最近の出来事(アメリカにて)
米国で視覚障害者が博士号を取ろうとすると、こんなことをして、こんなことを考え、こんな日々を送ることになります。このブログに直接こられた方は、一度私のHPを訪れてください。

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2005年07月23日  トリノパラリンピック
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2005年05月20日  春学期、終了
2005年05月01日  あと一週間

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プロフィール
名前井口正樹
URLhttp://iguchimasaki.infoseek.ne.jp/

2005年07月23日  トリノパラリンピック
HPのトップを見て頂ければわかりますが、こちらにも。

来年三月にイタリアで冬季パラリンピックが開催されます。障害者スポーツは障害を持った人のみでなく、全ての人に力と勇気、そして感動を与えます。

選手たちの応援をよろしくお願いします。

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PM 01:14:47 | Comment(2) | TrackBack(15) | [日記]

2005年06月19日  今更ながら
研究内容、変えます。

去年の春に修士課程の指導教官がカナダに移動。その際、

1.その先生の元で博士号を取るためにカナダへ行く
2.アイオワに残って、他の先生の元で博士号を取る
3.アメリカ国内の他の大学で博士号を取る

という選択肢があったのだが、1は、修士の延長でいいので研究の面では楽、生活の面ではカナダは行ったこともないので、大変。3は、研究も生活も全てが新しくなるので一番大変。ということで、同じ場所で生活が楽な分、新しい先生の元で新しい研究を始めようと思い、2にした。

その結果、全く後悔していない。しかし今更ながら気づいたことがある。あんまり研究内容が変わっていないのだ。研究内容を変えずに修士の延長で博士を取るのであれば、前の指導教官についてカナダに行った方が良かった、せっかく他の分野も研究している教官についたのに、新しいことに手を付けないのはもったいない、と後で後悔するのではないかと思った。

後で後悔しそうなことは、後悔しないように、やりたいことをやる。

この留学もこの考えのもと、実行に移した。だから、新しいことを勉強しなければいけないので、より大変だが、研究内容を変えることにした。

今行っているプロジェクトもトロトロとしか進んでいないくせに、「新しいことを始めたい」と教官にだだをこねたら、たくさんの選択肢を教えて頂いた。

その後、本、論文を読んで、自分は何を研究したいかというのを、その選択肢の中から選ぶことにした。

そして、やっと決まった。

脊髄損傷の痙性、H反射、電気刺激の効果と、こういったことを勉強します。

来学期、二クラス取れば授業は終わり。その後、Comprehensive examを来年の今頃には受けたいところ。このテーマで受けるつもりなので、今はひたすら論文読みで、知識を詰め込んでる。授業が始まるとそちらにかなり時間を取られるので、夏休みの今のうちに、出来るだけのことをしておきたい。

PM 12:53:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]

2005年05月29日  結局
大学のEQUAL OPPORTUNITYで働いている弁護士に、生体力学の先生のことを話した。

学期の初め、なかなかスライドをくれなかったときに、1時間にもわたりどれだけスライドがないと勉強できないか、ということを説明した。それで先生の態度が変わってくれればいいと思ったからだ。

しかしその後もスライドはなかなか手に入らなかった。黒板が少しでもよく見えるように、毎回一番前のど真ん中に座り、単眼鏡、ルーペを使って、春学期中黒板を見て、ノートをとり続けた。しかし最後の最後である期末試験で、文字が拡大されていない始末。あれだけ説明してわかってもらおうとしたのに、最後の最後まで態度が変わっていない証拠である。

自分では他に出来ることが見つからなかったので、student disability servicesのスタッフにも来てもらい、三人で話し合った。しかし、スタッフの前でも平気で「子供が二人いる」、「研究が忙しかった」、「教えるのは初めて」、「手二本、足二本しかないんだから」等々言い訳を聞かされた。拡大コピーを作ることなど、秘書でも教える手伝いをしている大学院生のTAにでも頼むことが出来る。まったく理解できていないように感じた。

期末試験は再び受けさせてもらえて、成績は一つ上がったので、成績に関しては問題ない。しかし心配なのは、この先生が再び同じ「多忙」という言い訳を使って、障害のある生徒を助けることを拒否する可能性が大ということ。この先生の多忙は続くだろうし、第一、忙しくない大学教員が、この大学にいるとは思えない。

今後は、自分の言っていることが事実かということが調査され、もし事実であれば、大学の判断により適切な処置がなされる予定。

弁護士の前で記入した書類に、「希望する救済策(remedy)」という欄があったので、「多忙を理由に、障害者を助けることを拒否できないことをわかって欲しい」と柔らかめに書いておいた。

同じ、拡大コピーをくれない、という結果に至るにも、二通りあると思う。
1 人はいい人だけれど、理解不足で、障害者を助ける、ということを軽く思っているために、助けない。
2 障害者を助ける、ということは当然な行為で、軽く考えてはいけない、とわかっていながら、人間的に問題があり、助けない。

この先生の場合は、1だと思うので、自分の言動を振り返り、間違いに気づき、二度と同じ事を繰り返さない、と思って欲しい。

AM 12:49:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]

2005年05月20日  春学期、終了
春学期、無事終了。ん?あまり無事でもないか。

バイオメカニクスの期末試験、先生が「式は覚える必要はない。式の書かれた紙を配ります。」というので、全く覚えていかなかった。そして当日、自分の手元にまわってきた式の書かれた紙は、ルーペを使っても読める部分と読めない部分があるほどの小さい寺で書かれた物。

近くに立っていた先生を見つめて、目で「おい、おい」と訴えると、「それは拡大コピー、出来なかった」と一言。なんで大学教授がコピー機を使って、拡大コピーをとれないの?当然、このおかげで、この問題はぼろぼろ。もう一カ所、とても小さい文字の部分があり、「読めないから、秘書さんに拡大コピーを作ってもらって良いですか?」と聞くと、「私がやります」と先生。その後、待つこと、2、3分。拡大された問題を手に戻ってきた先生、「この大きさで十分ですか?」

結局、2、3分しかかからないことを、試験が始まる前にやってくれていなかったことが確実に。

一週間後、試験の結果が出て、式がわからなくて出来なかった問題のおかげで、それまでAを取っていた成績がB+に。

この先生、学期の初めからスライドをなかなかくれなかったり、ずっと腹が立っていたが、今回のこの期末試験で、自分にGOサインが出た。

だから、student disability serviceへ相談に行った。自分の担当のマイク、自分とこの先生の三人で、話し合い。というか、マイクには、すでに自分から事の事情を話してあったので、自分と先生の会話を基本的には聞いていた感じ。

先生は「この時は研究申請書を二つ書いていた」とか、「子供が二人いる」とか、「今回が教えるのが初めて」とか、どう考えても言い訳にしか聞こえないことしか言わない。すでにできあがっているスライドをメールで送信するのに、またコピー機で文字を拡大するのに、何分かかるか?三分だ。三分の時間を割けないほど、あんたは忙しかったのか?

結局、この問題はもう一回受けさせてもらえるとこになった。授業を取る生徒としては、これで満足。しかし障害を持っている生徒としては、まだ納得いかない。この問題をもっと真面目に受け取ってもらえるように、student disability serviceの人と一緒に、まだこの先生と話をする予定。

AM 07:47:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]

2005年05月01日  あと一週間
あと一週間で今学期も終わり。早い、早い。

生体力学のテストは、たいしたことなさそう。でも、今までの成績がかなり良いので、気を抜いてしまいそうなので、気をつけないと。期末試験の成績は最終的な成績のの30%をしめるので、これが悪いとかなり痛い。

この授業の実験のレポートが当初の予定よりもずっと楽なものに変わったので、これはうれしい。

motor controlの方は、三つ目が書き終わり、四つ目に取りかかっているところ。ベースに使う論文が決まり、それを読み返しているところだが、一度読んでいるはずなのに読みながら、「へー、そうなの?」とか思ってしまう。「おい、読むの二度目だろう」と自分でつっこみたくなる。あと、良く理解していないまま、journal clubへ行っていたらしく、一度読んでもよくわからないところ有り。今回は隅々まで理解しないといけないので、理解できるまでしつこく読むと、理解できるものでやっぱりわからないとあきらめてはいけないと感じた。

研究の方は、五月半ばのabstract締め切りにどうにか間に合うように進めているところ。こないだ被験者になって歯を食いしばって筋トレをしていたら、矯正の機械が壊れた。とりあえず壊れたままでも害はなさそうなので、月曜に予約が入っていることだし、そのまんま。

teaching assistantの方も、あとは期末試験の採点を手伝うのみ。こないだ実技の試験を手伝ったのだが、面白かった。生徒は試験三分前に、(インストラクターが演じる)患者さんの状態と、その患者さんに対して「四点杖で歩行練習を初めて行う」といった課題が書かれた紙を渡される。その中に、「(他のTAが演じる)患者の家族に対して〜〜を説明しなさい」みたいのもあり、自分の学生時代、こんな課題を受けた覚えはなかったので(覚えてないだけかも)、新鮮に感じた。

PM 02:38:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]


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