「博士の愛した数式」を観てきました〜♪

新学期、ルート先生(吉岡秀隆)は生徒を前に、自分のあだ名の由来を語り始める。ルートが10歳の頃、家政婦として働く母の杏子(深津絵里)は、新しい派遣先へ赴くように指示される。派遣先には、事故で80分しか記憶がもたない「博士」(寺尾聰)と呼ばれる数学者が暮らしていた。杏子と博士、そしてルートの和やかな日々が始まる・・・

実に曖昧な、微妙な世界が描かれています。記憶障害の博士と家政婦そしてその息子。普通とちょっと違うのは、博士は何でも数学を基本に考えることかな?でも、その数学の世界はとても優しく、暖かく、大きな愛でもって杏子とルートを包んでくれます。

博士を演じるのは、寺尾聰です!僕達の世代は、大門軍団のリキですか!?もしくは「ルビーの指輪」の歌手としてでしょうか?余談ですが、日本レコード大賞と日本アカデミー最優秀主演男優賞の二つ受賞してるのは、寺尾聰だけだそうです。名優『宇野重吉』の血なんでしょうか?最近の寺尾聰の演技は凄いです。この映画でも、記憶障害を持つ数学者という難役を見事に演じてます。スクリーンから寺尾聰の人間性の大きさが、迸ってる感じですか?

深津ちゃん、エエ感じでした〜♪テレビのドラマで見る深津ちゃんとは、全く違う控えめのキャラでしたが、本来の深津ちゃんはこういうキャラなんとちがうのかな?毎朝交わす博士との会話、「靴のサイズは?」って聞かれ、毎日ちゃんと答える深津ちゃんの優しさ、ルートと接する時の母の愛。家政婦として母として素晴らしい姿でした〜♪

吉岡秀隆って不思議な俳優さんですよね?けっこう個性的なキャラだと思うのですが、与えられた役を何となく自分のモノにしてしまうというか、役に溶け込んでしまうというか・・・テレビドラマのコトー先生もそうだったし、「三丁目の夕日」の茶川さんもそうだった、このキャラってこういう風な人なんだっていつの間にか思わされてしまいます・・・

大笑いする訳でも、号泣する訳でも無い映画でした。でも、何となく心が温まる感じかな?個人的には、数学って大嫌いな人なんですが、こんな感じで数学を教えられたら、数学好きになってたかな?

惜しいのは80分しか記憶がもたない!って設定が、イマイチ上手く描かれてなかった気がする事と、ラストシーンがちょっと謎だった点でしょうか?

今回の採点は☆4つです〜♪最近、邦画ちょっと良くなってますか?この映画も公開されてからかなり経つのに、劇場は満員でした!ずっと低迷してた邦画ですが、頑張ってほしいです!