工房便り
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Pedaling around the World Newsletter Vol.19 (2006.12.13)
せきじです。ただ今ペルーの首都リマに滞在中です。

まず最初に、「これから危険な場所へと向かう」と予告しておきながら、その
後の経過を報告せず、皆様にはご心配お掛けしただろうこと、深くお詫びします。

結論から言うと、北部の危険地帯は何事もなく無事に通過できました。

が...

その後、えらい事に巻き込まれてしまいました。


●一時帰国
前回、少しもったいぶった書き方をしましたが、実はここリマから日本に半年
ほど一時帰国する予定をしていました。

その理由は、
「やっぱり、世界一美しい山を見に行きたい」
それに、
「できれば、ガラパゴスにも行きたい」

現地のシーズン、時間的な都合、総合的に考えて、南下をワンシーズン(半年
間)ずらすことに決めたのです。
一生で一度の旅、悔いは残したくありません。
そして...、


●事故発生
11月28日、ひどい頭痛と体中に痛みを感じながら目を覚ますと、白い天上と点
滴をぶら下げたポールが目に入りました。

「患者さんが目を醒ましました」
と、看護婦さんの声。

「そうか、事故ったのか...」

誰がそう説明してくれたのかは、もう覚えていませんが...
「君はトレーラーに轢かれたんだよ」

何故?、何処で?など考える気力はなく、ただ眠り続けたい一心で目を閉じました。

つぎに目を醒ましたときは、幾分意識もはっきりし、少しずつ状況を理解でき
る状態になっていました。
事の次第を説明してくれたのは、地元の新聞記者を名乗るウィリアンという青年です。

11月27日、当日の目的地にしていたレストランの数km手前で、追い越しを掛け
ようとして失敗したトレーラーに追突され転倒、頭を打って意識不明になり、
数時間前に通過したばかりの、最寄りの町へと運ばれたそうです。

翌28日さらに60kmほど北へ、事故当日の朝、出発した都市の病院へと搬送され
ました。僕が最初に目を醒ましたところです。

手に持たされていたのは、$100ドルほどの現金の入った財布だけでした。
「残りのものは、破損したものもあるが、すべて事故現場最寄りの町の警察署
にちゃんと保管してあるから、安心しろ」
と、その新聞記者は説明してくれました。


●リマへ
CTスキャンで脳内出血が確認され、また左耳から若干の出血がありましたが、
手術の必要は無いだろうというのが医者の判断です。
顔や肩、肘・膝ほか数ヶ所に擦り傷があり、体中ガーゼだらけでしたが、骨折
は無さそうです。

最悪の事態は避けられたこと、怪我の程度もそれほど酷くなかったこと、不幸
中の幸いと思わなければなりません。

「大使館に電話してみようと思うから、パスポートの番号を教えてくれ」
自宅から60kmほどの距離を、毎日見舞いに通ってくれた記者の彼は、そう言っ
て大使館に連絡を取ってくれました。

大使館から病院に連絡の入った翌日、さっそく二人の職員が来てくれました。
医務官の先生は、僕の加入している保険会社と電話で交渉。
秘書官の女性は、事故現場最寄りの町の警察署へ、所持品の受け取りに。

彼らの迅速な処理のおかげで、事故から6日目の11月2日、チャーターした小型
飛行機で、ここリマのクリニックに搬送されてきました。


●退院
ここで担当してくれた脳外科医の判断も同じでしが、依然頭痛がひどく、一人
でトイレにもいけない状態が数日続きました。
それでも、日に日に快復に向かっていることは実感でき、少し元気になってき
た頃には、何人かの見舞いも受けました。

そして11月16日、目眩や体中の痛みはまだ残っているものの、寝たきりでいる
必要の無い状態になった僕は、担当医の許可を得て退院、通院治療に切り替えました。
ここリマでは、以前にコロンビアの首都ボゴタでお世話になったファミリーか
ら、ご家族を紹介して貰っており、入院中に見舞いにも来て下さった彼らの家
にお世話になっています。

大使館に預かって貰っていた荷物は退院の翌日、早速回収に行きました。
真後ろから追突されたようで、後輪はグチャグチャに、スチール製のキャリア
までも見事に曲がっていました。
さらに、前輪左側のバッグは追突の衝撃で路上に放り出されたらしく、トレー
ラーに轢かれて中身のすべてがペチャンコになっていました。

これが、もし自分だったら...。

さらに、退院後に会うすべての人に言われます。
「よく何も盗られなかったなぁ!」


●懲りないやつ
事故に遭ったことは、もちろん不運です。

しかし、「怪我の程度が軽かったこと」「盗難に遭わなかったこと」「大使館
に助けて貰えたこと」「安心して通院治療が続けられる家があったこと」「家
族に代わり、いろいろと手を焼いてくれた方たち」、事故以降に起こったすべ
ての出来事や状況を振り返って、僕は幸運だったんだと思います。

きっと、いつも旅の無事を祈ってくれている皆さんのお蔭です。ところが、

他人様に心配と迷惑を掛け、手を焼かせておいてなお、ツーリングを続けてい
く事に対する熱意は捨てられません。

もうこれ以上、旅を続けていけない状態になっていたことも十分有り得た、と
いうことを考えたとき、そうならなかったが為に、しつこく皆さんにご心配を
お掛けし続ける事になるとは、なんとも皮肉な話です。

自身の努力だけではどうしようもない「何か」に巻き込まれることがあること
を考えたとき、

「心配ないから、大丈夫だから」

とは言えないのが、僕の旅なんだなと身を持って実感しました。

でも、敢えて言わせて下さい。

「今後はもう何も起こりません、起こしません」
「大丈夫ですから、どうぞご心配無きよう」

12月17日、来年6月再開へ向けて準備のため、日本へ一時帰国します。


ペルー、リマより せきじ

2006/12/18 AM 09:33:13 | [自転車]

通勤サイクリング
今年は、暖かい日が続いているが、少し寒くなってきた。

いつもの年なら最後のレースが終了したら、あまり自転車通勤は、
しないが、今年は続いている。

今朝は、紅葉も綺麗あまりにも天気が良いので、つい、知らない道をサイクリングしてしまった。
ついのつもりが、知らないところを選って走っていたらずいぶん
遠回りをしてしまった。

2006/12/01 AM 08:47:40 | [自転車]







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