お気楽映画時評
CSやDVDで観た全盛期の日本映画の紹介と感想。他にTVドラマやアニメなどのコメント&徒然日記&筋トレ日記も
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2009年11月07日
★★(1862)【任侠列伝 男】 1971年 東映
2009年11月06日
★★(1861)【すみれ娘】 1935年 東宝(PCL)
2009年11月05日
★★(1860)【いつか来るさよなら】 1969年 松竹
2009年11月04日
★★(1859)【心の日月】 1954年 大映
2009年11月03日
★★(1858)【女番長 野良猫ロック】 1970年 日活
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2009年11月07日 ★★(1862)【任侠列伝 男】 1971年 東映
『傷だらけの人生』に続いてヒットした
鶴田浩二の歌『男』をイメージして映画化された歌謡仁侠映画
。東映任侠映画らしくベタベタの義理人情でがんじがらめになった主人公が、我慢に我慢を重ねて、最後に爆発するというストーリーはマンネリだが、そこそこ楽しめる。
幼い頃に両親を失いヤクザの親分に育てられた
杉山竜吉(鶴田浩二)は、その気風の良さから跡目を継ぐように言われていた
が、跡目を兄弟分の音次郎(菅原謙次)に譲るため、敵対組織に殴り込みをかけ、刑務所に入る。出所後、一家に戻った竜吉だったが、組はかつての勢いはなく、親分となった音次郎も、叔父貴分の前田(遠藤辰男)にいいように利用されていた・・・
組に不手際があって責められた音次郎のことを守ろうと自分の指をつめた竜吉だが、音次郎はなかなか分かってくれない。
竜吉の怒りは頂点に達して、前田に殴り込みをかける
。男はじっと我慢。しかし、やらなきゃならないときにはやるという任侠道をそのまま作品にしている。
画面は、鶴田浩二(左)と菅原謙次(右)。
大映の中堅スターだった菅原
だが、大映倒産後は、東映に移り、ヤクザ映画に出演していた。そんな菅原の最後の映画出演作が、本作品。
【出演】 鶴田浩二 高倉健 藤純子 菅原謙次 長門裕之 藤山寛美 遠藤辰男
【監督】 山下耕作
【主題歌・挿入歌】 「男」(鶴田浩二)
PM 07:42:08 |
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[映画いろいろ]
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2009年11月06日 ★★(1861)【すみれ娘】 1935年 東宝(PCL)
♪♪すみれの花咲く頃〜〜♪♪というイントロで始まる名曲「すみれの歌」にのせて描かれる、
戦前の青春歌謡映画
。
ABCアパートに住む貧しい
マリ子(堤真佐子)は、ビルの屋上にある「青空公房」というアトリエの彫刻家・大山(藤原釜足)のモデル
として雇われていた。しかし、無名の彫刻家ゆえ、大山の作品は売れたことがなかった。マリ子は、大山のパトロン金田(千葉信男)にからかわれたあげく、モデル代ももらえずに失業してしまう。失意のマリ子に同情した友人のミチミ(伊達里子)は、マリ子に新進画家を紹介する。
結局、その画家にも相手にされなかったマリ子をアパートの住人が慰めるが、
マリ子は、発明家の博士(徳川夢声)が作った若返り薬を誤って飲んでしまい・
・・この後の大騒動のあとで、結局大山のモデルに落ち着いてハッピーエンド。
主要な舞台となっている
ABCアパートがまるでフランス映画に出てくるようなオシャレな外観
をもっているのが、印象的。「キャバレー」の看板が「キアバレー」と原音に忠実に?書いてあるのが時代を感じさせる。しかし、この時代の作品には、当時の映画の本場であるフランス映画に負けまいとする意気込みのようなものが画面から感じられる。
画面は、堤真佐子(右)と藤原釜足(左
)。「カマさん」こと藤原釜足が、ひげをたくわえたおしゃれな彫刻家
に扮しているのが珍しい。しかも、なかなか似合っている。
【出演】 堤真佐子 藤原釜足 リキー宮川 伊達里子 宇留木浩 徳川夢声 千葉信男
【監督】 山本嘉次郎
【ロケ地】 神宮外苑銀杏並木
【主題歌・挿入歌】 「すみれの歌」
PM 07:53:05 |
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[映画いろいろ]
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2009年11月05日 ★★(1860)【いつか来るさよなら】 1969年 松竹
笹沢左保の原作『廃虚の周囲』を映像化した歌謡メロドラマ。タイトル通り
、「いつか来るさよなら」を拒否したくてもがく大学生を舟木一夫が熱演
している。しかし、1969年という時代背景のせいか、内容が非常に暗いのがつらい。
父・千田康晴(山形勲)の病院で働く看護婦・由里子(光本幸子)は、先妻と別れた康晴と結婚する。しかし、ひそかに
彼女を想っていた一人息子の弘(舟木一夫)は、初恋の人が自分の愛情を裏切ったと思い
、若い母親に反抗する。酒で荒れた生活をする弘は、実母(角梨枝子)に再会する。しかし、実母には、過去の関係をネタに由里子を強請ろうとする悪徳医師・石垣(勝部演之)がついていた。
由里子のために、石垣を毒殺した弘をかばい自首を勧める由里子。このとき、由里子は初めて、弘に対する愛情に気づく場面は悲しい。
画面は、東京競馬場での舟木一夫(右)と光本幸子(左)。
【出演】 舟木一夫 光本幸子 山形勲 勝部演之 角梨枝子
【監督】 川頭義郎
【ロケ地】 鎌倉 新宿駅 昭和医科大学 東京競馬場
【主題歌・挿入歌】 「いつか来るさよなら」(舟木一夫)
PM 07:54:25 |
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2009年11月04日 ★★(1859)【心の日月】 1954年 大映
映画デビュー2年目の初々しい
若尾文子の可愛らしさが画面に溢れている青春メロドラマ
。戦前に入江たか子主演で映画化された作品のリメイク版。今ではありえない「すれ違い」が、かえって新鮮でハラハラさせられる。
親と死別し、親戚に預けられて育った薄幸なヒロイン・
麗子(若尾文子)は、親戚のすすめる富豪との結婚を嫌い、家出して夜行列車に乗り、岡山から東京へ向かう
。東京に着いた麗子は、飯田橋駅近くの岡山県人会アパートに住む幼馴染の恋人で学生の磯村(菅原謙二)を訪ねるために飯田橋駅に来る。麗子が駅前から電話すると、磯村は外出していない。帰った来た磯村は慌てて駅に向かい、麗子を探すが。何時間経っても麗子は現れなかった。なんと、
二人は、同じ駅の違う改札口前で待っていたのだった・
・・今でも、飯田橋駅には市谷寄りと水道橋寄りの2つの出口がある。
磯村に会えなかった麗子はしかたなく、車中で知り合ったバーのマダム(水戸光子)のところに泊めてもらい、彼女の紹介で社長秘書として勤め始めるが、若い社長(船越英二)に見初められる。一方、磯村は、ひょんなことから社長の妹のフランス語の家庭教師になる。しかし、もう一歩のところで二人は相変らず、すれ違いで逢うことができない・・・
携帯がない時代でも、当時の駅には「伝言板」という便利な道具があったので、それを使えばもう少し早く会えたと思うが、それは言いっこなし。簡単に逢わせてしまっては観客が怒るだろう。
画面は、ラストでようやく再会を果たすため、飯田橋駅の市谷寄りの出口で待つ若尾文子。これから
「大女優」になるオーラが感じられる21歳だ
。
【出演】 若尾文子 菅原謙二 船越英二 高松英郎 菅井一郎 水戸光子
【監督】 木村恵吾
【ロケ地】 飯田橋駅
PM 07:42:44 |
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2009年11月03日 ★★(1858)【女番長 野良猫ロック】 1970年 日活
無国籍アクション映画の日活だが、その傍流として、日活ニューアクションがあり、藤田敏八、鈴木清順、長谷部安春などの奇才監督を輩出した。本作品は
長谷部安春監督による青春映画の傑作。斬新な映像と、当時のミュージックシーン
も見せてくれる。アナーキーすぎるストーリー展開に「俳優」の和田浩二が何となく生彩がないのがおかしい。
自由で自堕落な日々を過ごす女非行集団「ペリカン・クラブ」のリーダーの
タキ(梶芽衣子)は、殴りこみの最中、突然現れた謎のライダー・アサ子(和田あき子)に、巨大新興宗教団体の資金強奪
を持ちかけられる。タキは、計画にのるが、それをきっかけに彼らの日常が一変していく・・・権力としての巨大新興宗教に素手で立ち向かう女たちの構図は、当時の政治状況を反映したものか。
新宿西口地下道を舞台にした、和
田あき子のバイクと藤竜也の四駆の追いかけっこは迫力満点
。地下道に下りる階段入り口をそのまま突っ込んで行くのはある意味で痛快。よくこんなロケができたものだと感心した。
ザ・モッブス、井上陽水(クレジットは、「アンドレ・カンドレ」)、オリーブ、オックスなど、当時のロックやグループサウンズの貴重な音源と映像も必見だ。
画面は、梶芽衣子(右)を乗せて疾走するヘルメット&ゴーグルの和田あき子(左)。
【出演】 梶芽衣子 范文雀 地井武男 藤竜也 夏夕介 和田あき子 和田浩二
【監督】 長谷部安春
【ロケ地】 新宿東口 淀橋浄水場跡(現新宿副都心) 後楽園ホール 新宿西口
【主題歌・挿入歌】 「野良猫ロック」・「男と女のロック」(和田あき子)
PM 12:45:38 |
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