君が代のメロディが大好きでした。
だけど小学校時代の音楽の教科書には、
国歌として一番最初のページに載っていたにも
関わらず、学校では教えてくれなかったし、
学校で歌った事は一度もありませんでした。
小学校に上がる頃には両親は共働きで、
近所に住んでいたおじいちゃん、おばあちゃんに
ずっと面倒を見てもらっていました。
戦争の話しや昔の話しを聞くのが大好きで、
おじいちゃんおばあちゃんの天皇陛下への
とても強い畏敬の念に影響を受け、小さな頃から
天皇陛下はすごい人だと感じていました。
「天皇陛下って、日本で一番偉い人なんでしょう?」
無邪気に話す俺に対し、初めて君が代の意味を教えてくれたのは
俺がまだ小学校低学年の頃、5つ年上の姉からでした。
・「あれは天皇の世の中がすごく長い間続きますようにという、とんでもない歌なのよ」
・「日本は神の国だと信じて、無謀な戦争を起こしたのよ」
・「天皇は戦争を起こした犯罪者なのよ」
今思えばこんなこと、子供の口から自然に出るはずがありません。
その頃(昭和50年前後)から、日教組系の教師からの洗脳教育は
始まっていたんだなと感じます。
また恥を忍んで告白すると、中学の頃にアナーキーがデビューし、
「東京イズバーニング」の歌詞が話題になり、
・「天皇は何にもしてないんだ」
・「何の苦労も無くぬくぬく育ったんだ」
・「いらないじゃん?」と俺にも感化された時期がありました。
そう考える事がカッコいいと勘違いしていたのです。
しかし基本的には、おじいちゃんやおばあちゃんから受けた
子供の頃からの影響は強く、たとえ単なる象徴に過ぎなくても、
「天皇の存在する日本」がすごく好きで、誇らしく思っていました。
ただ、そんな尊敬の念は持ち続けた物の、
・天皇とは何なのか?
・どんな成り立ちで存在しているのか?
・日本の伝統と、どんな関わりがあるのか?
もし、外国人の友達や、子供達から問われたとしても、
俺にはちゃんと答える事も、説明する事も出来ませんでした。
しかし先月(2009年6月)、そんな疑問に全て明解に答を出す、
極め付けとも言える良著が発行されました。
それが、小林よしのり氏著による「天皇論」(小学館/定価1575円)です。
この本は天皇がどんな存在であるのか、だけに留まらず、
正に我々日本人のアイディンティティの根幹を明らかにする書であり、
日本人なら必読の一冊であると断言出来ます。
天皇を知る事は、日本を知る事。
天皇の存在は、日本国の存在と同一。
天皇を良く理解する事は、自分自身を理解する事。
そして自分達の祖先が、神話の時代から、どれだけ誇り高き歴史を
刻んで来たのかさえ、全て漫画で描かれているため、
誰でも分かりやすく理解できるはずです。
もちろん先に上げた「君が代」の正しい意味、天皇が戦争を指導したのか?
天皇は戦犯なのか?、天皇は何もしていないのか?、ぬくぬく育ったのか?
単なる象徴に過ぎないのか?
これらの疑問に対しても、全て明解に答を導き出しています。
・日本は戦争で悪い事をしたんだ、とか
・日本人はズルくて、人真似しか能のない下等な国民なんだ、とか
・日本は戦争で無条件降伏をしたのだから、外国に文句を言う立場に無い、とか
会社にもこういう事を、いい歳して信じている先輩が居たりしますが、
これらは「勇敢で」「勤勉で」「頭脳明晰で」「教育の行き届いた」
「優秀な日本人達」が再び立ち上がる事を怖れた戦勝国側が、
日本人を骨抜きにしようと画策した、洗脳教育の賜に過ぎません。
洗脳に掛かっている人は、
自分が洗脳されている事には絶対に気付きません。
何かと言うとすぐ「日本人なんて」とか「日本はダメだから」とか、
自分も日本人なのに、それを棚に上げて、日本を卑下した言い方をする人(TVに良く居ますね)
アンタ達の事ですよ!!
そんな言い方をすればインテリっぽいと思ってるのでしょうが、
日本を卑下する事は、自分を卑下する事でしょう?
そんなの最高にカッコ悪いよ!!
しかしこの本を良く読み、理解する事は、
そんな洗脳から解き放たれる大いなる手助けとなる事でしょう。
その意味では、1998年に発行された、同じく小林よしのり氏著による
「戦争論」(全3巻)も合わせて読む事をお薦めします。
何故いまこの本を薦めなければならないのか?
俺はいま、もしこのまま民主党が政権を取れば、
教育現場は日教組に握られ、反日思想を持つ議員達に政治は牛耳られ、
美しい日本が失われる危機感を強く感じています。
もし最悪のシナリオ通りに進んだとしても、
多くの人がこれらの本を読んで正しい認識を持ってさえすれば、
いつか正しい道を取り戻す事が可能になると信じているからです。
俺はいままで、命懸けで守られた国や、国柄に対し、
余りにも無知に育った事を申し訳なく思います。
俺も実は戦後教育の悪影響を受けていましたが、
11年前に戦争論を読んで、目から鱗が落ちました。
そして日本の事を、心から誇りに思う様になりました。
今上天皇(現在の天皇の事)の無私の姿に、
謙虚で奥ゆかしいその態度に、あなたもきっと涙する事でしょう。
そして日本人として生を受け、現在の平和な日本に暮らせることに、
きっと感謝し、誇りを感じる事でしょう。