最近、絵を描きながらNHKアニメ「雪の女王」見てて「そういやアンデルセンの原作読んだのっていつだったっけ?」と気になってきて読んでいた所なんですが、もしかして雪の女王って世間的にイメージ先行で誤解されてるお話だったりす…る?

 と言うのも、悪魔の鏡と雪の女王の鏡を混同してた私には「理知」を身に付けたことで雪の女王に連れて行かれるカイって言う要素をすっぱり忘れてたし、そのカイがゲルダとともに帰る条件が「氷のかけらで『永遠』の言葉を作れたら」と言ういわくありげなモチーフも忘れてたし、なにより結びの文句の美しさったらもう!
 読み直す前までは、「雪の女王」って主人公ゲルダの内的成長に仮託した女性の成長に伴う精神変化のお話だと思い込んでいたけれど、普通に読んでみたら、男女関係なく子供の成長劇、その成長を世界が受け入れる・子供自身が受け入れるお話なんだなあ…とか思えてきた次第。

 これをおかんに話そうとすると、決まって「私も大好きな話だよそれ! 『雪の女王』って結局馬鹿な男が年上の女にだまされる話だよね!」とヒドく下世話な事言ってきやがるので、「エエーイ原作をちゃんと読め!」と文庫を叩き付けてみたい。うん。

 そういや昔、似たような雪の女王だか冬の女王だかが、猟師の子供と森の中のお城で対決する絵本持ってたなあ…。あれと混同してたのかしらん。