記憶をテーマとした映画と本に最近よく出合う。 病気による記憶の喪失『明日の記憶』・『私の頭の中の消しゴム』。 人工的に一部の記憶を消失・改編してしまう『エターナル・サンシャイン(映画)』・『パラレルワールド・ラブストーリ(本)』。 映画にしても本にしても、描きやすいテーマなのだろうか。
 
 映画の中での一言より。 「忘却はよりよき前進を生む」「幸せは無垢な心に宿る」「忘却は許すこと」。 人生長くやっているといろいろな記憶が蓄積されるが、楽しい記憶だけが残れば幸せだよね。 幸せを感じる記憶は消えて欲しくないよね。

 でも、記憶って時間が経つとあいまいになりませんか。 強烈な印象を得た記憶でさえ無意識に自己都合よく改編してしまいませんか。 これこそ人間の世知(世俗の知恵)だよね。 こんな利己的な世の中で、けっして裏切らない、恩知らずでも不誠実でもない、絶対不変の唯一の友といえば、それは犬。 人間は考えて行動するけれど、犬は感じて行動しているからね。