せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2004年08月31日  A級順位戦佐藤−丸山追記
 A級順位戦佐藤−丸山についても、現在観戦記が進行していますが、▲4八金、▲5七玉とせんすが?と思った着手がやはり疑問手だったそうです。また明確には触れられていませんが▲7五歩も△6三桂で咎められる筋があるみたいで、少し自分の大局観に自信を持ちました。私って強いのだろうか(爆)

 でもR点が上がらないのはなぜなんでしょうか。ついこの間なんか、2000を割り込んでしまいましたよ。


<3134>

PM 10:24:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(相掛かり)]

2004年08月31日  分からない変化:棋王戦、中座−郷田
 今、新潟新聞で掲載されている棋王戦中座−郷田の観戦記(観戦記者:蝶谷初男)で、よくわからないところがありました。

 図以下の変化として「△同角とすべきだった」との郷田の感想があり、以下▲同歩△3三桂▲8八銀△7五銀▲7七銀(変化図)△7二金(?)▲7六歩△6四銀▲6八玉△7三銀で難解であるとしているのですが、なぜ△7二金のところで△7六歩と打たないのでしょうか。

 この将棋は中座が4六角の含みを残すために、4六歩を保留して戦うところがミソだそうで、成り行きを楽しみにしています。





PM 10:20:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(相掛かり)]

2004年08月31日  王位戦第4局追記
 王位戦第4局について週刊将棋で確認しました。26日の日記で書いたことはそれほど変ではなかったようです。△4三銀と打った時点ではやはり後手有利。さわやか日記のあの記事は一体?  その上で、判然としないのは、週刊将棋の解説からは「△4三銀があるのであれば▲4四竜と銀を取っておくべきだった」という印象を受けたことです。△4三銀の有無に関わらず、ここは▲4四竜がほとんどのアマチュアの第一感だと思うので、できればそこのところを掘り下げてほしいものですね。

PM 10:11:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年08月30日  竜王戦挑戦者決定戦第1局、渡辺先勝
 本局は大流行の4六銀型矢倉になり、先手番の渡辺が押し切りました。あまり信用できない自家製DBによりますと、森下はこの戦形を本番で指したことはないようで、対戦相手の渡辺がスペシャリストであることを考えるとやや損な作戦選択だったようにも思いますが、どのような思惑があったのでしょうか。横歩取り後手を避け、かつ変化球を投げるのであれば、角換わり一手損とか無理やり矢倉とかも考えられたのではないかという気もします。

 第1図は前期王将戦第5局と同一局面です。最近では、先手が組み合ったところから▲3五歩以下一気に仕掛けるのではなく(例えば前期王座戦第5局のように)、▲5五歩を入れて全局的に戦う例も増えているようですね。▲3五歩以下の仕掛けに何か不都合があるのでしょうか。せんす自身が愛用しているだけに、ちょっと気になります。

 第1図でどう指すかなのですが、王将戦の時は森内は△3一玉とし、角を2二に引く構想を見せました。この時は飛車と銀2枚の交換になり、後手は駒得だったのですが、後手の一段玉は飛車の打ち込みに弱く、敗退しています。本局では森下は△3三桂でしたが、何となく固くないような感じです。なんか後手の指し方に困ってしまいますね。

 第2図は夕食前の局面ですが、ここに至る手順で後手に気になるところがありました。観戦記で確認したいので書いておきます。

・△6二角で△7一角の方がよいのではないか。8二飛と6二銀/6二角の組み合わせは飛車の横利きを止めて危ないと思う。加えて本譜は桂交換が必至であり、▲7四桂も狙い筋になる。
・▲6六角と出られた時に△2一玉と角筋をかわすのは論外なのか。

 8筋の歩交換は後手のポイントなので、一方的にやられる将棋ではないにしても、指しにくさを感じてしまいます。

 第3図。本譜は△同歩ですが、△同銀だとどうなるのでしょう。角筋に自玉が入っている以上、3四に空間を作るのは危険だと思うのですが。銀が守備から外れると何か悪くなる手順があったのでしょうか。私の頭ではよく分かりません。

 さて、大舞台登場まであと1勝に迫った渡辺明。せんすは、彼の覇権確立は数年内に起こると思っていますが、誰から政権交代を受けるのかが気になります。河口史観にどっぷり浸かった発想ですが、天下人の移動はできれば明確な形(木村→大山、大山→中原)で起こってほしい。ゆえに、渡辺明には羽生をきっちりと倒して覇者になってほしいところですが、羽生が天下人でなくなった状況で、覇権交代はどのような形で発生するのでしょう。

 今の森内の充実振りは、加藤が谷川に、島や米長が羽生に倒された時とは全く格段の様であり、彼自身の天下人への登位の状況も含めて考えると、従来のような政権交代は起こりにくくなっているようにも思えます。

<2914>

PM 11:33:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年08月29日  嗚呼、阪急ブレーブス
  素晴らしいサイトを発見した。せんすは感涙に咽びましたよ。

 カミングアウトしてしまった以上、もはや怖いものはない。

<2986>

PM 10:30:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | [スポーツ]

2004年08月29日  NHK杯戦、深浦、またもや新手
 今日のNHK杯戦の宮田−深浦戦は、せんすにとっては佐藤−中井戦についで興味の濃かった一戦。しかし、深浦の工夫がずばりで、宮田は力を出す暇もなく敗れました。

 今日の一戦は余りにもインパクトがきつすぎて、ラーメンの行列の間もいろいろと考えてみたのですが、せんすのへたれた脳味噌ではどうにもなりませんでした。

 第1図。先例は非常に多く、重要対局としては朝日OP5番勝負第5局羽生−深浦、前期A級順位戦佐藤−谷川、前期棋王戦敗者復活戦佐藤−深浦、前期竜王戦第2局森内−羽生などがありますが、せんすの知る限り1局を除いて全て▲6八銀と上がっています。

 本局では△5六歩と直ちに深浦が仕掛け、▲6六歩で受かっていると思われたものの△5四飛▲3五歩△1五角(第2図)と進行してみると、これが後手よしとは。5筋にあやがあり、4八銀が間接的に質になっているからですが、これで悪いのであれば先手はどうすればよいのか。上述の対局で先手を持った棋士たちはこの手に気がついていなかったのか興味深々です。

 初心に戻れば、双方の飛車が浮き飛車であれば左銀は動かせないわけですから、本局のような場合も左銀を動かさない方が安全です、とはとてもいえない。5筋に敵の歩が伸びてきているのですから。

 3六歩を保留しておけば、4八銀が質になることもないわけですが、先手陣の進展性がないのが気に入らない。

 回答らしきものは上で述べた「1局の例外」にありました。その対局は8月24日に行われたC1順位戦の宮田−飯塚戦でNHK杯戦の反省か、宮田は▲3五歩と修正しています。なるほど。

 それにしてもやはり深浦はすごい。どんな隙も見せられないというのはこういうことですね。

PM 07:16:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年08月29日  ラーメン博物館
 新横浜のラーメン博物館にひとりでいってきた。(家族をステゴザウルスにしたのである)

 「すみれ」だと75分待ちだということだが、それほどの気力はないので、20分待ちの「春木屋」と30分待ちの「蜂屋」に入った。おいしかったけれど、館内、特に蜂屋は暑すぎ。あれだけ暑いとせっかくのラーメンが落ちてしまう。もうお腹一杯です。

(蜂屋は旭川ラーメンということだけど、せんすの行きつけの西新橋の「旭王」とは全然味が違いました)

PM 06:48:08 | Comment(14) | TrackBack(1) | [食べ物]

2004年08月29日  銀河戦:久保−瀬川
 前期NHK杯選手権者にしてA級ばりばりの久保が、アマに負けてしまったというので、先週の最大の話題になった一局です。個人的にはうーん、なのですが(せんすは彼のことをかなりかっているので)、居飛車の対藤井システム勝利には元気づけられます。アマの将棋でがちがちの藤井システムを仕掛けられることはほとんどないんですが。。。

 第1図の△5五桂は初めてみました。普通は△1二玉と角筋を避けておいて様子をみるものだし、本譜も両取りで渡した桂馬がお代わりで▲2五桂でやってきて金桂交換になっているわけですから、いい手とは思えません。自分が後手なら、やはり玉を動かします。

 しかし進んで第2図。せんすは先手がいいはずだと思うので、本譜を含めて修正手段を考えてみたのですが、全然思いつかない。 後手の桂馬は6五に跳ねてきます。これを殺すためには歩の入手が急務になるのですが、どうも上手くない。本譜は▲3五歩を入れてから▲1四歩から飛車を5四に展開させたのですが、3筋の突き捨てを逆用されて△3六銀がやってきて、どうもほどけなくなりました。してみると、第2図で単に▲1四歩なのでしょうか、とても大志のある手ではないのですが。

 第3図となると、せっかく得した桂馬を受け一方に打たされ、銀は遊んでいるし、先手苦戦とみます。

 せんすの家はスカパーに加入していないので、どういう解説があったのかもとより知るはずもないのですが、週刊将棋に解説が後日出るはずなので、待たせていただきます。

 

AM 10:13:45 | Comment(3) | TrackBack(1) | [将棋(四間飛車)]

2004年08月28日  変えてみました
 ブログのタイトルをちょっと変えてみました。別に意味はないです。

 それから、将棋関連のカテゴリーを細分化してみました。参照するのが面倒くさくなってきたのです。将棋(その他)には相振り、力戦、右玉などが入ります。

<4904>

PM 08:46:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]

2004年08月28日  渡辺−堀口(王座戦準決勝)
 この将棋は▲4六銀型矢倉の流行形になりました。71手目に渡辺が新手を出したところでの消費時間は実に渡辺39分、堀口3分! 完全な研究合戦でしたが、72手目が疑問手という何とも分かりやすい展開に。

 その局面については、ここでは触れませんが、図からの次の一手には感心したので、載せておきます。こういう手がすっとでるようになりたいものです。(回答はコメント欄をご覧下さい)

PM 08:41:27 | Comment(1) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年08月28日  JT杯(羽生−深浦)
 横歩取りの▲3五歩超急戦で後手深浦の新手が出た一局ですが、JT杯のサイトに解説が出ていたので、ここでは取り上げません。

 だいたい、思っていた通りでした。まさか▲4三角を無条件で打たせるとは。。。

PM 08:32:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年08月27日  王位戦第4局(続続)
 本局が深浦の新刊本の記載内容とどう違うかについて、確認を試みましたが、本屋さんには置いていませんでした。とほほ。

 仕方がないので自力で思い出してみます。多分、深浦本では昨日の記事の第1図から、先手は▲5五角を8八角に戻し、後手は△9五歩が指されている代わりに△6四歩と△6三銀が指されていないと記憶しています。(△5二金左とするか△4三銀として飛車道を塞ぐかで、仕掛けが全然違ってくる。前者なら、去年の名人戦第3局のようになる)

 で、恐らく今日の第1図では▲3四銀のはず。そもそもここで▲2四銀というのも、速度は▲3四銀よりは一手速いものの、なんか重い感じがする。以下△4六歩▲同歩△同飛▲2四飛△4九飛成▲2二飛成と進むと、後手も挟撃が怖いので△7二玉でしょうか。

 ▲3二竜がないの(△1四角がある)は深浦本と同じと思いますが、5二の防衛力が本譜の方が強いので、▲2四銀なんでしょうか。どちらが得かはかなり大切なことなのですが、どうでしょうか。

 そもそも、深浦本が違う変化であれば、この記事、話しにならないわけですけど。


<3300>

PM 10:18:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年08月27日  王位戦第4局(続き)
 昨日までの王位戦第4局、さわやか日記によれば△4三銀の局面でも先手有利という見解だそうですよ。

 本当ですか。▲3一飛よりは▲1一飛の方がいくらかはよかったと思いますが、でもでも、それでも△1四角が攻防手になり、先手が厳しいように思えるのですが、どうなのでしょうか。竜を逃げれば△4一歩で後手陣は難攻不落。竜角交換では先手陣は豆腐も同様。やっぱり、先手がよいように思える。

 分からないことばかりです。。。

 本局については、もうひとつ、書きます。

PM 09:02:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年08月27日  タイミング
 旅行中のことである。とあるアウトレットで妻は2時間の持時間を与えられ、買い物に出かけた。その間、せんすと6歳の娘はベンチでまったりと待つことになる。せんすは詰将棋を持ってきているので平気だが、娘は手持ち無沙汰。退屈が昂じて、ぶち切れられると困ることになる。

 せんすはよき父として、童話で時間を稼ぐことにした。娘の知らないお話しということで「舌切り雀」を選択。

 お話しの途中で、全然知らないおばあさんが買い物に疲れたのか私たちが座っているベンチに腰掛けにやって来た。「他に座るところがいくらでもあるのに。。。まぁいいや、タバコを吸うわけでもないし」とせんすは何もいわず、佳境にさしかかった童話を続ける。場面は、大きなつづらを開けたいじわるなおばあさんに、お化けが襲い掛かるところだった。娘は面白い、と言ってくれたので所期の目的は果たしたが、ふと気がつくと、ベンチに腰掛けていたおばあさんは影も形もなくなっていた! 別にせんすたちにこのおばあさんに含むところなど全くなかったのだが。。。

 タイミングがよすぎたとしかいいようがあるまい。


PM 08:54:37 | Comment(13) | TrackBack(0) | [子育て]

2004年08月26日  しばらく居ない間に
 随分と面白い将棋があったようですね。
 日本シリーズの羽生−深浦、銀河戦の久保−瀬川、C1の山崎−千葉など、取り組みたい将棋が目白押しです。

<2756>

PM 11:45:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(その他)]

2004年08月26日  王位戦、羽生3−1
 昨日から行われた王位戦第4局は羽生が中盤のトリッキーな難所を上手く切り抜け、快勝しました。2冠復帰まであと1勝です。

 以下、棋譜を並べたせんすの感想を書きますが、深浦のネット解説は聞くことができず、私よりも棋力が上の方々の見解を全く知らない状態での記事ですので、全く信を置き難いものにならざるをえません。(そもそも、せんすは本局のような仕掛けをしないので経験値もありません)

 第1図で開戦。3二銀型へのこの種の仕掛けは△4五歩の反撃が強烈なので、せんすならノータイムで▲6六歩〜6七金と持久戦にしますが。。。開戦した以上、本譜(棋譜はこちらをご覧下さい)の△4六飛までは「まぁ、こんなもんかな」というところでしょうか。確か、週刊将棋の深浦の講座で似たような仕掛けを解説していたような気がするのですが(8八角型だったか?)、記憶が定かではありません。深浦の新刊本にも何か載っていたような気がするので、明日にでも本屋さんで確認したいです。

 それはそうとして、第2図以降の応酬はとてもトリッキーで面白かった。図の直前の局面では、一応、先手が2枚換えで駒得とはいえ、直ぐにでも右翼の小駒を拾われそうなので後手の方がいいのではないか、とせんすは感じていました(形勢判断が変?)。図の▲4一竜は、本譜のように桂馬をただで取られるので、最初、棋譜の間違いかと思ったくらいですが、以下△5五角▲4五歩△5六桂▲3七角と進むと、中段で羽生の大駒が塩漬けになったような感じで、せんすは先手よしのような気がしてきました。

 しかし、そこで△7一玉(!)が何とも風格を感じさせる手で、さらに▲4四歩に対し△同銀(!)▲4六角△同角▲5六香△4三銀(!)と第3図に進むと、後手陣の堅さが生きているような感じです。それにしてもこの手順は謎だらけですね。

 素人なら△4四同銀では△4二歩をほぼマッハで指すところでしょうし、今の時点で考え直しても特に後手が悪いようには思えません。また▲5六香のところでは、▲4四竜が第一感です。そう指さないと▲4四歩の顔が立たないし、現実に4四銀と5六桂を見比べると、桂馬は後でも取られそうですが、銀はそうもいかないように思えますから。。。△4三銀と投入するとは予想しませんでしたが。▲4四竜には△3五角打でしょうが、先手が形勢を損じているとは思えません。

 ここはきっと各将棋メディアで十分な解説があるものと期待します。

 それにしても、この3連敗、いずれも谷川の構想した将棋にもかかわらず、成果が上がっていないわけで、どうしたことでしょうか。できれば、昨年の王位戦のようなものすごい終盤戦を見たいものです。

PM 09:44:39 | Comment(0) | TrackBack(1) | [将棋(四間飛車)]

2004年08月21日  しばらくお休み
 次の記事は26日。王位戦第4局を取り上げます。

PM 11:02:56 | Comment(35) | TrackBack(0) | [日記]

2004年08月21日  エースを狙え
 今朝、早起きしたせんすが「オリンピック、どうなったかいな」とテレビをつけたところ、なんと「エースを狙え」(初代)最終話を放送していた。どひゃー。

 ものすごく久しぶりにみたわけだが、ハードな絵、中田浩二の声が渋くてよいです。ラッキー。

 でも、私は気づいてしまった。最後、夏合宿からの帰りの電車、藤堂と岡ひろみがお話しをするシーン。典型的なサマーウェアのひろみに対し、藤堂はとっくりのセーター。風邪をひいていたとは思えないのですが、なぜだろう。。。

PM 11:01:55 | Comment(24) | TrackBack(0) | [テレビ]

2004年08月21日  B2順位戦、加藤、初勝利
 昨日はB1、B2とC2の一部が一気に行われました。全部、丁寧に見たいのですが、ちょっと無理。さっとみて、特に気になる2局を取り上げます。

 第1図B2畠山鎮−加藤。加藤一二三が後手番矢倉の定番となっている矢倉中飛車で仕掛けたところです。自家製のDBで検索してみると、加藤後手番の時、初手▲7六歩に対し2手目は90%以上が△8四歩です。従って、先手番が矢倉をする気なら確実に矢倉になり、そのほとんどが後手右四間か矢倉中飛車になります。このところ、普通の後手矢倉はありませんので、対策を決め打ちするのは難しくないはずなのですが、第1図は先手の意思がよく分からない局面になっています。

 1998年の佐藤−谷川の名人戦第6局で、先手佐藤が6九玉型〜▲5六歩保留〜▲4六銀の形から攻めまくった1局の印象がせんすには当然強く、実際、後手の攻勢に耐久力もあると思えるのですが、畠山は▲5六歩と屈服。なんか悔しい。第1図から8八で角交換、同玉〜△4四角(痛烈)を喰らっては、とても勝てる気がしません。

 第2図。脇−野月。一手前の局面は佐藤−丸山(2000年の竜王戦1組)と同一局面で、この時はこの後早々に佐藤の勝ち。そのまま東大将棋横歩取り道場4のP.47にも採用。先手指しよし、とされていた局面。第2図の△5二玉により4筋を強化したわけですか。こういう風に待たれてみると、駒得とはいえ、歩切れの先手、一体どうしましょう。脇は▲2七金としたのですが、すみません、とてもいい手には思えません。なんかまったりと▲8二角とか後手に動いてもらう方針ではダメなのでしょうか。本譜は△4四銀(!)▲3六飛△3五銀(!)という勝負手が出て、野月の快勝になったように見受けました。

 野月も渡辺と並んで後手中座飛車の新手が多いですね。中座飛車開祖のひとりとして、今後も期待しています。

PM 10:44:59 | Comment(15) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年08月20日  鈴木−羽生戦
 昨日の順位戦から、観戦記鑑賞のための備忘。終盤は有料サイトに詳しく出ていますので、ここでは触れません。解説を見た後では、自分自身の感想とか意見の持ちようがありません。面白い終盤だったので、リアルタイムでみられればよかったのですが、女子柔道があれだけ熱くてはやむをえません(^^;)

 まず出だし。鈴木は将棋世界で予告したように早石田で戦うつもりだったようですが、羽生はこれを△8四歩で拒否。早石田を回避したのは羽生のほうでした。どうでもいい話しですが、せんすは後手の時に▲7六歩△8四歩の出だしをもう何年もしていません。後手矢倉がいやなのと、本譜のように▲5六歩とされると中飛車、向飛車と角道を開けた力戦系の振飛車になってしまうからです。本譜の進行も、外側から見る限り、力戦向飛車の威力を見せ付けられたような気がします。

 第1図。こういう軽い仕掛けが成立するのでは、何のために玉のほうに金銀を牽引したのか居飛車党としては疲労感を覚えます。結局、左美濃にする前なので後手玉は先手玉の堅さには比べようもなく、先手の低い陣形は飛車交換には強そう、8筋の歩も切られてしまっており先手の機動力が効果を発揮しそう、と居飛車の主張点がみつからない。といっても、代わるべき陣形も思いつかないし、案外、こういうものなのかもしれません。どうせ攻められるのであれば、まだ舟囲いの方がましかな、などと感じるのですが、振飛車党の人たちはどうこの局面を評価するのでしょう。

 第2図。ここで△8八飛ですか。角の紐がついていないと素抜きを食うとはいえ、一歩も動けず桂馬を取ることが叶わぬ飛車の打ちこみ。。。理に適いませんが、どういう読みなのか。詳しい解説が期待されます。せんすは、後手の角がなんとかならないと勝てないのでは、と考えていて、ここでは△9九角成かと思っていました。本譜、後手の角が2二に逼塞してしまったことから、それほどおばかな手ではないように思いますが、どうでしょうか。

 本譜は鈴木が自分からは角切り−飛車交換をしない(=後手の角を封じ込めることになる)方針だったのか、第3図の次の一手はまさかの一手。▲4六銀て一体? このまま何もしないと△6五桂だろうから▲6六歩くらいか、と平凡なことを考えていましたが、そうすると△7五歩でなんとも動きにくくなってしまうし、先手どうするのかとせんすなりに思案していたところへのこの一手、本当にびっくりしました。

 本譜は4六で銀交換→8六で飛角交換→6八角で竜金両取り→先手二枚飛車攻撃と一瀉千里の展開になったのですが、後手側が「銀交換に応じず△2四銀と撤退する(これがせんすの第一感でした)」「銀交換の直後に△7五歩を入れておく」といった展開にするとどうなったのでしょうか。

 銀交換をしてから△7五歩と角筋を遮断しても、4四に銀を打ち込まれてがりがりやられてしまい、後手玉は持ちこたえられないように思います。ゆえに第一感はまことに気合負けの感じながらも端への楽しみもある△2四銀の一時撤退とせんすは読んだのですが、その後どうするのか。
 ▲4二角成は後手の角が一気に活性化するのでないとして、▲5五歩は△7五歩ではっきりしない。はっきりしないなら、後手にとって不都合はないはずですが。。。

 かなり手の組み合わせの多いところだけに、せんすの棋力では判然としませんが、羽生であれば1000分の1秒も要らないはずで、比較検討した結果、本譜が金得だし最善と思ったのでしょうか。「常識的には」羽生相手にこんな強引な手を仕掛けていいはずがなく、せんすは「自爆?」と思ったのですが、どうもちょっと違っていたような気がします。

 なんにしても、鈴木大介、一回戦の丸山、二回戦の羽生と、強敵を相次いで泥試合で仕留めただけに、旬な感じがビンビンします。

 毎日新聞の中継体制も大分、充実してきたようです。こういう内容であれば十分payしています。

 これからも頑張ってください。



<3031>

PM 10:16:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(向飛車)]

2004年08月20日  鈴木、対羽生戦初勝利
 ゾンビとなって粘りに粘った羽生玉でしたが、周囲に手兵がない状態ではそれも長くは続かず投了に至りました。鈴木は今年に入って、これまで未勝利だった佐藤、羽生に相次いで勝利。地力が出てきた感じです。

 感想は明日(もう今日ですね)書きます。とりあえず、今のところは「あんな強引な攻めで羽生がやられるのであれば、やはり角道を空けた向飛車は手強いのか」と思いました。

AM 12:53:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(向飛車)]

2004年08月20日  鈴木−羽生:泥仕合
 この対局はいつものように横目で観戦していたわけではないのですが(オリンピックがあれだけ盛り上がっては仕方ない)、かなりの名局です。今期A級の中では一番面白いですね。

 今時点は図のようですが、どちらがよいのか、決め手に欠いている状況。ここに至るまでの手順で「?」と思ったものもあるのですが、まとめて後日感想を書きます。

 ところで、今日の毎日有料サイトは非常に濃くてよいです。上野、神崎が直接書き込みをしてくれて、手厚い局中感想戦が繰り広げられています。これなら500円/月も納得できます。最初の頃とは格段の差ですね。

AM 12:27:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(向飛車)]

2004年08月19日  勉強になりそうなブログ
 竜淵庵さんの将棋思録から辿って、以蔵さんのブログを見つけた。

 明らかにせんすよりはR点が100〜150くらいは上の方だと思います。勉強になりそうなブログなのでブックマーク。頻繁な更新を期待しています。


PM 08:47:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年08月19日  加藤一二三
 今日の産経新聞将棋欄のコラムによると、加藤九段は連日将棋連盟に泊り込み、若手の検討にも参加していて話題になっているとのこと。秋に棒銀の本を連盟から出版するために缶詰になっているらしいのですが、若手のコメント「まだ強くなるつもりなのか」にせんすもつりこまれてしまいました。

 せんすは、あの人は先方の間口を広げれば当分棋士としての寿命は大丈夫だと思うのですが、間口を広げるといかにもらしくないような気がします。

 棒銀の本は確実に売れることでしょう。


PM 08:43:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年08月19日  A級順位戦:羽生−鈴木、向飛車
 A級順位戦の鈴木−羽生戦。

 せんすは、将棋世界9月号であそこまで書かれてしまった以上、鈴木が早石田を目指すと信じて疑わなかったのですが、無邪気すぎました。▲7六歩△8四歩に対し▲5六歩(がくっ) せっかく羽生が△8四歩として「早石田いらっしゃい」といってくれているのに、向飛車にするとは。

 これも鈴木の得意戦法で、現在、大激闘中。もう少ししたら何か書きたいけれど、オリンピックが佳境に入るようだと明日にします。

PM 08:42:27 | Comment(16) | TrackBack(0) | [将棋(向飛車)]

2004年08月19日  「世界一周デート」
 最近、みつけたサイト

 せんすの20代、ここまでのことはもちろんできなかったけれど、ある程度の休みをまとめてあちこちに出かけていた頃のことを思い出しました。(そういうことをしていたらか、将棋がおろそかになったわけです)

<2916>

PM 08:39:13 | Comment(12) | TrackBack(0) | [旅行]

2004年08月18日  「光速の終盤術」
 先週、図書館で見つけた本で、いうまでもなく著者は谷川浩司です。(昭和63年発行) 内容が非常に濃くてよいです。最近では、こういう日記を書くほど将棋好きが戻ってきているせんすですが、大学を卒業してからほぼ○○年以上も職団戦以外では全然指さずじまい(つまり年間対局数4−6)だったので、もとより将棋の本も立ち読みすらしていません。

 この本もきっと谷川ファンなら「マスト」なのでしょうが、せんすは存在すら知りませんでした。宮田敦が将棋世界に連載されていた終盤術の講座とか(復活を激しく希望!)この本を見ると、アマがプロの終盤を云々するなど恐れ多いことだということがよく分かります。少しでも将棋への理解力を増したいので、云々するのは続けますが。。。

 というわけで、スランプのせんすはこの本の中から印象深い手を昨日のようにピックアップしておきます。

 
 

<2242>

PM 10:57:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年08月17日  佐藤−丸山のA級順位戦(後記)
 今週号は竜王戦準決勝2局と佐藤−丸山のA級順位戦を取り上げていました。

 先週13日、14日の私の日記の内容はそれを読む限りではまぁまぁか。

 佐藤−丸山の最終盤▲5三とは後手に歩の使い道を許し疑問、というか、この構想が疑問なので▲4二銀と王手するのではなく、▲4二とと圧力を加えるべきということです。今、毎日の有料サイトを見ると同じようなことが書かれていました。最近はフォローもするようになったのですね。

 まぁ、せんす自身も取らなくていい相手陣の歩を掠め取ったばかりに、きつい叩きをもらって泣いたこと数知れずなので、たまたま感度があっただけでしょう。


PM 11:07:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(相掛かり)]

2004年08月17日  筋のよい手
 ここ2日、非常にネット将棋の調子が悪い。筋が悪いし、相手の思惑が読めていなくて、「欝だ、氏のう」状態です。
 よい手を鑑賞して、調子を取り戻したいので、ランダムにここに記します。

 正解手はあえてコメントの方に書いておきます。

PM 11:02:27 | Comment(1) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年08月17日  誤植
 11日に取り上げた詰将棋ではない方の長手数の詰将棋、今週の週刊将棋によると玉型に1二金があったということですよ。

 実はせんすは無謀かなとは思ったのですが、長手数の方にもチャレンジしたんです。金が落ちているから詰められなかったなんていう気はないのですが、随分時間を使ってしまったのでなんかフツフツしたものを感じます。

 まぁ間違いはあるのでしかたないか。
 近代将棋の詰将棋で誤植の告知が皆無だったために残念な思いをした人には比べられません。


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PM 10:53:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年08月16日  竜王戦本戦;渡辺−森(後記)
 今、読売新聞では竜王戦本戦の渡辺−森戦が掲載されています。(観戦記者:武者野) せんすが7月9日の日記で取り上げた時には、「後手の無理な作戦−先手の手厚い指し回し−圧勝」という認識で感想を書いたのですが、ここまでの観戦記を読む限りでは、序盤から第2図の局面くらいまではどうも森は悪いとは思っていなかったようですね。この後、渡辺に4筋の歩をとられたことも、森の意図通りで「垂れ歩の場所ができた」という大局観のようなのです。

 でも、これでいいんですか。あんびりーばぼ。仮に4八にと金ができるとしても、そのためには△3九角が前提なのであればと金が邪魔駒と化す可能性が高いわけですよね。アマの普通の試合なら30分切れ負けが多いので、こういう形は真っ先に排除するように頭の中が出来上がってしまっていて、違和感ありまくりです。プロは持ち時間が全然違うので、無筋に筋を見出すことも多いだろうし、もとより棋力も比較の対象にはならないですが。。。

 なお森は第2図で△同馬▲同歩△4七角▲7五歩△3八銀でも指せるか、と考えていたようです。余りにも重くて、せんすには思いつきませんが、指されてみれば困りそう。やはりせんすは振飛車党にはなれそうもないです。


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PM 08:56:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(中飛車)]

2004年08月16日  オリンピック
 昨日のオリンピックでも金2、銀1と順調な成績。柔道主体とはいえ、このところ3個とか4個の金メダルどまりの大会が多かったので、大会前は「え? もうオリンピックか」などと白けていたのが急に盛り上がっているお家も多いだろう。

 北島は米国のハンセンを破っての金なわけだが、こういうのって結構少ないのでは? だいたいスポーツの世界で日本が米国に勝つ、っていうことが稀有な印象があります。古くはシーズン終了後にやってきては日本の各チームをぼろぼろに叩きのめす米大リーグ、今では誰も見向きもしなくなった超マイナー大会になった日米大学野球(初回だけは元阪急の山口が三振をとりまくって日本が勝ったのを君は知っているか?)から始まり、せんすの記憶に植え付けられているのは1984年のロサンゼルス五輪某日のレスリング。その日は4階級で日米が決勝を戦うことになっていて、なんか盛り上がっていたわけですよ。しかし、その盛り上がりはすぐに凋みました。次々と繰り出す日本の選手たちは、試合開始早々にフォール負けを喰らいましたもの。「あぁ、日本って、政治だけじゃなく、運動でも勝てんのやね」とせんすはがっかりしました。

 その後も、サッカー、ラグビーのような米国ではマイナー競技でも後塵を拝し続けて、今日に至るわけです。例外はロス五輪の公開競技だった野球くらいですか。

 そういうわけで、北島の勝利は歴史的に見ると重いものなのです。


PM 08:28:18 | Comment(3) | TrackBack(0) | [スポーツ]

2004年08月16日  新聞記事
 この時期になると毎年恒例のお盆規制交通渋滞で新聞紙面、TVニュースが埋まる。100年後も同じように原稿を書いているんじゃないか、とか去年の記事を「検索置換」で書き換えているだけなんじゃないか、と突っ込みどころが満載なのだが、誰もそんなことは言いませんね。なぜ?

 今年はオリンピックのおかげでちょっとはこの種の記事のスペースが減ったのだが、今度はメダリスト関連の記事がまたどの新聞も同じ。ご家族、恩師のかなり情緒的な記事で埋め尽くされているわけなんですが、これも恐らく私が新聞を読み始めた頃から全然変わっていないような気がする。

 せんすはオタク度が高いのでできれば「江夏の21球」みたいなのを読みたいのですが、無理なんでしょうか。

 ここまで書いてきて、こういうのもなんだけど、案外、無理なのかもしれない。知り合いに全日本競泳のランカー(五輪候補選手)だった人がいるんだけど、「レースで泳いでいる時何を考えているの」(水の流れがどうのこうの、といった深い回答を期待したわけです)と訊いたところ、「何にも考えていなかった」ときっぱり。

 だいたいレースに出てくる面子はほとんど顔見知りだから、どうなるかもだいたい分かるし、とえらく散文的なことをいわれてしまいました。そうなると、やはり紙面を埋めるためにはおじいさんのコメントを取るしかないのかも。

 でも、こういう記事を外国紙で読んだ記憶がないんですよね。日本人が特に五輪ファミリーオタクなんでしょうか?? 印象を比べると、タイムズとかの高級紙でもプレイ内容に集中し、かつ結構辛辣だったような気がする。ミラーとかだと、夕刊フジと大差ないですけど。

PM 08:18:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | [ニュース]

2004年08月16日  歌舞伎の公演
 今日の産経新聞23面に「稚魚の会」「歌舞伎会」の第10回合同公演の特集記事が出ていた。

 このところ、和ものへの回帰志向が著しいせんす。ウィークディの歌舞伎座公演はちと無理なのですが、こういう会のものなら予算も安そうだし、いってみたいなぁ、と食指を動かしかけた時のこと。

 「市川段一郎が与話情浮名横櫛に出演」との囲み記事が大きなスペース。彼は佐藤康光の実弟です。(結構、有名な話し) 写真もそっくり。

 で、公演日程を調べてみたら、今週の19−22日ですか。。。いけません。

 最近、ぴあとかチェック入れなくなって久しいもんなぁ。

 全然、関係ないけれど、来年は吉田都がロイヤルバレエで帰ってくるので、これだけは観にいかねばなるまい、と思っています。


PM 08:11:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | [芸能]

2004年08月15日  TBS「逃亡者」
 午後9時−10時はなぜかオリンピックをやっていないので、妻は「逃亡者」を観ている。
 江口洋介が国外逃亡でも企てたのか成田空港に現れるんですが、全然変装になっていない。普通は、坊主になるとかするもんじゃないでしょうか。

PM 09:30:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | [テレビ]

2004年08月15日  ゴキゲン中飛車:NHK杯戦(青野−田村)
 今日、放送されたNHK杯戦は青野−田村の対戦でした。前期6勝19敗、今期1勝7敗と絶不調の青野と早指し大王のマッハ田村(とはいえ、今期はあまり調子はよくない)の一戦では、どうしても田村乗りにならざるをえません。本局は以前の日記でも取り上げたゴキゲン中飛車の最新形になりましたので、せんすは真面目に観戦をしました。後手が田村なので、こうなるだろうとは思われた人も多かったことでしょう。

 第1図の△2四飛は、瞬間は気持ちがいいものの▲2五歩と打たれると先手の飛車が動きやすくなるので損ではないか、といわれていた手。「ほ〜」とせんすは感じましたが、▲2五歩△3四飛▲7八銀△1四歩▲1六歩△3三角▲3八飛△2四歩▲3六歩△2五歩▲3五歩△2四飛▲3六銀△2六歩(第2図)と進行。

 △2四歩が用意した手なんでしょうか。第2図で、せんすのようなへぼアマは▲2五歩から入りますが、とても後手のスピードに対応できそうもありません。でも、本譜のように第2図から▲2八飛△2七歩成▲同銀と進んで、大駒どうしがお見合いした形の間に銀が挟まっている形を強いられてしまうのも、とてもやる気がしない、というのがせんすの感じ方。もちろん、先手も戦いようはあるのでしょう。実際、本譜の青野はぎりぎりの受けでちゃんと勝負将棋にしていますが、へぼアマのレベルであれば、先手に苦労が多すぎるのが予感されて、真っ先に読みから落としてしまいます。こういう局面を、こらえて球拾いに徹することができるようになれば棋力も上がるのか、と思わないのではないのですが。

 せんすは本譜の展開は好きではないので、△2四歩には▲2八飛と戻し、△2五歩▲同飛△2四飛▲同飛△同角▲5五角を考えていました。ダメですかね。

 さらに進んで第3図。せんすの第一感は▲5七金でした。青野の感想でも「こちらだったか」ということですが、結局右の銀を動かすと直ぐに△2五桂が跳んでくるのでは、やはり「なんともなぁ」としかいいようがないです。

 えらい好き嫌いが前面に出た感想になってしまいましたが、やっぱり嫌な展開というのはあるものなのです。

PM 09:27:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(中飛車)]

2004年08月15日  「万国博覧会の美術」
 「万国博覧会の美術」(上野の東京国立博物館)にいってきました。
 明治時代の日本の美術(工芸とはいいたくない)の余りのすごさに感動。個別にあれこれ書くほどの薀蓄はないのですが、宮川香山の作品群の生々しさにはびっくりしました。家に帰ってからネットで調べてみると、有名な人だったのですね。まだまだ知らないことは多いです。

 館内、結構、混んでいましたが、この展示がもしパリとかロンドンで行われるのであれば、今日の5倍の動員は堅いとせんすはみました。

<2457>

PM 08:01:52 | Comment(4) | TrackBack(0) | [日記]

2004年08月15日  シドニー五輪
 初日に2個、金メダル獲得で、慶賀の限り。

 だけど、圧倒的に谷亮子のスペースの方が大きいわけですが。事前の扱いも女子選手特集ばかり。

 将棋メディアは少なくともそういうことはないですね。

AM 09:05:13 | Comment(2) | TrackBack(0) | [スポーツ]

2004年08月14日  A級順位戦、佐藤−丸山後記
 昨日は、まことに佐藤棋聖には申し訳ないことながらも、横歩取りの竜王戦準決勝をみてしまいました。こちらの対局のほうは終わりのところだけみにきたら、「丸山圧勝ペース→混戦?→一気に更新が進んで佐藤投了」とめまぐるしく変わり、せんすは呆然となってしまいました。

 今朝になってから、改めて棋譜を並べてみましたので、観戦記に備えて備忘をまとめます。

 第1図。この布陣ではせんすは後手持ち。。。先手の右金が離れているのも好きではないです。感覚レベルの話しでしかないので、上級者の方々は「いや、これの方が角の打ち込みを防いでいてバランスがいいんだよ」というかもしれないですね。

 先手の桂交換から、丸山は7五歩を狙って△6四銀と出動。局面が流動的になるのですが、こうなると先に▲7五歩としたメリットがないような。やはり後手持ち。

 第2図。4筋の金銀がまともに壁になり、しかも急所の6筋救援に間に合わない。先手の右翼攻撃がより速ければ、4筋の金銀の顔も立ちますが、後手玉はそれなりに堅いです。

 第3図。ここで丸山は△4三桂として玉頭を補強したのですが、△6六歩を入れて▲5八銀としてから4筋に手をつけるのではいけなかったのでしょうか。先手の模様が悪そうでも現実には駒の損得がないことから、感じるほどの差はなかったのか、ここから佐藤の一気の追い上げ。せんすが観戦しはじめたのはこの辺りでしたから、「おおっ!」と思いましたね。

 でも第4図。▲5三とでせんすは「あれ?」と思います。5筋の歩を切ってしまうと、自分の玉の方が大丈夫なのか、それよりもこれでは後手玉がとにかくゼットになってしまう。ここで更新が止まり、次の更新時には一気に先手負けになっていました。

 勘が悪いので、どの辺りが急所で、本当のところの形勢がどうだったのかよく分からないのですが、多分、微差だったのではないでしょうか。

 なんかがっかりしてしまって、今日はこれくらいにします。

<4125>

AM 10:27:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(相掛かり)]

2004年08月14日  連敗スタート
 藤井本をとってきたら、いきなり更新されて負けになっていた。
 酒を飲んで寝ます。

AM 12:03:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(相掛かり)]

2004年08月13日  A級順位戦、佐藤、怒涛の追い込み
 残り一分に追い込まれているものの、追い込みに成功し、丸山現在長考中。こうなれば、寝るのを諦めて待つのみ。今日、購入した藤井本を読みつつ更新を待ちます。

PM 11:57:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(相掛かり)]

2004年08月13日  渡辺、いよいよ?
 もう一方の山も大激戦でしたが、いよいよ渡辺明、桧舞台の常連となってきました。以下、観戦記が出るときの備忘。

 第1図。ここは先例がありますが(NHK杯:羽生(勝)−丸山)、本譜の▲2四歩よりは▲6八銀と一度は5七を強化するものではないんでしょうか。NHK杯の展開をみると、ここを受けても結局は上部に先手玉は追い出されて、非常に気持ちの悪い羽目になってしまうことには違いないのですが。

 第2図。そうはいっても激しい攻防の末のこの場面で、なぜか▲4二とではなく▲4一角。どちらも詰めろですが、先手は馬を3三に置いておかなくてはならない特別の理由があったのでしょうか。4二で精算しても、先手玉は詰まず、後手玉は詰めろですが。5五桂を抜く手順がありますが、後手玉の一手すきとは関係ないし。きっと何か理由があるのでしょうが、せんすには分からないです。

 第3図。これで勝利宣言かと思いましたが、実際はどうだったのか。確認したい。

 森下−渡辺とは、また意義の深そうな組み合わせ。月末からの三番勝負を楽しみにしています。

<4186>

PM 11:36:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年08月13日  竜王戦:森下−渡辺明が決勝へ
 A級順位戦は佐藤が余りにも苦しすぎてみるに忍びず。竜王戦が2局とも熱戦で勉強になる内容だったので、感想を書いておきます。好きな戦形なので、ちょっとはまともだったらいいのですが。

 まず、羽生が敗退した方の一局から。やはり森下のツキがたまっていたというか、それにしても終始前進しつつも、周到な指し回しというか、せんすは感服しました。

 まず第1図なのですが、ここで羽生は△8五桂と跳ねました。ここまでは先例がとても多いのですが、せんすはここでは△2三歩としておけば後手がいいのではないかと思っています。(参考事例:前期棋聖戦予選の佐藤秀−三浦) ここを固めておけば、後手はいくらでも7筋から攻めができるし、▲3三角成に△同銀と取ることもできます。観戦記で、この辺の機微に触れてくれるといいですね。

 第2図。後手の7筋方面の攻撃がただの桂交換に終わり、なんとなく成果が上がっていない場面での△3五歩。▲同歩△3六歩で手にはなるでしょうが、余りにもぬるすぎる? この瞬間なんでもないので、▲4二歩△5二玉▲7三歩△同銀▲7四歩とポイントを稼がれてしまいました。最後の▲7四歩に△同銀なら▲7六銀で後手は飛車の進退に困るという仕掛けなのでしょうか。これで挟撃の態勢が曲がりなりにもできました。

 さらに第3図の▲5五銀が格言通りの一手とはいえ見事。緩みなく収束し、快勝。久しぶりの挑戦者決定戦進出です。

 羽生には何とも残念な結果ですが、森下がここまでの指し回しではやむを得ないでしょう。


PM 11:15:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年08月13日  屋敷−渡辺戦
 ここが一番早そうだから、当分、ここに集中します。

 夕食休憩時点は図のようになっているらしいですね。渡辺の十八番の形。ここまでの経過をみると、どっかで△8八歩を入れられないのか、とか▲2四歩の前にやっぱり▲6八銀は必要なんじゃないか、とか研究したい場所がいくつもあります。

 現時点ですが、後手玉にはっきりした詰めろがかかるかどうかとなると、せんすの終盤力ではかなり見極めがつかない一方、先手玉に迫る後手の足はかなり速そうな気がします。

PM 06:49:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年08月13日  今日は大変
 A級順位戦佐藤−丸山、竜王戦準決勝2局となかなか観戦するのも大変な一日。佐藤−丸山は相掛りから相銀冠になっていて、玉の堅いのが好きなせんすには丸山の方がよく見えますが、まだ駒組み段階。やはり順位戦だけあって進行も遅いので、しばらく竜王戦に集中します。

 竜王戦は2局とも横歩取りの最新形。横歩取り族としてもどうしてもこちらに興味が行くのもやむをえません。
 森下−羽生は図のようになっていて、△6五飛で△7四飛なら2002年の竜王戦1組(屋敷(勝)−谷川)と同じでしたが、ここで分かれたみたいですね。(完全な棋譜DBではないので断言はできませんが、当然研究会などで経験済みと思われます) 普通に五分でしょうが、この形はせんすのささやかな経験では結構、後手に勝ちみがあるような気がします。

 屋敷−渡辺戦は別の記事でやります。

PM 06:38:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年08月12日  王座戦:森内−谷川、続き
  王座戦の続き。谷川の次の一手は△5一金。△3三桂は角道が止まるのでつまらない、とばっさり。目の前の安寧のみを願ってはいけませんね。谷川は△4四角から先手の飛車先を突破させてからの反撃を構想していたということです。この一戦では巧くいきませんでしたが、将棋のスケールの大きさを感じます。

 但し、私は絶対に真似をしない方がよいようです。


<2416>

PM 11:10:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(相掛かり)]

2004年08月12日  外資系の人
 某外資系銀行の人が退職して事業を起こすので、ということで挨拶に来られた。確か、初対面が2年前で、その時の銀行名と1年前に何かのついでで来られた時の銀行名と今回の銀行名が全てM&Aで違っていて、なおかつ、この間1度も取引をしていない。この間、M&Aがあるので、新規開拓ができないようなことを言っておられた。どうやって、稼ぐのだろう。不思議といえば不思議。

 それにしても外資系の人はよく独立するなぁ。

PM 11:07:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]

2004年08月11日  王座戦、森内−谷川:推理
 王座戦2回戦森内−谷川が日経で連載されていますが、本日掲載分は図の▲2五銀の一手のみ。

 昨日の観戦記(神谷)ではなんとなくこの手が出そうな雰囲気があったのですが、この手については
(佐藤)「私なら考えないと思います」
(渡辺)「▲2五銀ですか」(少考後:次の一手は?という訊き方だったのでこの回答があったというニュアンス)
とのコメントがついています。

 △3三桂で無意味なはずですが、日経の将棋王国によると

「先手の森内3冠は2八飛・3六銀型の相掛かり引き飛車棒銀を採用。昼食休憩再開直後、2五銀と銀を繰り出して、金銀交換に成功した。これに対し、後手谷川2冠は飛車を8五から2筋に転換して反撃に出た。森内3冠は銀角交換の駒損ながら、竜を作っている。一方、谷川2冠は飛と角2枚、銀を手駒に持ち、左桂を4五に跳ねて森内陣に迫っている。」

ということです。

・どうやったら金銀交換になるのだろう。普通に2筋で金銀交換が行われ、竜ができたとみるべきなのか。
・でも谷川が飛車を持ち駒にしているということは飛車交換が行われ、その飛車を森内が先着して竜を作ったというべきだろう。
・ということは△3三桂とはここでは跳ねないのか。であればなぜ跳ねないのか。
・桂を跳ねないのは、多分、あとで桂頭襲撃をかけられるのを嫌ったのかな。
・では谷川はここでどう指したのか。この時点では△8五飛の出番ではないらしい。

 将棋世界9月号81ページに途中図が出ていますが、全然、繋がりません。

 警部! せんすには犯人の軌跡を追跡できませんでした(爆)


 全然、分からないので、明日まで楽しみにします。



<3078>

PM 11:41:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(相掛かり)]

2004年08月11日  森下システム
 前期竜王戦第3局で羽生が森下システムを試みたのは記憶に新しいところです。先手が苦しいのではないか、と思われていた戦形ですが、やれなくもないような印象を与えました。その割には後継局があまり出ていなかったのが、このところ森下本人が連採していて、途中はともかく今のところ二戦二勝です。普通に組み合えば森下システムのメリットが炸裂するし、後手が仕掛けてくれるのであれば脳を絞る必要はなくて、なおかつ勝ち味があるのであれば、せんすも試してみたいと思い、並べてみました。

 1図は羽生−森内戦と同じ局面ですが、森下は▲8六歩として自玉を広くしています。これは好手かと。対局日は7月2日。結果も快勝。

 2図は7月16日のB1順位戦。▲8八玉は前期朝日OP準々決勝の対郷田戦で佐藤が指した手ですが、郷田に△5四歩と手を変えられ、さらに万全の攻撃態勢を作られました。本譜は▲4六銀△7三桂▲3七桂△8五桂▲8六銀△5三角▲2六歩△4二銀▲1六歩△9七桂成。森下は普通に受けて普通に悪くなりました。終盤、勝負手が成功して逆転はしたのですが、序盤作戦としてはよくなかったような。せんすの棋力では先手がどうすればよかったのかよく分かりません。先手は攻め味が皆無だし、▲2六歩と▲1六歩は後手陣に全く響いていないので、疑問だったような気がします。▲8八玉の思想はどの辺にあるのでしょう。

 戻って一昨年12月のA級順位戦の島−佐藤戦で後手の佐藤が3図の△9四香を指して快勝しています。この心は竜王戦のように▲8三金とされても△9一飛▲8二金△9三飛を用意しているということになるのですが、その後、誰も真似をしていません。当時の観戦記では「ものすごい手が出そうな気配が対局場に満ちて、大きな駒音がした」みたいなことが書かれていたような記憶があります。せんすは今でも2002年6月号の将棋世界で彼が「若手が誰も自分の将棋を真似ない」と嘆いているのを記憶しているんですが、なぜなんでしょうか。同一局面のサンプル数が少なすぎるので実情がよく分からないのですが、何か欠点が発見されたのでしょうか。香車が浮いているのがちょっと嫌な感じがしますが。

 ゆえに第1図の手順ならせんすは真似っ子したいな、とは思いますが、3図のようになった場合どうすればいいのか見当がつかずです。まぁ、私のレベルだとここまでこんを詰めて考えなくてもそれ以前のところで変化してしまうので、徒労だろ、という気がびんびんします。 

 さて、森下。9日の王将戦2次予選で阿久津に負けリーグ入りの目が消えた森下。今期も通算で負け越しになってしまいました。対局数、勝ち数でダントツの羽生が相手ではやはり竜王戦準決勝の勝ち目が薄そうですが、そう思いつつもなんか密かにツキを充実させているような気もします。準決勝の日は佐藤−丸山のA級順位戦とまともにかち合っているのですが、持ち時間が違うこともあり、とりあえずは竜王戦を優先的に観戦しようかと思います。

PM 11:31:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年08月11日  浜崎あゆみ
 古いネタになってしまったが、エイペックスのお家騒動は創業者側の勝利に終わった。音楽の感性に鋭い創業者が子飼いのアーティストを味方につけて逆転したわけだが、なんか割り切れない。利益相反契約はないことになったのだが、仮にも上場企業の役員でそういう疑惑を持たれた以上きちんと説明するべきではないのか。企業統治をしっかりしようとした前社長が追い払われて、なおかつ株価が上がるとは。音楽業界は普通の企業とは違うのだろうか。株主はおかしいと思わないのだろうか。

 これが普通の事業法人であれば、子飼いの部下が独立を画することもなく終わるわけですが、この会社の場合「子飼いの部下」の影響力があまりにも巨大すぎた点が、特徴。いっそ、彼女が会長になって株主総会の議長になれば株価も上がるかもしれない。

PM 11:24:57 | Comment(12) | TrackBack(0) | [経済]

2004年08月11日  原油爆騰2
 原油価格(NYMEX/WTI)が終値ではなく取引時間中とはいえ45$/bを越えた。

 前にも書いたが、下げ材料がないわけではないが、誰も材料視しない。需給逼迫を示唆するニュース(噂と言い換えてもいい)には反応しやすい雰囲気になっている。

 どの産油国にも増産能力は短期的にはないし、先進国の景気には減退のけはいがあるといっても中国、インドの経済成長がマイナスになるわけもない以上、一定レベルの需要増があると考えるのが妥当。その上、ベネズエラの大統領罷免だとかユーコスだとかネタに事欠かない。一部には上げ材料視された後、実はそれほどでもなかったことが分かっているものもないではないが、だからといって相場が元に戻るわけでもない。理屈には合わないが、そういうものと受け入れるしかない。皆、一度は50$/bの高みに達しようというのか。そう思っている以上、多分、そうなるだろう。達した後は、下げ調整があるのだろうが、1年の内に20$/b台に戻る、などということはなさそうだ。

 注目すべきは、従来、ろくに取引のなかった期先の買いが増えていることだ。これは一部のユーザーが原油先高定着を懸念している所以だと思うが、長期価格が上昇している以上、期近の価格のみが下がると考えるのも無理がある。このレベルになれば、生産者側でも売りを入れても利益を確定できるはずだが、もともとそういうことはしないでハイリスク・ハイリターンを狙うのが彼らのならい。売りが入らない以上、長期価格が期近価格の上昇に連動して上がり続けるというフレームが維持されるのではないか。

今        :35$/b弱(足元44$/b)
2000頃      :20$/b弱(足元28$/b)
2003開戦直前   :23$/b (足元37$/b)
2004.1(中国爆食) :27$/b (足元33$/b)

 上のような推移をみると原油というコモディティの平均回帰価格が明らかに上がってしまっていることが分かる。もう、かつてのような低ガソリン価格は期待できないのではないか。

 これをもって、日本の景気回復にどれほどの影響があるかだが、影響がないはずはないにしても、中国に市場があれば中和できる事業法人もあるのだろう。

PM 11:22:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | [経済]

2004年08月11日  詰将棋
 今週の週刊将棋の漫画冒頭に載っている19手詰めという詰将棋、せんすには23手詰めの駒余りとしか思えないのですが、どうやれば19手で詰むのか、お分かりの方、どうかご教授願います。ウチの柿木も同じ意見なのですが、version.5なので余詰め検索機能がついていないのです。

▲1三飛 △3二玉 ▲4一角 △4二玉 ▲3二金 △5一玉
▲5三飛成 △6一玉 ▲5二角成 △7二玉 ▲6二馬 △8二玉
▲7三龍 △9一玉 ▲9三龍 △9二金 ▲7三馬 △8一玉
▲9二龍 △同 玉 ▲8二金 △9三玉 ▲8三馬

まで23手で詰み


PM 11:12:52 | Comment(3) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年08月10日  アジアカップ
 アジアカップにおける中国人ファンの応援振りに対し日本の反感が高まっている。あれを肯定するつもりは毛頭ないが、サッカーの場合ああいうものではないか、という気がする。

 日本が中国の直接の対戦相手でなかったヨルダン戦とかバーレーン戦の様子を見ていると、確かに反日感情とか江沢民体制下での愛国教育だとかもあるのだろうが、サッカーゆえに増幅されているのではないかと思う。サッカーの国際試合というのはもともと「戦争」。相手が政治的な友好国であっても、戦争。負けた方が嘆き悲しんで、相手国に対し負の感情を爆発することはgivenなのだ。

 せんすの実体験としては、英国で開催されたEuro96の準決勝イングランド対ドイツ戦でイングランドがPKで例によって敗退した直後のロンドンでの暴動を記憶している。英独間はもとより係争案件などなく、友好国だったけれど、それでもイングランドのサッカーファンはドイツ車であれば片っ端から壊しまくったものだ。普通の市民はこれあるを予期して、早めに家に帰り難を避けたものだ。

 不思議なのだが、こういう現象はラグビーでは発生しない。実に日本的ではない表現だが、多くの国においてサッカーは労働下層階級のスポーツである以上、サッカーにおいて極めて粗野な感情の発露があるのもまた自然。

 だからこそ、2002W杯において日本人の実にフェアで上品な態度が驚嘆され、賞賛されたのだ。今回の事件で中国政府をあまり責めても詮無いことだとせんすは思う。

 他の競技で同じような現象が発生したら、せんすは認識を改めます。



<2797>

PM 10:22:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | [スポーツ]

2004年08月10日  王位戦、王座戦。とりあえず後記
 週刊将棋から二題。

 1図は王位戦第3局の問題の局面。せんすはなぜ△4二金ではなかったのか、とかいたのですが、和尚さんにそれでは▲2四歩で後手ダメです、と教えていただきました。同じような内容が将棋タウンにも書かれています。郷田がいうように△6二銀の方がはるかによい手でしょう。
 週刊将棋では△2八飛に対する羽生の対応が控え室のプロには想像もつかなかった、とあるんですが、そうなんですか。アマならまずは▲6二銀はやってみたい手だし、やってみればせっかくの馬が消えるけれど▲3九金はとても安心感のある手で見えやすいか、と思うのですが。せんすはこういう指し口が好きです。もちろん、角出から▲4七角まで通しで読めるわけではなく、第一嗜好の手を追っていくと羽生と同じ手順になったというだけで、プロセスは月とすっぽんなのですが、高段者はこういう筋を切り捨てるものなのですね。

 次の御題の王座戦挑決でも感じたのですが、「たまたま正解だった異筋を第一感で感じたことは長期的には勝率改善にはつながらないのではないか」とせんすは自分の将棋が心配です。

 その王座戦挑決。せんすは第2図の△6二金のところで、どうやら本筋らしい△6一桂は全然考えませんでした。理由は金を持っていても先手玉に当たりをつけられないし、玉の後背を自分の駒が埋め尽くしている形がいいはずがない、と思ったからです。こういう感じ方は「たまたま正解だっただけ」なんでしょうか。
 でも、やっぱり桂馬を温存しておく方が持ち歩との連動で含みが多いと思うけれど。さらに、週刊将棋はこの局面は後手苦戦といっているのですが、せんすは前も述べたように後手の方がいいと思っていて、週刊将棋を読んでもその辺のところが変わらないのです。

 このままの大局観でよいのか、さっぱり分かりません。

PM 10:15:03 | Comment(5) | TrackBack(0) | [将棋(中飛車)]

2004年08月09日  教えて君
 もずさんのサイトで「教えて君」の究極例が紹介されていた。昨日、花火大会で随分疲れていたけれど、何とはなしに一気に読んだ。リンクを辿っていくと問題の人物の実名までそのまま記載されているのに驚いてしまった。随分、前の話なのに今でも語り草になっているんですね。

 自分自身に照らしてどうなのだろうか、ちょっと考えてしまいました。

<2332>

PM 08:36:02 | Comment(2) | TrackBack(0) | [日記]

2004年08月09日  羽生−佐藤(A級順位戦)後記
 A級順位戦羽生−佐藤の観戦記(by山村英樹)掲載が終わりました。ちゃんと指し手の解説が過不足なくついたものでしたので、以下感想などを。せんすの元記事はここここです。

・局中、局後にせんすは△2三歩と傷の修復をしたい旨の記事を書いていますが、羽生の認識としては「2四歩がどれくらい利いているのかよく分からない」とのこと。本譜終盤の変化手順でも2筋の飛車が通っている状態で2三に駒を打ち込んで精算して▲2四歩と叩く順が紹介されているのですが、手番・速度重視で△同金▲同飛△2三歩と跳ね返して後手は悪くないようです。先手玉もかなり脆弱ですものね。

・第1図から△7七歩成。私は佐藤掲示板に「これもよさそう」みたいなことを書いたものの、実はなんか明確ではないような不安感も抱いていました。残念ながらやはり悪手だったようで、△8二飛であれば勝ち筋だったようですね。

・第2図の▲2三桂はアマなら「まずは打ち込みから」というわけで、第一感なんですが、プロ的には無筋なのでしょうね。こういう手を普通にさせるのが羽生のすごいところですが、却ってアマにはそのすごさが分かりにくいかもしれません。

・第3図の▲5四歩の時点では、せんすはもう「いけないか」と思っていました。実際には△7一角でまだまだなんですね。こんな角が永久蟄居になる手は全然考えなかったのですが、両取りが厳しすぎる以上、こういう思考法しかできないおのれのへたれぶりを恥じるのみです。佐藤康光は△6二角に対する▲6三銀が見えていなかったというのですが、これは驚きです。横腹の空いている居飛車玉を考えると当然の一手としか思えませんが、やはりプロはそう考えるところなのですね。不思議です。

PM 08:22:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年08月08日  神宮花火大会
 神宮の花火大会に行ってきました。昨日の花火大会は雨やらなんやらで結構大変だったみたいですが(詳しくはこちら)、今日はよく晴れていたし、適当に風もあったので最高の日和だったみたいです。神宮の花火は低空なので、もともと雲には他の花火大会よりは強いんですけどね。

 せんすは神宮球場のアリーナ席を確保。隣の第2球場が打ち上げ場所ですからその距離100メートルくらいでしょうか。都市型なので小ぶりとはいえ、かなりの迫力ですね。鍋底みたいなアリーナ席はもっと暑いかと思っていたのですが、涼風が心地よく、西日が充実している我が家にいるよりは遥かにマシな時間をすごせました。よしよし。

 神宮の花火といえば、コンサートがついているわけですが、神宮球場にはdream、Bon-Bon Blanco、フォーリーブス叶美香hitomiが順に登場。最初の2組はなんか普通の女の子たちという感じだが、なぜか一部の男の子たちがアリーナの最前列に進出し、北朝鮮のマスゲームさながらに団扇を振っていて不気味。(ファンの方がいらしたらごめんなさい) まるで歳をとったホストさんという感じがびゅんびゅんしているフォーリーブスには50代のおばちゃんのファンがこれと入れ替わりに進出。フォーリーブスのTシャツまできて、ボンボンを振り回す彼女たちの姿は新世紀の出来事とはとても思えない。これ以後、警備の人も業を煮やして、アリーナでの踊りは厳しく介入されることになりました。それにしても、どうしてアンプの音量はあんなに大きいんでしょうか。まともな聴覚の持ち主なら気分が悪くなるんじゃないかと思うんですが。せんす一家の席は3塁側の方だったのでまだマシでしたけれど。

 実はそこが歌手さんたちの登場口だったので、歌手の皆さんの入退場をまじまじと観察できました。フォーリーブスまでは特にエスコートもなく自分で登場。ところが叶美香は黒服っぽい男たちにガードされて登場。当然、場内ざわめきますわね。ウチの奥さんもざわめいてステージ間際まで観にいったくらいですもの。男の人よりも女の人の方が揺らいでたような。せんすも彼女の退場の際にかなり間近で確認をさせていただきましたが、あれでは女性たちが動揺するのも無理からぬものがあると思いました。彼女が登場したのはDHCが花火大会のスポンサーだからなんでしょうか。
 hitomiに至ってはステージまでワンボックスで乗りつけ。芸能界的にはhitomi>叶なんでしょうか。ちょっと意外。音程が外れていたような気がしたけれど、錯覚でしょうか。

 最後にsurpriseが。
 松平健キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!! あれが噂に聞くマツケンサンバですか。いいものをみせていただきました。

 これで最後に駅まですんなり帰ることができれば、パーフェクトな夜でしたが、道に座り込んだ連中のおかげで1時間もかかりましたよ。警察はああいう人たちをなんでどけないんでしょうか。将軍・松平健なら石川島の人足寄場に送り込んでくれるのに、とせんすは思いました。



<2578>

PM 10:50:51 | Comment(14) | TrackBack(0) | [日記]

2004年08月08日  NHK杯戦:丸山3回戦へ「圧迫」
 野月−丸山戦、丸山の睨み倒しに終わりました。丸山の指し方というのはアマには本当に参考になります。感想を書いておきます。どうせ、外れるでしょうけど。

 第1図。早指し戦にしてはかなりの長考の末の着手。飛車の横利きがとまったので一目、仕掛けたくなります。せんすが考えたのは本譜の順(これはダメだと思いました)と▲1五歩△同歩▲1二歩△同香▲2一角とする順。後者は△2二金なら▲2四飛△2三歩▲1二角成△同金▲3四飛で本譜よりも得だし、△1三香ならじっと▲1二角成(変化図)で相当かと思ったのですが、▲1五歩の瞬間△2五桂とされるとだめみたいですね。この桂馬、捕獲できるかというと、△6五歩〜△5五角とかがあり、やはり無理みたい。従って仕掛けはなさそうと思ったのですが、野月はあっさり▲3二角と打ちこみました。

 以降、順当に進み、第2図の△2七角にはびっくり。△2五角で先手まずいと思い、せんすは読みを打ち切っていました。恐らく▲2六飛△4七角成▲3六銀打で桂馬を取れるから先手も相当なのでしょうね。従って好手なのだと思います。本譜は4筋に歩を打たされた野月がどうもしんどかったみたいです。

 △4四金からの丸山の冷徹な指しまわし、習得したいものです。
 

PM 12:28:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年08月07日  対三間飛車急戦
 せんすは対振飛車ではもっぱら居飛車穴熊を愛用するズル将棋ですが、どうも三間飛車には仕掛けが難しいような気がして、やられると嫌な気持ちを感じます。やはりがっちりと石田に組まれると居飛車も大変ですものね。そこで、超急戦の勉強をしようか、と思い、自分の棋譜DBを調べてみました。

 幸い、竜王戦2組の中田−真田戦の解説付棋譜があったのでそれを種にして勉強をしたのですが、図と同一局面を検索してみてびっくり。私の自家製DBとはいえ先手の9勝2敗。ふーむ、但し先手に森内が3回(もちろん全勝)も入っているし、後手の振飛車党の面々が今一なので、先方が優秀なのか、先手方の面々が強いのか明快ではない。

 明快ではないのだけれど、以下
△同 歩  ▲5五歩  △4三銀  ▲2四歩  △同 歩  ▲3七桂  △4四銀  ▲5四歩  △5五歩  ▲6六角  の定跡手順に乗れば、後手の玉形も豆腐とはいわないまでも、かなり脆弱。横歩取りのような切り合いの世界を楽しめるでしょう。

 と、さらに思いついて、自分の対三間飛車の成績を調べてみると、ほとんど居飛車穴熊で戦い、667!(なぜに太字?) なんと通算勝率よりも遥かに高い。対四間の方が勝ち越してはいるものの(再び、なぜ太字?)よっぽど苦労している。三間飛車が苦手、というのは錯覚だったのか。

 やはり藤井本を早速買いにいこうと思ったのでした。(でも木曜日時点では置いていなかった。佐藤本もなかったけど)




<3076>

AM 10:27:48 | Comment(3) | TrackBack(0) | [将棋(三間飛車)]

2004年08月06日  後手角換わり一手損腰掛銀 (訳がわからん)
 一昨日触れた、王座戦堀口−丸山戦ですが、堀口が▲8八玉とためずに直ちに▲4五歩と仕掛け△同歩▲3五歩△4六歩(新手)▲2四歩△同歩(疑問手。△同銀と取り、▲8八玉に△4四角と打つ余地を残しておかなくてはいけなかったそうです)と進みましたので、せんすの知りたいことは分からず仕舞いでした。

 多分、せんすが気にしている△8五桂−△7三角の反撃は「前世紀の遺物」扱いなのでしょうね、プロの間では。将棋世界9月号のトリビアの鈴木大介の話を読むと、研究の進み方のあまりの速さに瞠目します。アマはあんまりこういうことを気にしないで、好きな攻め筋を繰り返し試してみる方が効果がいいかもしれません。

 また△4六歩は通常の同形では無筋なのでしょうか。やはり将棋界はプロのインナーとアマの世界の間に情報の隔絶があるのですね。以前よりは大分詰まってきているのでしょうが。それとも、私の情報収集が甘いのかな。

 ところで、せんすの今の最大の関心事はそのトリビアでなされた鈴木大介の公開挑戦状(?)です。あれでは羽生も早石田を逃げるわけにはいかないし、逃げるような羽生ではないと思いますが、どうなるでしょう。早石田になれば、羽生が大虐殺を展開することになるような気がします。



<2578>

PM 08:38:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年08月05日  ところで竜王戦本戦
 森下が神谷を下して、準決勝で羽生と再戦をするわけですが。。。

 横綱と三役の相撲の取り直しを連想してしまうのですが、やはり横綱に分があるでしょうね。同じような状況は棋聖戦の森内−木村でもありましたが、いくら森下、木村が強くても、羽生、森内に2連勝しろ(しかも木村の2戦目は後手番だった。それでも優勢を築いたのは素晴らしい。。。)というのはかなり厳しい注文かと。今年度6勝6敗、上手く星を集めている、というべきなのでしょうか。

 ただ、森下は最近、羽生には相性が悪くないし、羽生にとっては楽観できる相手では全くありません。とはいえ、握りをするならこれはどちらに乗るかはもう明白。まだ老け込む年ではないので、もう一踏ん張りを期待したいです。

<3472>

PM 10:02:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年08月05日  王位戦第3局、羽生圧勝。2−1とリード
 極めて早い時間に終了した本局。せんすの感想は1点だけです。

 図でなぜ谷川は△4二金と受けなかったのか。「普通」の話しをすれば、3二に金が残った状態で中央を割られてしまっては振飛車には勝ち目がないと思うのが普通。よほど強力な反撃があれば別ですが、本譜はそういう状況ではありません。自然に金を寄せる△4二金のマイナス点はどのようなものなのか。きっと、とてつもなく深い訳があるはずですが、もとより思いつきません。

 それにしても、今日の中継はストレスがたまりました。javaの画面の方は自動更新機能がついていないのでもとより期待していなかったのですが、テキストの方の更新もさっぱりで、恐らく多くの人が「対局場の様子」の駒の影から戦況を推測したことでしょう。せんすは、これはちょっとしんどすぎてやらなかったのですが。日経の王座戦という現将棋界で最強の実況があった直後なので、どうしても視聴者側の評価は厳しくなってしまいます。

PM 07:23:06 | Comment(16) | TrackBack(0) | [将棋(中飛車)]

2004年08月05日  詰将棋
 将棋世界9月号の3手詰めから7手詰めの詰将棋を今朝の電車の中で解いた。

 3手詰めはほぼ1分で終わったが、5手詰め2問目でいきなりフリーズ。3問目もフリーズ。
「? アルツの森に入り込んだか」
 ちょっと飛ばして7手詰めに。6−8番はいずれも見た瞬間解けた。

「先生は君がやればできる子だと知っていたよ」
「そうですよ、この間、24で25手詰めをしとめました!」(自玉に必至がかかった時点では勝ちを読み切れていないのだから、これも大口は叩けないが、それでもせんすの中では偉業として顕彰される出来事といえる)

 だが、5手詰めに戻るとやはりフリーズ。全部解くのに、50分もかかってしまった。

 思考過程を振り返ると、明らかに読みが踏み込んでいない。瞬殺した問題は要はパターン認識していただけのことで、別にえらくもなんともない。こういうことでは指し将棋もろくなことにはなるまいと、すっかり一日の始まりが暗いものになったのである。


PM 07:11:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年08月04日  「文系人間のための金融工学の本」
 最近、将棋でない本で唯一買ったのがこれです。

 実は著者とは接触があったことがあるのですが(事業法人系の担当部署の人間にとっては、彼はまぁ有名人です)、この本はいい本です。
 ご本人の略歴を見ていただければ、分かりますが、金融商品開発の最前線における様々な経験がある人で、その辺がこの本の分かりやすさにもつながっているのではないか、とせんすは思いました。

 全然、業界と関係のない人でも入りやすいと思いますので、ご一読をお勧めします。数学の知識はあったほうがいいですが、せんすのように数学の公式を全く理解しないへたれでもなんか分かった気分になれます。



<3089>

PM 10:21:48 | Comment(16) | TrackBack(0) | [経済]

2004年08月04日  原油爆騰
 たまには将棋以外の話題を書きたい。

 妻がテロ不安を背景に原油価格が高騰したとのニュースをきいて、「そんなの前からなのに。陰謀よ」と怒っている。

 確かに現在の原油価格には色々なプレミアムが加算されていて、中東の政治不安、テロリスクも「織り込み済みのはず」だ。だが、相場は事実ではなく噂で動くもの。「みんながテロを不安に思うんじゃないか」とみんなが思えば、理屈の上では「そんなのもう何回も相場に反映したじゃん」と思っても、またもや上がるのが相場。将棋のように理詰めでは動かないものだ。

 私自身も米国の低在庫を今でも相場の材料視するのはおかしいと思っているが(石油系製品の配送がジャストインタイムに移行しているといっていいのではないかとせんすは考えている。それ以前になんで日本の物価がアメリカのローカル事情で上げ下げするのか、という点が実は腑に落ちないのだが、これはしかたない)、だからといってみんなが材料視するのを止める術がない以上、その点を無視するわけにはいかない。

 これも変な喩えだが、上級者から下級者までが混ざった相談将棋みたいなものだ。トッププロがここは玉を早逃げする一手だと考えていても、大多数のヘボアマが飛車を取りたいと思っていて、発言権が同じであれば飛車を取るわけですね。そうなる心理をちゃんと読み切れれば相場では勝てるわけですが、そんなことは起こりえない。

 そして今日も上がりましたね。噂をみれば、相変わらず中国爆食の気配は衰えずですから、やはりこのままなんでは。値下がる材料がないわけではないのでしょうが、誰も材料にしたくないみたい。

 ちなみにせんすの仕事はトレイダーではありません。

PM 10:16:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | [経済]

2004年08月04日  竜王戦:屋敷−丸山後記
 ちょっと王位戦の感想が内容なさ過ぎなので、もうひとつ。

 7月1日に取り上げた竜王戦1組の屋敷−丸山戦の観戦記が先日まで掲載されていました。仕掛け前後にどういう説明がなされているか、せんすは注目していました。

 それによると
1) △8五歩とし、▲4五歩以下真っ向から反撃するのは△6五歩には手抜き、△8六歩には▲同銀とすることで十分な戦いができるであろうとのこと。なるほど。では、通常の同形のように後手が受けに回ったらどうか。こちらは観戦記には書いていませんでしたので、自分で考えます。6月18日の日記に書いたように、同形における後手の反撃はかなり精度が高まっているわけですが、少なくとも▲1四歩〜▲3四銀といく手順であれば(参照;前々期棋聖戦島−郷田(勝))のように進めば、明白に先手が得ですよね。

2) では本譜のように△6二飛と待機し、▲4五歩にしばらく受けに回って△7三角(もしくは△8二角)を狙うのはどうか。こちらは解説なしでしたので、論外なのかどうか分からないのですが、昨年の竜王戦本戦準々決勝の谷川−山崎戦と比べると後手の飛車が6筋に移動している方が得なような気がします。

 なお、解説には
△同歩▲3五歩△4四銀▲1五歩△同歩▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲2八飛△1六歩▲1三歩△同香▲2五桂△1七歩成▲4八飛△1六香▲3四歩の手順が紹介され、先手不満なしということです。谷川−山崎戦の手順を踏襲するなら▲2八飛には△8五桂▲8六銀△7三角なのですが、せんすには先手がどう指すのかよく分かりません。ここがはっきりすれば、せんすは角換わり族になってもいいかな、と考えていたのですが、もう少し保留します。

 と、本日掲載の王座戦堀口−丸山戦の指了図が屋敷−丸山戦の仕掛け直前と同じではないですか。これは明日の日経が楽しみです。

 王位戦の最中にこんなマイナー戦形を気にするオタクはアマ将棋界でもほとんどいない筈で、心の中を空しさが風となってぴゅうぴゅう音をたてています。。。


PM 10:11:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年08月04日  王位戦第3局1日目:ゴキゲン中飛車
 初日が終わり、図のような局面で封じ手になりました。出だし、一手損角換わりかと思われたのが、谷川がいきなり34分考えて△5四歩と突き、ゴキゲン中飛車になりました。。。

 全然ピント外れなのですが、この出だしで中飛車にされるとちょっといやだ。▲7八金型の対ゴキゲンは2002年度はそこそこあったものの、最近は廃れているし、せんすは指したことがない。3筋を伸ばしてくるのであれば、ひねり飛車後手と同じような布陣を取るんだろうか、と想像したのですが、これでは先手のメリットがどこにもない? しかし、この形にする選択権は後手にあるので、不承不承とはいいながらも応戦方法をこの対局で学ばなくてはなりません。逆にひねり飛車対策の参考事例になればいいのですが、果たしてどうなったでしょう。

 予想通り、羽生はひねり飛車の後手のような布陣を採用したのですが、図のように▲3八飛として積極的な攻撃を示唆しています。第1局を思い出しますが、第1局よりは居飛車の模様がいいようにみえます。封じ手局面、対ひねり飛車であれば、後手の歩が2五(先手ひねり飛車なら8五)にいるため、この手はできないことが多いので、ひねり飛車対策の参考にはならないようです。残念。

 この後の展開ですが、全然分かりません(^^)
 

PM 09:48:54 | Comment(1) | TrackBack(0) | [将棋(中飛車)]

2004年08月03日  森内、2回目の四冠チャレンジへ
 棋聖戦3連敗、銀河戦敗退、王位リーグ陥落など負けも結構ありましたが、上手く星をまとめてというか無駄星がないというか、渡辺明を下し、森内俊之、2度目の四冠チャレンジです。

 日経サイトの解説がずっと渡辺持ちだったのですが、せんすは先手の歩が少ないので、「チト攻めにくいのではないかなぁ」と感じていました。

 田中によると102手目の△6二金(下の記事でせんすが「後手寄るのかな」と疑問を呈した局面です)について、「プロの第一感では悪い手のように見えますが、この後、△7四銀、▲2四飛と進んで7筋の攻め合いとなれば、△6二金が生きて渡辺明五段に決め手が見つからない状況となる」といっているんですが、そう感じるのが普通なのでしょうか。たまたま正鵠を射たとはいえ、自分の大局観に対しかえって疑問を感じてしまいますよ。

 あの局面では、
1.歩が多い
2.後手玉が広い
3.先手玉はすぐにでも手が付きそう
4.先手の飛車が今一
なので、寄りがないと思ったのです。特にせんすは持ち歩が多いととても元気が出てくる性質なのですが、渡辺楽勝説の感じ方(恐らくは通常の場合、この大局観の方が正しいと思われる)がどのようなものだったのか知りたいものです。観戦記は河口老師のようなので、そこまで書いてくれるかちょっと分からないですが。

 それにしても右玉が勝ちましたね。できれば、右玉退治をみたかったけれど、渡辺の作戦は真似してみたいです。
 
 一方、森内は横綱相撲としかいいようのない勝ち方。ちょっと底が見えそうもないです。これほどの棋士であれば、一度は過半数のタイトルを奪っても全くおかしくない。今度の相手もまたもや羽生ですが、どうなるでしょうね。

 直近の結果を単に外装するだけなら、森内奪取という予測しかでません。一回の勝負としてみれば互角、としたいですが、まぁ、お金を賭けるならどちらに賭けるかはいうまでもないです(爆)

 ただ、羽生がそこまでぼこぼこにされるというのもいまでに信じがたいものがあります。せんすとしては、新四冠王を見てみたい気持ちが強いですが、確実に面白い内容になると思うのでとにかく楽しみです。

<5127>

PM 11:42:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(その他)]

2004年08月03日  王座戦挑決午後10時
 とても後手玉が寄るようには見えませんが。現地情報もやや遅れていますが、せんすは森内のり。また外れるのでしょうか。

と思ったら、98手目時点の情報が入ってきて、それによると「渡辺楽勝説」が出ているそうです。自分のへたれ具合をまた確認することになりそうですね。

PM 10:16:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(その他)]

2004年08月03日  それにしてもこの日記
 せんすは将棋も好きですがゴルフも好きです。
 そもそも日記をつけ始めたのは、ゴルフの方が先でした。同じミスを繰り返すおのれの愚かさに呆れ果て、せめて犯したミスや習ったことを記録に残し、繰り返し読むことで上達の糧にしようと思ったのです。

 始めて8ヶ月、今年に入りようやく効果は現れ(レッスンプロのおかげという気もする)、平均スコアがいきなり7も少なくなりました。これは将棋でいえばR点が300以上増えるのと同じくらいの出来事だと思います。

 そこで「柳の下」を狙って将棋の日記を書き始めたのが今年始め。既に7ヶ月経過したがR点の平均回帰線は微動だにせず2100点前後のところにいます。プロの指し手と自分の読みの差異を検出し、可能であれば自分のものにしたいという願いも空しく、効果が上がっていません。とほほ。

 思うにゴルフの場合はできるだけシンプルに同一リズムで同一動作を繰り返すことが成功への鍵なので日記による刷り込みも効果的なのでしょうが、将棋は局面がさまざますぎてこのような効用がない、のかな。

 もっと実戦数を増やした方がよいのか、思案するこのごろ。

PM 08:50:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]

2004年08月03日  王座戦挑戦者決定戦
 中盤戦たけなわ。後手の森内が右玉とやや意外な戦法に出ています。後手なら飛車を振るのかとせんすは思っていました。

 せんすは右玉にされるのがあまり好きではありません。最近はとにかく、棒銀一直線の速攻しかしていないのですが、本譜の渡辺のように玉を深く囲えるのであればこれもよい作戦のように思います。せんすがやるとだいたい、それまでに右玉が仕掛けてきて変な具合になります。

 まぁ、そんなことはどうでもいいのですけど、今の局勢は控え室のプロの意見を訊くまでもなく先手がよさそうです。前線を突破されると後手はそれまでですが、三冠王には何か策があるんでしょうか。

PM 08:04:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(その他)]

2004年08月02日  しつこく横歩取り
 昨日の結婚披露宴の場で無粋にも深浦八段に先日の対高橋戦のことを訊いてみました。第1図で▲5六香と打った場合はやはり第2図まで進むということですが(ほっ)、第2図は先手の手駒が潤沢ではないので、決して後手が悪いとは思わないとのこと。▲3五金なら△1四飛〜△1七飛成〜△2八馬〜△1八竜が速いということです。なるほど。

 帰途についてから第1図から2手戻した(▲3七桂と△2八角)局面で▲3六飛とまわればどうなるのか訊かなかったことに気がついたのですが、今考えると△4五桂で多分攻略できそうですね。次に機会があれば△5四飛を試してみよう。

 私が横歩取り族であることを知った深浦八段(普段はこのブログでは棋士は呼び捨てですが、さすがに教えていただいた以上、敬称付でさせていただきます)は、なんか嬉しそうでしたね。彼には、横歩取りは一般アマ受けしないなどという声にはめげないで、どんどん横歩を指してもらい、さらには是非中座飛車の本を書いていただきたいと思います。だって、引き出しがものすごく多そうなんだもん。


<4546>

PM 08:27:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年08月01日  結婚式に行ってきました
 今日、羽澤ガーデンにせんすはいってきました。新調のゼニヤにスーツを着て(oh, snob!)  佐藤家−大谷家の結婚披露宴に潜入するためです。

 受付でいきなり、中原、谷川、深浦と遭遇し、眩暈がしそうに。場違い感をぎゅんぎゅんに覚えつつも、まぁそれはそれとして、庭園で行われている結婚式の方を見物に行きます。なんとも暑そうでしたが、新郎は汗ひとつかいていないようにみえました。さすがですね。

 羽澤ガーデンが、往時はタイトル戦を何度もホストした場所だということは知っていました。最近は聞かないなぁ、と思っていたのですが、今は結婚式場を主体とした営業になっているのですね。主賓挨拶の中原会長も「久しぶりに来たら随分様変わりしていました」ということでした。披露宴会場自体も昔はタイトル戦対局場そのものだったのですが、もう二度とそういう使われ方はされないのでしょうか。なんか惜しいですね。

 どの挨拶でも「棋聖戦を防衛していたよかったものの、もしもつれこんでいたら云々」が枕のように繰り返されていたのですが、なんか森内三冠には気の毒な感じ。とはいえ、3日の王座戦挑決に向けて気合は十分に入っているようにもお見受けしました。同じく、3日には賢島に王位戦第3局のために移動する谷川、羽生両人が微妙な距離を維持しつつ場所を占めていたような気がしたのは、まさに気のせい?

 「これからも将棋に頑張ってください」という祝辞が多かったのは当然として、あまり頑張られると困るS級の棋士の面々は本当のところどういう風にこの祝辞を聞いていたんでしょうね。みんながみんな幸せになる世界ではないことは分かっているので、そこは穏やかに思考停止をしたものと思います。新郎も「さらに上を目指したい」と決意を語っていましたが、せんすとしてはこの決意どおりになってほしいですね。

 新郎がとても幸せそうだったので、せんすもうれしくなりました。おめでとうございます。


<3240>

PM 04:57:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋]

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プロフィール
名前せんす
URLhttp://sensu1030.hp.infoseek.co.jp/
佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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