図書館の新着コーナで何気なく手に取った本「生きているだけで、愛」本谷有希子著者。 帯には、過眠、メンヘル(最初はメルヘンと間違えた)、二十五歳。 ねえ、あたしって なんでこんな 生きてるだけで 疲れるのかな?
 
 メンヘルをメルヘンと間違って(多分、よくある間違いじゃないのかな。 メンヘルという言葉を知らない人にとっては)この本を読み始めました。 ところが、いきなり女子高校生(主人公:寧子)が全身の毛を剃ってしまう。 なんで、こんなメルヘンがあるのかと、帯を見返したらメルヘンではなくメンヘルと書かれてある。 メンヘル? 浅学な自分には、「メンヘル」というカタガナ語の意味がわかりませんでした。
 
ウェブ検索してみました。

『メンヘル:メンタルヘルス  最近はこの略称で呼ばれることが多い。 元来の「メンタルヘルス」は「心の健康」という意味である。 しかしこの言葉は主に、精神病(鬱病を含む)、神経症(ノイローゼ)、心身症など、さまざまな心の病によって生活に不自由をきたしている人々、あるいはそれらの症状を指す。』

 最近やたらと英語をカタガナにしてコミュニケーションをとろうとするが、この言葉はさらに短く略していたのだ。

 本の内容は、メンヘラーの苦しみが描かれている。 「何から何まで全部理解してもらえたら最高に幸せだったのにと思うけれど、あたしが自分のことを何も分からないんだから、それは無理な話だ。」 せいぜい五千分の一秒(北斎が描いた富士山と波の絵をたとえて)でもという、気持ちが迫ってきた。 「あんたの選んでいる言葉って結局あんたの気持ちじゃなくて、あたしを納得させるための言葉でしょ?」 こんなストレートな言葉を投げかけられたら、うなずくしかないよね。 続く言葉が見つかりません。