サッカー東アジア選手権は、日韓戦が1対1で引き分けて日本は優勝を逃しました。私土曜の夜は出かけていてビデオに取っていたのを後で見たのですが、やっぱりスポーツはリアルタイムで見るに限る。「応援していれば、結果が変わってたかもしれない」なんて本気で思ってしまうんですねえ。
 今回の韓国ナショナル・チームはずいぶんと若返りをはかっていました。私が知ってる選手はキャプテンを勤めた金南一だけでしたもの。実は私けっこう韓国サッカーが好きなんですね。なぜかと分析するに‘見ててスカっとするから’に尽きるようです。日韓のサッカーの違いを、かつてJリーグにも在籍した尹晶煥選手(天才ゲーム・メイカーと言われ、朴智星選手の高校時代の憧れの選手)はこう評していました。「僕はよく『プレイスタイルが日本人』といわれるけど、日本に生まれていたら厳しかったでしょう。日本には(ミッドフィルダーには)上手い選手がたくさんいますから。韓国人選手はやっぱり根性ですよ、根性。僕にだって根性はある。ただ合理的なプレーを心がけているから『フィジカルが弱い』という評価になるんじゃないんですか」そうかあ、韓国サッカーはやっぱり根性なのか(笑)。その真否はともかく、日本にはミッドフィルダーにいい選手が多く、韓国にはフォワードにいい選手が多いと言われています(李天秀とか李東国とかでしょうか。東アジア選手権には出てなかったけど)。これだけでもプレースタイルの違いがわかるような気がします。韓国サッカーは攻撃あるのみ? しかし川口選手が「最近の韓国チームは洗練されてきた」と言ってたそうだから、韓国サッカーも少し変わってきているのかもしれません。しかし韓国ナショナル・チームはいい時と悪い時の差が激しい気がしますね。悪い時の韓国は‘アジアの虎’どころか昼寝してる猫みたいですから。もしかして私が韓国サッカーがけっこう好きなのは、日韓戦を見ているせいかもしれません。日韓戦になると、韓国チームは目の色を変えてきますからねえ。結果、ベスト・パフォーマンスの韓国サッカーを見ているからかもしれません。
 以前Jリーグに在籍していた安貞桓選手もいいフォワードで、チャンスと見るや、すぐにシュートを打つ。その判断と体の切れのよさは抜群でした。「なんでみんなあんな風にできないのかな?」と思いましたもの。みんなができないことをやれるから代表選手だったんでしょうけど。
 ところで私にとって‘ミスター・コリア’は、ヨン様でもビョン様でもなく、安貞桓選手なんですね。典型的な韓国的美形だと思いませんか? ちょっと女顔かもしれないけど。いつかマリノスの試合で、コーナー・キックでゴール前に張っていた安貞桓選手の頬を、敵方のディフェンス(外人選手)が撫でるという挙に出たことがありました。安貞桓選手は相手の手を振り払い、滅茶苦茶怒ってました。この日安貞桓選手は一枚イエローを喰らっていて、1点リードで試合も終盤にさしかかってるところで退場にでもなったら大変、と岡田監督は慌てて安貞桓選手の交代を告げていました。相手チームからすれば作戦成功なわけですが、頬を撫でる行為が侮辱となるのは安貞桓選手ならでは、じゃありませんか? なんか面白い場面を見たな、と思いました。
 金南一選手も今シーズンはJリーグに来るんですね。金南一選手はひところ韓国のサッカー・ギャルの間で一番人気だったけど、今ではもうベテランの域ですねえ。