構成は5編の連作短編で、個性的なキャラクターの持ち主達が各話で主人公として描かれるのだが、この主人公達が微妙につながっている。 短編とは思わず読み出したのがいけなかったのか、この微妙なつながりがわざとらしく感じてしまい、安易な構成に不満で☆一つ目。 もう少しつながりを強く描いて欲しかったな。 漢字が苦手な私でもよみやすかったのはいいけれど、話の空間へ巻き込まれる面白さを感じられなかったので☆追加の二つ目。

 やっぱりこの本は、各話の最後の意外なオチが命でしょう。 人情ポロリの話を読むのもたまにはいいものです。