図書館雑記&日記兼用(更新停止)
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このブログで扱っている図書館系のニュースに関する意見は、110kA個人の意見であって、各種機関とは一切関係ありません。

いろいろ

2004年08月16日  改名?
 自分のHNちょっとした暗号になっているんだけど、ぢつはその読み方に特に意味はない。隣町と言うだけであまり縁のない地名になるだけだし。というわけで、昨日、タカシさんに読み間違えられちゃった読み方の響きがあんまりいいもんだから、そっちを公称にしようかと。「いとか」っていい響きじゃない? さすが物書きさんなだけはあるなって。ただ、表記の「110kA」を変えるつもりはないけど。

PM 11:12:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]

2004年08月16日  パーラ上・下
 ラルフ・イーザウさんの新作「パーラ()」は、一言で言えば「奪われたことばを取り戻すために女の子が戦う物語」。おや?なんか聞いたことのあるような話ではないか。そう、エンデ作の「モモ」に似ているっていえば似ている。でも、だからといってオリジナリティがないわけではない。
 何かの自由を奪われると、それをきっかけにして思考停止が起こり、日常が崩壊する。「モモ」では時間が奪われ、「チョコレート・アンダーグラウンド」ではチョコレートを食べる自由が奪われ、「夜の子どもたち」では夜間に出歩く自由を奪われ、「盗まれた記憶の博物館」では記憶が奪われた。
 「パーラ」ではことばが失われた結果、語る言葉を失い、聞く力を失った。その結果、平和だった町には争いが絶えなくなってしまった。……まるで現代のようではないか。まだ語るべき言葉はすっかり失われてしまったわけではない。しかし、人々は読書から離れてしまった。本を読まなくても言葉に触れているとは考えられる。しかし、イーザウ氏に言わせれば、それらの言葉には力がない、ということか。パッパラ・オウムが垂れ流す情報は、まるでテレビかインターネットのようだ。人々は与えられる情報に満足し、自ら語ろうとはしない。垂れ流しにされる情報を鵜呑みにすることで、考える力をも失っていく。……ほら、現代っぽくない? さすがに、急に言葉がしゃべれなくなったり、理解できなくなったりはしないけど。
 イーザウ氏の最近の本(といっても、邦訳された順にだが)、「盗まれた記憶の博物館」では歴史を失った人々が、過去の過ちをくり返そうになり、「パーラ」では言葉を失った人々が危うくジットに支配されそうになった。さらに「暁の円卓」ではじわじわと思考停止に陥り陰から支配されていることに気づけなくなってしまった人々が戦争に走る様子が描かれている。このように、何かの自由を失ってしまったとき、何が起こるかを、現代に向けて警鐘を鳴らしているようにも思える。
 ま、そんな難しいことは置いておいて。全15篇にわたる詩を元に物語を構築した作者と、そのドイツ語の言葉遊びを、日本語の言葉遊びに置き換えた訳者の力を讃えたいと思う。

PM 04:39:51 | Comment(0) | TrackBack(371) | [書評]


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