|
● DC直結MC用PHONO EQ |
|
AITでは既にMC用PHONO EQは開発済みですが、DC直結FULLbalance構成のPHONO EQを開発中です。 大きな課題は出力のDC変動です、MCの場合直流ゲインは90dB以上ですので30μVが1Vの直流になります。 またS/Nについても以前開発したTR方式と遜色が無いようにします。
第一段階の試作機の音質評価は、低音の切れがAC接続機と大きく異なり一聴して分かる程です。
回路はFULLbalance構成で複数の高性能OPAを差動動作させ、入力抵抗は可変できるようになります。 この方法ですとカートリッジの内部抵抗が小さいほど高S/Nになります。
カートリッジの終端抵抗をPHONOEQの入力に抵抗を装着して行うことは微弱信号を抵抗で消費させ実使用時のS/Nを悪化させますので好ましくありません。
試作機の性能はRg=4. 5Ω、0.3mVin でS/N=78dN(A)となり、Rgが2Ω程度であれば80dB以上になります。(Rgはカートリッジの内部抵抗)さらに使用OPA数を増加させる(最大32個)ことが可能でS/Nが向上します。
DC変動は室温状態では100mV程度です。 これを自動的に補正する機能を搭載し公表する予定です。
|
2018/04/15 AM 12:37:45 |
Comment(0) |
TrackBack(0) |
[製作記事]
|
|
|
|
|
(C)2004 copyright suk2.tok2.com. All rights reserved.
|