怪異の棲む町・焉道
信長の野望Online(烈風伝)におけるカシマレイコの日常と、怪談や都市伝説の紹介などでした。現在は雑記録となっています。
[TOP] [RSS] [すくすくBLOG]






友人がどういうわけかこんなところまだ訪れていたので
調子に乗って更新してみようかと。
といってもまあ、あれです。mixiの転載ですが。あちらはあちらで何でこんな事わざわざmixiで書くんだ的な内容で、じゃあなんでこっちで書かないんだよと言われたらもう、だってここスパムえらい多いんだもんとしか答えようが無い。あれか。以前サイト持ちだった頃ある漫画を人面疽がヒロインのラブコメと評したところ抗議のメールが届いたので返信メールで人面疽の定義をきっちり解説したところメールボックスがスパムで溢れかえるという出来事がありましたが、このBlogでもやっちまったのか私は。誰だ怒っているのは。んー、誰もいないって事は無いだろう。そうか分かった、はい全員机に伏せろー。いいって言うまで顔を上げるなよ。先生怒ってないからな、正直に手を挙げろ。お前だったのかこの野郎! しかしサイトでメアド公開とは大らかな時代だったなあ。何の話だっけ。ああそうそう転載しますよって話だ。わざわざまた誰かが怒りそうな話をな!


で、これが何の話かというと、(ここから転載)

宮部みゆき『魔術はささやく』
折原一『沈黙の教室』

の話だったりする。この先未読の方の興味を削ぐ上に読んでない人にとっては何だかさっぱり分からない(要するにネタバレ)記述が見受けられる事と思われるので、その旨注意して頂きたく思う。ちょっと堅い文体使おうとしたら疲れた。やめ。やっぱり大丈夫じゃなかった。そもそも着地点を決めずに書き出してる時点でアレですけど。
てなわけで。

ハイ今からdis入りマース。


まず『魔術はささやく』なんですが、これ、その、なんというかですね。

過去に犯した罪をすっかり忘れて復讐の手が伸びた辺りでやっと思い出すも自分に言い訳しながら逃げ回るだけのAさん。助かります。
過去の罪を食い、自供する勇気は出せないながらも遺族に精一杯の罪滅ぼしを行ってきたBさん。断罪されます。

Aさんを助けるのもBさんを断罪するのも主人公。
どうなのコレ。

かつてイーヒン様は言いました。

「人はカネを使う時…苦労して得たカネほど大事にするが
 たやすく得たカネはたやすく使ってしまう
 『力』も同様だ
 さっそく使ってみたくなっただろう?
 ガマンすることないんだぜ…」

まったくその通りです。主人公、それなりに迷ったんだとは思いますが、与えられた断罪のキーワードを使っちゃいます。いいのかそれで。金剛番長に「筋が通らねえぜ」と怒られますよ。主人公が少年であること、AさんBさんそれぞれのケースが他人事と自分事、断罪の方法が殺人と強制自白という違いはあれど、これは無いんじゃないかと。Aさんを助けた以上、Bさんも許さないとダブルスタンダードになるのでは。

無論これは私の心がそう言っているだけであり、

復讐者によるAさんの殺害は犯罪だから阻止するのが当然! Bさんのやった事は犯罪なのだから強制してでも自白させろ! という正義の存在も理解できます。理解できるけど納得できねえんだよォオ! だっていじめで人死んでるじゃん! 俺子供いないけど自分の子供がいじめで自殺とかして誰がやったのかはっきりしてたら絶対復讐するよ! こいつを殺したときにやっとあたしの人生は始まるんだ!



さて『沈黙の教室』。これ多分そんなにメジャーじゃないんでAmazonから内容紹介をコピペ。ごめん本当は疲れてるんだ。サクサクいくよ。


青葉ヶ丘中学3年A組―悪魔のようなこのクラスを、担任教師が名づけて「沈黙の教室」。何者かが不気味な恐怖新聞を発行し、つぎつぎと粛清の対象を指名していく。そして行なわれる残酷ないじめ。やがて20年がたち、クラスの同窓会の告知が新聞に載った時、報復を誓う者による大量殺人計画がひそやかに進行しはじめた!めくるめく多重構造の謎と、じわじわと忍びよる恐怖。日本推理作家協会賞長篇賞に輝くサスペンス。


この作品、
「20年前に恐怖新聞を発行していたのは誰か?」
「20年経った今、復讐を行っているのは誰か?」
この2つの謎が柱なのですが、前者についてはちょっと考えれば分かります。ラストまで引っ張るには弱いなあ。「恐怖新聞を発行できたのは誰か?」で消去法使っていけばおのずと、ってまあそれはいいや。
それはいいけど、やりたい放題陰湿ないじめを繰り返してきた人物が復讐者に怯えてびびって泣いて謝ったら許されましたー! バンザーイ! な展開ってどうなの。こいつ人1人いじめるために列車の脱線事故とか起こしてるんですけど! クラスメイトを強姦して罪を教師になすりつけてるんですけど! 叙述トリックが見事な分、余計に腹が立つよ!



最初の更新らしい更新がいきなりdis。不安だ。
いやこれ2作とも、読んでる間はすごく面白かったんだよ! 本当だよ!



追記:イーヒン様について知りたい君は『ゾンビ屋れい子』を読もう。

追記2:その後読んだことをすっかり忘れて『沈黙の教室』をもう1冊買ってしまった事は君と僕だけの秘密だ。(ここまで転載)


で、その後『魔術はささやく』を読み返してのコメントがこれ。


disてのはまあ、「悪口」「批判」くらいの意味で使ってます。

あと『魔術はささやく』もっかい読み返したら、上記と微妙に異なる印象が。
ラストのあの「手紙」、妙に誘導的だなあ。作者の意図とは違う事は重々承知の上で深読みすると、やっぱりあれ、主人公を『共犯者』にしたかったんじゃないかと。「奇麗事で格好つけてもお前と俺は同類なんだよ」みたいな。それに乗せられる主人公は、まあ子供だし仕方ないかな。
そもそも己の意思でない自供で本人が楽になれる気がしない。むしろ取調室で「ここどこ? え? 俺しゃべっちゃったの? ウソ、いつの間に? 今までの隠蔽も贖罪も全部パー? 俺のこの年月ってなんだったの?」てな光景が目に浮かぶ…。


さあ怒れ! 怒るがいいさ!

2009/04/28 AM 01:30:54 | Comment(4) | [漫画を含む読書]



Warning: fsockopen(): php_network_getaddresses: getaddrinfo failed: Name or service not known in /home/www/html/sys/head.php on line 626

Warning: fsockopen(): unable to connect to apix.jword.jp:80 in /home/www/html/sys/head.php on line 626
SockError:apix.jword.jp