せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2004年08月11日  王座戦、森内−谷川:推理
 王座戦2回戦森内−谷川が日経で連載されていますが、本日掲載分は図の▲2五銀の一手のみ。

 昨日の観戦記(神谷)ではなんとなくこの手が出そうな雰囲気があったのですが、この手については
(佐藤)「私なら考えないと思います」
(渡辺)「▲2五銀ですか」(少考後:次の一手は?という訊き方だったのでこの回答があったというニュアンス)
とのコメントがついています。

 △3三桂で無意味なはずですが、日経の将棋王国によると

「先手の森内3冠は2八飛・3六銀型の相掛かり引き飛車棒銀を採用。昼食休憩再開直後、2五銀と銀を繰り出して、金銀交換に成功した。これに対し、後手谷川2冠は飛車を8五から2筋に転換して反撃に出た。森内3冠は銀角交換の駒損ながら、竜を作っている。一方、谷川2冠は飛と角2枚、銀を手駒に持ち、左桂を4五に跳ねて森内陣に迫っている。」

ということです。

・どうやったら金銀交換になるのだろう。普通に2筋で金銀交換が行われ、竜ができたとみるべきなのか。
・でも谷川が飛車を持ち駒にしているということは飛車交換が行われ、その飛車を森内が先着して竜を作ったというべきだろう。
・ということは△3三桂とはここでは跳ねないのか。であればなぜ跳ねないのか。
・桂を跳ねないのは、多分、あとで桂頭襲撃をかけられるのを嫌ったのかな。
・では谷川はここでどう指したのか。この時点では△8五飛の出番ではないらしい。

 将棋世界9月号81ページに途中図が出ていますが、全然、繋がりません。

 警部! せんすには犯人の軌跡を追跡できませんでした(爆)


 全然、分からないので、明日まで楽しみにします。



<3078>

PM 11:41:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(相掛かり)]

2004年08月11日  森下システム
 前期竜王戦第3局で羽生が森下システムを試みたのは記憶に新しいところです。先手が苦しいのではないか、と思われていた戦形ですが、やれなくもないような印象を与えました。その割には後継局があまり出ていなかったのが、このところ森下本人が連採していて、途中はともかく今のところ二戦二勝です。普通に組み合えば森下システムのメリットが炸裂するし、後手が仕掛けてくれるのであれば脳を絞る必要はなくて、なおかつ勝ち味があるのであれば、せんすも試してみたいと思い、並べてみました。

 1図は羽生−森内戦と同じ局面ですが、森下は▲8六歩として自玉を広くしています。これは好手かと。対局日は7月2日。結果も快勝。

 2図は7月16日のB1順位戦。▲8八玉は前期朝日OP準々決勝の対郷田戦で佐藤が指した手ですが、郷田に△5四歩と手を変えられ、さらに万全の攻撃態勢を作られました。本譜は▲4六銀△7三桂▲3七桂△8五桂▲8六銀△5三角▲2六歩△4二銀▲1六歩△9七桂成。森下は普通に受けて普通に悪くなりました。終盤、勝負手が成功して逆転はしたのですが、序盤作戦としてはよくなかったような。せんすの棋力では先手がどうすればよかったのかよく分かりません。先手は攻め味が皆無だし、▲2六歩と▲1六歩は後手陣に全く響いていないので、疑問だったような気がします。▲8八玉の思想はどの辺にあるのでしょう。

 戻って一昨年12月のA級順位戦の島−佐藤戦で後手の佐藤が3図の△9四香を指して快勝しています。この心は竜王戦のように▲8三金とされても△9一飛▲8二金△9三飛を用意しているということになるのですが、その後、誰も真似をしていません。当時の観戦記では「ものすごい手が出そうな気配が対局場に満ちて、大きな駒音がした」みたいなことが書かれていたような記憶があります。せんすは今でも2002年6月号の将棋世界で彼が「若手が誰も自分の将棋を真似ない」と嘆いているのを記憶しているんですが、なぜなんでしょうか。同一局面のサンプル数が少なすぎるので実情がよく分からないのですが、何か欠点が発見されたのでしょうか。香車が浮いているのがちょっと嫌な感じがしますが。

 ゆえに第1図の手順ならせんすは真似っ子したいな、とは思いますが、3図のようになった場合どうすればいいのか見当がつかずです。まぁ、私のレベルだとここまでこんを詰めて考えなくてもそれ以前のところで変化してしまうので、徒労だろ、という気がびんびんします。 

 さて、森下。9日の王将戦2次予選で阿久津に負けリーグ入りの目が消えた森下。今期も通算で負け越しになってしまいました。対局数、勝ち数でダントツの羽生が相手ではやはり竜王戦準決勝の勝ち目が薄そうですが、そう思いつつもなんか密かにツキを充実させているような気もします。準決勝の日は佐藤−丸山のA級順位戦とまともにかち合っているのですが、持ち時間が違うこともあり、とりあえずは竜王戦を優先的に観戦しようかと思います。

PM 11:31:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年08月11日  浜崎あゆみ
 古いネタになってしまったが、エイペックスのお家騒動は創業者側の勝利に終わった。音楽の感性に鋭い創業者が子飼いのアーティストを味方につけて逆転したわけだが、なんか割り切れない。利益相反契約はないことになったのだが、仮にも上場企業の役員でそういう疑惑を持たれた以上きちんと説明するべきではないのか。企業統治をしっかりしようとした前社長が追い払われて、なおかつ株価が上がるとは。音楽業界は普通の企業とは違うのだろうか。株主はおかしいと思わないのだろうか。

 これが普通の事業法人であれば、子飼いの部下が独立を画することもなく終わるわけですが、この会社の場合「子飼いの部下」の影響力があまりにも巨大すぎた点が、特徴。いっそ、彼女が会長になって株主総会の議長になれば株価も上がるかもしれない。

PM 11:24:57 | Comment(12) | TrackBack(0) | [経済]

2004年08月11日  原油爆騰2
 原油価格(NYMEX/WTI)が終値ではなく取引時間中とはいえ45$/bを越えた。

 前にも書いたが、下げ材料がないわけではないが、誰も材料視しない。需給逼迫を示唆するニュース(噂と言い換えてもいい)には反応しやすい雰囲気になっている。

 どの産油国にも増産能力は短期的にはないし、先進国の景気には減退のけはいがあるといっても中国、インドの経済成長がマイナスになるわけもない以上、一定レベルの需要増があると考えるのが妥当。その上、ベネズエラの大統領罷免だとかユーコスだとかネタに事欠かない。一部には上げ材料視された後、実はそれほどでもなかったことが分かっているものもないではないが、だからといって相場が元に戻るわけでもない。理屈には合わないが、そういうものと受け入れるしかない。皆、一度は50$/bの高みに達しようというのか。そう思っている以上、多分、そうなるだろう。達した後は、下げ調整があるのだろうが、1年の内に20$/b台に戻る、などということはなさそうだ。

 注目すべきは、従来、ろくに取引のなかった期先の買いが増えていることだ。これは一部のユーザーが原油先高定着を懸念している所以だと思うが、長期価格が上昇している以上、期近の価格のみが下がると考えるのも無理がある。このレベルになれば、生産者側でも売りを入れても利益を確定できるはずだが、もともとそういうことはしないでハイリスク・ハイリターンを狙うのが彼らのならい。売りが入らない以上、長期価格が期近価格の上昇に連動して上がり続けるというフレームが維持されるのではないか。

今        :35$/b弱(足元44$/b)
2000頃      :20$/b弱(足元28$/b)
2003開戦直前   :23$/b (足元37$/b)
2004.1(中国爆食) :27$/b (足元33$/b)

 上のような推移をみると原油というコモディティの平均回帰価格が明らかに上がってしまっていることが分かる。もう、かつてのような低ガソリン価格は期待できないのではないか。

 これをもって、日本の景気回復にどれほどの影響があるかだが、影響がないはずはないにしても、中国に市場があれば中和できる事業法人もあるのだろう。

PM 11:22:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | [経済]

2004年08月11日  詰将棋
 今週の週刊将棋の漫画冒頭に載っている19手詰めという詰将棋、せんすには23手詰めの駒余りとしか思えないのですが、どうやれば19手で詰むのか、お分かりの方、どうかご教授願います。ウチの柿木も同じ意見なのですが、version.5なので余詰め検索機能がついていないのです。

▲1三飛 △3二玉 ▲4一角 △4二玉 ▲3二金 △5一玉
▲5三飛成 △6一玉 ▲5二角成 △7二玉 ▲6二馬 △8二玉
▲7三龍 △9一玉 ▲9三龍 △9二金 ▲7三馬 △8一玉
▲9二龍 △同 玉 ▲8二金 △9三玉 ▲8三馬

まで23手で詰み


PM 11:12:52 | Comment(3) | TrackBack(0) | [将棋]

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プロフィール
名前せんす
URLhttp://sensu1030.hp.infoseek.co.jp/
佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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