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■2006年01月25日
★★(676)『座頭市海を渡る』 1966年 大映
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シリーズ第14作目。タイトルの「海を渡る」は座頭市(勝新太郎)が海外に行くわけではない。瀬戸内海を渡り、四国の札所巡りをする。自分が今までに斬ってきた人間を弔うためだ。
道中、栄五郎という男に襲われ、図らずも斬ってしまう。詫びるため栄五郎の妹・お吉(安田道代)を訪ねるが、お吉は市に刀を振りかざす。だが、優しい心根を持つお吉は、自ら傷つけた市を介抱する。
お吉は市に淡い恋を抱くようになるが、村は藤八(山形勲)が率いる野党に襲われる寸前だった。名主の権兵衛は、自分たちは手を汚さずに市に藤八を倒させようとする。
何となく『七人の侍』のパロディーのような展開だが、ここでは市は一人で「七人の侍」の大活躍をする。市の捨て身の戦いのお陰で、村は助かるが・・・
シリーズものは、荒くても初期の作品に素晴らしいものがあるが、座頭市シリーズも同じだろう。名作『不知火検校』の流れを汲む最初の2作目までは、市はまだピカロ的な雰囲気があったが、途中からは完全に「いい人」になってしまっている。観客がそれを望むからしかたない側面もあるが、何か釈然としないものがある。「いい人」で「心優しきテロリスト」をうまく両立させたのがこのシリーズ成功のヒミツかもしれない。
出演:勝新太郎/安田道代/五味龍太郎/山形勲 監督:池広一夫
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PM 09:45:10 |
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[映画いろいろ]
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