怪異の棲む町・焉道
信長の野望Online(烈風伝)におけるカシマレイコの日常と、怪談や都市伝説の紹介などでした。現在は雑記録となっています。
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怪談『ラーメン屋』
近所に、なかなか美味しいラーメン屋があります。まあ昨今のラーメン屋の例に違わず、スープが売りです。豚骨をベースにあと何か魚介を使ってだしを取り、油分を徹底的に排除したものと見た。まあそれはともかく、週一ペースで通っているわけです。平日だったら仕事の後、日曜日なら夕食時に。

んで、しばらく前の日曜日。
午後8時ごろ、そのお店に食べに行きました。時間が時間なので店内は大変混雑しており、カウンター席で小さくなって食事をしました。食べ終わるころにまた1人入ってきて、食券を買っています。もともとだべるような店ではないので、「ご馳走様でした」と挨拶して店を出ました。
店の隣はコンビニです。ちょっと買物に立ち寄り、のど飴とボールペンを購入、コンビニを出てふと今食事したラーメン屋を見ると、店はシャッターを下ろしています。シャッターの上には貼り紙がしてあり

「本日都合により休業いたします」

私はどこで何を食べたんだろう。

2007/07/11 AM 04:44:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | [怪談]

怪談『押入れ』
信長の野望Online史上最大規模のイベントだったに違いない、烈風サーバの全国市へ行ってきました。
試験的に販売してみた付与丹の売れ行きが好調だったり、松やにの値切り交渉があったり、豊満薬をおかわりされたり、青染料改が少しずつ完売したり、赤染料改が意外にも売れ残ったり、緑染料改が案の定1個も売れなくって最後は客に押し付けたり、治身丹が予想以上に売れたり、楽しいひと時でした。ちなみに普段の主力商品である強壮丹は、お祭りだから大感謝価格!の商売敵2名の安さに阻まれました。世界の壁は厚い。しかしまあ、勝てないなら勝てないなりに何か仕込んでやるのが薬師の意地、紹介文に「10個買ったら1個サービス」と記入、これでどうだ! 計算すればこっちの方が単価安いぜハニー。ええ全く売れませんでした。誰もそんなもん見ちゃくれません。けどまあこういうネタは仕込む事に意義があるわけで、悔しくなんかありません。全然悔しくないので帰り際、海賊町だけに海に向かって「バカヤロー!」と叫びつつ海岸通りの治安維持隊に乱入参加、祭の最後は派手に行くぜ! そんな前振りで怪談。いやこの市で、一度ご挨拶したいと思っていた方と偶然お話しする機会ができたってのがこの更新のきっかけなので、個人的には無関係ではないんですが、そんな事他の人にはどうでもいいですね。ともあれ、その偶然を掴む事が出来たのもこの市があったからこそで、スタッフの皆さんには本当に感謝。


さて。

私が学生だった頃所属していた合唱団では、毎年8月に7泊8日の合宿を長野県の某所で行うのが恒例でした。その際、毎年お世話になっている旅館があり、その年も当然の如くそこで合宿は行われました。
毎年、合宿を行う度に気になっていたのですが、私たちの泊まる部屋の1つには、開かない押入れがありました。どうして開かないのかよく見てみると、押入れに釘が打ちつけてあるのです。なるほど、これでは開かない筈です。
さて、ある年の事。先輩が1人例の押入れの前で腕組みをして言いました。
「なあカシマ、この押入れの中、何が入っているのかな」釘を打ってまで見せたくない物が中にあるのか、或いは中が腐っているためなのか、以前から気になって仕方が無かったのだと。「死体でも入ってるんじゃねえの」と先輩は笑います。
私と先輩は押入れを開けてみる事にしました。今にして思えば随分と非常識な事をしたものですが、私も先輩も相当に酔っていました。合唱団の合宿に釘抜きなんて、誰も持ってきている筈がありませんので、缶切りやら鉄製の定規やらを駆使してどうにかこうにか釘を抜き、妙な達成感と共に、私と先輩は押入れを開けました。
押入れの内側には、もう黄色く変色した、いわゆる『お札』が何枚も、べたべたと貼ってありました。そしてその中央には、仏壇があり、それにもやはり、べたべたと札が貼られていました。
そして仏壇の扉は閉じられ、鉄の鎖でぐるぐると巻かれ、さらに鎖には南京錠が2つ掛けられていたのです。


この話はこれで終わりです。
何かが起こった、という話ではないので、この先を期待されても困ります。

2006/10/21 AM 04:24:27 | Comment(39) | TrackBack(0) | [怪談]

正月に帰省したときの事
久しぶりの実家。元旦の夕方、「様変わりした町を見せてやろう」と、家族でドライブ。
私が小学生の頃はまって溺れかけた谷底の沼が、周囲に高級マンションの立ち並ぶ公園になってました。造成中で何も無かった新道は、商店街になってます。いろいろ見た帰り、通りかかった昔からの雑貨屋。

「ここはもう、やってないんだよ。おばあちゃんが死んじゃったからねえ」
「90近かったからねえ」

そんなことを話す両親。へえ、あそこのお婆ちゃん死んじゃったんだ、と頷く私。


だったら今、窓からじっとこちらを見ているあのお婆さんは、一体誰なんだろう。

2006/02/16 AM 04:48:32 | Comment(3) | TrackBack(0) | [怪談]

居酒屋にて
予告通り、怪談です。時期を外してしまいましたが、夏の話です。
例の『開かずの押入れの話』は、ネタが尽きた時に。知ってる人は知ってる話だし。

では。


一人暮らしを始めて最初の夏、あまりの暑さに私はビールを飲みたくなりました。缶や瓶ではなく、ジョッキでぐいーっと。
時刻は夜の8時。今から呼んで都合がつく友人は近所にいません。仕方が無いので、一人で居酒屋へ行きました。当然のごとくカウンター席に通されます。金曜日のこの時間だけあって、なかなかの賑わい。

さて、私の右隣は東南アジア系の女性でした。彼女は中年の親父さんと飲んでいて、二人ともかなり出来上がっています。聞こえてくる会話から察するに、いわゆる愛人関係というかなんというか、親父さんがその女性を“囲っている”ようです。他愛の無い会話を聞きながら、アクセントはまだまだだけど日本語上手だなあ、なんて思っていると、会話の内容はどんどん移っていきます。親父さんの仕事の愚痴、野球の話、不況の話、子供の話になった時、それまでニコニコと相槌を打っていた女性はうつむいて言いました。

「子供ナンカ、大嫌イヨ」

声のトーンが明らかに変わった事に酔っ払った親父さんは気づいていません。「うんうん、そうかあ〜」なんて言っています。女性はうつむいたまま、吐き捨てました。

「ダカラ皆、殺シテヤッタ!」



この話は、これで終わりです。
いつも思うんですが私の怪談って、なんか中途半端ですね。

2005/10/05 AM 12:05:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | [怪談]

怪談『行き違い』
夏も終わりです。
浴衣も花火も実装が遅れ、夏っぽい事は秋送りです。当Blogもこの夏は怪談らしい怪談をせず、9月を迎える事と相成りました。
だからというわけではありませんが、今回は怪談をひとつ。
これ、以前に甲府の両替前でお銀さんと話してた(周囲会話で)ものと同じですので、そのとき周囲にいた方には新鮮味が無く、また私の霊モノ怪談全般に言えることですが、別に何があったとかそういう話じゃありませんのでインパクトには欠けますが、まあその辺は愛と勇気でカバーしてください。

では。


私が幼い頃住んでいた家のそばには川がありました。梅雨時になると溢れそうになり、皆で土手の上まで行って濁流を眺めたものです。大人達は不安そうでしたが、私達子供は川の増水そのものが珍しく、面白かったものです。幸い、土手から溢れかえったという話は聞きません。
その川の淵には色々いわくがありまして、何人も子供が行方不明になっているだの、霊能者にみてもらったら「霊的に位相が悪い。もうどうしようもない」と言われたり。一度大々的にお払いをやった事があり、その時には、なぜか私も参列しました。本当になんでその場にいたのか、さっぱり思い出せません。

さて。
夏休みのある日。時刻は大体、午後3時から4時くらいだったでしょうか。
父から電話がかかってきました。今駅にいて、これから土手を歩いて帰るという内容でした。
じゃあ迎えに行くね、と電話を切り、私と姉は、父を迎えに駅へ向かいました。
駅は川沿いにありましたので、土手を通って向かうと迷わなくてすみます。川を渡る必要もありませんので、必ず途中で会えるわけです。私と姉は、どんどん歩きました。どんどん歩くと、そのうち駅に着きました。父はいません。
どうしようかとしばらく考え、家まで戻る事にしました。父がうっかり違う道で帰ったのかもしれませんから。
家に戻ると、案の定父は帰宅していました。どうして土手を通らなかったのかと抗議する私たちに父は言いました。
「いや、通ってきたけど、お前達には会わなかったぞ」
変だなあ、と首を傾げる私達。誰にも会わなかったよねえ。そのうち姉は父を嘘つき呼ばわりしはじめました。

そして私は唐突に気づきました。

行き帰りの道すがら、私達は本当に「誰にも」会わなかった事に。

2005/09/01 PM 11:01:29 | Comment(3) | TrackBack(0) | [怪談]

忘れられたメモ(怪談あり)
Blogなどに文章を書く時、私はそれなりに推敲する方だったりします。
いや、してるんですってば。あんな文章でも色々考えてるんですよ。考えすぎて宇宙が一巡する事もままありますが。
そのせいで、こうした文章の更新には結構な時間を費します。途中で力尽きた場合はメモ帳などに保存し、後日続きを書くわけです。

で、そういう事をしていると。

後で推敲するつもりでずっとそのままになってしまう文章というものも出てきます。かわいそうなので、今回はそれを少し紹介。




その1

知行産物を見せあって、交換などしよう。

てな事を松本さんが提案。

私の同輩には知行に手を出している方が少ないので、皆がどんな産物を持っているのか、気になるところです。

そして集合、せっかくだから屋敷に。

柚葉さんに紹介して頂いたぴぽさんのお宅です。

後に、ぴぽさんにはお面で大変お世話になるのですが、それはまた別の話。

んで。

5人で板の間に座ったところで、なぜか巫女談義を始める松本さん。

流石です。押さえてます(何を)。


そして負けじと怪談を始める私。我ながら阿呆です。


それがまあ、今回のネタなのですが。


この話、最近まですっかり忘れておりましたが、ゆえさん推薦図書『虚無への供物』で一言だけ触れられていたのを眼にした時、「あ、これって…」といった感じで思い出したわけです。

思い出したばっかりの、曖昧な記憶で話したものだから、いまいち怖さが伝わってなかったような気がしますので、今度はちゃんと資料を見て、書こうと思います。




昭和30年7月28日、三重県津市の海岸で、市立橋北中学校1年生の女子36名が水死しました。

その8年後、つまり昭和38年に、週刊誌『女性自身』に、生き残った9人のうち1人の手記が、写真入りで載せられました。大体、こんな内容です。


一緒に泳いでいた同級生が「あれを見て」としがみついてきたので2、30メートル沖を見ると、その辺りで泳いでいた同級生達が次々に波間に姿を消していくところで、彼女等を沈めながら「水面をひたひたとゆすりながら、黒いかたまりが、こちらに向かって泳いでくる」のだった。

そのかたまりは何十人もの女で、ぐっしょり水を吸い込んだ防空頭巾をかぶり、もんぺをはいていた。足にまとわりついて離れない防空頭巾をかぶった女の、無表情な白い顔を、はっきり覚えている。



この亡霊は、助かった9人のうち5人までが目撃していたといいます。



さて、ちょうど10年前の7月28日、津市は米軍の編隊によって焼き討ちにあい、市民250人以上が死亡したといいます。

埋葬しきれない遺体は、その海岸に、穴を掘って埋めたそうです。



日付を見ると3月。ぴぽさんと知り合ったばかりの頃ですね。
お面でお世話になったというのはこれの事。
知行を林地に変更もしたし、産物市場も実装されたし、妖怪屋敷への情熱が再燃しつつある今日この頃です。




その2.

ここのレンタルサーバ、ポップアップ広告が時々入るようになりました。
いよいよ本格的に引越しを考えないと。
広告といえば、上部にランダムに入る広告のなかに、『無料・心霊占い』というのがあります。
クリックしてみました。
有料でした。
そのときの私の気持ちを例えるなら、ジョルノの顔を嘗めたブチャラティです。

ベロンッ
この味は! ……ウソをついてる『味』だぜ……

ブチャラティ最高ですよ。
初登場時の切れっぷり、仲間になったから毎週のように見られるかと思いきや常識人に変貌。
それを補うかのようにアバッキオがお茶を出したりメローネがセクハラ三昧だったりギアッチョ戦のラストでミスタがアレだったり(ちなみにこの場面、ゲームでは無駄に濃くなってます)変態描写には事欠かないのですが、ヴェネツィアでボスと対峙するブチャラティの格好よさといったらもう。ジョジョ5部で一番好きなシーンです。ちなみに2番目は今にも落ちてきそうな空の下でのアレ。何をやっても中途半端、組織への裏切りさえもブチャラティへの依存が動機だった(それさえも彼にとっては成長)アバッキオの心に正義が戻る、もう、冷静にツッコミ入れるとブチャラティの指示ミスが原因だよね、とかどうでも良くなります。
そんな感動を胸にジャンプを見ると、テニスコートでブチャラティが飛び回ってます。感動が台無しです。


前置きはこのくらいにして。




この前置きで一体どんな話をするつもりだったのか先週の私。


追記:今日発売の『ダ・ヴィンチ』9月号には、荒木飛呂彦と米沢穂信へのインタビューが載っていて、個人的には大満足。他の部分読んでませんが。

2005/08/06 PM 03:26:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | [怪談]

ベロこんにゃく
先日、上野での狩りに誘われました。

狩り自体久しぶりだった事もあり、2つ返事で参加。一路上野へ。


千客いや先客万来でした。心ならずも獲物を奪い合う形となってしまい、近くにいる対象外のNを「これ、どうかな」と叩いてみたり、文字通り皆でごろごろしたりと、まったり遊びました。新しい所作は楽しいです。

と、1人の方が「カシマさん、怪談話して」

もう、夏なのですね。


だからという訳でもありませんが、怪談をひとつ。出典は阿刀田高『恐怖コレクション』(新潮文庫)。これ、私が自分のお金で初めて買った本です。実家からの更新ゆえに今手許に無く、細部を端折ったりあるいは変更したりしているかもしれません。怖さが薄れたならばそれはひとえに私の責任であり、皆様方におかれましてはぜひ書店にて上記の書を手に取っていただきたいと思っています。



男が妻に先立たれ、周囲の勧めもあって後妻を娶った。
男は先妻との間に一児をもうけており、後妻とその子がうまくやっていけるかを心配したが、それはどうやら杞憂のようで、子供は後妻を「お母さん」と呼んでなつき、妻も子供を可愛がった。

それからしばらくして、男は仕事が忙しくなり、家を空けることが多くなった。
そんな夜、子供は「お化けが出た」と訴えるようになる。
子供が寝ていると、恐ろしい顔をしたお化けが顔をべろべろと嘗める。「お母さん」と助けを呼んでも、隣で寝ているはずの母は気づかないのか、返事をしてくれない。そのうち恐怖で子供は気絶する。

そんな事が幾晩か続き、子供は次第に衰弱していった。後妻は母として至らないせいだと自分を責め、男は困惑するばかりだった。

後に男は、押入れで鬼の面を見つける。
子供の顔を嘗めていたものがコンニャクだと分かるのに、そう時間はかからなかった。




ああ、やっぱり怖くないなあ。原典をあたる事を強くお勧めします。同タイトルの章ですので、分かりやすいかと。

2005/06/29 AM 05:57:19 | Comment(4) | [怪談]

あめふり
北原白秋作詞・中山晋平作曲


あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかい うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

かけましょ かばんを かあさんの
あとから ゆこゆこ かねがなる
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

あらあら あのこは ずぶぬれだ
やなぎの ねかたで ないている
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

かあさん ぼくのを かしましょか
きみきみ このかさ さしたまえ
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

ぼくなら いいんだ かあさんの
おおきな じゃのめに はいってく
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン


ええ、長い連休も終わり、沖縄では梅雨入りの話も聞かれる今日この頃です。

さて、この有名な歌。2番以降を知っている人は少ないと思います。私も忘れてました。

これが何なのかといいますと、私が高校生だった頃、部活内で誰が言い出したものか、こんなことが言われていました。


『あめふり』を3番まで声に出して歌うと、
次の雨の日に、自分の傘に子供の霊が入ってくる。



以前紹介した『トミノの地獄』と同タイプですね。


なお、この話には続きがありまして、なんでも元々『あめふり』の歌は3番までしかなかったんですが、浄霊のために4番と5番を付け加えたとか何とか。


本当かなんて、私は知りません。

ただ、入梅が近づくと、思い出すのです。

2005/05/09 AM 07:59:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | [怪談]

トミノの地獄
4月1日です。嘘を言ってもいい日、ですね。くねくねの誕生日でもあります。

4月1日といえば、『帰ってきたドラえもん』です。

のび太が泣きながら「うしろにおばけがいるぞっ」という場面、大人になってから読むとものすごく悲しいです。


さて、更新の手を休めると怪談を語りたくなるのが私の性ですので、ひとつ語ろうと思います。4月1日だのドラえもんだのの前フリは一体何だったんだという気にもなりますが、そこはよくあるアレ、うまく本編に繋がりそうにないから途中でぶった切ったというやつです。今もあるのかどうか分かりませんが朝日新聞のコラム『閑話休題』の第1回、邪推するに普段は自分で記事を書く事も無い、編集委員のお偉いさんが書いたのでしょう、前フリで3分の2が終わってしまうという豪快っぷり。その後唐突に本論が始まるも既に字数の残りは無し、取って付けた様な締めで終わるという、これが第1回なら今後も期待大、要チェックだと思っていましたがその後はさすがに反省したのか大してハジケる事も無く、良くも悪くも普通のコラム。一体何が言いたいんでしょうか私は、要するに前フリが無駄に長いけど許してね、て事です。


さて。

西条八十という詩人をご存知でしょうか。『東京音頭』の作詞者です。あとはあれか、「唄を忘れた金糸雀(かなりや)は…」の人。

この方の詩に、『音読すると凶事を招く』と言われるものがあります。

『トミノの地獄』という詩がそれです。

なんでも、寺山修司は音読してからしばらくして亡くなったとか。

これ、四方田犬彦の『心は転がる石のように』に載っていたんですが、例として挙げたのが人の死だったためか、ネット上では『読むと死ぬ詩』として伝わっているようで、ロマンの欠片もありません。何だか分からないけど良くない事が起こるって方が、じわっとくる恐怖の楽しみがあって良いですね。


んで。

以下が、その詩です。



トミノの地獄(詩集「砂金」より)

姉は血を吐く、妹(いもと)は火吐く、
可愛いトミノは宝玉(たま)を吐く。
ひとり地獄に落ちゆくトミノ、
地獄くらやみ花も無き。
鞭(むち)で叩くはトミノの姉か、
鞭の朱総(しゅぶさ)が気にかかる。
叩けや叩きやれ叩かずとても、
無間(むげん)地獄はひとつみち。
暗い地獄へ案内(あない)をたのむ、
金の羊に、鶯に。
皮の嚢(ふくろ)にやいくらほど入れよ、
無間地獄の旅支度。
春が来て候(そろ)林に谿(たに)に、
暗い地獄谷七曲り。
籠にや鶯、車にや羊、
可愛いトミノの眼にや涙。
啼けよ、鶯、林の雨に
妹恋しと声かぎり。
啼けば反響(こだま)が地獄にひびき、
狐牡丹の花がさく。
地獄七山七谿めぐる、
可愛いトミノのひとり旅。
地獄ござらばもて来てたもれ、
針の御山(おやま)の留針(とめばり)を。
赤い留針だてにはささぬ、
可愛いトミノのめじるしに。



音読、してみますか?

声に出したくなる、美しい言葉選びだと、私は思うのです。



それと。

どうでもいい事ですが、西条八十についてネットで調べてたら、詩つながりでこんなのを見つけました。


【蛇】詩 ルナール


  ながすぎる




……。

2005/04/01 PM 11:01:29 | Comment(6) | TrackBack(1) | [怪談]

都市伝説とは
以前から書くと宣言し、書こうと思いつつなかなか書けずにいたのが、これ。

始まりは、「都市伝説って何ですか?」の質問対話でした。

その他にも、私の名前に反応する方のほとんどが

「メガテン好きなんですか?」と仰います。

違う!メガテンじゃなくてデビルサマナー!いや突っ込みどころはそこじゃない!

まあともかく、都市伝説というものを知らない方は結構多いようで、

「それ、何かのゲーム?」と言われた事もあります。


ここで私なりに定義してみると、都市伝説とは、


「事実として語られる作者不明の嘘が広く流布したもの」

であると言えます。言い切ったな、私。



例えば、こんな都市伝説があります。
皆さんが知っている話とは細部に相違があるでしょうが、それこそが都市伝説です。語られるものですので、記されるものよりも変化し易いのです。


美男美女の夫婦にとても醜い子供が出来た。
両親はその子供を愛することが出来ず、親子でフェリーに乗った時、
周囲に人がいないのを確認し、水へ突き落とし殺す。
1年後、両親に似て美しい子供が生まれた。
両親はその子供をかわいがり、ある年親子で旅行へ行く。
旅行の途中フェリーに乗った時、甲板で子供は両親を振り返り、言う。
「今度は落とさないでね」と。


どこかで聞いた事ありませんか?こんな話。

これが都市伝説「今度は落とさないでね」です。

この話の肝は最後の科白であり、これだけは他がどう変わろうと同じです。まあ、殺害方法に合わせて「殺さないでね」に変化したりもしますが。

んで。

以前に殺した者の面影を子が宿すというモチーフ、漱石の『夢十夜』第三夜がもっとも有名でしょう。でも漱石のそれは、何故か都市伝説ではない。

あたりまえじゃん、と思うでしょうが、これ結構重要なポイントです。

要因は2つ。

『作者がはっきりしている事』
『語りが一人称であること』

要因1。
どんな話でも、作者、つまり誰が言っていたか、がはっきり分かるものだと、その真偽の確認が容易になります。つまり、虚構が事実として語られにくいのです。

要因2。
これも、要因1と同様の理由です。「私、こんな体験したんだよ〜」と言う時、周囲は「嘘だろー」「信じらんないよ」と、当事者に対して体験を否定できます。つまり、直接否定されることにより、その虚構は広まりにくくなるのです。


従って都市伝説では、体験者は第三者、主に『友達の友達』になります。

「あのさ、友達に聞いたんだけどね。そいつの友達が、こないだキャンプでね…」

という具合に、嘘か本当か確かめようの無い話として、虚構がじわじわと広がっていき、それがある程度世間に流布したもの、それが都市伝説なのです。

2005/03/11 AM 04:44:10 | Comment(4) | TrackBack(0) | [怪談]

事実は怪異より奇なり
先の日曜日は、甲府で三国市でした。当然私もお手伝い。

その最中、中身を襲った怪異について話します。おっかさん、東京は怖い所だべ。


始まりは7時50分頃。ドンドンドンと私の部屋のドアを叩く音。古アパート故チャイムなどという軟弱な物は付いておりません。訪問者はまず、己が拳でその存在を示すのです。


「どちらさまー?」

「消防署の方から来ましたー」


うわ、ベッタベタだ……
とりあえず、当たり障り無く。


「消火器なら間に合ってます。ていうか設置云々は管理者に言って下さい」

「いや、そんな事よりですね、サイン頂きたいんですよ」


妖怪のサインが欲しいのか。落ちたものだなあ、私達も。


「無ければ、認印でも結構ですが」


それ逆だろ逆ー!

もう、訳分かりません。市も始まるし、放置。

私、初めてリアルよりゲーム世界を優先しました。


そして市も終わり、寄合の始まる10時過ぎ。

物音に振り返ると、何者かがドアをガチャガチャやり、開けようとしています。

“しばらく離席します”様子を見に行くと、さっきの人でした。


2時間以上も妖怪の部屋の前で何やってるんでしょうかこの人は。
ちなみにこれ、妖怪と書いてヒトと読みます。


「てめーコラ何やってんだー」
「うるせー大体てめーがさっさと買ってりゃ俺だってなー」
「誰が買うかバーロー、なんか古いなバーローって」
「いいからドア開けろコノヤロー」
「誰が開けるかアアアア」


銀魂っぽいやりとりを実際に行う事になるとは。


「大体てめー何売りつけるつもりだー」
「誰が教えるかバカヤロ−」
「うわあバカだー!お前バカだー!」
「うるせえ、さっさと開けねえと殺すぞコノヤロー」


警察が来ました。隣の人が通報したようです。

持つべきものは良い隣人です。


んで。

ありきたりな落ちで悪いんですが。



この男、新聞の販売員でした。


おかげで寄合も薬師の座談会も、ほとんどログが流れてしまいました。

市の仲間達に挨拶もできませんでした。本当にごめんなさい。


おのれ某新聞。


リアル呪詛決定です。


2005/03/08 AM 03:39:25 | Comment(7) | TrackBack(0) | [怪談]

妖怪『豆腐小僧』
ええと。
書きたいネタがいくつかありまして、そのほとんどが信長関係無いものなのです。

そのひとつがこれ、豆腐小僧なわけで。

豆腐小僧は、江戸時代から広く語り伝えられてきた妖怪です。
どんな妖怪かといいますと、


曰く、
夜道に、豆腐を持った小僧が立っている。それは、妖怪豆腐小僧だ。

曰く、
朝、玄関先に、皿に載った豆腐が置いてある。それは、妖怪豆腐小僧が置いたのだ。


……ええと。

今ちょっと自身の記憶を補強するために調べてみたのですが、何ですかこれは。
特に最初の例。これ、ただの豆腐持った人じゃないですか。

違う! こんなの、私の知ってる豆腐小僧じゃない!

ていうか『豆腐小僧』で検索してみたら、京極夏彦の『豆腐小僧双六道中ふりだし』関連ばっかりでてきて、おのれ京極、要らぬイメージを庶民に与えおってからに、妖怪としてどうしてくれようかこの男を、とりあえず買って読んでみようかな。

とまあ、そんな事はともかく。

私の知っている豆腐小僧とは、こんな妖怪です。水木しげる先生が挿絵を描いてらした『妖怪大百科』とか何とか、そういう本で得た知識です。


雨の夜、笠をかぶった小僧が皿の上に豆腐を載せて立っている。
小僧はその豆腐を、あなたに差し出すが、それを食べてはいけない。
食べた者は、全身にカビが生えるのだ。


これです。
これでこそ妖怪ですよ。

んで。
何故いきなりこんな話を始めたのかといいますと。

不肖私、つい先日この豆腐小僧のルーツを、身をもって知ったわけで。

その恐ろしい体験を、ここに記そうと思います。


ある明け方、私が目を覚ますと、部屋中に豆腐の匂いが充満していました。
時刻は午前4時。アパートに隣接している(本当にぴったりくっついている)隣家のお婆さんが、豆腐を作っているようです。
年寄りは朝が早いとは言いますが、午前4時から豆腐作り。家族は一体どう思っているのか、他人事ながら少し心配になりました。
ともあれ私は再び眠り、数時間後出勤。
豆腐の匂いは相変わらず部屋中に漂っています。
そして深夜、終電で帰宅した私は、豆腐とは異なる異臭に気づきました。
電灯のスイッチを入れ、異臭の正体を探ると、

部屋中の革製品に、カビが生えていました。

2004/12/13 AM 06:15:58 | Comment(3) | TrackBack(0) | [怪談]

学校の怪談
ええと、何だか信長関係無い話題が続いています。
いろんな事があったんです。
書きたいけど怨念こもってるから書くべきではない事が。
この気持ち、例えるなら先日紹介した米澤穂信さんの短編『Do you love me?』に出てくる幽霊のような気持ち。要するに「どうして?」です。
他にも、市のお手伝いの反省と感想、遠くでズキナーたちの所作を見て、いいなあ、楽しそうだなあと思っていたズキン隊の隊長さんの引退式に、これまで彼と接する事の無かった私(どさくさに紛れて所作送ってしまいましたが。アイドルに触りたがる一般人って、こんな感じなんだろうなあ)でさえ言いようの無い淋しさを覚えた事、技能修得遅れまくっている私をいつも狩りに連れて行って下さる優しくて暖かくて愉快な方々の事、等々。

いろいろ書きたい事はあるけれど、信Onの話題書こうと思うと必ず、最初に挙げた怨念が鎌首をもたげて来るので、気持ちの整理がつくまで全然関係無い事をたくさん書こうと思います。


はい! 長い前振りでしたね。今回のお話は、学校の怪談です。
有名なところでは、

『トイレの花子さん』
『夜中に走り回る校庭の銅像』
『夜中に鳴る音楽室のピアノ』
『睨む音楽室の肖像画』
『動く骨格標本』
『昇りと降りで段数の変わる階段』
『4時44分44秒に前を通った者を引きずり込む鏡』
『誰もいないのに話し声の聞こえてくる旧校舎の教室』

などなど、もうたくさんありますね。かく言う私カシマレイコも、地域によっては花子さんとごちゃ混ぜになって、トイレに出没する妖怪という事にされているそうです。もっと言うと、学校の怪談だとか七不思議を七つ以上知った者は死んでしまうそうですが、そんな些細な事はどうでもいいです。

掴みが終わったところで今回のメインは、私が小学2年生だった頃の話です。


「カシマさん、この学校がどうやって建てられたか、知ってる?」

2学期中ごろの昼休み、友達のリョウタ君が、私に聞いてきました。リョウタ君は駅前の温泉旅館の息子で、こういった地域ネタにめっぽう詳しかったのです。

「ううん、知らない。工事して建てたんじゃないの?」
「そりゃ、工事はしたんだけどさ。工事の時にね」

リョウタ君がそこまで話した時、マユミちゃんが会話に混ざってきました。リョウタ君は聞き手が増えて嬉しそうでした。

「うん、証拠もあるよ。行きながら話すね」

何が何の証拠なのか分かりません。分からないので皆、リョウタ君に続いて教室を出ました。リョウタ君は、私達が普段近づかない高学年棟へ歩いていきます。

「ここ、学校が建つ前は、浮浪児でいっぱいの空き地だったんだって」

浮浪児なんて難しい言葉を駆使して、リョウタ君は語りだしました。かく言う私も、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを愛読していたので、その単語は知っていました。

「学校を建てるってんで、みんな無理やり立ち退かせたんだ。俺たちが生まれる10年以上も前だって言ってたよ」

誰が言ってた事なのかを話さないまま、リョウタ君の話は続きます。きっと、旅館のお客さんでしょう。あるいは、長く働いている方。

「立ち退かせて、その子達はどこへいったの」

マユミちゃんが尋ねました。話の腰を折られたリョウタ君はちょっと不機嫌そうに、

「知らないよ、そんな事。聞いてないもん。
でね、どうしても立ち退こうとしない女の子が一人いたんだって。
その子がなんで立ち退かなかったかって言うと、空き地には犬がいてね、すごく大きい犬で、その子にだけすごくなついてたんだって。その犬が空き地から動こうとしなくって、それで女の子は、一緒じゃなきゃ嫌だと思って、犬と一緒に動かなかったんだって。工事はどんどん進むし、工事現場は危ないからどきなさいって言っても、絶対、どうしても、動かなかったんだって」

私たちは、高学年棟の3階に着きました。3階の窓からは、背伸びしないと校庭がよく見えません。何となく外を眺める私達にリョウタ君は言います。

「違う、天井」

ひきつったようなリョウタ君の声に思わず見上げると、天井のコンクリートから、錆付いた鉄製の首輪が半分ほど覗いてました。その周りからには、髪の毛のような細いすじが何本も、垂れ下がっています。

「あんまり邪魔だったから、工事の人達、その女の子を殺しちゃったんだって。殺して、コンクリートに混ぜちゃえば、ばれないだろうって。最初はよかったんだけど、校舎が出来て何年も経つうちに、だんだん首輪と髪の毛が天井から」

マユミちゃんが悲鳴を上げ、泣き出しました。これはやりすぎだと思ってリョウタ君を睨むと、リョウタ君もべそをかいていました。

「だって、俺だって本当だなんて思わなかったもん。知ってたら、絶対来なかったもん」

その後、その廊下を通る事の無いまま、私は転校しました。



これが、私が体験した、『学校の怪談あるいは七不思議』です。
それにしても怪談書くのって、すごく楽しいです。幸せ。

2004/11/30 AM 01:20:25 | Comment(1) | TrackBack(0) | [怪談]

怪談『くねくね』
くねくねは、あまり有名ではない怪談です。
これがある程度知られるようになったのは、恐らくは2chでくねくねスレが立った事がきっかけではないか、と思います。
それまで統一されていなかったこの妖怪、怪異に、『くねくね』という名称が与えられた意味は(ごく一部の間で)大きいです。
これが都市伝説として、現代の妖怪として成り立つかどうかは、よく分かりません。ひょっとしたら、ネットを通じて誰かが創作怪談を都市伝説として広めようとしたものなのかもしれません。
ですが、良く出来過ぎていた設定の『怪人アンサー』に比べると、こちらは「結局くねくねって何?」という、訳の分からない部分を残しており、それが恐怖に直結しています。

ええと、こういう事書き出すと止まらないので半端ですがこの位にして。
どんな話なのかといいますと。


これは、私の弟が友人から聞いた話です。彼の名を、仮にA君とします。
A君が小さい頃、お兄さんと一緒に母方の実家へ遊びに行きました。
田んぼが緑に生い茂っている頃で、空はよく晴れていました。
いい天気でしたが、その日2人は、家の中で遊んでいました。
ふと、おにいさんが窓のところへ行き、外をじっと見つめます。
外には田んぼがあるだけです。
一体、何があるのかと、A君がお兄さんの視線の先をたどると、

真っ白な服を着た人が一人、田んぼに立っています。
遠くなので、男なのか女なのかは分かりません。
そのうち、その人は、くねくねと動き始めました。
「何かの踊りかな?」とも思いましたがよく見ると、
不自然な方向に関節が曲がったりしています。

くねくね、くねくねくねくね。

A君は何だか気味が悪くなって、お兄さんに訊きました。
「ねえ、あれ何なの?」
お兄さんは「分からない」と答えましたが、その後、分かったようで、
みるみる顔が青ざめていきます。
「分かったの? あれ、何なの?」ともう1度訊くと、
お兄さんは真っ青な顔をA君に向けて言いました。

「分からない方がいい…」

弟の話は、そこで終わりです。
何だか消化不良なので、私は弟に言いました。
「A君のお兄さんに、もう1度ちゃんと聞けばいいじゃない?」
弟は答えました。
「A君のお兄さん、今、知的障害になっちゃってるんだよ」


大体、こんな話です。

目撃されるのは、田んぼである事が多い。まれに都市部や海など。
それは遠くに、細長い人のような姿をして立っている。
体をくねくねとくねらせている。人間とは思えない間接の曲げ方をする。
目撃するのは、語り手(いわゆる友達の友達)の他にもう1人いる。
語り手はそれが何なのか分からないが、もう1人はその正体に気づく。
気づいた者に何なのか尋ねると、「知らない方がいい」と言われる。
そして、気づいた者は気が狂う。

こういう流れになっています。話の舞台は帰省した田舎だったり夏季学校で出かけた海だったり山だったり、話者は自分だったり弟の友達だったり従兄弟のクラスメイトだったり、狂うのは話者の兄弟だったり母親だったりクラスメイトだったりします。

皆さんも、遠くでくねくねと動く人影には、気をつけて下さいね。
私達に出来るのは、見ない事、それだけです。

2004/10/29 AM 05:57:19 | Comment(0) | [怪談]

都市伝説『カシマレイコ』
今回は、カシマレイコという妖怪を紹介致します。
怖い話がお嫌いな方は、読まない方がいいでしょう。
反転表示にしようかとも思いましたが、私は意地悪なのでこのまま書きます。

心の準備はいいですか?



さて。

カシマレイコの出現する時と場所については、様々なパターンがあります。

曰く、夜中に家の呼び鈴を鳴らす。
曰く、寝ている時に夢枕に立つ。

などなど。

次に、カシマレイコの行動を3つに分けて説明します。



出現例1.

カシマレイコは、足を片方または両方失った女性の姿で現れ、質問をしてきます。
この質問とその模範解答にはいくつかの種類がありまして、
間違った答えを言うとカシマレイコに足を奪われます。気をつけましょう。

では、質問と模範解答を紹介します。

問「どこから来た?」
答「カシマ」

問「足、いるか?」
答「いる」

問「私の足はどこ?」
答「名神高速道路にあります」
問「それを誰に聞いた?」
答「カシマさんに聞きました」



出現例2.

カシマレイコは、切り取られた脚を持つ女性の姿で現れ、質問をしてきます。
「足いるか?」と。
この時「いらない」と答えないと、無理やり足を付けられ3本足になってしまいます。



出現例3.

カシマレイコは片足もしくは両足を欠損した女性の姿で現れ、
問答無用で足を奪おうとします。

この時逃げても追いつかれるので、落ち着いて呪文を唱えましょう。
その呪文とは、

「カシマさん、カシマさん、カシマさん」
「カシマのカは仮面の仮、カシマのシは死体の死、カシマのマは悪魔の魔」

の2種類です。多分どっちかは効くでしょう。
後者の呪文はいかにも小学生っぽくて、学校の怪談的な趣がありますね。



模範解答と呪文、覚えましたか?
覚えてない? いけませんね、そんな事では。
ちゃんと、覚えてくださいね?



だって、カシマレイコは、この話を知った者のところに現れるのですから。

2004/10/17 PM 10:10:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | [怪談]

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