妻の実家に新畳の敷き込みに来ました。妻のおばさんが両親と同居をするために和室6畳に洋間4畳分を増築しました。壁はすべて土壁にしてもらい、畳は市松表の新畳にしました。 使い勝手がよいという事で開き戸から引き戸へ直しましたが、敷居と鴨居を新たに和室側につけなくてはいけませんでした。大工さんが畳の寸法を知らなかったようで、畳の幅(関東間)が最大に大きくしても足りなく、敷き方を変えてカギ畳を作れば収まるのですが、裏返しのとき都合が悪いので、ちょっと工作をして収めました。色は合わないですがご愛嬌という事で・・・
畳のサイズ
五八間、関東間 幅 二尺九寸(87.87cm) 丈 五尺八寸(175.74)
三六間、中京間 幅 三尺(90.9cm) 丈 六尺(181.8cm)
本間、京間 幅 三尺一寸五分(95.445cm) 丈 六尺三寸(190.89cm)
敷居 敷居とは、和室の障子や襖などの建具のレールの役目をしている横木のことです。下部にあるのが敷居で、上部にあるのが鴨居で、対になっています。
最近の住宅は、つまずきやすい床と敷居の段差をできるだけなくすように施工したり、車椅子などが使用できるようにする施工が増えていす。昔の日本の住宅は玄関も引き戸の場合が多く、礼儀作法として、敷居は決して踏んではいけないといわれています。昔父もよく言ってました。畳の縁も同じように踏んではいけないのですよ。畳屋は敷き込みのとき踏みますが(笑)
完成写真はまた明日。 |
PM 09:26:11 |
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