「自分の足で歩けよ」
どこかから声が聞こえる
どこからかは分からない
凄く近くからかもしれないし
ずっと遠くの方かもしれない
私の足はふわふわした雲の上に置かれていて
真綿のように優しく包まれているから
移動はもっぱら風のゆくまま身を任せ
「歩けよ、前に」
片言で、強調するように聞こえてくる、それ。
あんまりしつこいから、ちょっと勇気を出す。
そっと、足を大地に下ろしてみる。
痛い。
でも。
なぜだか、生きてるって実感した。
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守られる安心感と、進みだす勇気。
どちらがかけても辛いなぁ。
均衡を保つのって、難しいですよね。
えっと、守られてるだけじゃ駄目よねという。
此方からお借りしてるお題より。
「ふと気が付いた10のお題」
お題リンクというところから、”少数””10個以下”で検索したらこのサイトさんが一杯お題ありましたので拝借。