近年では畳の裏返し、表替えと言っても意味が分からない方が多いです。 畳の裏返しは畳を持ち上げてひっくり返すだけだと思っている方がかなり多いです。 裏返しとは今現在付いている畳表面の畳表(ゴザ)を剥がして、ひっくり返して縫い付けます。 新しい畳から5年程度での裏返しが理想です。畳縁は新しくする場合がほとんどです。
 畳の裏返しです。 5年前表替えをして、今回は裏がきれいそうなので裏返しにすることにしました。
 畳の裏側です。 畳表を縫ってある畳糸をほどいていきます。
 表にして畳縁をはがします。
 はがした畳表の裏側はきれいです。
 きれいな畳表面を上側にして畳床に縫い付けます。
 古い畳表を縫いつけました。(新古品とでも言いましょうか?)
 機械が変わりまして畳縁を縫い付けていきます。 畳縁と下紙(型紙)を裏にして縫い付けます。
 縫い付けた畳縁を返しまして横から縫い付けます。 そうすると縫い付けたいとは見えません。 でも畳縁は縫い付けたあります。
 裏返しは完成です。
 裏返し前(右) 裏返し後(左)は色がこんなに違います。
 お客様のおうちに敷き込み調節をして完成です。 |
AM 05:23:52 |
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