映画:about love<関於愛>(2005年日本・中国・台湾)★★★☆☆
 東京・台北・上海の都市を舞台に描かれた3話オムニバスの切なくもピュアな恋物語。 なぜか感想を記するのが恥ずかしくなる映画であった。 たぶんそれは遠い昔の若きし頃に感じた想いが、まだこの歳になって燻られたためかな。 3話ともこれから始まる物語の出会い、プロローグまで。 これがよかったのかも。 さて、我が人生はそろそろエピローグに向かって進むのだが、突然エピローグを迎える人生ではなかったことに幸せを感じ、感謝もしている。
映画:蝉しぐれ(2005年日本映画) ★★★★☆
 日本の美しい自然の映像と音楽が、運命に翻弄される淡々とした展開を醸し出し、落ち着いて観賞できました。 これぞ日本映画、外国映画じゃ味わえないよ、この良さは。

 緒形拳と木村佳乃の語らない演技、それと文四郎の台詞「生涯の悔い」が深く印象とし残りました。
園芸:金木犀
 今年も咲いてくれました。
園芸:日陰の植物
 我が家の庭に、日照が悪く水はけも悪く何度も芝生を植栽しても根付いてくれない一画があります。 芝生が根付かない理由はもう一つあり、我が家の愛犬がオシッコをかけるは掘り起こし銜えて振り回して遊ぶはで、日照の悪い成長が遅いところは剥げてしまうのである。 土が露出したままでは雨上がりには泥状態になり、愛犬の足を拭くタオルが何枚あっても足らなくなってしまいます。

 図書館で『日陰をいかす庭づくり(別冊NHK趣味の園芸)』を借りてきました。 ほとんどの日陰に適する植物達の共通は、手間がかからないとの事である。 とりあえず、奥側に植える背丈が高くなる植物【斑入りヤブランとホスタ(園芸店で購入してきた)】を選び、その手前には【竜のひげ(我が家の北庭に繁殖している)】を植えてみるプランを作成してみました。

 とりあえず、【斑入りヤブランとホスタ(ギボウシ)】を植え愛犬の反応をみることに。 やはりすぐに近づきクンクンと匂いを嗅ぎだしたのだが、背丈が高いのか踏み潰したりはしませんでした。 根付くまで、そっと見守ってほしいと愛犬にたのみましたが、どうなることか。 せっかく植えた記念にと、まだ荒らされる前に写真を撮っておくことにしました。
読書:影日向に咲く 劇団ひとり ★★★☆☆
 構成は5編の連作短編で、個性的なキャラクターの持ち主達が各話で主人公として描かれるのだが、この主人公達が微妙につながっている。 短編とは思わず読み出したのがいけなかったのか、この微妙なつながりがわざとらしく感じてしまい、安易な構成に不満で☆一つ目。 もう少しつながりを強く描いて欲しかったな。 漢字が苦手な私でもよみやすかったのはいいけれど、話の空間へ巻き込まれる面白さを感じられなかったので☆追加の二つ目。

 やっぱりこの本は、各話の最後の意外なオチが命でしょう。 人情ポロリの話を読むのもたまにはいいものです。
読書:つきのふね 森絵都 ★☆☆☆☆
 絵の無い少女マンガでした。 愚作が続いています。 はじめての白星五つになるかとこの本も終盤に差し掛かる時、この文章に出合いました。 『人より壊れやすい心にうまれついた人間は、それでも生きていくだけの強さも同時にうまれもっているもんなんだよ。』
読書:雲上的少女 著者:夏伊(シアイー)訳者:桑島道夫 ★☆☆☆☆
 中国人作家の現代作品を読むのは、たしか初めてなんじゃないかな。 なんと作家は中学3年生16歳だった。 内容は、富裕層の優雅な生活を送る中学から高校の時期の恋愛小説である。 時代背景は現代の中国みたいだが、中国の中・高学生が憧れとしている生活環境(雲上)がこんなものならばとても寂しさを感じる。 表面だけの内容の薄い小説であり、この様な本が中国の若者に人気があるなんて、本当なのだろうか?

 この本は中国の間違った背伸びをしている若者のほんの一部の面だけを取り上げており、本質的な中国の若者を表現しているとは思いたくない。 もし出会いがあったら、中国人作家の大衆に愛される本を読んでみたいと、おもわせてくれたら★一つ。
映画:ラヴェンダーの咲く庭で(2004年イギリス映画) ★★★☆☆
 もともとの題名は『Ladies in Lavender』である。 年老いた姉妹が美しい海辺に漂着した青年と織り成すお話。 題名のレディー(私のもつイメージは気品があり、品格のそなわったしとやかな婦人)のイメージと登場する老姉妹が始めは一致しなかったのだが、終わってみればこんなに素敵な題名はないと感動をした。 老姉妹はすでに年老いた婦人の域を過ぎた老人(女性という性を感じさせない)であったが、青年との生活で女性を取り戻す。 恋する乙女への変化は、歳などとは無縁なのですね。 かわいいおばあちゃん姉妹の役を演じた二人の女優さんの演技に脱帽です。
映画:8月のクリスマス(2005年日本映画) ★★★★☆
 死を静かに迎えいれようとしていた彼に、神様が最後にすてきなプレゼントをするお話。 映画・読書記録帳で確認してみたら、やはり昨年の秋頃に同名の韓国映画(1998年作)を観ていました。 この映画を観始めてすぐに、前に一度観た様な、題名も聞いたことがあるようなと。 確信を持ったのは、写真館のウインドーを割るシーンです。 でも、相手役の女性は婦警さんだったような記憶が、今回は臨時教師でした。 どちらも、職業上ウインドーを割っちゃまずいんじゃないかと、おもったのが過去に見た映画の記憶を甦らせるなんて。 もう少し、ロマンチックなシーンで思い出したかったな。

 日常生活の平凡な映像が綺麗で感動しました。 背景のぼかし方や夜の光の取り入れ方がすばらしく、写真撮影の参考になりました。 話しの流れは淡々と死に向かって進み、お涙ちょうだいの特別なエピソードもなく自然に、最後のシーンで写真館のショーウインドに飾られている写真が、神様が逢わせてくれた彼女にかわっているのである。 嘘のない死を迎える実話のような映画でした。
読書:腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 本谷有希子 ★★★☆☆
 本谷有希子の本も、これで二作品目。 一作品は「生きているだけで、愛」で、メンヘルな少女のお話であった。 今回の作品も、それにちかい姉妹が登場する。 さらに兄夫婦と登場する人物の個性の濃さに驚きを突きつけられた。 意識過剰な姉(女優志望)、陰湿な残酷を持ち合わせた強かな妹、登場人物の中ではまともな方だが姉妹に翻弄されてしまう兄、そして不幸な過去体験からの一種の悟りからなのかお人よしすぎる兄嫁。 こんなにどろどろとした家族関係のなかで、精神錯乱を引き起こさない妹に一番魅力を感じた。

 これが本谷の独特な世界なのだろうか。 自意識に絡め取られた妄想過多な人間を描くのが。 でも読後はかなり鬱状態に落ちいってしまいます。 機会があれば、劇場版を観たいなと思いました。
TVドラマ:The 4400 未来からの生還者2<父親> ★★★★☆
 WOWOWで放映中の米TVドラマ4400。 面白みが脳内を増殖しています。 未来予測能力を持つ少女:マイアの日記である『私の見る世界』に書かれてあった、『Mommy’s bosses will be punished for betraying us.』。 そして、赤ん坊:イザベルの未知の能力が現れた。 さらに、通信塔によりケビンの能力が目覚める。 これからの展開が待ちどうしいです。

 人類の未来が破滅してしまう設定で、未来人がそれを阻止するために特殊能力を与えて現代に生還させた4400人。 人類の破壊が始まったのが現在であるとの事。 さて、人類を破滅とさせる原因とは何なのか。 環境異変? もしそうであるならば、このドラマは、現代人への警告(メセージ)なのか。

 米TVのSFドラマに、「スタートレック」があったけれど、そういえば映画版もあったよね。 アメリカ赴任中、はまりにはまって毎晩TVを見ていました。 このときの興奮と同じです。 このドラマもシリーズ化して続くことに期待したい。 まだまだネタはたくさんあるよね。 4400人も生還したのだから。
読書:十津川警部 湖北の幻想 西村京太郎 ★☆☆☆☆
 推理小説と時代小説の両方を楽しめる構成になっていましたが、楽しめなかったです。 つまらなかったです。 この十津川警部はシリーズ物なのですか。 初めて知りましたが、シリーズ物となるにはそれなりに人気があったということなのですよね。

 時代小説としては、『もしもこの合戦で、勝家が秀吉に勝っていたとしたら』、というお話。 推理小説としては、この時代小説の原稿の内容が殺人事件と深く係わりあう事を突き止めるまでのお話。 このシリーズ本は、この本でもう結構です。 謎解きの醍醐味は、予想に反する展開を期待しながら読み進めるのに、まったくこれほどまでに予想通りのストーリになるとは。 黒★一個は、時代小説の内容に面白さを感じたからです。
読書:むかしのはなし 三浦しをん ★★☆☆☆
 読書記録。 本や映画に対するレビューによく五つ星による評価が載っているが、私もこれからつけてみることにした。 評価判断基準は、その作品をぜひもう一度読んでみたい、または観てみたいと、その作品を通じて自分の成長の度合いをはかる、定点観測ブック・シネマに黒星を五つ。 あまりのくだらなさで、同じ作家や監督の作品に二度と接したくないと感じた時間泥棒作品には全白星を。 あとは、そのときの気分しだい。

 今回の作品の特徴は、むりやりに日本昔話を想いださせて思わせぶりに話を進める。 あとがきがなかったら、まちがいなく全白星だ。 それでも、黒星2個はどれだけあとがきがよかったか。 あとがきは、読む価値ありの作品でした。
ブログお知らせ
 今月からこのブログのタイトルを「日常生活」から「読書・映画・芸術・音楽の記録」に変えました。 特に深い意味はありませんが、今読んでいる本に刺激されたのかもしれません。 『喜びか、悲しみか、驚きか、さだかではないけれどとにかく、永遠に続くかと思われた日常のなかに非日常がしのび入ってきたとき、その出来事や体験について、だれかにかたりたくなるのだ。 だれでもいい。 だれかに。』(むかしのはなし:三浦しをん著より)。 カテゴリー毎にブログを使い分けてみることにしただけであり、これでブログ3部作となります。
 
1.カメラ活用入門と写真集
2.読書・映画・芸術・音楽の記録
3.日常生活&幻想世界(小説)
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毎日の出来事を忘れ去るのが悔しい。
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