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■2008年03月15日
「スケッチブック」は萌えマンガではない?
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どこかのサイトの記事で、「『スケッチブック』は萌えマンガではない。特に、原作マンガについては、萌え要素よりも独特の感性の4コマネタが中心で、見た目的にも必ずしも萌えを押し出した作りにもなっておらず、これを萌えマンガとして扱うのは妥当ではない。純粋に独特の4コマネタで楽しむ作品であり、萌えマンガではない観点で評価をすべきだ。」なる意見を見かけました。 なるほど、このマンガの独特の感性・経験が活きたネタの数々や、一見して萌え要素の控えめな落ち着いた雰囲気の作画を見ると、確かに賛同できるところも多く、思わずうなづいてしまえる話です。だが、しかし、本当にそう言い切れるか?
こう考えてほしい。「もし、このマンガに女の子が一切登場せず、男性キャラクターだけだったら、あなたはこのマンガを買うのか?」とね。「萌えマンガではない」「純粋に4コマのネタで楽しめる作品」と言うのなら、女の子はひとりも登場しなくても、購入するのに問題はありませんね? 登場するのがほとんど男性キャラクターばかりだったとしても、純粋にネタが目当てに読むわけだからまったく問題はないですね。
幸いにも、「スケッチブック」のキャラクターたちには、特に女性(あるいは男性)を感じさせるような性格・行動は少なく、ひとりひとり個性的な感性で行動しているので、キャラクターの性別を変えても、ほとんど問題なく作品は成立するでしょう。つまり、出てくるのがほとんど男性キャラクターだけだったとしても、作品の内容(ネタ)に大きな変化はないと想像できます。それならば、そんな風に女の子がひとりも出ない内容だったとしても、みんな同じようにこのマンガを買うのか。まったく同じようにこの作品は売れるのか。
まあ、そんなわけないですね。結局のところ、萌え要素は確実に存在しているわけです。萌えを強く押し出した内容ではないかもしれないが、萌えるキャラクターは確実に購入の動機になっており、つまり萌えに惹かれて買う読者が確実に存在しています。それも、購入する読者層を見るかぎり、そういった萌えに惹かれてこのマンガを読む、あるいは買う読者は、かなりの比率にのぼっていると考えられます。これを萌えマンガと言わずしてなんと言うのか。
わたしは、この「スケッチブック」は、萌えマンガと考えてよいと思っています。それで決して悪いとは思わないし、作品の評価が下がることはありません。むしろ、そういったジャンルのマンガにおいて、このように萌えに捕らわれない感性から生まれた作品が生まれた。そのことをむしろ評価すべきだと思うのです。 |
PM 11:50:00 |
[ブレイド、ゼロサム系コミック]
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