昨日FIFO方式JITTERについて質問がありましたので、改めて説明します。FIFO方式の場合2つのクロックが混在しますので、必ずジッターが発生する理由です。 尚これは αがπ/2より十分小さい時NARROW BAND FM(狭帯域FM)理論として一般的に使用されています。 蛇足ですが、FM放送はWIDE BAND FM(広帯域FM)です。 (4)、(5)式を(1)式に代入し、三角関数展開をすると図のスペクトラムになります。
ルビジューム発振ユニットを取り付け音質が良くなると言われているが、当方は懐疑的である。ルビジューム発振ユニットは、国際周波数及び時間標準セシウム133(9,192,631,770Hz)を用いたものの準標準として用いられるものである。ここでは周波数の精度の定義はされているが、位相変動(ジッター)に関する定義は行われていない。アナログTV放送であればcolor sub carrier周波数fsc=3.579545MHzはルビジューム発振ユニットに相当する精度を持っている。(fsc=63/88×5MHz) ルビジューム発振ユニットは6,834,682,612.8HzからPLL(周波数合成)を用い5MHzor10MHzのVCXO周波数を安定化しているものなので、位相雑音(JITTER)はxtalを超えてはいない。 音質が変化するのであれば、別の要因(結線、電源)があると思われる。