■2005年06月28日
ポール・ポワレ
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ヘルメスの羽根 Ailes D’Hermesのシース・ドレスは、1910年代にポール・ポワレが使用したビアンキニ・フェリエ社のブロケードの生地を使ってる。帽子の羽根はマラブー製。手描きのオリエンタルなペイントがされた、ポール・ポワレ風のウチワが付属。 「オマージュ・トゥ・スキャパレリ」と通じる、パリ・オートクチュールの大家ポール・ポワレに捧げられたかのようなコレクション。ビリーボーイ氏自身も「ポール・ポワレはもちろん、パリジャン・オートクチュールへのオマージュ」と発表当時に記している。SW JAPAN Exclusiveの第3弾として発表された。 ジャケットの色とシース・ドレスの織り地のバリエーションはいくつかあったが、黒のジャケットに金と銀のブロケードというこの組み合わせが大人っぽくて、一番に魅かれた。現在の気分で考えると、ちょっと無難で面白みに欠けるように思える。レンガ色やモスグリーン、シナモンなど、当時は選択から外していたカラフルなジャケットにいまさら憧れるのは、年をとったせいに違いない。 |
AM 07:56:19 |
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■2005年04月20日
ヘルメスの羽根
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4月18日のイーディと同じ頃、年賀状用に撮影した「ヘルメスの羽根」という名のミドヴァニィ。93年の秋、「ヴィア・ベネトー」と同時に発表された。カクテル・ハットはマラブー(アフリカコウノトリの羽毛)製。持っているミドヴァニィの中でも、ゴージャス&スタイリッシュ系の部類では最高潮の気高さ。 |
AM 08:27:46 |
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■2005年02月22日
訂正しました
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ヴィア・ベネトーでの記述。 フリップ・ヘア→フィリップ・ヘア (flipは巻き上げる、fillipは指で弾く) 50年代→1930年代 (スキャパレリやポール・ポワレの重要時代) 調べていくと、思い違いを知らされ恥ずかしい。 |
AM 12:46:34 |
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■2005年02月22日
アイシャドウ
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ヴィア・ベネトー。レッディッシュ・ブロンド(幾らか赤みの感じられるくすんだブロンド)のヘアカラー。ピーチのアイシャドウにチェリーレッドのリップス。ヘアカラー&スタイルとメイクのバリエーションは25体すべて違う。 この頃のアイシャドウはコーティングがされてるようで、写真に撮るのはまぶたが光ってとても難しい! |
PM 11:09:27 |
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■2005年02月22日
パッケージ
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アンダーヘアの表現が変わったことは、資料を見るまで忘れていた。ニットを傷めないようあまり着せ替えはしてなかったが、確認のため脱がせてみたら、ストッキングのすべり止め部分まで柄入りだったことにびっくりした。 箱のライナーはフューシャピンク(濃いローズピンク)、固定用リボンはイエローと、パッケージングまでこだわり抜いた鮮烈なカラーリングは、まるで大人の女性が心を躍らす新作コスメのパッケージのよう。化粧品売り場に置いてあってもおかしくないと思う。 カーディガンの下は左から、香水びん、ブレスレット、チェーンベルト。ハイヒールのつま先は、高くなったヒールに合わせて厚くなってる。 実際は、ハイヒールと帽子以外すべて着用した状態で固定されている。くしゃくしゃと折り縮めたイエローの薄紙(きっとメイド・イン・フランス)が箱の隙間に詰められている。エアパッキンは使わない。衣装にもジッパーやマジックテープを使ってるのは見たことがない。ボタンやホックなのだ。玩具ではないことにこだわった、一貫したポリシー。 |
AM 01:39:01 |
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■2005年02月20日
ADULTERIO ALL'ITALIANA
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1993年10月に発表された、ヴィア・ヴェネトー。1930年代のフレンチ・オートクチュールが初期のテーマと思われたミドヴァニィが、突然60年代のローマ・ベネトー通りに現れた! というショッキングさが新鮮だった。しかも、品性と配色のセンスはミドヴァニィらしさを保持したままで。 ペイントだったアンダーヘアも、リアルに変身した。 両サイドから巻き髪が見える、オーソドックスなフィリップ・ヘアが欲しかったが、いまはこの、片サイドに寄せたあと巻き上げた変形フィリップが、洒落てて気に入ってる。 |
AM 10:43:02 |
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■2005年02月20日
Via Veneto
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映画監督パゾリーニと女優シルバーノ・マンガーノから霊感を与えられた、という「ヴィア・ヴェネトー」。ハンドメイドのニットのアンサンブルがなんとも小粋で、カーディガンにはラインストーンを使ったボタン、ネックレスも帽子もカラフル、ストッキングも黄色と、とびきりのイタリアン・モード。これは日本のコレクターに向けた独占シリーズ、SW Japan EXCLUSIVESの2ndシリーズで、25体のうちのno.2。この頃から、息を飲むほどメイクが洗練されてきた気がする。 シルバーノ・マンガーノの画像をモニターに映してみた。「テオレマ」は見た覚えがある。個人的にこの時期、イタリア映画やフランス映画のサントラ音楽が静かに、しかしサントラ史上かつて類を見ないほど流行していて、私も流れにしたがい、イタリア映画に関心を持つようになった頃。日本のCS放送で、イタリアのB級映画ばかり放送する「チャオ!シネマアモーレ」というチャンネルも始まり、私も契約した(その後、半年位で契約者不足のため閉局)。自室で、見たことも知識もない、日本未公開のイタリア映画のサントラ音楽を流しながら、ミドヴァニィを撮影することを楽しんでいた。無数に発売され続けるエンニオ・モリコーネのCDを集めるか、ミドヴァニィを購入するかで頭を痛めたことも…… |
PM 11:41:46 |
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プロフィール |
名前 | fernando |
画像の作品は、すべてfernandoが所有してきたもので、発表当時の品質を保っているとは限りません。
作品の説明には、ミドヴァニィの公証代理人である、SW JAPAN代表・渡辺純子氏による、作品発表当時のカタログからの引用が含まれてます。
SW JAPAN E-mail:info@swjapan.net |
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