by ユーミンの名曲「アニバーサリー」より。 これを仲間内でカラオケのラストで合唱するといい気分です。
さて、本題。
糸井重里さんがやってる、 HP(ほぼ日刊イトイ新聞)内の、 「火垂るの墓」などで有名な高畑勲さんの言葉より抜粋。
― 「どれだけ好奇心を持って、自分で勝手に課題を立てて 疑問を持てるかどうか」ですよね。 課題や疑問を持つ能力がなかったとしたら、 当然、それに伴う問題解決もありえないし、 人物の動きのメカニズムも、わからないままですから。
― 他人と比較をすれば、 どの時点でも、上はキリがないですよね。 ところが、自分が一歩前進できたかどうか…… 結局は、なにかをやるときには、これが大事なんです。 前進と言っても、ひとつずつはとても些細なことです。 もともと、行き詰まると言っても ほんとうに次元の低い具体的なことなんですよ。 悩みの次元も低いし、それぞれ、 非常に具体的なものなのだけども、 それだけに、そのときはもうほんとうにつらい思いでいるんですね。 主に、「自分には力がない」ということで 苦しむわけですが、ところが、 なんとか切り抜けることができたら 「まぁ、なんとか、やっていけるかもなぁ」 と思うという、非常に曖昧な立ち直りかたをするんですね。 一歩でも前進するというと立派そうに聞こえるけれど、 その進み方も、非常に次元の低い、いいかげんなものなんです。 だけど、そういう前進の実感こそが、大事なことだったんです。
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― よくよく考えると、 完璧なものってそうそうないよ、というか、 もちろん自分も含めて言うのですが、 「『世の中、ダメなことばかりなんだ』 ということは、もう はじめから認めてかかったほうがいい」 ということは、若い人には言いたいんです。
腹が立っても、まずダメさを受け入れた上で、 そこでなにができるかどうか、ということを考えたほうが ずっといいのだと思います。
やっぱり、あんまり立派なことばかり考えていたり、 完璧なものを目指そうとするからこそ、 「それが実現できない」 とわかったとたんに引いてしまうというか、 若い人なら、一足飛びにこの世の中から隠遁してしまう、 というようなことが起こるわけで、 そういう挫折はつまらないと思うんです。
世の中なんて不完全なものだと思っていたほうが、 その不完全さの中に「いいこと」を ちゃんと見いだすことができるようになるし、 それをよろこぶことができるのではないでしょうか。 そしてむしろ着実に、一歩一歩その不完全さに挑戦して、 少しはましなものにしていく エネルギーもわいてくるのではないでしょうか。
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なんというか、 スケールは全然違うし 自分に当てはめるのもおこがましいと思うのだけど、 今の私にとても腑に落ちて脱力しました。良い意味で。 何の気なしにたまたま読んでみたんだけどね。 いろいろと思うところあるけど、 また頑張ってやっていこうって高畑さんの言葉で思ったのでした。 ネットやってて良かったです。
と、今日もジムに行かずついネットサーフィン。 外は大荒れだそうで。 明日は午前中〜夕方までオケ練。 ちょいと歩こうかしら(大荒れだっつの)。 |
PM 07:46:04 |
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