行ケヨ、何処迄モ。
昼は公務員ちっくなお仕事をし、夜は自分の夢のためにコツコツと。たとえ報われることがないとしても、それでも一歩一歩、前へ。行ケヨ、何処迄モ。
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ポイント
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2009年07月20日 恐怖の富士登山【中編】
(つづき)
富士山に何とか登頂したものの、台風のような強風に飛ばされて崖から落ちかけ、予約した山小屋まで行くことを断念。命からがらといった態で、最寄の山小屋に転がり込んだはいいが。
・・・「死んじゃう」と心の底から思った時の恐怖は、なかなか消えてくれるものではない。今まで無茶は両手の指じゃ足りないほどたくさんしてきたが、こんなにも死を間近に感じたのは初めてだったからかもしれない。宿泊客に出される夕食のカレーを持つ手は、まるでドリフのコントに出てくるおじいさんみたいに、ガクガク震えてうまく食べられない。寒さもあったろう。でも、一番の原因は恐怖に他ならなかった。
食事を終えると、まだ7時だというのに寝所に追いやられる。ずらーっと敷き詰めたせんべい布団と枕。寝転ぶと隣の人との距離はないに等しい。お互いの肩が触れ合うぐらい。いわゆる雑魚寝というやつだ。
いつもだったら目がらんらんと輝いている時間。すぐに眠れるわけがない。防寒用の服を着込んでもまだ寒く、ぺったんこの布団は寒さをしのぐには役不足だ。その上、強風が相も変わらず吹き荒れており、山小屋のトタン部分がガタンガタン大きな音を立てるものだから、うるさくてかなわない。さらに、近くで寝始めた順応力が優れた男の人が立てるイビキがうるさくて、ますます眠れない。とてもではないが快適に眠れる環境ではない。
眠れないまま、夜明けを待つのは耐え難い苦痛だった。疲れているのに眠れない。早く朝になれと呪文のように心の中で唱えていた。
山小屋の人には明日のご来光はまず難しいだろうと言われていた。確かにこの天気では無理かもしれない。
午前4時前後ぐらいから、外がだんだん賑やかになってきた。どうやら、8、9合目ぐらいに宿泊していた登山者たちが日の出を見るために登ってきたようだ。
そろそろ用意したほうがいいんじゃないかってことで、起きて身支度し、出て行く。
外に出ると、まるで真冬の張り詰めたような寒さ。昨日の天気が嘘のように白い靄が晴れ、風は強かったが、視界はクリアである。東の空は既に赤くなり始めており、大勢の人たちと今か今かと待った。
そしてついに、その瞬間は訪れた。
(つづく)
AM 01:14:02 |
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[体験日記。]
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2009年07月19日 恐怖の富士登山【前編】
2009年7月19日
とうとうやってきましたよ、今年の大きな目標のうちのひとつ。富士山登山の日が。
そんなわけで、早朝4時半に起床し、身支度をして5時前に家を出る。電車に乗って向かうのは小田急線の新松田駅。そこの駅から7時10分に出る須走口行きのバスに乗るためだ。
新松田の駅に着いて、バスに乗り換え、胸の高鳴りを押さえながら目的地に向かう。が、激しくはないもののバスの窓を雨が濡らし始めた。嫌な予感。
しかし、雨は富士山の麓に来るとすっかり上がっており、まだ頭上を重たい雲が覆っているものの、何とかしばらくは持ちこたえそうな状態に。
だが、代わりといっては何だが、雨以外に私の道を阻むものがあった。・・・違法駐車。あと少しで須走口に着きそうなのに、二車線の道路の片側を2〜3キロにわたって違法駐車の列が続いている。従って、登山口から下りてくる車も、登山口に向かう車と同じ車線を使わなくてはならなくて、鉢合わせになるとしょっちゅう停車するため、なかなか進まない。結局予定より30分近く到着が遅れた。
ようやく登り始めたのが、9時過ぎ。須走口は変化に富んだ景観が素敵。森林限界が来るまで、いろんな植物があったり、鳥が飛んでたりして、なかなか楽しかった。特に、樹木は上に行くに従って背が低くなり、興味深い。
七合目ぐらいからだろうか。少しずつ風が気になり始めた。頂上の方を見ると、真っ白い帽子をかぶったかのような白い雲があって、天気が悪そうだ。頂上から降りてきた人たちも口々に頂上付近の天候が荒れていると。
このまま登り続けてもいいものか? せっかく来たんだから、行くしかない! ・・・と、持ち前の「もったいない」精神が出てきて、引き返していく人たちがでてきていたものの、先に進むことにした。後で激しく後悔することになるとは、この時は知る由もなかった。
八合目にさしかかると、風はいっそう強くなってきた。時折激しい突風が吹き、土と小石が全身を打ち付ける。また、この頃から少しずつ何となく息苦しくなったり、頭が痛くなってきて、高山病らしくなってきて、ちょこちょこ酸素タブレットを補給。その上、さすがに足の方もだるくなってきた。
視界も徐々に悪くなってきた。雲なのか霧なのか、真っ白い靄が辺りをうっすら囲み、視界を遮る。
休み休み登って、九合目。白い靄は濃さを増し、3メートル先も見えづらくなってきた。風もよりいっそう激しくなって、まるで台風が直撃した室戸岬の中継のようだった。ひどい時には立っていられないほど。寒さも、まるで冷蔵庫にいるような寒さだ。
もうここまで来たんだ、引き返せないよ。この期に及んでもそういう意識があって、戻る気にはなれなかった。
時間をかけつつ登り、ついにその日の午後4時過ぎに登頂を果たす。が、白い靄の水滴で全身びしょ濡れ、身も凍るような寒さ、頭痛、全身の疲れで、ボロボロになっていた。
とりあえず頂上すぐの神社に入る。
問題はこれからだった。宿泊の予約を入れた山小屋は、ここから30分ほど歩いた富士の宮口の方の頂上入口の側にある。が、今まで経験したことのないような強い風が頂上には吹いている。また、視界も真っ白で、少し先も見えやしない。
とりあえず、早く休みたい。行ってみよう。
だが、歩いて三分と経たないうちに道を見失う。その上、強烈な風が吹き、立ったままずるずると体が勝手に動いて、崖っぷちまで来て、咄嗟に這いつくばって事なきを得たが、あと一瞬遅ければ崖から転落してしまうところだった。
これ以上は、もう限界だ。確実に死ぬ。絶対に死ぬ。この時になってようやく本能が警鐘を鳴らした。これから30分近くこの中を歩いて、目的地である宿泊先の山小屋に向かうのは不可能だ。
地面を這いつくばるようにして、なるべく崖の縁から遠ざかって歩き、何とか元来た道を引き返し、須走口の頂上入口付近まで戻ることができた。そして、一番最初に目に入った山小屋に頼み込んで泊めてもらうことに。
(つづく)
AM 12:38:17 |
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[体験日記。]
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2009年06月28日 遭難しかける。
2009年6月28日
昨日買った靴に慣れるため、今日は神奈川県の大山に行ってきた。もちろん、昨日買ったばかりのザックも背負って(笑)。
しかし、一緒に行く約束をした相棒が、寝坊いたしまして。おかげで予定より遅い時間から登り始めることに。
その上、昨日の予報では曇りだったんだけど、伊勢原市に着いた時には既に雨がぱらぱら降り始めていた。引き返すべきか?そう思ったけど、ここまで来たら行くしかない!という貧乏人特有の「もったいない」根性が出てきて、よせばいいのに登り始めてしまった。
ケーブルカーの駅から登り始めた時間が既に、午後2時ごろ。山道を行っていると、上から降りてくる人たちに「今から?!」とか「上の方は雨が激しいよ」「行っても霧で何も見えないよ」と言われたが、一度やると決めたらやらないと気がすまない頑固な性格が災いして、そのまま引き返すことはなかった。
天気が悪いせいで、まだ昼間のはずなのに、薄暗い。その上、上に行くにしたがって雨脚が強まり、風が吹きすさぶ。カッパの用意を忘れていたため、折り畳み傘を差していたのだけど、あまりに風が強くて差していられない状態。また、道もだんだんぬかるんでくるだけではなく、小さな川のように上から雨水が流れてくるまでになった。
そんな中、何とか登頂。晴れた日であれば、登山というよりハイキングコース的な山らしいが、雨で足元が悪かったせいもあり、かなりキツかった。
その上、せっかく山頂まで来たのに、3メートル先は真っ白で何も見えないぐらい、霧が出ていて視界が悪い。
登った達成感はあるけれど、ちょっとがっかり。当たり前といえば当たり前だけど、私たちに誰もいない。
登りきった時間が3時過ぎで、これはさすがに早く麓に戻らなければまずいなと思って、すぐさま下山し始める。が、急ぐあまり、滑りやすい石の上に乗ってしまい、まさかの転倒。後ろに背中から倒れて、腰を強打した。バキッと音がして、腰の骨折れちゃったんじゃないかと一瞬思ったぐらい。幸い、立ち上がれたので折れていなかったみたいだけど、岩に打ち付けた腰が痛いのなんの。
しかしながら、あまりのんびりもしていられない。道に流れていた雨水が増水してきた。天候も嵐のよう。全身びしょ濡れ、泥だらけで、必死に元来た道を下る。
「早く下りないとヤバイよね」
「もう私たちぐらいじゃないの」
そういう会話をしていた時、私の先を行く相棒がふと足を止めた。
「・・・・・・人がいる」
まさか。そう思って目を凝らして下を見ると、黄色いレインコートに赤っぽい傘を差した人が。どうやら女性っぽい。しかも、一人だ。
ケータイで時間を見ると、時刻は3時半近く。ここは三分の二ぐらい登った辺りで、まだ山頂はもっと先にある。何で今頃一人で女の人が登ってるの?しかも、よく見ると、腰が曲がってる。見た感じ、少なくとも60歳以上。
まず、疑ったのは、本当に生きた人なのか、ということ。幽霊なんじゃないだろうかって思った。とりあえず、山のルールとして挨拶してみる。
「こんにちは〜」
2メートルほどの距離の所で挨拶すると、かすかに「こんにちは」と返してくれた。
「雨がかなり激しくて、足場が悪くて危ないから気をつけてくださいね」
私がそう言うと、その人は、すれ違いざま、
「・・・・・・人生、そういうこともありましょう・・・・・・」
と、言って、にやっと笑った。その瞬間、何だかただならぬものを感じて、私はぞっとしてしまった。
相棒の方は「きっと人生いろんな経験積んできたから、ああいう言葉が出てくるんだろうね。すごいね」って感動してたけど、むしろ私は怖かった。後ろを振り返ると、黄色いレインコートの曲がった背中が霧の向こうに消えかけていた。
何だったの・・・今から数時間前に登っていた私たちすら、下山中の人たちに今から登るのかと驚かれていたぐらいなのに。
それからしばらく歩いていると、本格的に霧が深くなってきて、あることに気づいた。
「ねえ、あれ、来る途中に見たっけ?」
私が指差した先には、まるで怪物になぎ倒されたかのように派手に折れた、直径1メートル以上はある大木。こんなの絶対に見てない。もしここを通ってたら、絶対にこんな大きい倒木に気づかないはずはない。
「見なかった気がする」
「あれは?あんな大きい岩、なかったよね」
背筋が凍りついた。いったい、どの時点から道を間違ったんだろう。
「大丈夫だよ、とりあえず道下ってるんだから、麓まで下りれるよ」
なんて能天気な奴(-_-;)
「遭難したらどうするの」
「大丈夫だって」
大丈夫だとはとてもではないけど思えなかったものの、全身ずぶぬれで寒かったし、何だか怖かったので、とりあえず相棒の言うことに従って下っていくと、数十分ほど歩いてやがて見たことのある道に戻ることができた。今回たまたま戻ることができたけど、もし遭難でもしていたらたまったもんじゃない。
そんなわけで、思いがけず怖い体験をした山登りだった。
AM 11:38:25 |
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[放浪日記。]
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2009年06月27日 形から入るタイプ。
2009年6月27日
先週まで3週間連続で土曜日に仕事してきたので、今日は久しぶりののんびりできる土曜日。
本当なら7月19日の富士登山に向けて、体を鍛えに行きたいところだけど、体力が持ちそうにないので、今日は新宿にお買い物へ。
富士登山が近づいてきたっていうのに、ザックも登山用の靴もないのだから、そろそろ買わなければまずい。スニーカーなんぞで登っては危険だそうだし(スニーカーは軽くていいが、底の部分が柔らかすぎて穴が開く危険大だそうな)、ハイキングではないのでショルダーバッグなどでは対応できないし、ここはボーナスをさっそく使って、備えなければならない。
そんなわけで、ザックと登山用の靴と、ウィンドブレーカーを購入。セール期間中とはいえ、やっぱりそれなりに高かった・・・。
靴もザックもアウトドアで有名なブランドのいいヤツ買っちゃった。ザックなど登山大好きでしょっちゅう山に行ってる人が持ってそうなヤツだし。。
これでは「形から入るタイプ」と言われても仕方あるまい。
AM 10:26:17 |
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[身辺日記。]
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2009年06月26日 白桃烏龍
2009年6月26日
最近、
ルピシア
で購入した「白桃烏龍」にハマッている。
このお茶、香りもいいし、水出しするとほのかな甘みがあって、とってもおいしい。後味も爽やかで、とてもお気に入り。
主に、水出し。夜、寝る前に水に茶葉を入れ、常温で放置し、朝になって冷蔵庫に入れておく。仕事から帰ってきたら冷たいお茶が待ってて、疲れた体にすーっと染み込む。
お茶って、気分をリフレッシュできるからいいな。
AM 09:57:23 |
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