世の中には、またバラバラ殺人事件が起こっている。
で、思い出すのは、この小説
伊坂幸太郎作
「ラッシュライフ」である。
# ネタバレは避けたいけれど、、、
冒頭の一部にこんなセリフがでてくる。
「不景気、不景気と騒いでいるがな、これだけ長い間不景気なんだ、
それが、この国の標準の状態なんだろう。
子供がテストで一度満点を取ったからと言って、
その後、五十点程度しか取っていなければ、
その子の実力は五十点だろ。違うか? (あと略)」
私が、このセリフを読んだ時に、思わず、
”そうかも、、、。”と思った。
こんな発想ばかりの小説か?と思い、ついつい惹き込まれた。
けど、この小説、最終部での意外な展開で
面白いと言われているのはよくわかるのだけれど、
読んでいて、何だか小説に対しての魅力が感じられないのだ。
泥棒、新興宗教団体、失業者、拝金主義の画商、、、
いわゆる登場人物にあこがれるような人が出てこない。
人を殺そうとする気持ちが気軽に扱われ、バラバラに切り刻むシーンは、
結構、生々しいところもある。
確かにストーリーや構成が面白くても
ちょっと私の価値観には、合わなかった。
それにしても、現実にバラバラ事件が起きるというのは、
やっぱり、事実は、小説より奇なり、、、ってことだろうか?
それとも今回の犯人が、こういった小説に影響を受けたのではないか?と
ちょっと心配になったりも。
映画も出来たようですが、パス、、、です。
P.S
以上は、私の個人的な意見ですが、
個人の好みや価値観による違いは大きいでしょうから、
まぁ、異論も出てきそうでしょう。
でも、やっぱ、この手の小説なら、、、とフト思うのは、、、
”海辺のカフカ”のような小説の方が、好きです、私は。
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PM 08:08:00 |
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