旅行中のことである。とあるアウトレットで妻は2時間の持時間を与えられ、買い物に出かけた。その間、せんすと6歳の娘はベンチでまったりと待つことになる。せんすは詰将棋を持ってきているので平気だが、娘は手持ち無沙汰。退屈が昂じて、ぶち切れられると困ることになる。
せんすはよき父として、童話で時間を稼ぐことにした。娘の知らないお話しということで「舌切り雀」を選択。
お話しの途中で、全然知らないおばあさんが買い物に疲れたのか私たちが座っているベンチに腰掛けにやって来た。「他に座るところがいくらでもあるのに。。。まぁいいや、タバコを吸うわけでもないし」とせんすは何もいわず、佳境にさしかかった童話を続ける。場面は、大きなつづらを開けたいじわるなおばあさんに、お化けが襲い掛かるところだった。娘は面白い、と言ってくれたので所期の目的は果たしたが、ふと気がつくと、ベンチに腰掛けていたおばあさんは影も形もなくなっていた! 別にせんすたちにこのおばあさんに含むところなど全くなかったのだが。。。
タイミングがよすぎたとしかいいようがあるまい。
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PM 08:54:37 |
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