DAC
AIT研究所(aitlabo)の製作記事です
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ES9038PRO_DAC試聴感想
ES9038PRO_DACの試聴感想です。

当方、OPPO Sonica DACを所有しており、
同じES9038PROを搭載したDACということでとても興味がありました。
基本的にSonicaとの比較となります。
PC→オプティカル→DAC→HP-A8(オペアンプ交換)→ヘッドホン
ヘッドホンは、byerdynamic T1、AKG K701、FOCAL ELEAR
スピーカーは使っていません。

Sonicaは、高解像度で広い音場が特徴的です。
クリアーでスッキリとした音を耳のサイドまで広く展開します。
それに比べAIT DACは、音に厚みがあって濃く、前方定位で眼前に展開します。
Sonicaは、聞き疲れする鋭さとキンキンした感じが残るのが気になっていました。
AIT DACは、高音も出ているのに聞き疲れする感じがなくて長時間聴いていられる音です。
音が丸いとか穏やかというのとは違い、鋭さや響きも必要に応じて出してきます。
分離も良いので音を細部まで観察することもできます。

Sonicaの音の広がり方に慣れていたので最初は狭いなと感じたのですが、
広さというよりも空間の使い方の違いなんだと思います。
AIT DACは、広がるべき音は広がり、広がらなくて良い音は意味も無く広げない感じがあります。
Sonicaは、音全体が広がっていて取捨選択がありません。
AIT DACの方が、本来曲が表現したい広がり方をしているように感じます。
また、物凄い前方定位感だなと驚きました。
ビシッと揺ぎ無く前方に展開されます。
この空間をコントロール出来ている感覚は凄いです。
Sonicaは、定位が悪いのか少しフラフラする感じがあります。

価格帯は違いますが、同じDACチップでこれだけ違いが出るものなんだなと驚きました。
Sonicaの音にどうも馴染めず、その前に気に入って使っていたHP-A8が旭化成のDACチップだったので、
自分にはESSは合わないのかなと思っていたのですが、そういう事ではないと分かりました。
Sonicaは、ネットワーク機能もありながら10万を切る価格でコスパ最強と騒がれましたが、
単純にES9038PROに頼った音を出しているだけなのかなと思います。
AIT DACは、ES9038RPOをどう動かすのか、どう生かすのかを考えて作られた感じを受けます。
Sonicaは家電製品と言われることがありますが、なるほどなと思いました。

スピーカーだとまた印象が違うかもしれませんが、
ヘッドホンには非常に合うDACなんじゃないかと思います。


2020/02/26 AM 07:09:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | [試聴結果]









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