怪異の棲む町・焉道
信長の野望Online(烈風伝)におけるカシマレイコの日常と、怪談や都市伝説の紹介などでした。現在は雑記録となっています。
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友人がどういうわけかこんなところまだ訪れていたので
調子に乗って更新してみようかと。
といってもまあ、あれです。mixiの転載ですが。あちらはあちらで何でこんな事わざわざmixiで書くんだ的な内容で、じゃあなんでこっちで書かないんだよと言われたらもう、だってここスパムえらい多いんだもんとしか答えようが無い。あれか。以前サイト持ちだった頃ある漫画を人面疽がヒロインのラブコメと評したところ抗議のメールが届いたので返信メールで人面疽の定義をきっちり解説したところメールボックスがスパムで溢れかえるという出来事がありましたが、このBlogでもやっちまったのか私は。誰だ怒っているのは。んー、誰もいないって事は無いだろう。そうか分かった、はい全員机に伏せろー。いいって言うまで顔を上げるなよ。先生怒ってないからな、正直に手を挙げろ。お前だったのかこの野郎! しかしサイトでメアド公開とは大らかな時代だったなあ。何の話だっけ。ああそうそう転載しますよって話だ。わざわざまた誰かが怒りそうな話をな!


で、これが何の話かというと、(ここから転載)

宮部みゆき『魔術はささやく』
折原一『沈黙の教室』

の話だったりする。この先未読の方の興味を削ぐ上に読んでない人にとっては何だかさっぱり分からない(要するにネタバレ)記述が見受けられる事と思われるので、その旨注意して頂きたく思う。ちょっと堅い文体使おうとしたら疲れた。やめ。やっぱり大丈夫じゃなかった。そもそも着地点を決めずに書き出してる時点でアレですけど。
てなわけで。

ハイ今からdis入りマース。


まず『魔術はささやく』なんですが、これ、その、なんというかですね。

過去に犯した罪をすっかり忘れて復讐の手が伸びた辺りでやっと思い出すも自分に言い訳しながら逃げ回るだけのAさん。助かります。
過去の罪を食い、自供する勇気は出せないながらも遺族に精一杯の罪滅ぼしを行ってきたBさん。断罪されます。

Aさんを助けるのもBさんを断罪するのも主人公。
どうなのコレ。

かつてイーヒン様は言いました。

「人はカネを使う時…苦労して得たカネほど大事にするが
 たやすく得たカネはたやすく使ってしまう
 『力』も同様だ
 さっそく使ってみたくなっただろう?
 ガマンすることないんだぜ…」

まったくその通りです。主人公、それなりに迷ったんだとは思いますが、与えられた断罪のキーワードを使っちゃいます。いいのかそれで。金剛番長に「筋が通らねえぜ」と怒られますよ。主人公が少年であること、AさんBさんそれぞれのケースが他人事と自分事、断罪の方法が殺人と強制自白という違いはあれど、これは無いんじゃないかと。Aさんを助けた以上、Bさんも許さないとダブルスタンダードになるのでは。

無論これは私の心がそう言っているだけであり、

復讐者によるAさんの殺害は犯罪だから阻止するのが当然! Bさんのやった事は犯罪なのだから強制してでも自白させろ! という正義の存在も理解できます。理解できるけど納得できねえんだよォオ! だっていじめで人死んでるじゃん! 俺子供いないけど自分の子供がいじめで自殺とかして誰がやったのかはっきりしてたら絶対復讐するよ! こいつを殺したときにやっとあたしの人生は始まるんだ!



さて『沈黙の教室』。これ多分そんなにメジャーじゃないんでAmazonから内容紹介をコピペ。ごめん本当は疲れてるんだ。サクサクいくよ。


青葉ヶ丘中学3年A組―悪魔のようなこのクラスを、担任教師が名づけて「沈黙の教室」。何者かが不気味な恐怖新聞を発行し、つぎつぎと粛清の対象を指名していく。そして行なわれる残酷ないじめ。やがて20年がたち、クラスの同窓会の告知が新聞に載った時、報復を誓う者による大量殺人計画がひそやかに進行しはじめた!めくるめく多重構造の謎と、じわじわと忍びよる恐怖。日本推理作家協会賞長篇賞に輝くサスペンス。


この作品、
「20年前に恐怖新聞を発行していたのは誰か?」
「20年経った今、復讐を行っているのは誰か?」
この2つの謎が柱なのですが、前者についてはちょっと考えれば分かります。ラストまで引っ張るには弱いなあ。「恐怖新聞を発行できたのは誰か?」で消去法使っていけばおのずと、ってまあそれはいいや。
それはいいけど、やりたい放題陰湿ないじめを繰り返してきた人物が復讐者に怯えてびびって泣いて謝ったら許されましたー! バンザーイ! な展開ってどうなの。こいつ人1人いじめるために列車の脱線事故とか起こしてるんですけど! クラスメイトを強姦して罪を教師になすりつけてるんですけど! 叙述トリックが見事な分、余計に腹が立つよ!



最初の更新らしい更新がいきなりdis。不安だ。
いやこれ2作とも、読んでる間はすごく面白かったんだよ! 本当だよ!



追記:イーヒン様について知りたい君は『ゾンビ屋れい子』を読もう。

追記2:その後読んだことをすっかり忘れて『沈黙の教室』をもう1冊買ってしまった事は君と僕だけの秘密だ。(ここまで転載)


で、その後『魔術はささやく』を読み返してのコメントがこれ。


disてのはまあ、「悪口」「批判」くらいの意味で使ってます。

あと『魔術はささやく』もっかい読み返したら、上記と微妙に異なる印象が。
ラストのあの「手紙」、妙に誘導的だなあ。作者の意図とは違う事は重々承知の上で深読みすると、やっぱりあれ、主人公を『共犯者』にしたかったんじゃないかと。「奇麗事で格好つけてもお前と俺は同類なんだよ」みたいな。それに乗せられる主人公は、まあ子供だし仕方ないかな。
そもそも己の意思でない自供で本人が楽になれる気がしない。むしろ取調室で「ここどこ? え? 俺しゃべっちゃったの? ウソ、いつの間に? 今までの隠蔽も贖罪も全部パー? 俺のこの年月ってなんだったの?」てな光景が目に浮かぶ…。


さあ怒れ! 怒るがいいさ!

2009/04/28 AM 01:30:54 | Comment(4) | [漫画を含む読書]

2冊買った
米澤穂信の新刊『遠まわりする雛』有栖川有栖の新刊『女王国の城』を買いました。
ソフトカバーとハードカバー。高い買い物だぜ。
月末には『モノノ怪』のDVDも控えているというのに。
感想は後日の予定。まだ読み終えてません。値段分楽しもうと思います。

2007/10/10 AM 12:34:00 | Comment(36) | [漫画を含む読書]

ストレスたまると買い物したくなるよね
仕事上の対人関係で結構なストレスがたまっておりまして、これとかこれで笑いを補給したりなんかしたわけですが、あとこれで涙成分補給。龍騎知らないと何ともないんですが。まあそれでも追いつかなくなって先日ついに龍騎のDVD全巻買うところでした。vol.1だけ無かったので買うのを思いとどまり、事無きを得ましたが今後DVDボックスとか出たら間違いなく買うんだろうなあ。んで代わりに買ってきたのが大量の漫画、『おおきく振りかぶって』『ゾンビ屋れい子』『サタニスター』。ジャンプじゃ描けないものばかり。特にサタニスター。なんだよ世界最強殺人鬼決定戦って。きが くるっとる。ゾンビ屋れい子の方も、敵も味方もばたばた死ぬ戦闘が素敵。圧倒的な能力を引っ提げて登場しておいてほとんど何もせずに死ぬスターコレクターとか、もう最高。おおきく振りかぶっては、野球漫画について書く事があったら触れようかと思います。ともあれいい買い物したなあ。

まあ最大の収穫は『敵は海賊・正義の眼』だったわけですが。

2007/06/26 AM 01:12:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | [漫画を含む読書]

『ボトルネック』読了
ええ、先月末に出ました米澤穂信の新刊『ボトルネック』です。9月2日に購入、半分くらい読んで、残りは9月3日に、ペルシャ展を見に行く電車で読みました。

で。


……
………

結論から先に言ってしまうと、うつ病の人は読んじゃダメです。沈みます、とことんまで。立ち直りに3日かかりました。怖いので、治るまで再読はパス。決してつまらない話じゃないですよ、念のため。

2006/09/06 PM 03:26:50 | Comment(3) | TrackBack(0) | [漫画を含む読書]

本を読まないと禁断症状が
またしてもここ数日、帰宅できず。

私は飲食店勤務なのですが、開店時間はずっと店内業務、閉店後は朝まで書類と格闘。睡眠も欲しいが読書の時間が取れないって事が何よりつらい。うう、いらいらする。止めていた煙草にまで手が伸びる始末。あれ? 何もしてないのに膝が笑ってる。大丈夫かな私。

と、そこへ友人からメールが。
なになに、FSSの新刊が出たと!

おりしも今日は米澤穂信『夏季限定トロピカルパフェ事件』の発売日。むむ、これは店を抜け出してでも買いに行かねばなるまい。いや行きたい。俺の店だ。俺が潰して何が悪い。そうだろ、五郎右衛門。勿論です。などと脳内で隆慶一郎ぽい会話をしつつ「コピー取りに行ってくるね」と職場放棄。待ってろ2冊とも。入った本屋には先述の2冊に加え『夢幻紳士・逢魔篇』が。おお、これぞ引力。3冊購入して店に戻り、何ですかその漫画と文庫本は、コピー取りに行ったんじゃないんですか、しかも何でそんなに誇らしげなんですかと突っ込まれつつ残りの時間は幸せな気分で仕事。生きる望みを繋ぎました。


唐突ながらしばらく前に読んだ綾辻行人『びっくり館の殺人』の感想。
正直、いまいち。推理部分はミステリ慣れしていない子供たちにはちょうどいいのかもしれないけれど、ラストのホラーっぽい部分はどうかと思う。逆に館シリーズとして読んだ場合、ラストシーンの薄気味悪さ、おぞましさは『暗黒館の殺人』も持っていたし許せるけれど、逆に推理部分がいまいち。

ていうかさ、まんま『アクロイド殺し』じゃん、これ。第一章のあの部分における文章の使い方を見た瞬間、知っている人にはバレバレ。いいんですか、これ。この手の叙述トリック、『愚者のエンドロール』で折木奉太郎は「真相は観客にとって意外であればいいのであって、登場人物にとっては自明の事でも構わない」という内容の事を言っていて、それには全面的に賛成だけれども、ここまで何の捻りもなくやられるとなあ。
うーん。


そんな思いを胸に『夏季限定トロピカルパフェ事件』を一気読み。(いま変換したら一揆読みと最初に出てきた。どんな読書だ。竹槍か。竹槍を持って読書か。小判を6枚集めたりするのか)
発売直後なので詳しい内容には言及しませんが、一言で言うなら「ひどいよ小山内さん」です。ああ面白かった。

2006/04/14 AM 03:30:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | [漫画を含む読書]

ヤミナベ・ポリスのミイラ男
復刊されました。やあ、めでたい。

これ、「黄泉がえり」でメジャーになった梶尾真治氏の名作です。当時高校生だった私は柚葉さんの影響…「有機戦士バイオム」こんなショート・ショートもありなんだ!…で梶尾真治にハマり(当時の短編集は名作ぞろいだったなあ、個人的に梶尾真治氏の作品は「サラマンダー殲滅」以前とその後に大別できると考えています)、ハードカバーで購入。そのあまりの脱力加減に大笑いしました…その後引越しのどさくさで紛失。リリカル路線の梶尾真治しか知らない方に特にお勧め。挿絵も幕間の1頁漫画も、そしてキャプテン・パープル音頭の楽譜も当時のまま載っています。いやもう本当に、しょうも無くて大好き。愛も感動もそこにはありませんが、500円で楽しい時間を過ごせる1冊です。



2月9日の日記タイトルのせいか上部の広告が全部RMT絡みになり、不快だったので楽しい本の紹介をしてみました。

2006/02/12 AM 06:55:23 | Comment(3) | TrackBack(1) | [漫画を含む読書]

久々にジャンプの話でもしようかと
思い立ったわけです。
正確には『魔人探偵脳噛ネウロ』『みえるひと』について。今さらながら、本当に今さらながら。
では、始めます。長いです。両者を知らない方は読むだけ苦痛です。


さて意外や意外、『魔人探偵脳噛ネウロ』について、ぜんぜん書いてませんでした私。信On内で知人に勧めまくってた記憶は鮮明なのですが。木曽川で一体何をしていたのか当時の自分。てなわけで、本当に今さらながら『ネウロ』を褒め称えるのです存分に。

今でこそそれなりの人気を獲得し、『銀魂』と共にジャンプの中堅を担う『魔人探偵脳噛ネウロ』。そのスタートは罵倒と嘲笑に彩られていました。お気に入りのジャンプ感想サイトさんが揃ってネウロを痛罵するのを見て私は気づいたわけです、ほとんどの漫画読みはミステリ知らないんだなあ、と。ミステリを批評するのにミステリの知識は要らないんだなあ、と。当時の私は

ミステリなどホラーから生まれたのだ。そのミステリにおいて奇怪で無茶な描写があるのは至極当然! 推理が唐突? 読者に手がかりが示されない? 下らん! そんなもの、ミステリを構成する要素の一つに過ぎん! 無くてもまるで問題の無い類のなァ!』

そういう思いを胸に「ネウロいいよ」「ネウロ読もう」と知人に対話送っていたわけです合戦の最中に。どうでもいい事ですが、ネウロを貶しつつJDCシリーズを褒めちぎっているサイトを見つけた時は、この管理者さんにとってミステリって何だろうと思いました。
いやでも本当に、「犯人当て」ってのは、ミステリにおいて必要なものじゃないわけで。例えば『そして誰もいなくなった』『毒入りチョコレート事件』は共にミステリの古典的名作ですが、読者に手がかりなんざ示しちゃくれません。とくに前者、作者は意識してそうしています。ちなみに、それにぎりぎり失敗したのはこれまた名作の『アクロイド殺し』だったりするわけですが。ちなみに、『そして誰も…』のリンク先でのレビュー、『アクロイド…』よりフェアだと評している方もいます。両方とも、本当にボーダーライン上の作品なんだなあ、と改めて思った次第。ちなみにこちら『毒チョコ事件』の感想記事。後半が『愚者のエンドロール』の紹介。なんで『アクロイド…』『愚者…』はリンク貼ってないのかといいますと、Amazonのレビューでネタばらししてる方がいるからです。ミステリのレビューって難しい。

まあそんなわけで、当時ネウロを楽しんでいたのは荒木マニアというかジョジョ好きというか、そういう人ばかりだったのです。奇妙な構図や無茶なパース等の何かが狂った表現に、荒木飛呂彦に通じるものを嗅ぎ取っていたわけです。暫くしてネウロはドーピングコンソメスープでブレイクし、荒木先生はウルトラジャンプに移籍が決定するわけですが、なんか当時言いたくてもやもやしてた事は大体書いたからもういいや。ネウロ楽しいよ。
本当に「何を今さら」だなあ。けどすっきりしたからいいや。
(ドーピングコンソメスープを知らない方のための解説:いろいろ混ぜて7日煮込んだコンソメスープは飲んでもいいけど静脈注射で効果倍増、効果の程は実際に読んで確かめてください)

ネウロだけで(というか脇道にそれたせいで)随分な量になっていますがこういうのは勢いだからいいや、『みえるひと』についても書いちゃえ。なおこの先は褒め称える文ではなく、むしろ逆。そういうのが嫌いな人はこの辺で止めた方が吉です。お疲れ様でした。


さて『みえるひと』ですが、私はずっと納得いかないものを感じていたわけです。死者の魂は「陽魂」「陰魄」に大別され、陽魂は別に人に害をなしたりはしないが陰魄は陽魂も生者の魂も捕食する、と。このまるで性質の異なる2種類を分けるものがつまる所、気の持ちようだけってのが、まず何だかなあ、と思うわけです。要するに恨みや未練を残して死ぬと陰魄になりやすい、と。まあでも、ありがちといえばありがちな設定か、とスルーしていたところ陰魄の一人が言うわけです、「俺達陰魄を悪と為すんなら、そもそも産み出さないようにちゃんと生きろよ人間」的な事を。そしてそれに対して答えを何も、その方向性すらも示さないまま、その陰魄倒してエピソード終了。何だかなあ。

そしてそれを機にバトル路線へ傾いていくのはジャンプの王道だからいいとしても、主人公の使う能力「空の梵術」、作中の説明によれば
「魂エネルギーをそのままオーラ化し操り陰魄を攻撃する力!!」
…全く説明になってません。
「魂エネルギーとオーラが違うという事はこの説明から分かりました。ところでさっき主人公が体から煙みたいに出してたのは一体なんですか」
と、そういう疑問が生じてくるわけです。なんかこう、気みたいなものを飛ばすってのは能力バトルものではよくある部類に入るわけですが、だからってそんな適当な説明されても。

それと基本設定である「うたかた荘」。ここに陽魂が集って住民になって、バトル展開にならない限り、のんびりまったり過ごしているわけですが。
成仏しないでいいのかなあ。特に野球少年の霊。ヒロインの通う高校に出かけてピッチャーに挑戦したりしているわけですが、ピッチャーは霊が見えるわけではないので少年を全く認識しません。少年サイドから見た場合も、仮に打てても珠はバットをすり抜けるわけですから打てたかどうかなんて分かりゃしません。
いいのかなあ、それで。この漫画の設定だとたぶん輪廻転生はあるから、生まれ変わって改めて野球始めたほうがいいんじゃないのかなあ。
そもそもここに集う陽魂達、なんで成仏してないのかよく分かりません(惚れっぽい霊のガクなんか特に、生まれ変わった方が彼女見つかる可能性高いのに)。やり残した事がある的な描写もまったく無く、何を為すでもなく、ただまったりと日々を過ごす。魂なので年もとらない。まさに無限のモラトリアム。
いいのかなあ、これ。ひねくれた表現で短く言い直すと
「死んでも命はあります。あとニート万歳」
となるわけで。いいのかなあ、少年漫画的に。


てなところで、あまりにも長いのでこの辺で。
もやもやしてる事をやっと書けたからすっきり。
そろそろ怪談も書こう。

2006/01/13 AM 06:15:58 | Comment(3) | TrackBack(0) | [漫画を含む読書]

今度は漫画のバトンですよ・改
ええ、回ってきて、書いたんですが、手違いで3回消しちゃいまして。

ごめんなさい、少し時間が経ってから書き直します。

自分が悪いとはいえ、同じ内容の長文を4回続けて書くのは苦痛なのです。

(2005/09/15)
そして5度目。不破さんが私の鼻先に置いて柚葉さんが拾い、改めて放ったバトンです。



【本棚に入っている漫画単行本の数】

ええと……数えろと?
荒木作品だけで100近いんですが。
荒木作品が100近く、その他が100程で、まあ大体200冊近くでしょうか。これでもかなり処分したのですよ。


【今、面白い漫画】

SBRやネウロは散々言ってきたので、それ以外で。
まあネウロは、ヒステリアが犬好きでもなんでもなかったことに深い憤りを覚えてたりしますが、それはそれ。

まず、夢幻紳士・逢魔篇』。他シリーズに比べて妙にアクティブな夢幻魔実也ですが、その理由は『夢幻紳士・幻想篇』の後書きを読めば明らかです。ちなみに徳間版は、私の中では無かった事になっています。
少年誌で今楽しみなのは『ショー・バン』。野球漫画です。中学生が野球をやる漫画なんですが、この心象描写が黒い黒い。オマエは本当に主人公かと。ミスしてこういう事思われるから、私はチームでやるスポーツって嫌いなんです。最近は黒さも落ち着いてきましたが、面白さは衰えません。この原作の方、昔サンデーで『砂漠の野球部』というこれまた面白過ぎな野球漫画を描いていた方で、安定したクオリティもむべなるかな。
あとはあれだ、『太臓もて王サーガ』。ギャグ漫画なんですが、こう、なんと言うか、作風のせいと言うか、ネタの切れが良いほど掲載順位が下がっていくという業を背負っているのです。がんばれ大亜門先生。


【最後に買った漫画】

新しく、なら『魔人探偵脳噛ネウロ』2巻。
実家に置いてたら売り飛ばされたので買いなおし、なら『猫夫人』。徳間版『夢幻紳士』を否定する理由のひとつに、この猫夫人を崩しまくったというのがあります。


【よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画】

ああ、5つですか。足りないですが、まあやってみましょう。
そうだ、足りないついでにジャンル縛りでもしてみましょうか。

まずはスポーツ物で、『球鬼Z』。いきなりこれか、という声は無視。
どんな話かを説明するのに最適なコメントを板垣恵介氏が述べておられました。うろ覚えで引用しますと、「『球鬼Z』が面白い。野球を知らない俺が面白いんだから、絶対面白い」というもので、このコメントからこれが野球漫画の皮をかぶった違う何かだと知れようというものです。
いや本当にね、野球vsボクシングだの野球vs軍人だの野球vsテロリストだの野球vsカルト教団だので全2巻なので、勇気のある方はぜひ購入を。

次に時代劇で『シグルイ』。次もこれか、という声は無視。知る人ぞ知る残酷無残時代劇。駿府城で行われた真剣による御前試合の話なんですが、忠長の暴虐を止められる者はこの城には一名も存在しない。作者にツッコミを入れられる者は編集部には一名も存在しない。封建社会の完成形は少数のサディストと多数のマゾヒストによって構成され、三寸切り込めば人は死ぬのだ。やってくれた喃!

料理漫画からは『鉄鍋のジャン!』。主人公ジャンの悪魔超人っぷりがもう最高です。勝つために対戦相手を卑怯な手で蹴落とす主人公、ジャンプでは絶対に連載できなかったでしょう。個人的には五行との5番勝負が、外道vs外道で最高でした。いやもう、どっちも卑怯すぎ。

王道の学園物からは『菫画報』
いやこの独特の雰囲気がいいんですよ。具体的にこのポイントが、と言えるものは無いんですが。それと誤解を恐れず言うと、とにかく主人公のスミレが可愛すぎ。萌えを期待して買うと絶望しますけど。

最後、ホラー漫画からは『百物語』。著者は杉浦日向子氏。江戸情緒溢れる小さな怪談集です。新潮文庫から出ているやつの方が、1冊に収まっているのでお勧め。個人的には地獄に呑まれる話が一番怖かったです。ああ、この男は私だ、と思ったものです。



まあ、こんなところでしょうか。
他にも紹介したいものは色々あるんですが、また別の機会に。

んで、これを誰かに渡すのか。

どうしよう。
こんな事なら音楽バトンの時2人にまわすんじゃ無かったよ。

……不破さんのように、このバトンはここに置いておく事にします。
誰か拾って。

2005/09/11 AM 04:44:10 | Comment(7) | TrackBack(1) | [漫画を含む読書]

『鏡像の敵』
神林長平の初期短編集です。平積みの文庫新刊の中でも減りが早く、新規読者の開拓にも成功したようです。良き哉良き哉。

良くない。

何が良くないって、これは短編集です。6篇入ってます。
うち3編は再録です。これで700円オーバーは詐欺。
その再録された3編が、既に絶版状態で入手しづらいというならともかく、こないだまでフェアをやってたりして普通に入手可能な短編集の中から良さげなのを選んだだけ。なにこの志の低さ。早川書房の良識を疑います。
いや、気持ちは分かるのです。初期短編のこれを文庫に入れたいけど、少し見劣りするなあ。今まで収録を見合わせてきたやつだし。そうだ、同時期の秀作と抱き合わせ販売だ。分かるけどやめて。
そんなんだったら、『小指の先の天使』を文庫で出して欲しかった。むしろその方が新規読者の開拓に貢献したと思う。そしてまた、再録された3本がどれも気に入っているやつだから腹立たしい。特に『渇眠』。

とりとめの無い記録ですが、まあこういう本を読みましたと、そういう事です。
現在は有栖川有栖『マジックミラー』の途中。

2005/08/29 AM 05:57:19 | Comment(0) | [漫画を含む読書]

『クドリャフカの順番』読了
仮タイトルが『四人四色学園祭』だったこの作品、古典部の四人それぞれの一人称で進められます。
これに最初は抵抗を感じたものですが、慣れると楽しくなってきます。特に料理対決は各人が生き生きとしています。ホータローまで間接的に参加してるし。しかしあれ、里志の頭に当たっていたらホータローは殺人者です。四階からだし。使いかけで、そんなに重くなかったのかな?

謎部分ですが、「こ」に関しては分かりました。
参加団体一言コメントで気になってましたから。
メインの謎は、やっぱり解けませんでしたが。

んで。作品テーマ。
これ、里志の気持ちが、すごくよく分かります。
張り合いたいわけじゃない。
対抗できるとも思っていない。
だけど、自分だって。
ひょっとしたら。

そして、“犯人”の、摩耶花の、河内の思い。
『愚者のエンドロール』で入須の言ったあの言葉は本心ではなく、それ故にホータローは心から安心し、作品全体は前向きなものとなるのだが。

同じ世界で起こるこれは、彼等にとって厳しい。
そしてそれは矛盾ではない。「それをする」「それをしたい」と「それができる」は、全く別物なのだから。



これ以上言うとネタバレですから、黙ります。
ネタバレぎりぎりなので、言葉が足らないのはご容赦下さい。



追記:“超・野点”が気になって仕方ありません。

2005/07/04 AM 02:02:47 | Comment(4) | TrackBack(0) | [漫画を含む読書]

クロノス・ジョウンターの伝説

が、映画化されるらしい。劇団キャラメルボックスが舞台化もするらしい。

どうしよう。

梶尾SFに見切りをつけた私としては、かなり複雑な気持ちである。

日本SF門外漢の方に説明をすると、梶尾とは梶尾真治の事であり、梶尾真治とは映画化された『黄泉がえり』の原作者である。映画の『黄泉がえり』は感動ものだが、原作はというと、うむ、原作を先に読んでいた私は映画化の話を聞いて邦画はもうダメだと思ったと、こう説明すれば十分だろう。当然ながら私は梶尾真治を貶めているのではない。彼の書いた『黄泉がえり』は駄作だと言っているのみである。


んで、『クロノス・ジョウンター』である。

これ、昔小さなハードカバーで出版され、それが文庫落ちし、出版社が新潮に変わってこの度の再販となったわけなのだが。

元々短編集なのである。
そして、最初の話以外は駄作である。

クロノス・ジョウンターという機械が生み出す過去への希望と、その代償。このドラマティックな設定を生かしきった『吹原和彦の軌跡』は傑作である。が、その他の話はどれもご都合主義で、ハインライン『夏への扉』の劣化コピーの域を出ない(新潮版に加えられた短編は未読なので判断を保留する)。

さて、映画化である。
一体、どの話を映画化するのか。

傑作を傑作のまま映像化するのか。
駄作を秀作に黄泉がえらせるのか。

かつて梶尾SFのファンだった者として、観に行こうと思う次第。

いや、梶尾真治の昔の作品は好きである。主に『サラマンダー殲滅』以前のもの。


それにしても新潮社は本当にSF方面に疎い。
『未踏惑星キー・ラーゴ』の版権を手放したかと思えば『黄泉がえり』『ドグマ・マ=グロ』『OKAGE』を買い取ったりしている。あ、これ全部梶尾真治の作品である。新潮文庫版の『未踏惑星キー・ラーゴ』は手塚治虫が表紙を描いていて、これがまたすごい絵で、多分マニア垂涎の1冊。


追記:『黄泉がえり』『ドグマ・マ=グロ』『OKAGE』はホラーであり、SFではない。もともとSFとは懐の深いジャンルだが、少なくとも『OKAGE』はSFに入れてはいけないと思う。作品の面白さとは全く別の話。

2005/06/11 AM 04:44:10 | Comment(4) | TrackBack(1) | [漫画を含む読書]

『毒入りチョコレート事件』(そして『愚者のエンドロール』)

先日読んだ『アグレッサー・シックス』の口直しです。
SFじゃなくてミステリですが。

古典なら、外れは少ない筈! なんたって、時のふるいにかけられたものですから。

てなわけで、読んでみました。

……

…………

………………


ああ、よかった。これはすごく面白いです。
謎解きミステリではなく、推理の過程を楽しむものでした。

粗筋を簡単に述べますと、

『警察が匙を投げた殺人事件の真相を頭の良い6人が調査する』

これだけです。最初にちょろっと、事件はこんなです、と警部が語り、その後は6人各々の調査発表と推理合戦。各人が事件のどこに注目したかで犯人も動機もがらっと変わるあたり、最高です。

中でもおかしかったのが、『条件を絞り込んで特定していった結果、犯人は私になっちゃいました』という部分。いいなあ、こういう遊び。

さて、これを意識して書かれた作品のひとつに『愚者のエンドロール』(角川スニーカー文庫)というライトノベルがあります。
推理小説を謎解き小説として捉えた場合、これは入門書に最適だと勝手に私は思っています。夏あたりに増刷がかかるようなので、推理小説読んでみたいなあ、でも難しそうだなあ、という方はぜひどうぞ。読者が頭を使う部分は1つ、『主人公・折木奉太郎が挙げた説の矛盾点を指摘する』これだけです。読者と同じ指摘を、古典部員の誰かがしてくれるでしょう。



久しぶりにコーヒー飲んだら眠れなくなり、徹夜してこんな時間に書き込んでます。
がんばれ今日の私。明日はきっといい日だ。

2005/05/13 AM 06:15:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | [漫画を含む読書]

読書録『アグレッサー・シックス』(致命的ネタバレあり)

SFです。
帯には

「ヴァーナー・ヴィンジ驚嘆!」
「ミリタリーSFの真髄!」

とか何とかそういう事が書いてあります。実際、

敵性異星人“ウェスター”の奇怪さ、
人類決死の作戦であるハエタタキ作戦の悲惨さ、
ウェスターになりきる事によっておかしくなっていく主人公の人格、

そういった部分の描写は見事です。
『溶解ビームが飛んできたのでかわした』みたいな部分もありますが、まあ眼をつぶります。

けど。

演習室に閉じ込められた主人公チームの脱出ルート、

「秘密の通路は無いの?」「あります」
これは最低です。何でそんなところに閉じ込めるんだ。

SFが好きでおおらかな心の持主であれば、楽しめると思います。

私は、途中までは楽しめました。

2005/05/08 AM 12:46:33 | Comment(5) | TrackBack(0) | [漫画を含む読書]

『ドロヘドロ』のこと

『ドロヘドロ』という漫画があります。

これは私が相当に好きな漫画でして、どのくらい好きかというとその昔勢いに任せてファンサイトなぞ作っていたくらいです。

ちなみにそのサイト、無料サーバでやっていたもので、忙しさにかまけて半年間更新しなかったら消されました。

作者の林田球は、この物語を思いついた時に、何かの音楽を聴いていて、それは『とんでもなく破滅的な事を歌っているのに踊り出したくなるほど楽しい曲』だったそうですが、まさにそんな漫画です。陰惨なスプラッタなのに、なぜか安心してお勧めできる不思議な漫画。謎に満ちた物語、可愛いけど他の人が描いたら絶対怖くなる人物像、そして陰惨なのに軽やかで細やかな描写。決して主張しない、細かく練り込まれた世界が、読んでいて心地よかったりします。


んで。

単行本を読み返してたら最大の謎・主人公カイマンの正体に気づいちゃったのでした。
カイマン=会川
気づいてみればカイマンという名前にも納得。清涼院流水は少し林田先生を見習うべきです。何が『さとう・どく』だ。


いや、気づいたら書きたくて仕方なくなっただけなんですが。


ちなみに以前のファンサイトでは、こんな宣伝文を乗せてました。


魔法で頭部を爬虫類にされた男カイマン!
相棒は美人調理師ニカイドウ!
二人は今日も魔法使い共をブチ殺す!
だが、魔法使いも黙っちゃいない!
相棒を殺された藤田! 骸骨少女恵比寿!
そして最強の刺客!心&能井!
顔役・煙の依頼を受けて、カイマンを始末にやってくる!
そして、見逃せない数々の謎!
『口の中の男』の正体とは?
煙を狙う魔法使いの組織とは?
カイマンに魔法をかけたのは誰なのか?
心とニカイドウ、重い過去を背負う2人の明日は?
カイマンの頭部はワニか? トカゲか?
全ての答はケムリの向こう!
異形と魔法の織りなす混沌!
それが・・・ドロヘドロ!


幾分誇張が含まれていますが、宣伝だからよいのです。

2005/04/29 AM 05:57:19 | Comment(0) | [漫画を含む読書]

『武装錬金』終了

ええと、ジャンプの話です。

『武装錬金』という漫画が終了しまして、悲しいわけです。

この漫画に私かなり癒されてきました。特にパピヨン様に。

パピヨン様が股間に風呂桶装着して銭湯を歩き回る場面、心身ともにボロボロの状態で読んだのですが、ものすごく癒されました。何でこんな変態に癒されてるのか未だによく分かりませんが。

そんなわけで、打ち切られた癒し系漫画『武装錬金』の見所をダイジェストでお送りいたします。これを機に、ぜひ読んでみてください。


第1巻
・パピヨン登場。初登場時から素敵マスク、只者ではないと思わせる。

第2巻
・パピヨン、ヒロインに顔面パンチ1発でKOされる。
・パピヨン、パンツ1丁で超人に覚醒、パンツ1丁で主人公と戦う。
 この時の「謝るなよ 偽善者」は名台詞。

第3巻
・パピヨン、全身タイツと共に復活、吐血しながらハンバーガーを食べる。
・パピヨン、主人公そっちのけでヒロインとマジバトル。
 この時、呼び方に「もっと愛を込めて」と無茶な注文をつける。
・パピヨン、空蝉の術を使う。全身タイツ→パンツ1丁へ。
 この闘いで奪った核金はパンツの中に収納される。

第4巻
・パピヨン、マスクをつけたまま銭湯に入る。
 湯船から上がった後は股間に風呂桶を装着してノシノシ歩く(両手フリー)。
・パピヨン、電柱の上から主人公に拍手を送る。すごく優しい眼。
・パピヨン、陰口を言われて怒る。

第5巻
・パピヨンvsバタフライ。黒と白の全身タイツ対決。

第6巻
・パピヨン、マスクを回転させる。

第7巻
・パピヨンの素敵水着お披露目。浜辺の視線を釘付けに。
・パピヨンvs戦部。戦部、全裸になる。全身タイツvs全裸男の闘い。


パピヨンの事しか書いてませんが、まあいいのです。
これは、そういう漫画ですから。


打ち切られた原因ですが、まあこれはアレですね。人物をちゃんと描こうとした分、地味になってしまったという事でしょうか。ジャンプの漫画は、とりあえず大ゴマ使ってそれっぽい科白吐いて闘ってればいいんです。
では地味な部分を補うためにどうすべきだったかというと、美形ですよ美形。美形キャラで一部の女子の人気をかき集めるのです。作者の和月先生は『るろうに剣心』がトラウマとなったのかならなかったのか、美形を描く事にものすごい抵抗を感じるようになってしまったそうですが、打ち切られたら終わりです、出すべきでした。先に挙げた全裸男・戦部が美形だったなら、周囲の反応は変わっていたことでしょう、いろんな意味で。


何が何だか分からなくなってきたところで、終わります。
本当は、『夢幻紳士・幻想篇』の感想なぞ書く予定だったのですが。

2005/04/26 AM 01:12:54 | Comment(1) | TrackBack(0) | [漫画を含む読書]

ミステリマガジンを読もう
えっとですね。

今日は都市伝説についていろいろ書く予定だったのですが、変更します。
変更して、お勧めの漫画の事など書きます。
いや何で突然こんな事を書くのかというと、早川書房が出しているミステリマガジンという雑誌にですね、高橋葉介という漫画家が新連載なのです。


『夢幻紳士』を。


今回わざわざ予定を変更して取り上げるからには当然、怪奇篇ベースですよ怪奇篇。

ちなみに私これを幼少の頃、夏休みに田舎へ遊びに行った折、叔父の本棚で見つけて慄きながら読み耽ったものです。その時一緒に『カムイ外伝』も読んで、興奮冷めやらぬまま庭に走り出て「変位抜刀霞切り〜!」と叫びながら虫取り網を振り回していたところ、近くを飛んでいた蝉の首を刎ねてしまい、自分はこの蝉の霊に呪い殺されるんだと泣きながら戻り、蝉の霊が入ってこれないように家中の戸を閉めて鍵をかけたという過去を持ちます。この事からも分かるように、『夢幻紳士』と『カムイ外伝』の併読は大変危険です。よい子の皆さんは気をつけてください。


何の話でしたっけ。

そうそう、『夢幻紳士』です。

内容についてあれこれ語るより、実際読んでもらったほうが早いです。あの独特な絵について文章で語るのは、野暮ってものですから。

そんなわけで、現在発売中のミステリマガジン3月号を、ぜひ立ち読みしてみて下さいませ。

怪奇なるものへの道が、ひとつ開けます。




追記:SFマガジンにはヴァーナー・ヴィンジの短編が載ってたなあ。


追記2:どうも、幼少の頃読んだものと『夢幻紳士』が一致しない事に気づく。するとあれは、水木しげるだったか、はたまた楳図かずおだったか。いずれにせよ、そうしたものを好んで読む幼児は、ろくな大人にならない。

2005/01/27 PM 09:20:53 | Comment(5) | TrackBack(0) | [漫画を含む読書]

米澤穂信という作家
うっかり書きかけの日記を消してしまいました。
どんな事を書いていたかと言いますと、米澤穂信というミステリ作家の宣伝記事です。
ものすごい長文になっていたので、もう1度書き直す事が出来ません。ショックで。

あ、でも、これだけは。

11/25発売の雑誌、『ミステリーズ!』増刊号『ミステリーズ! extra』に、米澤穂信さんが短編『Do you love me?』を書いています。安楽椅子探偵物です。こういうミステリも、ありなんです。それを言ったら、米澤氏の作品は全て、「へえ、こういうミステリもあるんだ」というものばかりなのですが。

以上、どうしても書きたかった宣伝でした。
本当は『さよなら妖精』の凄さ、『愚者のエンドロール』のミステリ的楽しさとものすごく回りくどいポジティブさ、『氷菓』の軽妙洒脱な文章についても書きたかったんですが、無理です。

あ、そうそう。
12月に、創元推理文庫で新刊が出ます。
『春期限定いちごタルト事件』です。
私はもちろん、買います。

2004/11/27 PM 09:20:53 | Comment(1) | TrackBack(0) | [漫画を含む読書]

週刊少年ジャンプ2004年48号感想
唐突ですが、ジャンプの感想です。
私は結構昔からジャンプを読んでいまして、どのくらい昔かというとジャンプの値段が170円だったくらい昔で、当時私のお小遣いは週に20円で、そんな事はどうでもいいです。大事なのは、ジャンプ読もう、という事です。

んで。とりあえず私のお勧めは、

『スティール・ボール・ラン』
『銀魂』
『武装錬金』
『アイシールド21』
『DEATH NOTE』
『ピューと吹く! ジャガー』


の6つです。その他のはまあ、それなりだったりつまらなかったり吐き気をもよおす邪悪だったり色々です(あくまで私見)。それと巻末のコメントも地味に面白かったりします。
そんなわけで感想を書いてみたいと思います。性格上、箇条書きにして全ての漫画の感想を書いたりはしません。


さて、この間『BLEACH』がアニメ化したようで、私は漫画は好きですがアニメは好きでないので興味なかったのですが、作者の久保先生が巻末コメントでアニメのOPを大絶賛。このOP、ジャンプの感想サイトをいろいろ回ると大抵「恥ずかしくて見ていられない」というコメントがなされており、大変興味深いです。自分が一体どっち側の人間なのか、知りたい人は見てみるといい・か・も。

巻末コメント絡みでしばらくいく事にして、『ONE PIECE』の尾田先生はPCの調子が悪いそうで、いつも見てくれる方を待たずに自分でいじったら壊れたそうです。私のPCも調子が悪く、起動して3分後に回線が落ちるだの、起動しかけて力尽きたように電源が切れるだのといった事が時々起こりますが、そのうち友人に見てもらう事にして、自分でいじるのはやめておこうと思った次第です。

ここまで読んで全然漫画の感想じゃないとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、これはジャンプの感想ですから、ジャンプのどの部分の感想でもいいのです。

開き直ってどんどん行きまして、『Mr.FULLSWING』の鈴木先生は野球の神がどうのと書いていますが、野球のルールも知らない人にそんな事言って欲しくありません。こんな作品書く人の神にされて、何だかイチローが汚された気がします。そして『DEATH NOTE』の大場先生は突然カルシウムの大切さを説いています。一体何があったのでしょうか。

ここからは漫画の感想を。

まず『武装錬金』ですが、いつの間にやらパピヨン様は大人気に。怯えられたり喜ばれたりで、この様子ならもう世界を焼き尽くすなんて物騒な事は言い出さないでしょう。そしてカズキ以下だった剛太、岡倉や六舛と比べてどうなのでしょうか。全く本編と関係ありません。

それから『銀魂』、今回初めて銀さんが自分の信念について、今更言わずもがなな事を語りました。うーん、今までの話、お子様には分かりにくかったんでしょうか。だとしたらこれだけ漫画が売れている日本において、漫画の読解力が培われていないという事で、ちょっと悲しいです。適当にかっこいいせりふ吐いて適当に大ゴマで派手に闘うだけのバトルものや、主人公の男がもてる理由を説得力を持って表現出来ないラブコメなんて、全部滅んでしまいなさい。滅べ。んで、話を戻しますとこの『銀魂』、今週号で人が刺し殺されまして、因果応報と死をきちんと描いたのは最近のジャンプでは珍しいと思います。こういう事をちゃんと描かないと、小さい子が『人は生き返る事が出来る』なんて信じかねません。因果応報にしても、『DEATH NOTE』においてミサが刑事を殺した事を無視してはいけないわけで。こっちの場合はこの後の展開が全く読めないのでどうなるかは分かりませんが、ミサと月が裁かれない結末、私は絶対に認めません。

そんなわけでお勧めです『銀魂』、笑えて泣ける幕末人情SFコメディ、単行本は3巻まで発売中、11月には4巻も出ます。


こういうぐだぐだした、何を目的としたのか誰に向けてなのかよく分からない文章が時々唐突に載っかります。ごめんなさい。

2004/10/25 AM 01:22:50 | Comment(0) | TrackBack(1) | [漫画を含む読書]

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