、今まで自分はタイトル戦で千日手になったことがなかったので流してしまった。(その後、ちょっと歯切れが悪かったのですが、何となく想像はつきます)
・3局目も激しい戦いだったが、終盤どちらも気がつかなかった筋があった。(△3七歩成のことか)

 Sクラスの棋士でも終盤は出たところ勝負のところがあるのかしらん。森内も前期竜王戦第2局の終盤で羽生玉の詰みが見つからずに負けを覚悟したようなことを、NHKでいっていましたよね。傍で見ているとワンサイドでかったとしか思えませんでしたが。。。

 その後、壇上に紘子夫人も上がってのトークがあり、馴れ初めの話しが紹介されました。ほとんど、既出の話しですが、今でも夫人が「みっくん」と呼んでいることが判明し、微笑ましかったですね。紘子夫人はまさに白鶴が舞い降りたという感じでした。会場の90%がむさい男だったのでそういう印象を持ったのだろうか。34まで独身で頑張った甲斐があるというものです。


 

PM 09:57:20 | Comment(175) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年09月14日  羽生圧勝、王座防衛まであと一勝
 本局は後手番の森内がゴキゲン中飛車を採用。これに対し、羽生は▲4七銀〜3六銀と角頭を狙う手順で対抗しました。21手目の▲3六銀の局面は昨年の王位戦第4局谷川−羽生と同一局面です。あの時は後手の羽生が△3二金としたため、先手の右銀の進出を許し、大苦戦になりました。今年2月の朝日OP山崎(勝ち)−鈴木でも同一局面が出現し、その時の鈴木は△3二銀でしたが、これも成果が薄かったようです。他にも膨大な研究将棋の裏付けもあったのでしょうか、森内は△5六歩と仕掛けました。

 本局を振り返ると、羽生に一局のどっしりとした構想があり、方針を立てやすかったように感じます。
1)まず角頭襲撃
2)角交換により△3三桂型になると薄い桂頭を狙う
3)桂得が確定するまではひたすら姿勢を低くして耐える
 
 2)が実現した局面が第1図。3)を体現した手が第2図の▲7九角です。森下はこの手を予想していたのですが、この手を指せる人はそうそういないのではないでしょうか。竜王戦は残念でしたが、森下の力の一端をうかがわせます。ここまで、先手陣が低いと振飛車らしい捌きもなかなか行いにくいのではないでしょうか。

 第2図における△3九角成が一手パスのような悪手、深浦のコメントによると「いろいろな手がある」そうです。「いろいろな手」とは? この時点では後手は歩切れですから、あまり細かい手段はありません。せいぜい△3五歩▲3四歩△2三金▲2九飛△3四金▲2三歩△5二飛という超屈従策しかせんすには思いつきません。△7四歩は歩が手持ちであれば考えられなくもないと思いますが、7四が空いた状態で桂を先手に渡し、かつ先手の左桂が8五に跳ね出すのはまずないでしょう。どういう手が、控え室では検討されていたのでしょうね。

 第3図の▲2五歩もさすがの妙着。太陽の高いうちに大勢を決しました。考えてみれば、羽生は飛車を振らず、横歩取りの後手をやらなければ、相変わらず驚異的な勝率なのですよね。(今年は振飛車の勝率もいいみたいですが) 強いです。

 森内はこれでタイトル戦5連敗。まだ信用に傷がついたとまではいえないにしても、今年の3月、順位戦を全勝で突破し、王将を取った頃の迫力がどことなく薄れてきたような感じも微妙にします。竜王戦が充実したものとなるためにも、今少しの復調を期待したいです。



<3175>

PM 09:47:27 | Comment(2) | TrackBack(1) | [将棋(中飛車)]

2004年09月13日  竜王戦屋敷−杉本後記
 7月30日で、その不思議な指し回しによって混乱をせんすにもたらした屋敷伸之。今、竜王戦準々決勝の対杉本戦が掲載されています。

 第1図。この右銀は5七→4八→5九と経由してきましたが、この後も5八→5七→6六→7七と移動。銀の運用の見本みたいな手順ですが、ひたすら後手の仕掛けを待つ屋敷。せんすなら、とっくに精神力の限界を迎えていますが、読みの裏付けがあれば別。(つまり私は弱い、ということだ) 前も書きましたが、5八銀の時点で後手が仕掛けを見送れば6九銀〜7八銀とさらに固める手順があり、好む好まないに関わらず、杉本は仕掛けに追い込まれたわけですか。せんすは仕掛けるよりも仕掛けてもらったほうがありがたい口なので、この指し回しは習得したいもの。

 第2図の▲1四歩もあまりにも悠然としていますが、実力を見せる手なのですね。△5三銀を強要して仕掛けるわけですが、こういう手順の組み立てを中盤でできれば、私の低迷しているR点も少しは回復するでしょうに(涙)

#△5三銀に▲3五歩の仕掛け。△4四飛なら▲4六歩が好調になる仕組み。味わいがよすぎます。素晴らしい。

<3250>

PM 10:55:27 | Comment(16) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年09月13日  先週の週刊将棋の問題
やはり。

PM 08:37:12 | Comment(1013) | TrackBack(1) | [将棋]

2004年09月13日  羽生、フィッシャー救済嘆願
 記事の出所は羽生本人と思いますが、この一連の行動を駆り立てた彼の思いは並々ならぬものですね。(官邸が個人のメールの内容をマスメディアに流すことはないでしょう)

 「一国の入管政策(といっていいのかな?)の実施のありようについて、いかに羽生といえども、影響力を持つことはありえないこと」「フィッシャーが、羽生のような常識を十分兼ね備えた人物にとってはあまりにリスクの高すぎる人物」であることは分かった上での嘆願、さらにメディアへの露出。火中の栗を拾おうとする感があるだけに、彼のフィッシャーへの思いの深さに心を衝かれました。

 フィッシャーの件についてはジェンキンス氏の処遇との取引、といった事情はまるでないようです。が、ジェンキンス氏が軍に出頭し脱走兵であるにもかかわらず早速給与を受け取っているところをみるにつけ、随分な差だと思います。もちろん、フィッシャーに処分を今回下したのは日本当局であり、ジェンキンス氏の問題は米軍に帰属するので同一の文脈で見るのは不適当とは思いますが、しかし、感情では同一線上で比較せざるをえない。

 昔は殺人を犯してもその偉大さを顕彰された画家たちがいました、っていう話をする気はないのですが、バランスを失した天才にとって今の世の中はあまりにもバランス志向が強いってことなのでしょうか。

#せんすもメールを出しました。大海の一滴とは思いますが。。。



PM 08:33:18 | Comment(19) | TrackBack(0) | [ニュース]

2004年09月13日  へたれドラマたち
 私の妻は連続ドラマが好きだ。その間は私も将棋を心置きなくできるので結構なことなのだ。しかし、ドラマの台詞とか画面とか効果音とかは知らず知らずの間に認識をしているようで、実はなんとなしに評価ができたりするようだ。

 このブログでも何回か揶揄したことがあるが、「逃亡者」と「東京湾景」、特に後者ははちょっといやすぎる。一体、脚本を推敲したことがあるのか。矢倉を目指したのが気がつくと相振飛車になっていたというか、自分の着手の意味を分からずに指しているヘボ将棋(=私のことか?)と同レベルというか。いや、むしろ「衝立将棋」という形容が相応しい。原作者は名誉毀損でテレビ局を訴えた方がよいし、スポンサーは可及的速やかに次回以降の提供について再検討をほのめかすべきだ。

 こんな感じ方はせんすだけなのか(妻は当然、好きでみているので、「おい、こんなDQNドラマ、いいかげんにしろや、ゴラァ」とでもいった日には、深刻な影響が懸念されるので、いえません)と思い、ネットで誰か真っ当な評論をしていないのかと思い、検索してみたところでてきたのが、これ。

まだできて間もないサイトのようだけど、非常に共感できると思った。よかった、せんすはひとりぼっちではなかった。ゆえにブックマークしました。

 でも、今訊いたら、妻も彼女の友人達も呆れ果ててみているそうだ。呆れているのに観るというのがせんすには理解できない行動パターンだ。

PM 08:25:11 | Comment(164) | TrackBack(0) | [テレビ]

2004年09月12日  NHK杯戦、北浜3回戦へ。居飛穴の威力
 Z居飛穴の威力に物を言わせての怒涛の寄せ。いいものを見ました。居飛車穴熊はこうでなくてはいけません。前々期のNHK杯でも北浜は加瀬に苦戦の将棋を囲いの威力全開で逆転勝ちを決めているのですが、見習いたいものです。
 なんか途中は指す手を捜すのに苦労する1局だったような気がしますが(私自身、「こうしたらどうだったんだろう」という手をなかなか思いつかない)、結果的には北浜が藤井に快勝、3回戦進出です。以下、テキストが出たときのための備忘。

 第1図。▲3六歩を突いて△6二玉を強要しての居飛穴指向は、よくある筋ですが、第1図以降、振飛車側が三間飛車に振り直して開戦を狙うのも確実なので気を遣う展開になってしまいます。▲3六歩を突かなくても竜王戦1組の森下−羽生のような手順で居飛車穴熊に組めるので、要らぬ苦労のようにも思うのですが、北浜の構想はどのようなものだったのでしょうか。本譜は藤井の駒組勝ちでその辺りがよく分かりませんでした。

 第2図。明らかに後手作戦勝ちの気配ですが、具体的に押し切るとなるとどうするのでしょう。せんすは△7七角成▲同金直△3三桂かな、と思っていたのですが、その後になるとさっぱり読めません。弱いですね。。。

 第3図。居飛穴が健在、駒得、腐りそうだった右銀の活用など、先手優勢と思います。

 第4図。鈴木によるとこの手をずっと北浜は狙っていた、ということですが、かっこいい寄せですね。歩のガードがなくなると本当にもろくなることが分かります。

 何気に千葉涼子は強いな、という見解が強化された一局でもありました。。。(最後の寄せはせんすも分かったけど)



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PM 01:25:10 | Comment(403) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年09月11日  相穴熊、最強居飛車穴熊マニュアル
 今日は超マイナー対局から。恐らくせんすが取り上げなければ、誰も取り上げないことは確実な対局です。先日のC2順位戦、東−橋本。橋本が66手で圧勝した将棋です。

 B2以下の順位戦や竜王戦については、せんすは一局一局丁寧に並べる、などということはもちろんしません。渡辺や木村といった旬の棋士の棋譜は見ますが、それ以外の対局については流行形や自分の課題局面が出ていないかチェックするだけです。本局では、居飛車穴熊対四間穴熊でせんすが気になっていた局面がでてきました。

 第1図は佐藤康光著「最強居飛車穴熊マニュアル」P.205変化1図から△8二銀▲8八玉を加えた局面。この本の信者であるせんすは何回もこの局面を経験していますが、実は指してみると「居飛穴側が居飛穴とは思えないくらい脆弱で勝つのは大変」という気もしています。

 本局では東は「マニュアル」と同じ攻めをして▲2四歩△同歩▲5四歩。ここで「マニュアル」は△7七角成以下の手順を紹介していますが、私は振飛車から角交換すると2一桂が取り残されてしまうのでやや疑問に思っていました。(このことは以前の日記でも書いたことがある、佐藤先生、ごめんなさい) 橋本も△同歩とし▲3三角成△同桂▲2四飛。この局面で、せんすのこれまでの経験では24ではほとんど全員が△2二歩と受けていますが、桂馬が逃げているので飛車成を受ける必要もない、△4六歩と反撃するとどうなるのか、と気にしていました。橋本は△4六歩(えらい!) ▲2一飛成△4七歩成となって第2図でせんすのかねてからの課題局面がそのまま出現。

 ここで▲4三歩△同飛▲3二銀が利くのかどうかよく分かりませんでしたが、せんすはそれ以外の手では絶対負けると考えていました。とにかく4一金をどうにかしない限りは勝ち目はありません。ところが東は▲7五角。えーっ! これでは飛車に逃げられた後の二の矢がないではないかと思ったら、ここから急速に形勢は居飛車にとって悪化して、20手ちょっとで投了に追い込まれてしまいました。

 この将棋のポイントを強い人に解説してもらえれば嬉しいのですが、マイナーすぎてまずありえないので、当分は自分を信じるしかないですね。



<2749>

PM 09:01:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年09月10日  渡辺明、竜王戦七番勝負に登場
 今しがた、森下が投了しました。渡辺明、20歳にして棋界最高位を争うことになります。思えば、羽生が19歳にして登極した時の挑戦者決定戦の相手も森下でした。なにがしかの感慨を覚えますね。

 本局は57手までは前期朝日OPの羽生(勝)−松尾と同じでした。そこから修正していった手順が、見た目無理筋っぽいのが上手くつながっているという風情。以下、観戦記が出るときの備忘です。

 第1図。一見気持ちのよい香打ちですが、△2六馬が見えているだけにあまり打ちたくない気もします。最初、せんすは△2六馬には▲3七銀で受かっていると思ったのですが、ひょっとして△同馬▲同金△1八銀(!)なんていう「飛車さえ成れればハッピー」という超いも筋攻めがありそうな気がしてきました。(変?) 渡辺はここで△8五桂。「王手は追う手」の見本のような手で、せんすは1秒も考えなかったのですが、この場合は好手だったようです。▲8八玉△6四桂▲9八玉としてから△2六馬を決行。これで角香交換ながらも竜ができました。

 第2図の△7五歩もせんすなどには思いもつかない手。(馬筋が通るように思えるので) へたれを告白しますが△2五香から飛車を追いまわす筋を考えていました。馬に関係なく、敵玉に殺到するのがやはり本筋なのですね。当たり前か。。。

 第3図の▲1六歩にはやや不審。こうすれば△6五竜は確実なので一手の意味が薄いように思えるのですが。▲7七歩と本陣を強化するのは無意味なのでしょうか。

 第4図の△8六歩が決め手でしょうか。指されてみるとなるほどですが、なかなかアマには見通しがつきません。

 さて七番勝負。前にも書きましたが、森内はいかなる意味においてもかつての加藤、米長、島のように敗北を予感させる被挑戦者ではありません。棋界史に残るような大勝負になることは確実、とても楽しみです。

<2744>

PM 10:15:11 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年09月10日  対局場の喫煙
 今日の産経新聞観戦記(岡崎−清水)によると、

 隣で対局の武市が「煙草、少し失礼します」と挨拶。清水は「えー」と困惑、たまにしか吸わないことで決着した。

とのこと。

 JTがスポンサーであることもあり、対局場の喫煙については連盟は緩やかな規制にとどめているようですが、やっぱりこれはいかんでしょう。私ならフラットに「申し訳ないですが、よそでお願いします」といってしまいますが、清水としても苦しいところでしょう。清水が困惑したところで、武市が引き下がるのがいたわりある態度だと思いますが、そういう喫煙者ってお目にかかったことがない。

PM 08:29:32 | Comment(18) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年09月09日  産経ウェッブ
 2004.09.09の産経ウェッブ「■佐藤康光棋聖、さらなる精進誓う:自分らしい将棋「ここからが勝負」」

 いい記事でした。

<2738>

PM 09:58:44 | Comment(18) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年09月09日  粘着、横歩取り深浦流を実戦でトライ
 本当にしつこくて申し訳ないけれど、横歩取り後手で深浦流をようやく実戦で試すことができた。24R戦。

 手順の前後はあるけれど、高橋−深浦戦と同じ第1図までやってきて、相手の方は小考。ひょっとしてこのブログの読者だったりして▲9二馬だったらどうしよう、とこちらも対策を考える。実戦だと研究とは違い脳が活性化するみたいで、「もしそう指されたら、2八馬としてから5七に突撃あるのみ」と腹を決める。

 相手の方はここでも高橋と同じく▲7四歩を選択。せんすは安心、やや温泉気分になり、第2図に。相手の方はここで▲8六飛。これは高橋が選んだ手順よりは勝っているとせんすは思う。飛車交換になれば8九飛が厳しいのは一目瞭然。温泉気分のせんすは△8五歩▲9六飛と先手の飛車の成り場所を悪くしてから、△1七飛成。先手は▲3四歩(第3図)。当然ながらも厳しい。結局、せんすの大駒が重くて負けてしまった。

 研究どおりに進んでいたとしても、優勢とはイコールでないことを真摯に認識すべきでした。第3図では、△2六歩がだったらどうだったのか、と思います。


PM 08:49:42 | Comment(15) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年09月09日  出張と詰将棋
 昨日は新潟の某市への日帰り出張だった。ちょうど稲刈りが始まる頃のようで、水田が黄金色になっていてきれいだった。山間部では棚田がみられた。いかにも日本情緒でよい感じだし、豊穣を予感させる。新米がまだ出回っていなかったのが残念である。

 帰りの新幹線、湯沢を過ぎたころから駅弁を食しながら将棋世界10月号の詰将棋を解き始めた。7手詰めでちょっとひっかかった問題があったが、上毛高原までにはクリア。珍しい。お弁当の消化に相努めて、高崎手前から詰将棋サロンに移行。1問目は仕上がり図を想定してクリア、3問目も最初かなり変な手を考えたが(▲5一角から入るという言語道断の筋悪です。笑ってやってください)、筋本位に考え直してクリア。2問目はしばらくあれこれ暗中模索をしていたが、「あ、○○○除去か」と思い至り、その瞬間解けた。大宮通過。どうしたんでしょ。いつもなら、全然解けないで投げちゃうのに。4問目、11歳の男の子の作品。桂馬をどこに使うんかなぁ、と候補検討も「こんなん、ここしかないだろ」とまたもや筋本位の解きかたに。(ずるい) 本筋らしいものをみつけるが、なぜか最後まで辿り付けない。新幹線は既に上野に辿りついているのに、残念、初手からやり直すか、と思った瞬間、最終手3手前の手に気がつき、無事正解ゲット。乗り換えの地下鉄の中で5問目もクリア。5問を2時間で解いたことなんか、かつてないなぁ、と素直に感動させていただきます。
 この程度の解図力でも、Rは三段〜四段のところにいるんだから、指し将棋とは別物なのでしょうか。

 お弁当は往きが「東京弁当」(1600円)と「穴子太巻き」(500円)、帰りは軽く「マイタケ弁当」(840円)。東京弁当は少ししょっぱかったけれど、デザートがとてもおいしくてよかったです。穴子は大好きなのでまずく感じる方が難しいのですが、この穴子は脂が乗っているようで結構なものでした。

(追記:今日になって残りの3問にチャレンジ。6、7は持ち駒が多すぎて食欲が全くわかずパス。ごめんなさい。今月の優秀作の8番を考慮もさっぱり分からない。。。)

PM 08:21:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年09月08日  羽生、王位奪回、二冠復帰
 王位戦第5局は羽生が勝ち、表題のように王位と二冠に復帰しました。

 本局も、中盤で谷川がボッキリと折れてしまい、濃厚な終盤戦の連続で楽しめた昨年のシリーズに比べると、内容の薄さは否めません。こういうと谷川ファンの方々は不快に思われるかもしれませんので、あえて自分(佐藤ファン)にも厳しい言い方をすれば、前々期の羽生−佐藤の王将戦でストレート負けを喰らった時と同じような感触を受けたといえばいいのでしょうか。羽生の好調時には、こういう感触を対戦相手のファンが感じることは多かったように思います。

 本局を並べて、もう少し曲線的な指し方はなかったのだろうか、という感想を覚えたのですが、実際のところはどうだったのでしょう。

 第1図。本譜は△同歩ですが、△同銀(腰抜けか?)だとどうなりますか。本譜は▲2五飛と当てられるのがちょっと悔しい。△7六歩を決めたいので頑張ったんだと思うのですが、△同銀だと逆に先手の飛車を攻める手順があるのではないか。▲2六飛だと△3五角▲5六飛△6五銀があるし、▲2八飛なら△3六歩と嫌味をつけておくとか。もちろん、対局者はこの程度の手は当然読んだ上で本譜を選んだはずで、ダメな理由はきっとあることでしょう。

 第2図の△4七角について「手拍子で、2七角などもっと考えるべきでした」との感想が谷川から出ています。打った瞬間は詰めよ桂取りで気持ちがよくても、その後の展望の持てない一手。。。後手は先手の4九金を退かさない限りは飛車を使えないし、△2七角であれば本譜で生じる▲5四歩も防いでいます。

 次のこの二人の対戦は銀河戦か順位戦でしょうか。もう少しこゆい戦いを期待しています。

<2792>

PM 11:13:47 | Comment(652) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年09月07日  今週の週刊将棋の問題
 三段コースの問題、ちょっとおかしいのではないだろうか。馬を抜く云々て、どういうことだろうか。

(理由を知りたい方はコメント欄をご覧下さい。コメントの内容が正解である可能性はありますので、ご承知おきください)

<2696>

PM 10:43:16 | Comment(71) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年09月07日  アテネ五輪、当然の理由で負けた国の敗因分析
 最近、読んだサウジの新聞から。大した内容ではありません。

1.今回のアテネ五輪では、イスラム諸国57ヶ国のうち一つでもメダルを獲得したのは12ヶ国に過ぎない。金メダル287のうち13だけであり、人口1800万人のオーストラリアが獲得したメダル数を下回る。

2.イスラム諸国の中では最も世俗的な諸国が好成績を上げている。

3.多くのイスラム諸国では、スポーツは宗教的義務から注意を逸らし得る道楽と受け止められている。スポーツ界のスターが「最高指導者」の地位を侵食し得ることを懸念している。

4.また、大半のイスラム諸国では、スポーツのような「贅沢」に費やされる資金は余り残されていない。

5.女性選手がいないこともイスラム諸国不振の原因。一部の諸国では女子体育教育さえ禁止されている。


 オリンピックの時だけ原因分析をしてもだめですよ。普段の国際試合の様子をウォッチしていれば、イスラム諸国がスポーツに十分な準備をしていないこと、よってオリンピックでも成績を期待できないことも自明です。多分、書いた本人もそのことは分かっていて、オリンピックをてこに社会の流動化につなげたい、という意図があるんじゃないか、と思います。

 超保守社会のサウジアラビアといえども、ネットでたいていの情報は取れてしまい、その影響が皆無ということはありえない。国民も以前に比べるとはるかに世俗化しているし、人口の伸びが異常なのに経済成長が追いついていない、ということで、若年層の不満はたまりまくっていることはかねて指摘されています。こういう記事に関わらず、既に社会の流動化は始まっていると思います。
 
 社会の民主化は定性的には歓迎すべき出来事だけど、ああいう国の民主化が穏やかなプロセスを経て達成されることはありえない以上、10年位のうちにはめまいのするような展開になる可能性は高いですね。

PM 08:58:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | [ニュース]

2004年09月07日  王位戦第5局一日目
 羽生が谷川を3-1で追い詰めた王位戦の第5局が始まりました。

 後手角換わり一手損(←確かに誰かに雅な名称を考えていただきたい)から早繰り銀になりました。

 早繰り銀の先例棋譜自体もあまり多くはありませんが(その辺の事情は「消えた戦法の謎」をご覧下さい)、私のDBにあるその数少ない先例局はいずれも相居玉。最近の有名な対局は前前期のA級順位戦▲青野(勝ち)−△島ですが、先手の玉が7筋に移動しているので全く状況が違います。従来の早繰り銀だと、先手が右銀を交換した空間から後手が反撃を行うので居玉への響きもきつかったのですが、7九玉型では同じ反撃ではダメでしょう。

 やはり8筋を突き捨てての垂れ歩とか7七への攻撃を絡めないと後手はしんどいと思うのですが、その辺を谷川はどう考えているのか。他の対策としては、先手に棒銀に組ませて△4二飛とする(棋聖戦第2局のような指し方です)もあったと思うのですが、本譜の方が得になるとの読みなのでしょうね、当然。

 と、分かったようなことを書いていても、せんすにはこの局面に対するコメント、意見、予測は全く持てません。

 谷川が竜王戦で渡辺に負けて以来、銀河戦以外では勝っていないことが気になりますね。


PM 08:48:26 | Comment(16) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年09月07日  美しい投了図
 王座戦第1局の投了図が出色だが、この投了図も見事。
 投了まで田村は2分考えています。指された瞬間、即詰みであることは悟ったはずで、意外、無念の感情を整理するのに必要だったのでしょうか。

 それにしても中井は強いです、って今更言うまでもないことですが、秒読みの中でこの手を出せるというのはやっぱりすごい。

 そろそろ佐藤−中井戦(NHK)に向けて、先崎が解説を希望したとか、注目が高まってきました。願わくは「ネタばれ」がありませんように。

AM 06:09:08 | Comment(4) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年09月06日  東京湾景
 交通事故→記憶喪失・・・・

 とことん堕ちたな

 せんすがみているわけじゃないですよ

PM 09:52:34 | Comment(622) | TrackBack(0) | [テレビ]

2004年09月06日  竜王戦:谷川−渡辺後記
 竜王戦谷川−渡辺の観戦記連載が続いています。

 図の▲4八金上について「苦しいのでこの手を選択した」といった感想が谷川から出ていますが、この手自体の評価はどうなのか、観戦記を読む限りではよく分かりません。3七桂の浮きを解消する必要があるのは理解できるのですが、▲4八玉(戦場に近づき本筋とは思えないが)/▲3八銀(かなり変な手だが)/▲3八金(やはり異形)と比べても、自玉の逃走路を自ら閉じる本譜が勝るとはせんすには思えないのです。

 改めて本譜を並べると、渡辺に△7八とと侵入されてからは、「飛車が入れば一手詰み」の状態で、先手の飛車は絶えず狙われ続けていることが分かります。もちろん谷川も7八と除去を含みに防戦に努めるのですが、自玉がここまで背水の陣だと辛いですよね。何よりもこの玉形になってからの、渡辺の攻めの方針が立てやすかったのではないかと思わずにはおれません。

 そもそも図の局面自体が後手は先手の急攻をとりあえずは受け切っているわけで、せんすには後手がよいように見えます(居飛車穴熊党ゆえの贔屓目だろうか) プロの間ではこの受けは必ずしも主流ではないようですから、なにか気に入らないところがあるのかもしれませんが、その辺の事情については分からずじまいです。
 

PM 09:00:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年09月06日  原油相場
 上昇も一段落で、やや下方調整の原油相場。

 だが先高感は強い。下がれば買いが入り、下支えも強い。証拠としては先物価格で40$/bを割るのが1年後ということが挙げられるが、これは一体どういうことか。先高感はあるにしても、ここで買いを入れては相場に負けることが分からないのか、とも思う。
 
 国内ガソリン価格も転嫁急。せんすのガソリンカードの現時点の単価は相場よりも10円以上安いので今はそれに依存している。(ガソリンカードは転嫁が遅いのだ) 個人でできる防衛術はそれくらいのものだ。

(以下、おふざけ)
 で、ちょっと思ったのだが、現在のトコムの先物取引は「参加は自由」といいつつも、いろいろなハードルがあって投機家しか入っていないという状態。これを完全フリーにして、最小単位も100分割どころか1000分割して本当の個人の参加を促す、そうすれば庶民も各自の器量で原油相場をヘッジできてハッピー、トコムも取引が拡大してハッピー、なんていうのは。。。。まぁ、ないか(爆)


PM 08:52:32 | Comment(19) | TrackBack(0) | [経済]

2004年09月06日  イチローは偉大な野球選手(に決まっている)
 アメリカのフォックススポーツでイチローについて議論が巻き起こっているとのこと。

 古参記者が「ライトとしてはパワーがない。シングルヒットばっかり。盗塁の数は多いが、それを成功させるために次打者のパフォーマンスが落ちるというデータもある。いい打者だがMVPには相応しくない」との記事を書いた。こちらです。大リーグの伝統的なMVPのイメージからするとそういうものかとも思う。(だから投手はなかなかMVPになれないんでしょ) 頑迷固陋ではあるが、こういう考え方も愛する余裕をせんすは保ちたい。

 それに対して読者からの反論の数々が面白い。中には対抗するデータを用意する人もいて、オタクぶりが覗えます。特に「出塁率が高い=セットポジションを強いる=後続打者が恩恵を受ける」というのは本筋をついていないだろうか。もちろん記事に賛成の人もいるわけですが、それだけ、イチローが規格外れなのかな、とせんすは思っています。

(せんすは1996年までのオリックスはまだブレーブスの遺産が生きていたチームだと考えており、その頃に台頭したイチローに対するシンパであることを言明しておきます)



<1731>

PM 08:46:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | [スポーツ]

2004年09月05日  ロシア学校占拠事件、被害者あまりに多数
 将棋中心の自己啓発を主目的とした日記ではあるが、オセチアの学校占拠事件には触れておきたい。

 ヨーロッパや特に日本のような比較的(あくまでも比較的)穏やかな国と異なり、かなり荒っぽいことも辞さない政府と、外道(テロをするなら政権担当者だけを狙えよ/もっとも以前からテロリストは一般民ばかり狙うのだが)かつなぜか武器だけは豊富に保有している連中がぶつかった惨憺たる結果なのか。

 非難の大半は外道が引き受けるべきだが、プーチン大統領の政権運営はいかにもロシア的というか、やはりああいう体格は大きいもののが異変部が脆弱な国を率いる以上、ツアーリがいないといけないのか、政治、軍事だけではなく経済も含めてあまりにも力ずく過ぎるのではないか。力ずくとはいえ、それなりに成果は上がっているんだが(特に経済)

 ただ、せんすは「外道たち」が「人的損害は考慮せずにとにかく騒乱を起こして、政権の威信を失墜させること」のみを目的として行動しているようにも感じている。(ロシア通の人に教えてもらったということもあるんだが) そういう外道を相手に、政権側が一体何をできるのかというと何もないようにも思える。治安対策のレベルを上げるといっても限界がある。

 あまりにも修羅の世界で、ニュースをみていた6歳の子供に上手く説明できなかった。。。

<1955>

PM 11:34:35 | Comment(144) | TrackBack(0) | [日記]

2004年09月05日  図書館
 森下卓「現代矢倉の思想」佐藤康光「康光流四間飛車破り」を借りました。著者達には印税がいかないので、申し訳ないのですが、勉強をさせていただきます。

PM 08:30:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年09月05日  NHK杯戦、森内辛勝
 今日のNHK杯戦は面白かった。最後は神谷に勝ちがあったようですが、振り返ってみたいです。せんすが「おや」と思ったことは、ほとんど青野が触れてくれたので(さすがです)、ここに書くまでもないかもしれないのですが。

 初手からのやり取り。▲7六歩△8四歩▲7八金に△8五歩がいきなり意外。「今日は一手損はしませんよ」といきなり宣言ですか。それに対して、神谷がひょっとして3手で角を2六にもってくることも含みにしていたのか(まさかね)、2六歩を全く突かず、ゆえに飛車先交換を防ぐ必要のない森内も△7七角成とせず、いきなり7筋攻撃に出たため叩きあいになりました。  

 第1図。穴熊党的発想なら断固▲7六歩から銀矢倉にしますが、さすがは神谷、▲7四歩と突っ込みます。第1図の前に本来であれば後手は銀交換をしたいところでしょうが、銀交換後の飛車の引き場所が難しい、というかないのでやむを得ないみたいです。であれば、本局序盤の森内の指し方は積極的過ぎたのかもしれません。どっちも突っ張るものです。

 第2図。せんすは▲7三歩成を予想しましたが(青野もそうだった)、飛車を取り合った後、攻防の△2五角で後手の勝ちみたいです。なるほど。私はこういうところを形ではなく、ちゃんと手を読んで指さないといけないとは分かっているのですが、なかなかできません。

 第3図。ここで森内は△3三銀。これでは絶対おかしい、勝てないとしたもので、▲6六角を喰らっては「番狂わせ」を感じた人も多かったことでしょう。大きな駒得でも先手玉周辺に種駒がないので、速度が違うのですね。速い攻めがないのであれば受けに回るのも仕方ないにしても、逃げ道を防ぐ△3三銀とは。でも、私の力ではいい手を見つけられません。。。

 第4図。私の棋力でも敵玉の喉元を睨んでいる角を8四に左遷させるのがいけないことは想像がつきましたが。▲3四歩で勝ち筋ということでいいのですね。

 うーんと戻るのですが、38手目の△3三銀、壁銀を直して当然と思いましたがあるいは△6四歩、51手目の▲2二歩には△3一玉と逃げ越しておく方がよかった、っていうことはないでしょうか。

 みていて結構、どきどきする場面もあり、雨の日曜日の過ごし方としてはよかったです。

PM 08:28:01 | Comment(17) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年09月04日  B1順位戦第5回戦
 昨日は結構、面白い将棋が多くてよかったです。渡辺明と上野、戸辺は完全に解説要員となっていますが、日当をもらっているんでしょうか。只働きなら素晴らしすぎるけど、加入者としては以前とは比較にならないくらい内容がよくなっているので助かります。できれば、棋譜もDLできるようにしてくれるといいんですが(贅沢?)

 6局の中で真っ先に終わった郷田−堀口戦、その内容については中継中も全く触れられていなかったのですが、自分としては一番意外な結果でした。

 確か午後9時前の局面が第1図の一手前。「郷田は持ち駒なしか。6筋からの攻撃の筋はあるかもしれないけれど、6三銀も取られてしまうし、切れ模様かな」と思っていたところ、次の更新ではいきなり「堀口投了」 「えー!」と早速棋譜並べをしたところ、「うーむ」。

 第1図、本譜は△同香。なぜですか。自玉と二路しか離れていないところに敵の銀がいるのだから、これを除去するのが急務ではないの。香車を持ち駒にしても、直ぐに使えないじゃん。仮に△1三同香で△6三桂だとし、本譜の手順どおり進行すると第2図と変化図の違いになります。結構、先手の攻めは続くみたいですが、右翼への逃亡も不可能ではなく、変化図の方が後手にとってはよいと思います。途中で別の手順に入ろうにもあんまり手広くない。

 私の頭が腐っているだけでしょうか。

 

<2304>

AM 10:37:52 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年09月03日  将棋世界10月号
 将棋世界10月号が出ました。7月8日の日記で触れた8月号六段コースの回答を知りたくて、他の記事を差し置いて見にいきました。なるほど。この手は思いつきません。激ヌルとしか思えませんものね。

 A級の佐藤−丸山戦の▲5七玉を誉めているのに、びっくり。取材をしたんでしょうか。

 それにしても、今月号は色があまりにもアバンギャルドで見つけるのに思わぬ時間がかかってしまいました。

<3178>

PM 06:53:23 | Comment(664) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年09月03日  歩を取るのにはご用心
 毎日新聞の連載されていた佐藤−丸山の観戦記が終了しました。例の▲5三とに対する佐藤の後悔が載っていました。

 うかつに歩を取るとろくなことはない例を思い出し、自戒します。

 第1図は記憶に新しい前期名人戦第5局。5三歩を取ってしまったばかりに、後手に底歩を打つ余地が発生してしまい、羽生は敗勢に追い込まれました。本局は勝てましたが、らしくない一手ではありました。

 第2図は昭和41年十段戦第4局。ここまで優勢に進めてきた二上でしたが△5七とが全く余計な一手で▲5四歩で一気に形勢混沌。結局、うっちゃられてしまいました。せんすが学生時代に「十段戦名局集」の陣太鼓観戦記で読んだ手ですが、なぜか印象に残ってしまい、他の用心は忘れるのに、この用心だけは怠らないようになりました。

 たまたまですが、どれも5三とか5七なのは「5三のと金に負けなし」の格言の悪影響なのではないでしょうか。

PM 06:48:41 | Comment(26) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年09月03日  長野県辰野町
 辰野町消防団公式HP、素晴らしすぎる。できれば、トップの消防車が走る速度をもう少し落としてほしい。


て、書いてみにいったら、せっかくのAAがなくなっていた。残念。

PM 06:38:13 | Comment(18) | TrackBack(0) | [日記]

2004年09月03日  産経新聞
 今朝の産経新聞には驚きました。裏表全面広告でほぼ真っ黒。躊躇わずに捨てようとして、「あれ、ほんたいはどこや」と探し始めてようやく事態を理解しました。日産もお金があるのですね。

PM 06:36:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]

2004年09月02日  羽生先勝
 王座戦第1局は森内の積極的な攻めが頓挫し、羽生の快勝になりました。竜王戦からの番勝負ではいずれも森内が先勝し、そのままタイトル奪取につなげていたのですが、風向きが変わったのでしょうか。せんすは、8月初旬の挑戦者決定戦直後は、森内乗りだったのですが、去年の竜王戦で森内勝ちを予想したあの佐藤康光が「羽生乗り」ということですし、さすがに揺らぎますね。

 第1図。なぜ羽生は1筋を受けず、なぜ森内は第1図の局面で▲1五歩ではなかったのでしょうか。ちょっと記憶が定かではないのですが、「角換わりで端を取れるときは絶対に取れ」と教わったことがあり、2001年度のA級順位戦▲佐藤−△羽生の角換わりの一戦で1筋を制圧した佐藤がそのまま快勝したことを覚えているせいもあり、そういうものかな、と信じ込んでいたのですが。。。今回の観戦記の解説は佐藤康光だそうですが、どれほどのスペースが与えられるのか。観戦記者のさじ加減次第では指し手の説明はあまり期待できないかもしれないので、専門誌を便りにします。だめかな。

 第2図。▲6六銀からの森内の積極的な指し回し。佐藤康光、野月からなる控え室は非常にびっくりしたらしいのですが、そういうものなのですか。この反応が私には意外でした。同形なら、後手側の手段として参考図が有力であるとされていたと記憶しています。従って、▲6六歩よりも▲3七桂を先にするべきだと理解していましたが、プロの世界では通用しないのでしょうか。ここはものすごく大切なところなのですが。。。

 類似局が6年前の全日プロ第3局で両者の間で戦われているのですが、第2図から第3図に至る手順でも気になるところがあります。▲2三歩に手抜きで△3九角だとどうなるのでしょうか。先手は3七桂が邪魔しているので▲2七飛とはできません。▲3八飛なら△4九銀でも後手の手になっているように思えます。また△8八歩を利かすのもありそうですが、どういう不都合があるのでしょう。

 で、肝心の第3図ですが、この銀打ちはせんすの常識を完全に超えます。例によって「普通」の話しをすれば、手駒の銀を投入して、敵玉から遠ざかるという状況は理屈に合いません。理屈に合うためには、どうあっても後手の飛車を取るしかありませんが、まず56手目の△7七歩を手抜くのは△7八歩成▲同玉△7七歩で困るので不可。よって、第4図(夕食休憩時点)で△8五銀でないといけないはずですが、ここで森内は▲7七同金 羽生は△6五桂。ここで桂銀交換になるのですが、これでは理屈に合わないまま。手番も奪い返され、急速に終局に至りました。戻って、飛車を取ると△7八歩成▲同玉△6五桂が確実で、実はせんすは控え室のあまたの棋士たちが「先手指しよし」といっているのを読みつつも、具体的に先手がよくなる手順がさっぱり見当がつかずにいました。どういう風に先手がよくなるのか、確認はマストです。

 本局は、伏流となっている手順があまりにも膨大なのでしょう、せんすの腕ではどうにも賞味し切れません。

 羽生はすっかり絶好調モードに移行した感じですね。銀河戦も勝ちまくっています。竜王戦で森下に負けていなければ、という思いもしますが、なんにしても大したものです。


<3868>

PM 11:13:06 | Comment(15) | TrackBack(1) | [将棋(角換わり)]

2004年09月01日  駅のコンコースにて
 となりの急行停車駅のコンコースにクッキーショップがオープンして、賑わっていた。家路に着く途中、やや疲れたところに、あの甘い香りをかいでしまっては、誘蛾灯に飛び込む虫のような趣きもあるだろう。

 新橋の焼き鳥屋さんの臭いの前にふらふらとなってしまうオジたちと相通じるものがあるが、新橋という街自体が早晩はオジたちのリタイアなどで衰退していくであろうとを考えると、何か著しい対比があるように思える。

<2379>

PM 08:55:23 | Comment(242) | TrackBack(0) | [食べ物]

2004年09月01日  何度もしつこくてすみません(高橋−深浦)
 以前、しつこく触れたA級順位戦の高橋−深浦について、「インターネット将棋定跡:千駄ヶ谷日記」で興味深い指摘が出ているのを見つけました。なるほど。

 ▲7四歩を打たないで▲9二馬とした場合、本譜の手順(1四飛のぶっつけ)だと歩を1枚温存できた先手の玉が不詰みになるので、後手としては別の手順を組み立てなくてはならないわけですか。

 どうしましょ。せんすには全然、思いつきません。

 私のレベルだと、こういう深いところ以前に勝負が決まっていることがほとんどなので、感心しきりです。


PM 07:57:56 | Comment(13) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

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プロフィール
名前せんす
URLhttp://sensu1030.hp.infoseek.co.jp/
佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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