せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2004年05月31日  順位戦予想
 週刊将棋が名人戦挑戦本命を佐藤康光にしています。3年連続ですね。 なんと不吉な。。。 どうせ予想するなら、本命深浦、名人戦で負けた方とか、谷川とかいっておけばいいのに。。。今年外れたら、担当替えてください。

 当然、私の本命は佐藤康光。推す理由が現時点では乏しいのですが、結婚パワーということで。

 B1は郷田と堀口。Aに上がれる棋士はだいたい2年内に昇級をしているわけで、全棋士参加棋戦で優勝実績のある堀口を推します。郷田は当然。

 B2は木村と屋敷。他の棋士とは格が違います。

 C1は渡辺明で決まり。もうひとりは誰でもありそうですが、個人的には宮田を希望。
 山崎、宮田の抜けたC2はあんまり関心ありませんのでパス。

 あまりにも個人的な贔屓が出ていますが、許して下さい。

PM 08:43:44 | Comment(991) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年05月31日  今後の予定
 明日はは多分、谷川−佐々木の王座戦。序盤で谷川の素晴らしい構想力が披露されました。
 2日は1日の王位戦羽生−中原戦の結果を受けての感想が書ければいいのですが、棋譜がないと厳しいかも。
 3ー4日は名人戦。

 棋聖戦の森内−羽生の棋譜掲載がもう直ぐ終わるのでこれについても感想を書きたいと思っています。


<2024>

PM 08:33:23 | Comment(28) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年05月31日  朝日OP第5局後記
 週刊将棋が出たので自分の感じ方が妥当だったのか早速の検証です。

 記事によると、第1図での△5三角がおかしく、ここでは△3三銀とし次に△3四銀からのぶっつけをみるべきだったとのこと。なるほど、こういう構想はせんすには思い浮かびません。

 では、25日の日記で私が予想した手順はホープレスだったのだろうか? いずれにしても第2図のように▲6五歩を許しては話しにならないのは明白です。ゆえに第2図直前の△3三桂がぬるいのであって、△5三角の罪はまだしもと思えるのですが、どうなのでしょう。△5三角が後の▲4五桂で当たりになるところにわざわざ出て来ているので疑問手と週刊将棋は分析しています。でも、くどいですが、せんすが予想したように△7五角と飛び出れば桂馬の利きも関係ないのでは。。。

 というわけで、△3四銀を目指す力強い構想には感嘆しつつも、自分の読みに対し明確にダメだしをできないせんすでありました。。。誰か引導を渡してください。。。

PM 08:30:45 | Comment(45) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月30日  ラスト・サムライ
 今ごろ、この映画のことを書く人間もいないと思いますが、DVDでみたので感想を。。。

 初めて見たときは、あんまりぴんとしなかったのですが、ズウィック監督の解説をみて(まさか本編に直接解説をフルにかけるとは思わなかった。つまり2時間半近く解説を聞いたわけです)、なんか理解が進んだようで、2回目のときはすんなり入れました。

 せんすが萌えたシーンは、
・東京に到着した勝元一行の騎乗姿。なんか野武士にしか見えないけれど、格好いいですね。
・小雪。テレビよりも黒目の大きさが映えてとてもきれいでした。
・福本さんの戦死シーン。こうなるとは分かっていたとはいえ涙がぼろぼろ。。。(監督が解説編で彼のことに特に言及していたのは嬉しかった)

 製作者の意図にまともにはまりました。。。最近、こういうことが多いです。単純なのでしょう。

 心の中で「風とライオン」と対比させていました。できれば最後は剣と剣の対決をきぼんぬ、でしたが、やっぱりそうはならなかったですね。




PM 09:45:42 | Comment(32) | TrackBack(0) | [映画]

2004年05月30日  NHK杯戦、杉本−行方
 今日のNHK杯戦についての備忘。

 第1図は開戦したところです。先手の囲いは3九に銀、角、もしくは3六に桂を打たれると随分ともろそうに感じるのですが、解説の鈴木大介曰く「打たせないつもりなのでしょう」 確かに角銀を同時に2枚以上持たせなければ一気にはやられないでしょうが、穴熊党であるせんすには先手玉がお豆腐にみえます。。。好んでこの囲いにするまでもないのではないか、などと思うのですが、この囲いの評価はどうなっているのでしょうか。大昔に読んだ本にこの囲い(但し4九銀はついていない)にかなり否定的な見解が書いてあったことがせんすの脳裏に甦ります。。。

 さて、本題。なかなか見ごたえのある内容の将棋ながらも杉本が手厚い守りを連発、どうも半手速いかなぁという感じで迎えた第2図。秒読みに追われた杉本が迷うような手つきで▲1三歩成。これでは1一香の走りが生じてしまうので、先手玉、大丈夫か、と思うのも自然なんですが、杉本に何が起こったのか。以下、順当に詰まされてしまいました。

 で、せんすは落ち着いて(ずるいのですが)、先手玉が詰まされないような後手玉への詰めろを柿木で探したのですが、第一感だった▲4一飛がやはり詰めろでした。これなら△1三香が生じていないので、△2八銀成以下の手順でも上部に先手玉は逃げ切れるはずです。

 詳しくはNHKテキストを待ちますが、これはさすがに大丈夫だろうと思うのです。(前の久保−谷川戦ではひとつ外したのですが) 

PM 07:18:38 | Comment(24) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年05月29日  丸田祐三
 将棋界の重鎮といえば、この方をおいていない。丸田祐三九段。 ここでは老師とお呼びしますが、老師のお話をいろいろと伺う機会があったので、ご紹介します。

【今の名人戦について】
 挑戦者が優勢だが、次の一番を羽生が勝てばまだまだ分からない。2−3になれば、大分元気が違ってくる。

【羽生善治について】
 中座飛車は彼のような実力者にあった戦法ではないと思う。強い人はもっと手数が長くなる戦法を選ぶべきで、中座飛車のように一発でけりがつくような戦法ばかりやるのはどうか。その中でも同じ戦形ばかり繰り返しているのは依怙地になっているとしか思えない。
 大山さんは振飛車をやっていたが、玉が堅いので終盤が二度三度あるので見ごたえがあった。

 対局過多については本人は平気だといっているが、蓄積はあったと思う。朝日OPがいい形で終わったので、これから調子が戻ってくるのではないだろうか。

【森内俊之について】
 これほどの挽回をするとは予想もしなかった。結婚がいい方に働いたのだろうか。最近の羽生戦の高勝率は、羽生が森内の用意が整っているところに攻めかかっているようなところにも原因があるのではないか。

(せんすは、森内がむしろリスクを取っているのかと思っていたので、意外でした)

【棋聖戦について】(一番気になるところです^^;)
 先手を取った方が勝つのではないか。

(佐藤棋聖にも十分勝ち目があるということですか。はーと)

【最近のトップについて】
 終盤を全然間違えない。ただ、天野宗歩よりも強い、今のトップが史上最強だというのはおかしいと思う。宗歩が今の世の中で1年も研究をすれば、トップに伍するだろう。

【昔のタイトル戦の逸話】
 山田道美は本当に変わった男だった。タイトル戦記事用の両対局者の記念写真を「これから戦うのに一緒に写真なんかとれません」と断るし、旅館も別のところから通うという。(これはせんすも知っているくらいで、有名な逸話ですが、若造は老師のお言葉を黙って聞くのが掟です)
 
 しかも、旅館の場所は秘密にするという。老師は山田道美にねじ込んだ。
「君、だったらどんなことがあっても、必ず、絶対にこれるんだろうな。寝坊したり病気になって、こちらが知らないで待ちぼうけをするなんてことは許されないんだぞ。連絡先だけは教えなさい(-_-#)!
 さすがの山田氏も白状したそうです。 ( ̄ー ̄)




 おまけの逸話。(前の日記には書いたことがあります) 老師は山田八段が感想戦でどんな手についても「それは知っていた」というので、このやろ、と思っていた。ある日の対局でひねり飛車になった。ふと思いついて、その場で▲9七角を出されたそうだ。

 局後の会話。。。
丸田「この手のことは知っていたの?」
山田「いいえ」
丸田「( ̄ー ̄)」


 どうかいつまでもお元気でいらして下さい。


PM 10:24:30 | Comment(11) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年05月28日  靴が・゚・(つД`)・゚・
 今日はひどい一日でした。

 会社に着いたら左の靴のソールがいきなり3分の1ほど剥がれているのです。なんでよ? そのまま履いていれば、どんどん剥がれるのもまた自然の摂理というものよのう。退社して100メートル歩いたところで、ギブアップ。ソールを剥がして帰宅しました。

 去年、せんすは右足を骨折してずいぶん難儀したんですが、それに匹敵する辛さでした。

 この靴は確かミラノの激安ショップで買ったもので、紐靴なもんだから面倒くさくて大して履いていないはず。。。靴とかばんだけはちゃんとしたメーカーのものを使えっていうことなんですね。くすん。

PM 08:58:09 | Comment(341) | TrackBack(0) | [日記]

2004年05月28日  王座戦:深浦―三浦/横歩取り後手はやはり?
 昨日取り上げようと思ってできなかった、王座戦本戦1回戦▲深浦―△三浦から。大流行の▲3五歩を先手が見送った場合は棋聖戦挑戦者決定戦の森内―木村戦や本局のように図1の局面になります。木村はちなみに図の△3六歩ではなく△4四角だったわけですが。
 
 本局では、先手の深浦が確信を篭めて序盤を進めていたのに対し、後手の三浦は先例局を思い出しながら指していたとのこと。後手番の対横歩対策には相横歩、△4五角、△3三桂、中座飛車と多様な戦形があり、先手番は対策を考えるのが大変だなどとはかつていわれたことではありますが、実際の後手番はに中座飛車以外の戦形を選ぶのはかなりリスクを背負っているのも事実。よほどの横歩オタクでない限りは、先手は中座飛車対策のヤマを張れます。先手の対策はそれこそ多岐にわたるので、後手の苦労は相変わらずということになってしまいます。

 本譜も三浦に取り立てて悪手らしきものはないものの2図になってどうも苦戦。横歩後手番が最近、勝てていないという印象が強いのですが、実際のところどうなのでしょう。名人戦、朝日OP、棋聖戦挑決、A級順位戦などの印象からそういってしまうのですが。。。

 さてなんか横歩取り論になってしまいましたが、本題は第2図。この2図からの手順がせんすには不可解。

△8一角:なぜ隅に引っ込むの?
▲9三桂不成:△同香なら▲9一飛? なぜ▲7二歩としないの? 角道を止める絶好のチャンスじゃん!
△4五角:最初からここにくればいいと思うが。。。

 結論としては▲9三桂が深浦玉の入玉に対するブロックとなってしまい、三浦が勝ちました。つまり△9三桂不成がおかしい、ということになるそうです。でもなぜ三浦が△4五角ではなく△8一角としたのか、全く見当がつきません。。。まさか、深浦が△9三桂不成とすることを読み切り、敢えて△8一角としたなんてことは。。。三浦ならありえそうだ。

PM 08:50:52 | Comment(15) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月27日  電車男さん
  電車男さんとエルメスさんのお話後日談まで出てしまい、はまった一般人が増殖している模様ですね。

 ウチの奥さんはスレのタイトルを見ただけで「なにそれ?」という感じですが、私が「冬のソナタ」を見るのと交換に電車男さんのお話を読むそうです。

 ここまで知られてしまっては、まわりも気がついているでしょうね。萌えます。

PM 10:56:33 | Comment(916) | TrackBack(0) | [日記]

2004年05月27日  例によって横歩取り▲3五歩の変化
 今日、掲載の終わった王座戦の深浦―三浦を取り上げるつもりだったのですが、あまりにも難解なので自分なりに消化してからここに載せることにします。

 そういうわけで、今日は自分の24の将棋から。図は最近タイトル戦等でこれでもか、というくらい頻出の局面で、先手がせんすです。定跡ではここで△2八歩▲3七桂△3六歩ですが、相手の方(24でやはり四段)の着手はなんと△3三歩!!! なんじゃこれは〜とせんすは飛び上がりました。

 本対局はフリーの早指しなので大急ぎで考えをまとめます。
・▲7七桂はよほど困らない限りは指さない。
・△5五飛とされた時に先手を取れるよう歩を温存しておく必要がある。
・歩の数が乏しい。補充する見込みもないから大切にしないと。
・△2八歩とされると、やや窮屈ながらも竜を作られやすくなるのでいやだ。
といったかなり防衛的な理由で、▲3七桂と跳ねました。。。その後は早指しならではの粗い展開になり、せんすが勝ったのですが、この局面のことを電車の中で考えたのです。

 何か攻撃手段はないのか、というのが思考の方向性ですが、
・▲2四桂は筋が悪すぎる。
・▲1六角は防ぎが入ったところをこじ開けるような手。実際、どうも攻めきれない。
・▲6九玉は△9四歩とされるとやはり味が悪い。

 相手の方は定跡を熟知した上で△3三歩と指したんでしょうかね。分からないなぁ。 

PM 07:24:49 | Comment(850) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月27日  はまりました
 ここにトラックバックして下さった昼行灯行状記の5月26日の記事にあった電車男さんのサイトにいって、まともにはまりましたよ。

 将棋世界4月号のみっくんのカップル写真とともに、忘れていたものを思い出させていただいたというか。。。ま、私は、戦死してしまったわけです。

 時間がおありの方はご覧下さい。冬のソナタ並にはまることは保証します。

PM 12:35:58 | Comment(17) | TrackBack(0) | [日記]

2004年05月26日  木村の鉄壁の受け
 先日の棋聖戦挑戦決定戦で残念な敗北を喫した木村の快勝譜を取り上げます。せんすが感心した手があったのです。

 第1図は竜王戦1組裏街道。最近頻出の▲3五歩からの仕掛けを先手の畠山が行いますが、本戦形では後手対策としては圧倒的に少数派の△8八角成▲同銀△7三角を木村は採用し、第1図に至りました。
 2枚換えでも抵抗力があるのが中原玉の特徴ですが、ここで木村は△2二飛。これは割りと浮かぶ手ですが、仕掛けからの構想だったのでしょうか。この将棋に勝った彼は2回戦で佐藤棋聖に勝ってまだ竜王戦挑戦の目が残っているわけですね。

 せんすとしては、△7三角がまだ有効であることが確認できただけでも意味がありました。

 第2図は棋王戦予選。これも既に先手の木村がよくなっていますが、持ち時間切迫の中ではすぐには最善手が思いつかないような気がします。(私だけでしょうか)
 木村は汗もかかずに▲5六飛。ほぉ〜、これで完封ですね。

 何だかんだ悲しい目にあっても、やはり木村は好調な棋士なのですね。

PM 09:58:16 | Comment(22) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月25日  羽生、朝日OP制覇
 朝日OP最終局は羽生が勝ち、ノンタイトル戦とはいいながらも健在であるところを示しました。

 振り駒がなんといっても注目されたのですが、羽生先手。深浦は中座飛車ではなく、これも得意の8四飛車から3四飛車に展開した上で、5筋の歩を伸ばす戦形を選択しました。先例としては棋王戦敗者復活戦佐藤―深浦(○)、A級順位戦佐藤(○)―谷川があります。本局では、深浦は自陣の右翼が全く動いていない段階で早くも△5六歩と突きかけ、さらに6筋の歩も突き合った状態にしてから、△7四歩〜△7三桂とする素人目には不可解な駒組みをします。

 しかし1図のようになってみると歩損とはいえ、持ち歩の数は豊富だし、それほど悪くないようにも思えます。ここで、せんすは△8六歩▲同歩△7五角を予想しました。△8七歩や△6六歩があり、手段に困らないだろうという読みでしたが、実戦の進行は全く予想外でした。

△3三桂▲6五歩△3四飛▲6六角△6三銀▲4五桂△6二角▲3三桂成△同銀▲4五銀△9四飛▲7四桂で第2図

 へたれがA級棋士に対して申し上げるのも恐れ多いのですが、本譜のように飛車が左右に動くだけではダメとしたものです。敵銀を前線に出させ、また飛車を9筋に追い払われて、▲7四桂を喰らってはもはや絶望的な棋勢と感じます。羽生善治という男は、対局相手のこうした隙というか齟齬を見逃す男ではありません。この後は順調に仕上げて、紛れを生じさせませんでした。

 最近も書きましたが、何か、深浦の調子が下降線だったのかなという気がしてなりません。本譜の彼の構想は観戦記で確認したいです。ただ負けたとはいえ、彼の信用は大きくなったと思います。

 羽生はこれで威信をある程度は守ることに成功しました。問題は森内、谷川ですね。  

PM 11:09:19 | Comment(14) | TrackBack(1) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月24日  名人戦第4局、棋聖戦挑決後記
 非常に楽しみにしていた今週号の週刊将棋ですが、ちょっとがっかり。

【名人戦】
 5月20日の日記に随分と備忘を書きましたが、週刊将棋で触れられていたのは第10図直前の△6五桂に代えての△1四角のみ。私は秒読みの最中だと▲同竜を1秒も心配しないですむ△2五角の方がいいと思うのですが、まぁそれはいいです。△1四角だと▲4七銀で先手が残っているそうなのですが、詳細手順は記述なし。第10図の△5七金に代わっての△3八角は全く触れられていない。。。つまらない仕事して、というのが、素直な感想。
 幸い、観戦記は椎名龍一。彼の観戦記は手順と対局者心理をちゃんと述べてくれるのでそれを待つことにします。

【棋聖戦】
 5月19日の日記「森内―木村戦の終盤を考えてみました」で私なりの考えを書いたのですが、週刊将棋で木村の勝ち筋として触れていたのは△2四飛成の局面ではなく、図の局面。 ここで△3六歩が詰めろで木村勝ちだったということです。なるほど。
 でも、せんすが考えたことは論外なのでしょうか。観戦記が出てくるまであと3週間くらいかかるようですが、待つことにします。

 さて、明日は朝日OP最終局。楽しみな1局ですが、これほど振り駒が注目されるのも久しぶりな気がします。

PM 06:57:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月24日  すみません
 先日の渡辺―平藤の竜王戦4組の対戦を決勝戦と私は思い込んでいて、勝った渡辺が本線出場とまで言い切ってしまいました。
 先ほど何気に連盟HPの対局予定を見ていると、神崎―塚田が4組準決勝とあり、渡辺にはまだ一山あることが分かりました。申し訳ありません。

 結果は変わらないとは確信していますが。。。せっかくだから、塚田に出てきてほしいですね。

AM 09:38:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年05月23日  利かしとは
 今日は王位戦白組中原―深浦戦から。

 1図で深浦は△7五歩。観戦記には▲同歩については利かされ、と流して本譜の解説に移行していましたが。。。この局面での「利かされ」ってどういうことなんだろう。だって、本譜の▲同角には角筋が変わるので第2図の△4四角の味がよすぎると思うし、▲同歩でどういう不都合があるのか、ちゃんと書いてほしいです。
 ある種の局面では素直に同○としていると一方的に攻められることになることは、せんすでもよく分かっています。でも、この局面の▲7五同歩はそういう手なのだろうか。観戦記者は対局者の言葉をそのまま転記しているのかもしれないけれど、彼はプロが感覚的に認識している「利かされ」を本当に理解しているのか、とご本人がいれば小一時間問い詰めたいのが本音です。

 この「利かし」もかなり分かりにくいですが、本譜の第2図に至る後手の攻めは生半可なアマではちょっと組み立てられそうもないですね。十分な研究に裏打ちされていない限りは指せっこないです。いきなり▲同角に△6五桂も驚きですが、この桂馬を殺すことが実に困難で、2図の△4四角で完全に手になってしまっています。

 それにしても、何故か新年度に入ってから竜王戦、王座戦と急所の対局をことごとく負けている深浦。残るは朝日だけですが、どうなるでしょう。今の深浦は好調ではありません。。。

PM 09:45:16 | Comment(24) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月22日  NHK杯戦(野月―高橋)後記
 前の日記の4月21日分でNHK杯戦の▲野月―△高橋戦の備忘を書きました。テキスト6月号に解説が出ていますので、確認してみます。

【1図】
> ここで△3八馬でしたが、せっかく手番を取れるのになぜ△3六同馬、もしくは△2四歩ではいけなかったのでしょうか。

「テキスト様の説明」
 解説によると、せんすの書いたとおりでした。えへん! たまにはこういうこともあるのですね。

【2図】
> 高橋の着手は△3三角。放送時にはせんすは「△3七角成として激辛に仕上げれば後手の勝ちだろう」と思っていたので、△3三角には「先手玉を角の利きで仕留められるんだ! プロの視点は違うなぁ」と感じたのですが。。。その後の成り行きを見ると、高橋の玉頭攻めをまともに逆用されているわけで、「やはりぼんやり△3七角成もあったのではないか、先手が固めたところを無理やりこじ開けるのはいかがなものか」などと考えています。

「テキスト様の説明」
 ここのところは具体的な解説がなく「なぜか逆転していた」とあるのみです。ふざけているんですか? 棋界最強の森内に前年度昇級者2人もいてどうしてちゃんと解説をしてくれないの。でも、今、改めて考えても、上の感想はかなりいい線をいっているんじゃないかなぁと思うのです。

 ということで、せんすは自分を見直しました(爆)

AM 11:03:06 | Comment(136) | TrackBack(0) | [将棋(相掛かり)]

2004年05月21日  うーんと地味な対局から
 昨日のド派手な対局の後は、ものすごく地味な組み合わせの対局を取り上げます。

 先週の土曜日に近将カップの▲平藤―△篠田(アマ)を観戦しました。渋〜 アクセスした時には既に相横歩取りになっていました。

 せんすも去年の3月頃までは中座飛車は全然やらずに相横歩取りばかりやっていましたよ。。。一発入った時の快感、というやつなんですが、やっぱりこんな邪道な将棋ばっかり指していてはいけない、と改心して中座飛車の勉強を一からやりました。実際、24の三段以上だとなかなか通じないですものね。教養として今でも変化のおさらいはしたりしていますが。

 ただ、篠田氏はアマ棋界では相横歩系の通として知られており、実際に大会でも随分と使っては勝っているようです。これはこれですごいことです。で、どういう変化になるのだろう、と興味を持って進行を眺めました。

 平藤は例の激流変化ではなく▲7七桂と跳ねる穏やか手順を選択しました。私もこれは随分やられていて、相横歩激流を待望してたぎる熱い血を見事に覚ましてくださるので、大嫌いでした。後手はゆっくりした将棋になると組みにくいのですよ。本譜では図の△1二角が出ました。チャットでは「研究の一手ですか」などと管理人さんが訊いていましたが、これは将棋パイナップルというアマ高段者オタク専用のサイト(実戦研究:相横歩取り▲7七桂型)でも取り上げられている一手。せんすも何回も指したことがあります。

 私が後手を指していると、端攻めに備えて△8二銀と指したくなるのですが、篠田氏はずっと保留したまま。平藤から仕掛けはなかったんですかね。△8二銀とすると、後手陣は金銀が四分五裂になりとても勝てる気がしない(実はそれがいやで相横歩をやめた、というのがせんすに関しては実情)のですが、保留して持ちこたえているのであれば話しは違ってきます。本当のところはどうだったんでしょうか。

 本譜は金銀がどんどん盛り上がっていった後手が先手を粉砕。経験値の差でしょうか。この対局で味噌がついたのか、平藤は前に書いた渡辺との竜王戦も完敗。ちょっと痛かったですね。


PM 07:42:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月21日  ぐれいと!
 すくすくブログのアクセスランキング、昨日は2位の4倍超、12,000超というあんびりーばぼーな数字。やはり名人戦は関心の大きさが違いますね。

 知人(将棋のことはあまり知らない)に聞くところによると、昨日の戦いの模様はなぜか生保の営業のおばちゃんも知っていたという。これは私にとって、喜ばしいことであった。

 明らかに技術レベルが10年前よりも上がっているのに、将棋人気は下降気味なのがせんすには残念でした。もっと将棋界の注目度が上がれば、と祈っています。

PM 05:57:33 | Comment(146) | TrackBack(0) | [日記]

2004年05月20日  森内、名人復位に大きく前進
 なんともものすごい将棋で、観ているだけでへとへとです。両対局者は本当にお疲れ様でした。実にハイレベルな終盤でした。備忘を書いておきます。

・第7図直前の▲2一飛で▲2二角と緩めた場合はどうなったか
・第10図の2手前で、△2五角(1四角よりは勝ると思う)だとどのような変化があったのか。▲6八玉に△6五桂などがありそう。
・第10図で△5七金ではなく△3八角ならどうなったのか。金を持ち駒に残しておけば、後手玉は詰まない。

 終盤、サイトが随分重くなり、棋譜が出なくなって往生しました。。。名局だったからでしょうか。

 さすがに、森内復位の確率は9割をかなり超えたといってよいのではないでしょうか。本局は、今までのように作戦図星で一気に押し出したのではなく、捻り合いでの勝利ですから価値が大きいと思います。

PM 11:41:45 | Comment(19) | TrackBack(1) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月20日  午後9時40分
 頭がくらくらしそうな展開。実際、控え室の予想は全く当たっていない。私ごときへたれがかする展開ではないのです。
 しかし、図の▲1三角はなんかいかにも決め手の香りがしますね。

・取るのはだめ
・△3六飛は▲5五角が生じてしまう。

 まだ何か羽生には引き出しがあるでしょうか。。。

PM 09:40:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月20日  午後8時半:おや?
 森内の竜が逮捕されそうです。その後は8−2図のような感じが考えられますが、だいたいこういう風に竜を取り切れることは少ないのですが、本局はどうでしょう。
 後手玉の周りに駒が多いのでまだまだ大変な感じです。

 (ああ、それにしても一々着手に翻弄されるアマの哀しさよ)

PM 08:27:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月20日  午後7時半;森内優勢
 下の6図で受ける手ばかりを考えていたわけですが、森内の着手は思いも寄らぬ▲2四歩! ここでこんな利かしが入るの?とびっくりしましたが、7図まで進んでみると2七とがスカタンになっていて、森内の優勢が明らかになりつつあるようです。

 △2七歩成▲5八玉に△4九飛成がなんとも悔しく、せっかくの当たりの銀に手順に逃げられてしまいました。そこから推測すると△2六歩がおかしかったのか、ということにもなるのでしょうか。。。

PM 07:43:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月20日  午後5時前:7筋にだんご
 7筋のだんご形がひどいように思えます。攻めで後手を牽制するという局面でもないし、羽生のほうがよさそうです。

と一度は書いたのですが、先手の右金を5九で取らせて角を移動させられれば、森内も十分以上に戦えるような気がします。こういう局面の急所をすぐに察知する力があれば、私のR点も2200を越えるのだが(爆)

(5:20追記)

PM 04:51:01 | Comment(13) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月20日  午後4時
 ちょっと棋泉がうまく動いてくれないので、画面表示が出来ないのですが、第5図から△5五銀▲7七角△6九飛と進んだだけです。
 次の手は常識的には▲7九桂。以下△3五飛にどうするのか。▲5八玉は桂を取られると5七に打ち込まれる傷が残るし、なかなか振りほどけないですね。

PM 04:13:28 | Comment(282) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月20日  △5五銀
 羽生は下図から△5五銀と指しました。角を逃げると△5六飛と打って桂馬を外すのですね。飛車2枚が浮遊することになりますが角を押さえ込んでいるので後手もやれなくもないような。
 となると、▲同角なのか。


 でも、飛車が2枚浮いているのは愚形のような。。。よく分からない。

PM 02:01:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月20日  昼食休憩時点
 図のようになっています。
 △6九飛からしゃにむに攻めるしかないような感じですが。先手の指し手が分かりやすいのに対し、後手の指し手はかなり工夫がいるような印象を受けます。

 羽生なら有効な指し手を見つけるとは思いますが、どうでしょうか。

PM 01:03:56 | Comment(12) | TrackBack(1) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月20日  森内新手
 新手が出ました。△5七角成の一手でしょう。。。

 佐藤棋聖が王座戦初戦敗退です。これで当分は順位戦と棋聖戦しかない、というひどいことになってきました。

AM 10:04:26 | Comment(12) | TrackBack(2) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月19日  森内―木村戦の終盤を考えてみました
 ちょっと考えたのですが、図で△2四飛成がおかしかったのでは? △2四角とすれば以下▲2三飛成△3二銀で受け切りのような気がするんですが。

 違うかなぁ。

PM 07:52:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月19日  佐藤―三浦戦で「お!」と思った局面
 参照図における指し手は三浦、渡辺ともに普通に△6四飛でした。北島−渡辺戦の解説だった木村もそれ以外の手の解説はしていなかったのですが、三浦の感想として以下のものがありますので、書いておきます。

「△76歩だったか? ▲22角成△67飛成(!)▲同玉△22金▲58玉△88歩▲23歩で難解。あるいは▲22角成△同金▲65桂△77歩成▲同桂△76歩もある」

ということで、どこにどんな手が転がっているか分からない局面のようです。佐藤棋聖も「手を読んでいるものだ」と三浦に感心しています。

 三浦ってすごい。。。

PM 06:22:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月19日  封じ手の局面
 佐藤―三浦、北島―渡辺戦と同じ手順が続いています。
 まぁ▲4五飛でしょう。この手を最初に見たときは「桂馬2枚と飛車の交換では2枚換えといってもかなり損なのでは。桂馬ばかりでは持ち駒の風通しが悪すぎる」と思ったものですが、見慣れてくるとそういう感覚も消えてくるものですね。他の局面で通じるかどうかは定かではないのですが。。。

 佐藤−三浦戦についてはかなり突っ込んだ解説が将棋世界4月号の佐藤康光自戦記にありますので、お手持ちの方はご覧下さい。

 

PM 06:11:43 | Comment(264) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月19日  午後3時前
 一手だけ進んで△2五歩でした。

1)▲3六飛だと△6五桂▲6八銀で、ぃ音由儉□ぃ枯司癲扮生―丸山)があります。どちらも難解ですが、激しくなります。
2)▲4六飛でも△6五桂▲2三歩△同金▲6八銀(佐藤―三浦、北島−渡辺)となります。

PM 02:58:32 | Comment(16) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月19日  午後2時
 やはり▲6六角まで進みました。2手後が注目です。

PM 01:56:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月19日  昼食休憩時点
 1図からなぜか森内が長考して▲3三角成としてお昼休みに。
 この後、△同桂▲3四歩△4五桂は当然として、そこで1)▲3三歩成2)▲6六角の2通りに分かれるわけですが、多分、2)でしょう。

 2)の場合、△2五歩がきますが、どこに飛車を逃がすかで将棋の性格が全然違ってきます。▲3六飛だと大乱闘になります。

PM 01:19:43 | Comment(26) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月19日  名人戦第4局1日目午前
 例によって横歩取りとなり、先手の森内が▲3五歩と第2局と同じ手順を採用した。(朝日OPとあわせると、両番勝負8局中4局の出現です)

 さすがに羽生は△7三桂ともう一方の有力変化を選んで、せんすはほっとしました。

 参照局は王位戦:深浦(○)―羽生、A級順位戦:佐藤(○)―三浦、棋聖戦:堀口―渡辺(○)、NHK杯:羽生(○)―丸山、北島―渡辺(○)など多く、最近の流行です。

AM 11:20:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月19日  棋聖戦挑決追記
 竜王戦倶楽部よみなおの日記(5月18日)によると、終盤に一瞬木村に勝ち筋があったということです。どんなものなのか、しばらく考えてみたいです。(分かるわけないだろうけど。。。)

 「それを逸した木村は終局後しばらく涙が止まらなかった」ともあり、胸をつかれました。。。

 予選で森内に勝っているだけに、もう一番、という気持ちもありそうだし、完全に負けたとも思えないでしょうね。。。強いのに明確な形で結果が出ない今はとにかく辛抱するしかありません。開花させた人は今の竜王のようにいます。

AM 06:10:03 | Comment(19) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月18日  渡辺快勝。いよいよ竜王戦本戦へ。
 下の記事で先手の矢倉穴熊を予想した通りになったようですが、帰宅した時には既に第3図になっていました。平藤は「なぜかこの桂打をうっかりした」と一言つぶやいて感想戦をお開きにしたそうですが、確かに終わっています。矢倉穴熊って、7七に右金に引き寄せられないと堅くならないのですよね、全く。

 では、どこがおかしかったのか、ということでいつもの通りへたれ検証をしてみます。まず第2図。せんす的には「こんなん一直線で穴熊やろ」というところなのですが、自家製DBをみてみるとほとんどが▲9六歩。この歩は△7三角〜△9五歩の仕掛けがあるので絶対に先手は突かないものとせんすは信じていました。どういう背景があっての▲9六歩なのでしょうね。△6四角型なので穴熊にはしにくいし、▲6五歩と突いて追い払ってからの穴熊はバランスが悪いということなのでしょうか。
 まぁ、穴熊指向はいいのではないでしょうか。本譜はそこから▲9八香△4二銀▲9九玉のところで△4五歩と渡辺が仕掛けて戦争になりました。後手陣は飽和しているし、先手陣はこれからは堅くなる一方なので時宜を得ていると思います。
 以下▲同桂△同桂▲6五歩△7三角▲8八銀△3三銀上▲3五歩△同銀▲4五銀△4四歩▲3四銀△同銀▲4六桂△同銀▲同歩△8六桂で第3図。△3三銀上に対する▲3五歩が私にはよく分からない。▲4五銀で何か不都合があるのでしょうか? 本譜は桂損確定で手番を渡したところに△8六桂ですから、あまりにも痛すぎます。

 これでついに渡辺が竜王戦本戦に登場です。こういってはなんですが、2組、3組の出場者が昨年よりはかなりあれなので、挑戦者争いの対抗もしくは注意くらいには推したいです。

 それと余談。昨日の王位リーグの結果、最終戦の羽生―中原が相応の重みのある対決となりました。楽しみです。

 明日からの名人戦は前回のような感じでコメントを上げていくつもりです。棋泉に棋譜を落としてビットマップをjpegに変換してとかやっていると、私のへたれPCのリソースを食ってしまうみたいで、タイムリーにいかないかもしれません。その時はごめんなさい。

PM 09:50:51 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年05月18日  竜王戦4組決勝:平藤―渡辺
 典型的な矢倉の流行形。△8五歩としているので(=△8五桂からの端攻めがない)、先手は矢倉穴熊にしたい、という気持ちが出てきますが、どうなるでしょう。
 去年の王位戦挑戦者決定戦の屋敷―羽生は本局とほぼ同じで、先手の屋敷が潜ってかなりのところまで優勢を維持したと記憶しています。

PM 05:10:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年05月18日  竜王戦4組決勝は千日手
 渡辺明―平藤の一戦は図の局面で千日手になりました。先後を変えて平藤先手の指し直し局は3七銀型矢倉になっています。

PM 04:16:49 | Comment(36) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年05月17日  冬のソナタ
 冬のソナタがとうとう我が家にも侵入してきた。地上波にはまり始めた妻にブロードバンドでも見られることを教えたせんすがアホでした。
 パソコンが3年もののせいか4Mだと動きが「カクカク」になるので、500Kの小さい画面で彼女は観ています。音だけを聞いていると、常に音楽が鳴り響いているような感じがするのですが、観ている人は気にならないのかな。

PM 09:26:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | [テレビ]

2004年05月17日  小沢氏も年金未納、民主党代表辞退
 もういい加減、年金パージは止めたほうがいいと思うのですが。制度改正して遡及して支払えるようにして、本件を打ち止めにするべきだと、せんすは思います。。。

PM 09:21:58 | Comment(17) | TrackBack(0) | [ニュース]

2004年05月17日  名人戦第3局後記、棋王戦中井敗退
 まずは第1図の名人戦第3局、仕掛けの直前のところから。ここで△4二玉と待機したのをみて、羽生は▲4五銀と仕掛け、そのまま押し切ったわけですが。。。△4二玉ではなく△8五歩ではどうだったのか、というのがせんすの疑問です。もともと△8四歩でとめておくメリットというのは、先手が7筋を突き捨て▲7四歩とした時に△8五桂を可能にすることにあるわけですが、既に△6三金と上がらされている以上、▲7四歩には△同金(この形はそれはそれで嫌なのですが)があるので、反撃態勢を急いだ方がよかったのではないか、などと思うのです。
 だからといって、非常に固い先手相手に勝ち目が多い、と主張する気はないのですが。。。



 では、本日のお題(第2図)
 棋王戦の高野―中井戦の掲載(新潟新聞)が終わり、並べてみました。図は終盤戦で中井の手番です。ここで指了図になり、次の手を考えたのですが。。。例によって着手された手を当てましたが、正着ではありませんでした。

 せんすが選んだ手は△4八角成ですが、これは敗着だそうです。局後中井自身が指摘した正着は△3五金。以下
、テ蔚笄ぃ啓祁棒▲同角(?)△5七角成
□ィ係浙癶ぃ河散
で後手に勝ち筋多し、というもの。
 でも▲7七同角は変な気がする。普通は▲同金でしょう。だって、わざわざ3五銀の取りになるような角成を許さないのが筋のはずで、▲7七同金で角当たりは消えるといっても、銀が急所に進出できるのですからお釣りがきます。▲同金以下△9五桂でも▲2四歩△3三金▲3四桂で先手勝ち筋と思うのですが。

 どこがいけないのか、分かりません。


 中井さんの次の対局はNHK杯戦になるんでしょうか。一回勝つと、うちの先生となので期待しています。

PM 08:47:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年05月16日  佐藤―森内、初のタイトル戦番勝負
 もつれたかな、と思った局面はあったのですが、結局、森内が押し切りました。第5図からの攻防が面白かったです。▲2五歩△4八桂成▲同金△3八歩成。。。

 改めて並べてみたのですが、森内玉には深刻な危機はなかったような。週刊将棋&観戦記で今日の自分の感じ方を後日検証したいです。
 自分としては、今日の木村の仕掛けはちょっと線が細すぎてやる気がしません。中座飛車の攻めはいつだって細いぞ、といわれればそれまでですが、△4四角では従来△3六歩で結構後手がやれる変化も多かったので、この辺の当人たちの感想が待たれますね。

 さて、いよいよ佐藤棋聖に森内2冠が挑戦することになりました。思い返せば、2002年度の王将戦挑戦、2003年度の名人戦挑戦をそれぞれが最後の最後でしくじったためにここまで延びてしまったわけですが。。。正直なところ、こわくてしょうがない(爆) ただ、森内であればウチの先生のフルパワーを引き出してくれるんじゃないか、という期待もしています。

PM 08:12:13 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月16日  午後5時半
 木村の攻めが続いていて、前ほど森内に乗り切れない。第4図で△3六桂が一目なわけですが。。。▲4九金とされると飛車の打ちこみ場所が消える。△2六角も当たり前の手だが、金に当たっているのでどうか。後手に勝ちがあってもおかしくないような。

 すみません、全然分からないです。

PM 05:46:42 | Comment(348) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月16日  棋聖戦挑決:午後4時ごろ
 第2図から△4五桂と跳ねた木村。私としては、「後手の飛車が4五にいなければ後手を持ちたい気持ちもないわけではない」という書き方になります。これは佐藤―森内の初のタイトル戦でしょうか。。。

 うーんと戻って、△8六歩からいきなり仕掛けていったわけですが、あの局面は△1四歩とか△9四歩とか先手に動いてもらう方が後手は得が多いとせんすは思っています。(プロのレベルでは意味がないですが、アマ的には端歩の突き合いもないと先手陣に隙がなさ過ぎるのではないかと)

PM 04:27:10 | Comment(21) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月16日  棋聖戦挑決:午後2時前
 東大将棋とは違う展開になっている。(当たり前だが)
 ▲3四歩が明確な狙いとしてある先手の方が何となく指しよいように思える。後手に苦労が多そう。

 私が後手を持って結構いやなのは、この3八銀+4八金の形なので、そう見えるのかもしれないですが。。。

PM 01:57:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月16日  棋聖戦挑戦者決定戦:森内―木村
 今日は日曜日ですが、この重要対局がありました。佐藤棋聖が仕合う相手が決まります。11時ごろの局面がこれで、最近流行の▲3五歩ではなく、昔の形になりました。

 まだコメントはありません。(東大将棋にも載っている局面です)

AM 11:13:25 | Comment(110) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月15日  子育て・・・
 私にはもう直ぐ6歳になる女の子がいる。昨年だったか、将棋をやりたいというので教え込んだことがあった。「負けてなお『ありがとうございました』といえる心が養われるといいが、などと思ったが、駒を取られると泣き出してしまう始末でとりあえず諦めた。同じ事象は友人のくらくらさんのところでも観察されたということなので、女性の正規プロ棋士が出ていないのもこういうところに遠因があるのかもしれない。ちなみにくらくら家では囲碁が流行している。

 では、運動はというと、ちゃんとした先生に教わらない限り何もできない。。。スキーはスクールでみっちり最初に習わせたところ、まぁまぁの出来なのだが、逆上がり、自転車、縄跳びと普通、教わらなくても自然にできそうなことが全くできない。まぁ、逆上がりはできない子が増えているというけど。。。今の子供ってそういうものなのだろうか。体操教室が増えているのもむべなるかな、と思う。これでは教育費がかさみすぎて、我が家は永遠に赤字となってしまう。

 最近は、幼稚園でも英語をやるという時代。知人一家はディズニーの英語教材を0歳の時から与えて仕込んでいる。50万円の旅費をかけて小学生3年生の女の子がアスコットのインターナショナルスクールに夏休みに通う、というような話しも聞こえてくる。(こういうよその家でお金をかけた、という話ししか、我が家には入ってこないのはなぜだろう

 ウチはそんな余裕はないので、せんすが「新基礎英語1」で自ら教えている。さすがに発音はいいのだが。。。なぜ、動物の名詞は次から次へと覚えるのに、thisとthat、sheとheの区別がつかないのか。不思議だ。

 とりとめのない話しですみません。

PM 09:12:59 | Comment(17) | TrackBack(0) | [子育て]

2004年05月15日  NHK杯戦:最後の加藤一二三
 今日のお題はNHK杯戦の宮田―加藤です。B2に陥落した加藤は来期の本戦シード権を持っていませんので、もしかするとNHK杯戦で目にできる最後の対局かもしれないと思い、観戦したのです。

 加藤については、前の日記でも取り上げたことがあります。「間口の狭い作戦選択→相手の決め打ちに合う→作戦負け→無理攻め→駒損→懸命の指し回し→攻め足が遅い→相手の攻めの方が速く、むなしく落城」というパターンから全然脱却していない、といったようなことを書きました。かつては加藤流(柔軟な攻撃パターンが売り物で、今でも十分通用する)で現代矢倉の基礎にも貢献した人でしたが、なぜあそこまで幅の狭い指し口になってしまったのか、私には不思議で仕方ありません。

 対宮田戦はまさに間口の狭い作戦選択(後手右四間飛車:ここ数年、彼の後手番矢倉の戦法というとこれか矢倉中飛車がほとんど。。。要は先制攻撃をかけたいわけですね)から始まる上述のパターンで敗れ去りました。

 図の△9四歩は確かに好手でせんすも感動しましたが、「全然、必敗パターンから外れてないじゃん(爆)」という感想も同時に持たざるを得ず、「だからもっと相手にも指させる、という融通無碍なアプローチというか作戦が必要なんじゃないか」などと思ってしまうのです。(なんか、こういうことを最近、ある方についても書いたような気が。。。。( ´ー`)ノ)

 ところで、あの「駒の指し方」(こう、なんというか力を溜めて、至近距離に右手を停止してから盤に打撃を与えるあの指し方のことです)を見られなくなるのは残念なので、来期から優勝5回以上の棋士は永世本戦シードにしてくれないかなぁ、とせんすは思っています。

AM 09:55:14 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年05月14日  王位戦:中田―中原(痛恨の逆転負け)
 王位戦紅組の中田―中原戦を並べてみました。中原の積極的な指し回しで優勢と思われたところから、どうも先手の攻めを呼び込んでしまったか、という感じのする局面です。ここからの指し手は△1五角▲2六歩△7四歩▲同桂△7一金▲6二金以下中田の勝ち。

 次の一手を予想しながら棋譜を並べていくのですが、既に先手がよくなっていると思っているせんすは△1五角をみて「一発狙いか? ▲2六歩でだめじゃん」と心の中でつぶやきました。中田の指し手がその通りであるのを見て、「アマの指し手予想が当たるようじゃ、もうだめだな」と感じつつ、その次の△7四歩に対しては「詰めろでない自玉をわざわざ詰めろにするのはいくらなんでも変だろ」と匙を投げました。

 しかし観戦記を読んで、自分がまたもへたれであり、上の感想に重大な誤りがあることを知りました。

 まず上の局面はまだ中原の勝ちがあったのです。確かに▲2六歩で先手の詰めろは一度は消えるのですが、ここで△6二金とあがれば▲7三歩成△同銀▲同銀成△同金と銀を渡した局面では後手玉は2手すきなので、先手が攻めるようなら△2六角で先手負け。▲7三歩成△同銀▲6三歩は△5六金▲6二歩成に△8五角が詰めろ逃れの詰めろの絶妙手で後手の勝ち。他の手だと5三に利きが生じているため、△2六角が詰めろになるという仕掛けです。

 アマレベルでここまで読むのはまず無理ですが、△1五角はそもそも着想できそうもないような気がする。。。と、同時に自玉に詰めろを許す△7四歩は絶対に指せないので、プロのすごさともろさを同時に見てしまったような気がしています。

 それにしても、この逆転負けは痛かった。これを勝っておけば、リーグ最終戦の対羽生戦の重みが一層増していたでしょうに。。。まずは中川に勝ってもらえれば最終戦はやはりリーグ優勝者を決めるか、プレイオフになるかの一戦になるので、せんすは期待しています。
  


PM 08:29:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(その他)]

2004年05月14日  びっくり!
 昨日のこのブログのヒット数は実に6194。すくすくブログのアクセスランキングで2位のブログに2000以上の差をつけてのダントツの1位でした。○○○○に怒られちゃうかな。。。今日からは普通のアクセス数に戻るとは思いますが、あまりこだわらずに将棋の勉強を続けたいです。

PM 07:54:32 | Comment(149) | TrackBack(0) | [日記]

2004年05月13日  羽生、初勝利
 そのまま羽生が攻め切りました。あの千日手が大好きな羽生が打開した以上、相当の成算があったのでしょうね。私は仕掛けた瞬間は先手右翼ががらがらで飛車をいじめられるんじゃないか、などと考えたのですが、全くその暇を与えませんでした。

 なんか終盤に変な手が続出して面白い一戦でしたが、羽生の快勝でしたね。そうなると、ポイントは第4図からの▲8六銀による牽制と第6図周辺でしょうか? 週刊将棋か佐藤棋聖の明快な解説をきぼんぬ。


・▲8六銀は桂馬の当たりを避けるという意味もあり、矢倉の対雀刺しではよくでてくる手筋ですが、6筋が戦場になりやすい腰掛銀でも出てくるとはさすがに意外でした。佐藤棋聖も感心していたようですね。
・第6図の仕掛けを誘発した直前の△4二玉がどうだったのか。でも他の待機策といっても、△6二金は飛車との位置関係が悪い、△8五桂は反撃力を減殺するので、やはり▲4五銀がありそう。
・その他の手の「たられば」、例えば△3三桂ではなく△8五桂ではないのか(私的には7三に空間を作るのは危険としか思えないのだけど)、△6四同金ではなく△6二金だったらどうだったのか、とかあるのでしょうが、羽生なら明快な解答を用意していると思います。

 まぁ、なんにしても羽生にはこういう勝ち方が必要だったわけで、これで気分よく、名人戦第4局、朝日OP最終局にいけるでしょう。

 コメントを下さった、家猫さん、ももたろうさん、ありがとうございました。

PM 10:34:11 | Comment(157) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年05月13日  午後8時半:羽生優勢
 玉飛接近の悪形を強いられ、金は上ずり、攻めの銀はそっぽに生かされ、本陣近くにと金まで作られで、森内苦しい。

 あやはあるにはあるが、羽生が逃すとは思えません。

PM 08:36:03 | Comment(14) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年05月13日  下の図面はなし!
 下の図面は毎日サイトの棋譜入力ミスによるものでした。さすがに2筋手抜きで△9五歩はないですね(^^)

 これなら▲2二歩も防いでいるし、後手も十分戦えると思います。

PM 05:30:30 | Comment(294) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年05月13日  午後5時。羽生優勢か。
 森内が2筋を手抜きして9筋を突っかけたところです。まさか?という手ですが。。。

 どうも第6図における△2二銀は▲2四歩△同歩▲同飛に△2三銀(歩だと▲3四飛で悪いのか)で、当然の▲同飛成〜▲7一銀で後手苦戦の様子。

 森内の予想外の手はいろいろ見てきたせんすですが、本局ばかりはノーチャンスだと思うのですが。。。(しかし、この日記で私の書いたことがひとつでも当たっているのだろうか・・・)

PM 05:15:12 | Comment(980) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年05月13日  午後4時:羽生、打開
 千日手必至かと思われましたが、森内が△4二玉と戻したことに触発されたか、長考の末、羽生が打開しました。えらい!

 以下、△同銀▲同桂に△2二銀なのでしょうか。(△4二玉なので銀の行き場所が限定されてしまったわけですか) 先手の桂馬を殺すのは案外大変そうな感じがします。

 とはいえ、先手右翼はがら空き。容易に後手に馬を作られそうです。どちらを持ちたいかといえば、これはもう、後手を持ちたいです。

PM 04:05:49 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年05月13日  2:45の局面。第2次駒組みへ
 先ほどの局面から▲羽生は▲8六銀と上がり、△森内に△6三金を強要、これに満足して7七に戻りました。歩がぶつかりそうなところがないので、千日手の心配も出てきました。。。

 後手としても先手に角を打ってもらわないと、なかなか雀刺しなどはできないので、ここ数手が苦労の多いところですね。羽生は千日手を苦にしないはずなので、どうなるか気がもめます。

 なお、最新手として5図から△3一玉が指されています。

PM 02:55:29 | Comment(914) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年05月13日  バドワイザーガール
 たまには普通の日記も。。。
 午前中、日比谷を歩いていたところ、前方からバドガールの大群とすれ違った。営業に行くところだったのだろうか。自分のオフィスが♂だらけなので、ちょっとうれしかった。。。

PM 01:17:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]

2004年05月13日  名人戦、昼食休憩時点
 森内が4四歩を保留したまま駒組をしている点が注目されます。先手が4五歩と位を取るのは気持ちはいいのですが、右桂が全然使えない形になってしまう点が気に入らないようにせんすは感じます。

 途中まで前期A級順位戦の佐藤―青野戦と同一でしたが、図の△7三桂で離れました。(青野は△4四歩)

 なんとなくですが、森内に含みの多い展開になっているように思います。現時点では8五歩保留の効果が出やすそうな気がします。


つまり△4四歩は▲4五歩の仕掛けを与えてしまう(与えても山崎は後手で優勢になったのですが)、それよりも△4四歩を保留し▲4五歩〜▲4六角に誘導させた上で、雀刺しにでもするつもりなのでしょうか。

PM 01:09:25 | Comment(154) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年05月13日  名人戦第3局、午前9時20分
 封じ手で森内は右銀を腰掛けさせました。まぁ、普通の手ですが、△4四歩もやや危険ながらあったかもしれませんね。
 今、羽生が31手目を考慮中ですが、▲4五歩が本線ではないかと思います。普通に組んでは、それこそ竜王戦谷川―山崎の再現になってしまい、先手苦戦。でも▲4五歩だと先日の深浦―羽生戦と似た将棋になってしまうので、それはそれでちょっとなぁ、という気がします。

AM 09:25:05 | Comment(15) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年05月13日  おわー
 日記をこちらに引っ越して、字数制限なし、きれいな画像も貼り付けられる、といいことが多かった中で、唯一不満だったのが、カウンターがついていないことでした。。。もともと自分の勉強用に始めた日記とはいえ、やはり読んでいただくと嬉しいのが率直なところです。

 ところが、今日だけで1400近いヒットがあったということで(前はマックスで500弱くらい)、びっくり。やはり盤面がみやすいということは大切なんだなぁ、と実感しました。

 できうれば、私が書いたことに対し、「おい、せんす、そんなはずはないだろう」とか「自分はこう思います」みたいなコメントを書いていただければ、読み筋が広がっていいなぁ、と思っています。

AM 12:29:09 | Comment(19) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年05月12日  名人戦第3局封じ手時点
 森内が長考したまま封じ手になったようです。

 左の参照図をご覧いただければお分かりになると思いますが、「後手角換わり一手損腰掛銀」のマイルストーンともいうべき前期竜王戦本戦谷川―山崎と似た展開になりそうな気配です。あの一戦は△山崎の8四歩止めの効果がまともに出たことで有名ですが、どのように羽生は封じていくのでしょうね。

 今の時点で森内が長考中というのも、気になります。

 明日は午前中は封じ手直後にアップした後は、書き込みは午後になります。

PM 05:35:11 | Comment(35) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年05月12日  名人戦第3局初日昼食休時点
 角換わり後手一手損戦法になりました。コメントは特にありません。手将棋なのでゆっくり進むことでしょう。
 佐藤棋聖が昨日の今日で山陰まで出張ですね。

PM 01:23:37 | Comment(12) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年05月11日  竜王戦敗退・゜・(ノД`)・゜・
 やはり無理攻めだったか、木村に攻めを余され、瞬速の寄せを喰らい投了に至りました。
 第1図で△4五桂やら△9五香などの攻め筋があるにはあるのですが、主砲の飛車が全く活きていないのがなんとも痛い。第1図でまず香車を捨てて歩を入手し、ついで△4五桂とした佐藤棋聖ですが、この手自体はただの桂取りでしかありません。△3七桂成が先手の駒への当たりになっているわけでもないので、先手にとってはかなり余裕を感じる局面です。こうなるのであれば、それ以前に△3五歩▲2六飛と先手の飛車を4段目に移動させたことも却って逆効果になっています。
 第2図のように渡したばかりの香車で串刺しをされ、さらに攻撃の拠点である8五桂を外されてはどうにもいけなくなりました。

 佐藤康光という棋士は、とにかく、前のめりに進む人なのです。私などは、本局のような序盤であれば、桂馬の跳びを保留してひたすら千日手に誘導するわけですが。。。将棋の展開、結果は両対局者が等しく責任を持つものだと思いますが、佐藤棋聖の場合はどうも御自分がひとりで背負い込もうとするようなところがあるような気がして、へたれファンとしてはとても心配です。

 序盤戦についてのせんすのへたれ意見は、下の記事のコメント欄に付記しておきます。

PM 11:05:46 | Comment(20) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年05月11日  竜王戦:午後8時
 後手の佐藤棋聖から打って出ました。木村は受け将棋だから当然といえば、当然の展開かもしれません。個人的には、「えー」だが、実に彼らしい指し回しです。消費時間を大量に使うのもまたいかにも佐藤康光ですね。

PM 08:13:56 | Comment(27) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年05月11日  竜王戦:木村―佐藤(午後5時20分)
 思わしくない。仕掛ける糸口があるとは思えないのに、なぜ両方の桂馬を跳ねたのだろう。千日手にはしない人だということは分かっているけれど、この将棋は千日手でよかったのではないだろうか。

 どうか杞憂でありますように。。。

PM 05:22:23 | Comment(677) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年05月11日  竜王戦:木村―佐藤(午後3時)
 いよいよですが、後手番になってしまいました。そして。。。局面はとても佐藤棋聖のものとは思えぬほど守勢に偏重していますね。せんすはとても心配です。

PM 03:17:49 | Comment(14) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年05月10日  今後の予定
明日は竜王戦の佐藤―木村
12〜13日は名人戦第3局
14日は王位戦中田―中原
15日は多分、NHK杯戦宮田―加藤
です。

PM 09:37:12 | Comment(143) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年05月10日  朝日OP第4局後記
 週刊将棋が出たので、掲題対局について読みました。対局開始時には佐藤棋聖もその場にいたのですね。きりりとした表情に萌えます、なんて。
 さて、真面目な話し。実況をみた時は、中盤以降「深浦指しよし」とせんすは思っていたのですが、どうやら現地控え室では「羽生指しよし」という見解だったそうです。(参照、上図)

 この場合の「現地控え室」はほぼ佐藤康光とイコールだと思われますが、そうであれば、そういうものなのでしょう。へたれには、小駒の豊富な先手の方がよさそうに思えたのですが、それだけ8六歩が重くのしかかっているのですね。こういう形勢判断の能力というのは一朝一夕には身につくものではありませんが、私自身には10年経っても身につかないような気がします。まぁ、いいや。

 上図からの▲5一角は好手、そして先日の日記でも問題にした下図に至ります。7日に私が書いたように、▲4二銀ではなく▲3四桂では△4一玉▲3二成桂△5二玉で先手負け(たまには正着を指摘できることもあるのですね、私ごときでも。( ̄ー ̄)

 ということは、深浦は▲4二銀と打つしかなかった(というか変わるべき有力手段がない。私がいくら考えても詮のない話しであったはずだ)、羽生が微差ながらも有利を維持し続けていた、最後の超絶詰め手順さえ読み切れれば、羽生の名局になっていたはず、ということですか。舞台裏が分かってみれば、本局のすごさといかに羽生にとって不幸な巡り合わせだったか分かります。でも、本当に名局だったのですね。

 それにしても、羽生が6分残した時点で読み切れなかった詰めを少考して見切った佐藤康光、恐るべし。いよいよ明日は竜王戦1組出場者決定戦、今期初対局です。


PM 09:33:23 | Comment(140) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年05月10日  画像をつかえるようになりました
 私がデジタルデバイドの下側にいることを告白するまでもなく、私がこの方面には極度に疎いことは、ここをお読みの方々は察知されておられると思います。
 昨日、ようやく局面図を貼ることができました。これも、いろいろと教えていただいた家猫さんのおかげです。感謝。

 画像は一記事に対しひとつしか貼れないので、局面図を連結させてもせいぜい2図面くらいかと思います。それでも、少しはみやすくなったみたいですね。よかった。

PM 05:45:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年05月09日  王位戦:先崎―屋敷(横歩取りひねり飛車)
 今日のお題は王位戦白組の▲先崎―△屋敷戦から。図は横歩取りから先手がひねり飛車にしたところです。

 へたれの意見を言わせていただければ、この戦形の先手は通常のひねり飛車のように玉形が堅くならないのであまり得ではないと思います。左翼を制圧してから、玉を一目散に囲いにいく方が有効ではないかと感じていますが、本局は▲3八金が既に指されているので中住まいぐらいがせいぜいです。私は先手を持つ気がしません。

 さて、上図では△8六歩を絡ませた仕掛けが条件反射で目につきますが、これが成立するには「▲6五歩△7五銀▲2六飛が後手の2一桂に当たりにならないこと」「9筋の歩が突きあっていること」が必要です。従って、この仕掛けをするのであれば△3一玉〜△3三銀が順序であるはずとせんすは理解していたのですが、観戦記の記述を読むとどうもそうではないような印象を受けました。

 観戦記には「△7四歩▲同歩△8六歩▲同飛△7五銀の決戦もある。以下▲8九飛△7六歩▲6五桂△6六銀▲7三歩成△9七角成▲同香△4二飛となるが、屋敷は指し切れなかった」旨あります。しかし、△8六歩に対しては▲6五歩△7五銀▲2六飛に後手は飛車成りを防ぐ一手で▲7三歩成とされると後手必敗ではないかと思うのですが、何か読み抜けがあるのでしょうか?

 まぁ、それはそれとして、実戦譜では屋敷は上図から△3一玉と仕掛けを見送り、それに対して先崎は▲6五歩と銀を追い払います。これで先崎は指しやすさを感じたらしいのですが、彼は前期A級順位戦の島―森内戦でも同様な形に対して先手の島の作戦勝ち説を唱えていたといいますから、同じ感性に基づく判断なのでしょう。

 でも、とバリバリのプロに歯向かうのは誠に恐れ多きことながら、せんすにはこの局面が先手よしとは思えないのです。これでは7七桂は自らの歩で進路を塞いでいるので未来永劫捌けることはありません。(一応権威筋の発言を引用すると、ウチの先生はこのような形は愚形だと以前仰られたことがあり、せんすは深く心に刻み込んだのです) 直ぐの仕掛けがないので、後手は△4五歩〜△4四銀右〜△3一玉と玉頭に位をまたーり張れるのではないでしょうか。

 あー分からない。

PM 07:07:41 | Comment(16) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月08日  詰将棋
 こどもと公園に遊びに行った。ひとりで遊んでいる時間もあるだろうからと思い、将棋世界6月号の付録を持っていったのだが。。。
 フルタイムで取り組んでいたわけではないが、3時間経過してさぁ引き上げるか、というところで、解けていたのはたったの6問。
 
 情けない。

 ところで、先日、実家から独身時代に愛用していた盤駒を引き上げてきた。妻の顰蹙を買ったのだが、まぁ、仕方あるまい。実家でも邪魔者扱いされていたのだ。一応、機会彫りではあるが盛上げ駒であり、桂ではあるが大山十五世名人の為書きがあるという代物だ。(関西将棋連盟建設記念セールで買ったので、為書きをしてもらえたのです)

 久しぶりにその盤駒でパチパチやりたくて、続きの詰将棋を解いてみたわけだが・・・なんで駒を動かすとこんなに解けるの? 気持ちのよい時間ではありました。

PM 07:02:57 | Comment(14) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年05月08日  竜王戦鈴木―谷川:谷川、本戦進出
 昨日は朝日OPの他にも大きな勝負がありました。竜王戦1組準決勝の▲鈴木―△谷川戦です。勝った谷川は本戦進出です。

 鈴木の5六銀型石田流に対して谷川の居飛車穴熊(先手三間飛車にはこれしかない)になった序盤(A図)の図がせんすには勉強になりました。せんすが後手を持っているとかなり早い時期に右銀を5三に上げてしまい、5六銀の動きに神経を遣ってしまうのですが、谷川のように5筋の歩突きを保留し、右金の引付けを優先すれば駒組が楽になります。その後は▲4七銀引を確認してから、谷川は右銀も引き寄せ、4枚穴熊を完成させます。


(A図)
後手:谷川浩司
後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・ ・v金v桂v玉|一
| ・ ・ ・v銀 ・ ・v金v銀v香|二
| ・ ・v歩v歩 ・v歩v角v歩v歩|三
|v歩v飛 ・ ・v歩 ・v歩 ・ ・|四
| ・v歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| 歩 ・ 飛 歩 銀 歩 歩 歩 歩|六
| ・ 歩 ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・|七
| ・ 角 ・ ・ 金 ・ 銀 玉 ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:鈴木大介
先手の持駒:なし
手数=36 △5四歩 まで


 仕掛けたB図の局面では、先手は端歩を突き越していないこともあり、谷川指しよしとしか思えないのですが、鈴木はどのあたりに主張点を見出していたのでしょうか。振飛車党の方の見解を聞いてみたいです。


(B図)
後手:谷川浩司
後手の持駒:歩 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・ ・v金v桂v玉|一
| ・ ・ ・ ・ ・v銀v金v銀v香|二
| ・ ・ ・v歩v角v歩 ・v歩v歩|三
|v歩v飛v歩 ・v歩 ・ ・ ・ ・|四
| ・v歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| 歩 ・ 飛 歩 ・ 歩 ・ 歩 歩|六
| ・ 歩 ・ ・ 歩 銀 桂 銀 ・|七
| ・ ・ ・ ・ 金 ・ 金 玉 ・|八
| 香 桂 ・ ・ 角 ・ ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手:鈴木大介
先手の持駒:歩 
手数=50 △7四歩 まで


 とはいえ、鈴木がその後、さすがに戦い慣れているという感じで端に手をつけて穴熊を早めに崩しての玉頭戦に移行。お互いの飛車が生きておらず、玉頭に駒の多い振飛車よしかな、と思えた局面もありましたが、113手目のC図では後手玉は角銀桂を新たに先手に渡さない限りは詰まないため、谷川は△3七桂成▲同金△7八馬と詰めろをかけて勝負を決めました。最後の詰め手順は実に鮮やかでした。


(C図)
後手:谷川浩司
後手の持駒:銀 桂 香二 歩三 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v玉|二
| ・ ・v桂v歩 ・v歩v金 ・v桂|三
|v歩 ・v飛 ・v歩 ・ 歩v歩v銀|四
| ・v歩v歩 ・ ・ ・ ・v桂 香|五
| 歩 ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・|六
| ・ 歩 ・ ・ 歩 銀 角 銀 ・|七
| ・ ・ 飛 ・ ・ ・ 金 玉 ・|八
| ・v馬 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手:鈴木大介
先手の持駒:金二 歩三 
手数=113 ▲3四歩打 まで


 これで1組裏街道の羽生が谷川とは当たらなくなり、ほっとしたのではないか、などと想像してしまいます。(失礼!)

AM 10:11:23 | Comment(22) | TrackBack(0) | [将棋(三間飛車)]

2004年05月07日  今後の予定
 明日は本日の竜王戦鈴木―谷川(谷川の光速の寄せ炸裂)
 その後は王位戦の中田―中原(中原、痛恨の逆転負け)、先崎―屋敷(横歩取りひねり飛車)の予定です。

 連休中の棋譜が随分あるので勉強材料に事欠きません。

PM 11:02:09 | Comment(13) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年05月07日  朝日OP、深浦制勝
 うーむ。終盤でいろいろありすぎて、疲れてしまいました。
 本局は、後手の羽生が横歩取りを回避し(こちらもいい加減、見飽きてきたので、よろしいと思います)、一手損角換わりになりました。終盤の入り口における深浦の▲3四歩の銀取り(A図)がいかにも強烈。以下△7三金(!)▲3三歩成△同金▲3四歩と玉頭に拠点を築き、深浦有利になったように思えました。。。

(A図)

後手:羽生善治
後手の持駒:角二 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v玉v桂v香|一
|v飛 ・ ・ ・ ・ ・v金 ・ ・|二
|v香 ・ とv金v歩v歩v銀v歩 ・|三
|v歩 ・ ・ ・v銀 ・ 歩 ・v歩|四
| ・ ・ ・v歩 ・ 歩v歩 歩 ・|五
| 歩v歩 ・ 歩 銀 ・ ・ ・ 歩|六
| ・ 歩 ・ ・ 歩 金 桂 ・ ・|七
| ・ ・ 金 ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八
| 香 桂 玉 ・ ・ ・ ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手:深浦康市
先手の持駒:銀 桂 歩 
手数=59 ▲3四歩打 まで


(B図)

後手:羽生善治
後手の持駒:歩二 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・v飛 ・ ・ ・ ・v玉 ・v香|一
|v飛 ・ ・ ・ ・ ・v金 ・ ・|二
|v香 ・v金 ・v歩v歩 圭v歩 ・|三
|v歩 歩 ・ ・v銀 ・ ・ ・v歩|四
| ・ ・ ・v歩 ・ 歩 ・ 桂 ・|五
| 歩 金 ・ 歩 銀 ・ ・ ・ 歩|六
| ・ ・ ・ ・ 歩 ・ 金 ・ ・|七
| ・ 玉v歩v角 ・ ・ ・ ・ ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・v馬 ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手:深浦康市
先手の持駒:銀二 桂 歩三 
手数=96 △6八角打 まで


 B図の局面は先手玉はもちろん詰めろではなく、後手玉に必至をかければ先手勝ちになる局面です。深浦は▲4二銀△同金▲3四桂△3二歩▲4二成桂△同飛▲3三銀△同歩▲同桂成と銀2枚を渡して必至(C図)をかけました。せんすは、▲4二銀の瞬間、「ここまで無理をしないといかんのかなぁ」と思ったのですが、平凡に▲3四桂だと△4一玉▲3二成桂△同飛▲3三歩に△5二玉と立たれてしまうと、どうにも捕まらない(私にはですよ)ようです。他の寄せも後手の2枚飛車が妙に利いており、必至にはならない? 多分、先手側に何かいい寄せはあると思うので、週刊将棋が出るまでの間、またーりと考えてみたいですね。

(C図)

後手:羽生善治
後手の持駒:銀二 桂 歩 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・v飛 ・ ・ ・ ・v玉 ・v香|一
| ・ ・ ・ ・ ・v飛 ・ ・ ・|二
|v香 ・v金 ・v歩v歩 圭v歩 ・|三
|v歩 歩 ・ ・v銀 ・ 桂 ・v歩|四
| ・ ・ ・v歩 ・ 歩 ・ ・ ・|五
| 歩 金 ・ 歩 銀 ・ ・ ・ 歩|六
| ・ ・ ・ ・ 歩 ・ 金 ・ ・|七
| ・ 玉v歩v角 ・ ・ ・ ・ ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・v馬 ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手:深浦康市
先手の持駒:金 歩四 
手数=105 ▲3三同桂成 まで


 それはさておき、C図で即詰みがあろうとは! △7六桂▲9八玉△9七銀▲同桂△8八桂成▲同玉△8七歩などというのは、実戦の手順としてはもとより、詰将棋の手順としてもあまりにも精妙すぎる。後手の持ち駒がぴったり足りているのも驚きですが、先手の3七金まで枝葉の変化では詰みに一役買っているというのも、なんとも形容しがたい話しです。

 深浦は自玉の不詰みを確信していたのでしょうか。見ていた方としては、深浦の必至のかけ方がいかにも強引な感じだったのでやや危惧はあったものの「あの深浦が選んだ以上大丈夫なんだろうな」という印象(まさに「信用」ですね)をもちかけていたところ、既に2ちゃんねるでは大騒ぎになっていました。現地でもこの手順を指摘したプロはいたようなのですが、ウチの先生ではないのだろうか。いくら羽生といえども、恐らくは1分将棋の中でレーダーに捕らえるには困難な手順ではあるような。本譜でもかなりきわどいですものね。

 ソフトがなければひょっとすると「深浦会心の寄せ」で語り継がれていたかもしれませんが、プロにとってはやりにくい時代になったものですね。

 いずれにせよ、深浦が追いついて最終局へ。深浦は羽生と互角の戦いを演じたことで、これまでの信用維持には半ば成功しました。信用をSクラスレベルにするかどうかの分水嶺が第5局になります。


PM 10:37:46 | Comment(90) | TrackBack(0) | [将棋(角換わり)]

2004年05月06日  棋聖戦:森内―井上戦の後記


 棋聖戦の森内―井上戦の観戦記をまとめて読みました。私が悪手と思った△3三金同金は特に悪手の烙印は押されていませんでしたよ。くすん。



後手:井上慶太八段
後手の持駒:歩四 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・v金v玉 ・ ・v香|一
| ・ ・ ・v銀 ・ ・ ・ ・ ・|二
|v歩 ・v桂v歩v歩v歩v金 ・ ・|三
|v飛 ・ 桂 ・ ・v銀 ・ ・ ・|四
| ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・v歩v歩|五
| ・ ・ ・ ・ 角 歩 飛 ・ ・|六
| 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ 桂 ・ 歩|七
| ・ ・ 金 玉 ・ ・ 銀 ・ 香|八
| 香 桂 銀 ・ ・ 金 ・ ・v馬|九
+---------------------------+
先手:森内俊之竜王
先手の持駒:歩 
手数=59 ▲3六飛 まで



 敗着は上図における△3四歩で、代わって△1八馬が正着とのこと。これは「駒を取りながらの飛車当たり」ですから私も考えたのですが、▲3三飛車成△同銀▲2三角成とこの戦形特有の攻めをもらって、後手まずいかと思いました。以下3筋に歩が立つので△3二歩とは打てますが、▲4五桂がいい感じです。でも、観戦記によるとこの手順はかなり難解ということです。

 △3四歩では手番が永遠にまわってこないので、やはり当たりをつけないといけない局面なのですね。同じ当たりをつけるにしても△3五歩はせんすが書いたように(ほっ)、▲2五桂で負けてしまいます。

 でも、戻って、△3三同金ではなく△2二金とひしゃげるとどうなるのでしょうか。手順としてはすごく悔しいのですが、

・ 3三歩のために▲2五桂がない。
・ ▲3六飛はすごくこわいが、やはり3三歩が邪魔駒となり敵陣に直射していない。この間に飛車を攻められるのでは?

といったメリットもあるのではないか、とせんすはしつこく考えています。

 それにしても△9四飛型で優勢になった棋士は一人もいないのではないかと思うのですが、まだこの手順には余命があるのでしょうか。

PM 06:25:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月05日  小学生名人戦
 先ほどビデオを見ました。直接手がやたらに目立つような印象を受けましたが(ありていにいえば、序中盤では思っていたほどの強さを感じなかった。但し、終盤の速度計算の確かさはさすがだと思いました)、スタジオ収録でちょっとあがっていたんでしょうか。
 私の研究会の後輩が柏で優勝した佐々木勇気くんと時々当たっているようです。両者十何連勝どうしで激突したものの、「8歳の子供に負けますた。スランプでつ」とのメールをもらったのが一年前、佐々木君が2年生の時。小学生名人(果てはどこまで上り詰めるのだろう)になるような子が相手では仕方ないでしょうね。性格のいいお子さんだということなので、先が楽しみですね。
 後輩には可及的速やかに生涯勝率を5割まで回復しておくことを勧めました。ゼロでないだけでもすごいことかもしれないですね。

 私の同級生は羽生善治に生涯勝率10割です。将棋覚えたての頃に捻ったというのではなく、小学生名人になった後に勝ったのですから、まぁ自慢してもよいのではないでしょうか。

PM 08:19:14 | Comment(141) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年05月05日  横歩取り:森内―井上
 棋聖戦の森内―井上戦が産経ウェッブにアップされていました。連休中の新聞は会社にストックされているので、せんすは観戦記をまだ読んでいません。ゆえに、棋譜だけで感想を書いて、後日検証することにします。さぞかし自虐的な気持ちを味わえることでしょう。

<A図>

後手:井上慶太
後手の持駒:歩三 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・v金v玉 ・ ・v香|一
| ・ ・ ・v銀 ・ ・v金 ・ ・|二
|v歩 ・v桂v歩v歩v歩v銀 ・ ・|三
|v飛 ・ 桂 ・ ・ ・ ・ ・v歩|四
| ・ ・ 歩 ・ ・ 角 ・v歩 ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・ 飛|六
| 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ 桂 ・ 歩|七
| ・ ・ 金 玉 ・ ・ 銀 ・ 香|八
| 香 桂 銀 ・ ・ 金 ・ ・v馬|九
+---------------------------+
先手:森内俊之
先手の持駒:歩二 
手数=53 ▲7四桂打 まで


 ここまでは棋王戦第3局の谷川―丸山戦と同じ進行です。このときの日記にも書きましたが、この形で後手が飛車を9四に逃げるのは先手に馬を8三につくられて挟撃を受けやすくなるので、私にはよいとは思えないです。ですが、棋王戦の観戦記によるとそれでも形勢は難しいらしいですね。
 さて、A図からの井上の指し手は△4四銀。(丸山は△2四銀で先手の飛車を詰ましにいった) それはそれとして、その後の進行は▲3三歩△同金。 △同金? これでは▲2五桂が厳しくなりませんか? ▲5六角△1五歩▲3六飛と進行してB図。

<B図>

後手:井上慶太
後手の持駒:歩四 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・v金v玉 ・ ・v香|一
| ・ ・ ・v銀 ・ ・ ・ ・ ・|二
|v歩 ・v桂v歩v歩v歩v金 ・ ・|三
|v飛 ・ 桂 ・ ・v銀 ・ ・ ・|四
| ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・v歩v歩|五
| ・ ・ ・ ・ 角 歩 飛 ・ ・|六
| 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ 桂 ・ 歩|七
| ・ ・ 金 玉 ・ ・ 銀 ・ 香|八
| 香 桂 銀 ・ ・ 金 ・ ・v馬|九
+---------------------------+
先手:森内俊之
先手の持駒:歩 
手数=59 ▲3六飛 まで


 井上は△3四歩。▲2五桂がやってきて△2四金に▲4五歩でC図。銀が移動すると▲3三桂成があります。6二銀が質であり、▲8三角成があることを考えるともはや先手必勝といえるのではないか、と並べていて思ったのですが、実際、ここから10手で終わってしまいました。B図に戻って、本来は△3五歩と打てないとおかしいはずですが、▲2五桂△2四金でも結局▲4五歩の筋があり。後手玉の防戦についてはへたれがいくら考えても厳しいです。

<C図>

後手:井上慶太
後手の持駒:歩三 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・v金v玉 ・ ・v香|一
| ・ ・ ・v銀 ・ ・ ・ ・ ・|二
|v歩 ・v桂v歩v歩v歩 ・ ・ ・|三
|v飛 ・ 桂 ・ ・v銀v歩v金 ・|四
| ・ ・ 歩 ・ ・ 歩 ・ 桂v歩|五
| ・ ・ ・ ・ 角 ・ 飛 ・ ・|六
| 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ ・ 金 玉 ・ ・ 銀 ・ 香|八
| 香 桂 銀 ・ ・ 金 ・ ・v馬|九
+---------------------------+
先手:森内俊之
先手の持駒:歩二 
手数=63 ▲4五歩 まで


 果たして井上の敗因はせんすが書いた通りなのか、産経新聞を購読している人であればご存じのはずですが、せんすは明日、机の上にたまった新聞たちを整理するのを待つことにします。

PM 06:05:02 | Comment(24) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月04日  後手矢倉とせんす
 最近の24ではなかなか15分でやってもらえない。早指でレーティング戦をする気にはなれないので、フリー対局が随分多くなっている。しかし、今日は何とか4局することができた。但し、全局後手番。どつかん。

 内2局の出だしが▲7六歩△3四歩▲6六歩△8四歩▲6八銀からの矢倉戦だった。あの〜、私、後手番の矢倉を激しく忌避する者と致しましては実に困るのですが。というか、あなたさまは、私が飛車を振らないことをご存知だったのでしょうか。それとも飛車を振られても角道をとめた居飛車、急戦の可能性がゼロの居飛車でも振飛車に対する十分な勝算をお持ちなのでしょうか? せんすは藤井システムで決め打ちされるが怖いです。はたまた矢倉党だけど相振党でもいらっしゃるのでしょか。小学校算数の「集合」ではないですが、そんな人がいるとは信じにくいです。


後手:せんす
後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・v玉v角v桂v香|一
| ・v飛 ・v銀v金 ・v金 ・ ・|二
|v歩 ・v歩v歩 ・ ・v銀v歩v歩|三
| ・v歩 ・ ・v歩v歩v歩 ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ 歩 歩 歩 ・ 歩 ・ ・|六
| 歩 歩 銀 ・ ・ 歩 銀 歩 歩|七
| ・ ・ 金 ・ 金 ・ ・ 飛 ・|八
| 香 桂 角 玉 ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし


 でもって2局とも△7四歩を突いていない状態で△6四角と出たい局面になった。でも▲6五歩と突かれると悔しいような気がして、2回とも△4三金右としたのだが、やっぱり踏み込みが不足していた。突いてくれるなら争点ができてハッピーと思わなくては。

 なんか取り留めのない内容になったのですが、せんすは後手番で矢倉になり、△7四歩を突いていない状況でも△6四角を必要なら実行することを自分に誓います。ただ、そうするとかなりの確率で▲4六角とされて矢倉脇システムになってしまう。知らないわけではないのだが、ほとんど知らないに等しい。
 やっぱり△6四角は保留した方がいいのだろうか。つくづくへたれだな。

PM 10:08:14 | Comment(278) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年05月03日  朝日OP第3局、後記
 週刊将棋最新号を買い、先週の羽生の2大勝負の解説を読みました。名人戦はだいたいこの日記に書いたような顛末でした。森内が自分で△7四歩をひねり出したのかどうかは書いてはいませんが、教えてもらったのであれば王将戦第6局の時のように彼はそういうでしょう。せんすは自力考案説に拠りたいです。

 ゆえに主要関心事は朝日OPの下記局面。その前の羽生の▲5五角〜▲4四角はやはり羽生の工夫で、特に▲4四角は後手の5四角が移動すると当たりになるためにプロには指しにくいといいます。へたれアマでも指しにくいことには変わりないですが。。。
 正着は△6五角▲5五角△3四飛(=気持ちがよすぎる!)で後手有望とのこと。この戦形の後手はまだ絶滅しないですむようです。


後手:深浦康市
後手の持駒:歩 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・v金v玉 ・ ・v香|一
| ・ ・ ・v銀 ・ ・v金v銀 ・|二
|v歩 ・ ・v歩v歩 ・ ・ ・v歩|三
| ・ ・v歩v飛v角 角 歩 ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・|五
| ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・v桂 飛|六
| 歩 歩 ・ 歩 歩 歩 ・ ・ 歩|七
| ・ ・ 金 ・ 玉 ・ 銀 ・ ・|八
| 香 桂 銀 ・ ・ 金 ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手:羽生善治
先手の持駒:桂 歩三 
手数=55 ▲4四同角 まで


 本譜の手順は私も「何これ?」とばっさり書いてしまいましたが、やはり深浦の錯覚でした。▲2二角成に△3四飛が利くと思っていたということなのですが、▲3二馬△同飛▲2七金△3八飛成(or△3九飛成)としても先手玉には寄りはなく、4三が空いている後手玉には非常にもろく負け形です。ぱっとみても7七への逃げ道が開いているので解説の青野が書いているように熟考してしかるべきだったとしか言いようがないです。

PM 12:06:00 | Comment(31) | TrackBack(0) | [将棋(横歩取り)]

2004年05月02日  最強居飛車穴熊マニュアルより
 4月は佐藤棋聖の対局が1局もなかった。湯河原の杉の宿での合宿や岡崎将棋祭りの谷川戦などで実戦の勘は維持されたと信じたいが(でないと棋聖位防衛が難事になる)、ほぼ1ヶ月半も新しい彼の棋譜を見ていないわけで、チト寂しい。というわけで、改めて掲題名著を読み返し、自分の実戦譜との照合を行ってみた。

 下が相穴熊における眼目となる一手であることは、「マニュアル」以外の将棋本にも取り上げられている。△6五銀には▲同銀△同歩▲6八金寄で後手が△4五歩と来るのを待って▲5四歩と開戦すればよし、と書かれている。この変化のおかげで、せんすのようなへたれでも相穴熊でも迷いなく指せるようになった。

後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v玉v桂v銀v金 ・v金 ・v桂v香|一
|v香 ・ ・ ・ ・v飛 ・ ・ ・|二
|v歩v歩v歩 ・v歩 ・v角v歩v歩|三
| ・ ・ ・v歩v銀v歩v歩 ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・ 歩 ・|五
| ・ ・ 歩 銀 ・ ・ ・ ・ ・|六
| 歩 歩 角 歩 ・ 歩 歩 ・ 歩|七
| 香 玉 ・ ・ 金 ・ ・ 飛 ・|八
| ・ 桂 銀 金 ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
手数=27 ▲5五歩 まで

 しかし、居飛車側が後手番だとすると上の図面に△8二銀が入るからかなり事情が変わってくると思う。下図は▲6八金寄に直ちに△4五歩とした局面だが、以下▲2四歩△同歩▲5四歩△同歩(「マニュアル」では△7七角成としているが、振飛車側の左桂を逃がす意味で△同歩の方が勝るのでは)▲3三角成△同桂となり、そこで▲2四飛と走っても当たりがないのでつまらないし、▲5三角と打ちこんでも△4三飛▲6四角成△5五角で後手玉の方がしっかりしていることを考えるとあまり嬉しくない。


後手の持駒:銀 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v玉v桂 ・v金 ・v金 ・v桂v香|一
|v香v銀 ・ ・ ・v飛 ・ ・ ・|二
|v歩v歩v歩 ・v歩 ・v角v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・ ・ ・v歩 歩v歩 ・ 歩 ・|五
| ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| 歩 歩 角 歩 ・ 歩 歩 ・ 歩|七
| 香 玉 ・ 金 ・ ・ ・ 飛 ・|八
| ・ 桂 銀 金 ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+

先手の持駒:銀 
△4五歩 まで


 あと、自分でもよく分からないのだが、下の局面(これは先手が居飛車)で普通の感覚だと△5二金だろうが、△7四銀だとどうなるのか。

後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v玉v桂v金 ・ ・v金 ・v桂v香|一
|v香v銀 ・ ・ ・v飛 ・ ・ ・|二
|v歩v歩v歩v銀v歩 ・v角v歩v歩|三
| ・ ・ ・v歩 ・v歩v歩 ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・ 歩 ・|五
| ・ ・ 歩 銀 ・ ・ ・ ・ ・|六
| 歩 歩 角 歩 ・ 歩 歩 ・ 歩|七
| 香 銀 ・ ・ 金 ・ ・ 飛 ・|八
| 玉 桂 金 ・ ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
手数=33 ▲7九金 まで


 ▲5七銀△6五銀▲2六飛だと、△4五歩に対し▲2四歩と行く一手になり、△同歩▲5四歩を△同銀▲2四飛は手ごたえがなさ過ぎる上に▲5三角も封じられているので不可。従って▲2六飛がましだろうが、△8五銀▲5七銀△5二金以下△4五歩を保留したまま、左金を引き付けられるのでは芸がないか。居飛車側も右金を引き付けられるのでそんなに気にしなくてもいいかもしれない。

 この辺の大局観が私は今一なんですよね。

AM 10:58:02 | Comment(30) | TrackBack(0) | [将棋(四間飛車)]

2004年05月01日  矢倉4六銀戦法から(南―郷田)
 当然の理由により、矢倉を勉強したくなりました(^^) 王座戦の南―郷田戦から。今、矢倉といえば昨年の王座戦第5局のような4六銀戦法+▲6五歩が大流行です。この中でも流行しているのが▲6四歩△同角を交換しておいてから、飛車を3五から6五に移動する手順ですが(私がこの日記を始めた今年の1月に最初に取り上げたのもこの戦形でした)、南はこの手順を確信的に行わない棋士だそうです。そういえば、先週のNHK杯戦もそうでした。


後手:郷田真隆
後手の持駒:歩 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・ ・ ・v桂v香|一
| ・v飛 ・ ・ ・v銀v金v玉 ・|二
| ・ ・v角v歩 ・v金 ・v歩 ・|三
| ・ ・v歩 ・v歩v歩v歩 ・ ・|四
|v歩v歩 ・ 歩 ・ ・ ・ 桂v歩|五
| ・ ・ 歩 ・ 歩 ・ ・ 歩 ・|六
| 歩 歩 銀 金 ・ 歩v銀 ・ ・|七
| ・ 玉 金 角 ・ ・ 飛 ・ 香|八
| 香 桂 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手:南 芳一
先手の持駒:銀 歩 
手数=58 △3七銀打 まで


 観戦記によると、ここでは▲3九飛が有力で、以下△24歩▲12歩△同香▲24角△26銀成▲13歩△同桂▲同桂成△同香▲46角で後手自信なしということです。が、▲24角に△23金とのし上がられるととても攻め切れる気がしません。こういう受けは論外なんでしょうかね。
 本譜は▲5九飛だったのですが、数手後の△2六成銀が非常に手厚い形となり、南、勝てませんでした。

 非常に割り切った言い方になりますが、この戦形の先手の右香は歩補充要員、飛車は銀に取ってもらう囮になっても構わない、△24歩には▲25歩が利くようにして運ばなくてはならず▲同角しか利かないようだと先手はダメ、という風にせんすは考えています。慢性的に持ち歩不足になるので従来は先手が大変なところもあったのが▲6五歩効果で楽になったと理解しているのですが、南がこの新手を頑なに拒むのはどういう理由によるのでしょうか。ここ数年の不調と何かラップして見えてしまうのです。
 
 


AM 10:54:42 | Comment(251) | TrackBack(0) | [将棋(矢倉)]

2004年05月01日  ブログを始めました
 家猫さんにこのブログを教えていただきました。さるさる日記からこちらへの切り替えを進めてみたいです。

AM 10:51:58 | Comment(152) | TrackBack(0) | [将棋]

2004年5月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31      

最新記事
2009年12月13日  大和証券杯:3連敗
2009年12月13日  「芸術的だろ」
2009年12月10日  里見、女流名人戦登場
2009年12月08日  欝な駐車車両群
2009年12月06日  また落ちました(大和証券杯)

過去記事
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月

プロフィール
名前せんす
URLhttp://sensu1030.hp.infoseek.co.jp/
佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

カテゴリー
日記(110)
ニュース(90)
旅行(25)
将棋(309)
子育て(10)
テレビ(31)
映画(33)
経済(50)
食べ物(26)
ゴルフ(4)
スポーツ(35)
芸能(5)
将棋(矢倉)(236)
将棋(横歩取り)(193)
将棋(中飛車)(170)
将棋(四間飛車)(224)
将棋(三間飛車)(66)
将棋(角換わり)(264)
将棋(相掛かり)(77)
将棋(向飛車)(44)
将棋(その他)(72)
漫画(2)
スキー(13)
歴史(56)
将棋(右玉)(4)
書評(2)
自転車(5)



Warning: fsockopen(): php_network_getaddresses: getaddrinfo failed: Name or service not known in /home/www/html/sys/head.php on line 626

Warning: fsockopen(): unable to connect to apix.jword.jp:80 in /home/www/html/sys/head.php on line 626
SockError:apix.jword.jp