『毎日の平凡な生活の中に小さな感動を見つけ出す習慣が人を成長させる。』と、10代の頃ある本で読んだ記憶が、この映画を見ていたときにふと思い出した。 この文学的な恋を描いた日本映画に小さな感動を見つけ出しました。

 30年以上も想い続けられる平凡な生活を送るために、本を読む事による非日常的世界に逃避した中年女性が、ついに心に秘めた情熱が現実になったのも一日限り。 老人に「50歳から85歳までは長いか?」と尋ねる平凡な生活を望んでいた中年男性だが、思いを遂げた翌日に微笑みを浮かべて身代わり事故で死んでしまう。 このストーリを静かなタッチで心情豊かに描いている映画。

 小さな静かな感動を受けました。 少しは成長したかな。 中年男性の一人の人間として。