恩田陸の二作品目(一作品目:黒と茶の幻想):『麦の海に沈む果実』を読み終え、すぐにページを始めに戻し「謎の序章」を読み返した。 なぜかって、不思議な世界を幻想的な風景を交えて、謎をミステリーとして残して終わってしまったため? 「謎の序章」を読み返してみると、主人公「水野理瀬」の謎を除く全てが要約されており、はじめて全ストーリが頭の中に鮮明なイメージとしてよみがえり構築された。

この種の幻想小説、好きかも。 挿絵も好み。 星四つ半を進呈いたします。 半星の減点は、「水野理瀬」の謎解きの場面から最後の場面までをあと100ページ追加してでも書いて欲しかった。