ヘルメスの羽根 Ailes D’Hermesのシース・ドレスは、1910年代にポール・ポワレが使用したビアンキニ・フェリエ社のブロケードの生地を使ってる。帽子の羽根はマラブー製。手描きのオリエンタルなペイントがされた、ポール・ポワレ風のウチワが付属。 「オマージュ・トゥ・スキャパレリ」と通じる、パリ・オートクチュールの大家ポール・ポワレに捧げられたかのようなコレクション。ビリーボーイ氏自身も「ポール・ポワレはもちろん、パリジャン・オートクチュールへのオマージュ」と発表当時に記している。SW JAPAN Exclusiveの第3弾として発表された。 ジャケットの色とシース・ドレスの織り地のバリエーションはいくつかあったが、黒のジャケットに金と銀のブロケードというこの組み合わせが大人っぽくて、一番に魅かれた。現在の気分で考えると、ちょっと無難で面白みに欠けるように思える。レンガ色やモスグリーン、シナモンなど、当時は選択から外していたカラフルなジャケットにいまさら憧れるのは、年をとったせいに違いない。 |
AM 07:56:19 |
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[mdvanii93]
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