Will diary
ウィル歯科医院の日記です。

2008年10月27日  ディスポとエコ
今日も過ごしやすい陽気の一日でしたね。

衛生面について前回書いたので、少し続きを書きたいと思います。

ディスポ製品(使い捨て)についてです。

ウィル歯科では、うがい用の紙コップ、エプロンに関してはずっとディスポのものを使っています。

昔というか、私が子どもの頃通っていた歯科医院では、当時、金属製のコップと布製のエプロンでした。

ただ現在は多くの歯科医院でディスポになってきていると思いますし、当たり前のこととして特に気にも留めていませんでした。

ただ、最近知人の先生があまりのも多量に消費廃棄する紙コップとエプロンに対して、
地球環境に優しくないということで、マイコップ/マイエプロン持参運動を開始したという話を聞きました。
また、同様の理由で、金属製のコップに回帰している歯科医院もあるそうです。


ウィル歯科では、これまで同様、ディスポ製品で対応させていただく方針です。

ただし今の常識が、10年後の常識ではない可能性は当然ありますので、衛生面に関しては常に慎重に考えて行きたいと思っています。

AM 12:46:47 | [豆知識?]

2008年10月19日  メールでのお問い合わせ
見上げると空高く・・
秋らしい過ごしやすい毎日になりましたね。

最近、といってもこの1ヶ月ほどの間ですが、3件ほどほぼ同じ内容のメールでの質問がありました。
質問内容は、詳細は3件とも異なりますが、大きくまとめさせていただくと

「貴院での滅菌/消毒への取り組みはどうなさっていますか?」

でした。

この1年は、特に食に関しての安全が覆されるような事件事故が多数ありました。
医療に関しても安心/安全という点では関心度が高いのだと思います。


衛生面に関しては、ウィル歯科医院ではどのような取り組みをしているのか?
何回かに分けて説明していこうと思います。

今回は、オートクレーブとホルホープです。

まずオートクレーブという高圧蒸気滅菌器です。
高温高圧下で細菌、ウィルスを死滅させ医療器具の滅菌を行います。
口の中で扱う医療器具の大部分は、超音波洗浄、薬液消毒、オートクレーブを使って滅菌しています。

また一部の医療器具(プラスチックやシリコンなど)は高温に耐えられませんので、ホルマリンガス滅菌装置(ホルホープ)を使っています。
ホルマリンは滅菌には非常に有効です。

ウィル歯科医院では感染症対策ガイドラインに示される消毒法、滅菌法を尊守しています








PM 09:35:01 | [豆知識?]

2008年10月14日  研修会日和?
今日は午後から天気が崩れましたね。
帰宅した今も少し激しく雨が降っています。

昨日は、渋谷まで研修会に行ってきました。
今回は、顎関節症や咬合などについて話を聞いてきました。

顎関節症にしても咬合にしても、その病態や診断、治療方法は私が大学で学んでいた頃とはだいぶ変わってきています(100%変わったわけではありません)。

咬合に多少の問題があっても適応能力の範囲内であれば順応して不快症状は現れないこともあります。
しかし体調の変化や現代社会のようにストレス社会といわれるような中では、ある時適応能力を超えて身体が悲鳴をあげることもあります。

そう考えると医療はどこまでが対象となるのかが非常に難しくなります。
いわゆる「未病」という考え方が必要なのかもしれません。

今回の研修会は咬合や顎関節症について頭の中を整理しなおすいい機会になりました。
ただ、祝日の渋谷は人が多く、帰りはとても疲れました。

未病とは?
病気ではないが、健康でもない状態。
自覚症状はないが検査結果に異常がある場合と、自覚症状はあるが検査結果に異常 がない場合に大別される。

PM 10:44:33 | [豆知識?]

2007年06月10日  今更ですが、麻疹について
ここ数週間は、平日にも関わらずお子さんや学生さんの来院が何人かあったのですが、その理由は少し前から流行しているといわれている麻疹による休園、休校によるものでした。

米国の男性が日本への旅行中に麻疹に感染し帰国してから発症、さらに二次感染が発生して騒ぎになっているとニュースにありました。
初めて知ったのですが、日本は「はしか輸出国」として海外から問題視されているそうですね。アメリカでは年に発症者は数十人しかいないそうで、日本のように数年毎に大流行している(10万人から20万人とも)ようだと非難されても仕方ないかもしれません。
一般的に、
・麻疹ウィルスに感染してから発症までに約10日間
・発症すると40度近い高熱と咳が4、5日間
・いったん解熱してから再び高熱が出て口の中や顔に発疹が出現し、そして全身に発疹が及ぶ。これが3日間くらい
高熱や風邪様症状のため食事が困難になったり脱水症状を引き起こすことで体力を奪われてしまいますので乳幼児や高齢の方にとってはリスクの高い伝染病です。

この経過の中で口の中(頬の内側)に発疹(白い斑点)が多数見られることが、麻疹の診断に役立ちます。
ウィルに来院されている受診者の中でも最近まで風邪で熱が高かったという方がいらっしゃたりすると今の時期はとても不安でした。恐る恐る頬の内側をミラーでのぞかせてもらっていました。
というのも麻疹はとても感染力が高い病気です。
歯科医院にはちいさな子どもさんから高齢の方までいらっしゃいます。
これまで麻疹が疑われるような方はいらっしゃいませんでしたが、ピークの時期は4月から6月といわれていますので慎重に対応していこうと思っています。

ちなみに私自身は子どもの頃、麻疹をやっていて結構大変だったというのを記憶しています。
明日は休診日です。

PM 11:43:22 | [豆知識?]

2007年05月20日  歯科と顕微鏡(マイクロスコープ)
ウィル歯科では、これまで受診者の方に、恐怖心を与えてしまうような治療器具を目の届かないところに配置するように心がけてきました。
しかし、少しづつ新しい治療器具が増えるにつれて配置に困るようになっています。
そして更に今回、カールツァイス社のマイクロスコープを導入しましたので、診療室に少し圧迫感が出てしまいました。
マイクロスコープは医科の分野でも浸透してきています。
医療系のドキュメントやTVドラマ等でご存知の方も多いと思います。
アメリカでは歯科治療も細分化されていて、その中で歯の根の治療に対する専門医はマイクロスコープの使用が義務づけられました。

数年前から、マイクロスコープを用いた歯科治療に関して、文献や雑誌を読み、そして研修会に参加してきました。
また夜、診療後に1人居残りをしてルーペ(3倍)を用いて、トレーニングをしてきました。
従来の肉眼で確認していた治療の様子を拡大することで正確な診断、治療が可能となること、また歯科治療に今後数十年たずさわっていこうと考えている自分にとって
年齢を重ねるとともに老眼が進んでしまうというのは恐怖でもあります。
そんなわけで今回ウィル歯科ではマイクロスコープを導入しました。
具体的にどのような治療で使っているのか?についてはまた順次報告していこうと思っています。

PM 10:59:44 | [豆知識?]

2006年03月09日  親知らずから再生医療?
親知らずの歯胚を使って、種々の組織や臓器になりうる幹細胞の培養に成功し、再生医療に応用できる可能性があることが発表されました。

再生医療がそもそも注目されている背景には、臓器移植におけるドナー不足があると思います。そのため臓器移植のために海外に渡航するなど患者さんの負担が大きいものとなっている現状があります。

そこで近年、種々の細胞を用いて組織臓器を修復する再生医療に期待が集まっています。
この種々の細胞として代表的なものが骨髄に存在する間葉系細胞で、骨・軟骨・心筋などへの臨床応用が始められています。
しかし、骨髄からの採取というのは患者さんへの負担が大きいという問題があります。

そこで骨髄由来の間葉系細胞よりも優れた増殖能や分化能をもつ細胞として今回、親知らずの歯胚が見いだされたようです。

歯胚というのは、歯のもと(エナメル器、歯乳頭、歯小嚢)のことです。
これが徐々に歯へとなっていきます。

乳歯の歯胚はお母さんの妊娠中に既につくられています。
永久歯の歯胚もそのほとんどは妊娠中にまた第2大臼歯(12歳臼歯)も生後9ヶ月頃に歯胚が作られます。
その中で一番遅くに形成される第3大臼歯(親知らずは4歳頃)は、将来的に抜歯することも多いため、その歯胚を取り出して研究が進められたようです。
これまで歯胚を利用して、歯を再生させる研究が進められてきたことは知っていましたが、歯胚を利用して骨細胞や肝細胞、神経細胞を再生させることが可能というのは朗報だと思います。

ただ、利用するには親知らずが歯胚の段階(子供のとき)に採取しなければならないこと。
またそれを将来的に利用できるように冷凍保存しなければならないことなどがあります。

すぐに応用可能ではないかもしれませんが、今後の研究にはとても期待しています。




AM 12:02:27 | [豆知識?]

2005年10月06日  ピロリ菌 その2(虫歯菌と比較して)
今日も天気の悪い1日でしたね。

昨日は、ピロリ菌について書きました。

今日は虫歯の話です。
虫歯は、砂糖が歯を溶かすのではありません。

虫歯の原因も細菌です。
有名なのはミュータンス菌です。

ミュータンス菌は生まれたばかりの赤ちゃんにはいません。
2歳前後で感染するといわれています。
ミュータンス菌は歯にべったりと張り付いていくことができますのでそこで細菌が集まりプラーク(歯垢)を作っていきます。
そして糖分を栄養源にして酸をつくり出し、歯を脱灰させていきます。
ピロリ菌と同じで酸の中で生き抜いていきます。

但し、「脱灰=すぐに虫歯」ではなく、唾液には口の中を中性に戻す性質があるので再石灰化が起こります。
脱灰と再石灰化が私たちの口の中では絶えずくり返されています。そしてそのバランスが崩れてしまうと虫歯が発生します。

ミュータンス菌はやはりピロリ菌と同じで多くの人が感染しています。
そしてミュータンス菌の除菌も以前から注目されていました。
これまで、口の中というのは、薬を用いても唾液などにより
希釈され流されてしまう点。
ミュータンス菌はバイオフィルムという膜で守られていて、
薬が浸透しにくいという点から除菌は難しいとされていました。

そこでPMTCというクリーニングでバイオフィルムを除去し、マウスピースを使った3DSという方法がミュータンス菌の除菌法として期待されています。
詳しくはかかりつけの歯医者さんに聞いてみてください。




PM 10:53:52 | [豆知識?]

2005年06月07日  ジルコニアという材料について
今日は、天気のよい1日でしたね。

4日の土曜日の午後、5日(日)は臨時の休診日で御迷惑をおかけしました。
4日、5日と勉強会に行ってきました。
強い信念を持って日々の臨床にあたっていらっしゃる先生の話を聞くのは、とても有意義でした。


今回、いくつかのトピックスの中で気になったものは、ジルコニアという素材が歯科材料として今年の4月に認可されたことです。
セラミックスという素材は年々開発が進んできています。
虫歯の治療を金属で治すのでなく、より自然な歯の色で治したいという希望をもたれている方は多いと思います。
また現代人がなんらかのアレルギーを90%以上の人がもっているといわれる中で歯科用金属によるアレルギーの問題も注目されています。
しかし、セラミックス単体では金属に比べ強度が足りないといわれていました。
ですが、このジルコニアという素材はとても高い強度を持ち、海外ではスタンダードになりつつあるようです。
私もこのジルコニアという素材に関しては注目しています。

AM 12:30:57 | [豆知識?]

2005年05月13日  歯周病という病気について
今日も本当に寒い1日でしたね。
5月も半ばにさしかかっていますが、出勤の際には少し厚着をしています。

「歯周病(歯槽膿漏)は治らないんですよね?」
受診者の方と歯周病について話をする時にたまに質問されることがあります。
(虫歯の治療は、歯の削ったところを金属等で置き換えることで咬むことに支障が無くなるので、虫歯は治ると感じるようですが)
この質問はある意味で正解ともいえますし、ある意味で不正解だといえます。


歯周病は、高血圧や糖尿病と同じような病気だと考えています。

高血圧や糖尿病も軽度であれば完治ということも可能だと思いますが、基本的には完治が難しく一生付き合っていく病気といわれています。
そのために定期的に病院へ行き、検査を受け投薬を受けたり、日常生活での注意点を尊守していく必要があります。

歯周病も定期的な来院をしていただき、検査や必要に応じて歯石をとり、日常生活でのブラッシングが雑になっていないか確認させてもらい注意事項を尊守していただく必要があります。

歯周病を虫歯と同じように何かで補って治すという意味では、そういう治し方はできません。

ですが歯周病を致命的な状態(歯を抜かなければならない)にしないようにコントロールしていくという意味では治療可能な病気です。(虫歯も厳密にはこの考え方が必要なのですが)

高血圧や糖尿病は直接的に生命をおびやかす危険性を感じますので日常生活でも注意されている方が多いものです。
歯周病は直接的に生命をおびやかすものではないと考えられ、軽視される方が多いと感じます。
ですが、歯周病は生活をおびやかす病気(食事が満足にできない、口臭で人と話すのが嫌になるなど)だということを認識して欲しいと思っています。

今日は診療後、歯科衛生士のMさんと歯周病の方の治療方針についていろいろ話をしたので、今日は歯周病について長々と書かせてもらいました。

AM 12:15:13 | [豆知識?]

2005年03月17日  “つば”って汚い?役に立つ?
今日は、お昼ころから激しい雨、曇り空、雨、強い風といった1日でしたね。
気温はそれほど寒さを感じませんでしたが・・

唾液と虫歯予防の関係について知っていますか?
唾液いわゆる“つば”ってあまりよいイメージがないようです。
「天につばする」など汚いものという意識がある一方で、けがをした時には反射的に傷口をなめるといった矛盾したとらえかたがされています。

唾液は1日に1〜1.5?も作られています。
そのうち99.5%は水ですが、残りの成分は、無機質、有機質、血液成分などが含まれています。

唾液の働きで有名なものはアミラーゼという酵素によるデンプンの消化作用です(ごはんをよく噛んで食べると甘く感じるというものです)

実は唾液には、細菌から歯を守る作用があります(殺菌作用)
また、生えたての歯は虫歯になりやすいのですが唾液中のカルシウム成分が歯を早く成熟(虫歯になりにくく)させてくれます。

虫歯予防には唾液が重要な役割を担っています。

PM 09:25:51 | [豆知識?]

2005年01月12日  青色発光ダイオードと歯科の関係
青色発光ダイオード(LED)の発明対価を巡る訴訟が和解になった問題は少し、世間を騒がせていますね。
青色発光ダイオードというのは電流を流すと青色に発光する半導体のことです。
商品化により赤、緑と光の三原色がそろったことで、すべての色の表示や光源化が可能になりました。
電球や蛍光灯に比べ消費電力が少なく、携帯電話や信号機、大型スクリーンなどに応用されています。

実は歯科医療の現場でも用いられています。
レジンという白い詰め物を硬化させるために使う光やホワイトニングで使う光に青色発光ダイオードを使うことがあります。
従来タイプのものに比べると消費電力が少なくとても経済的です。
この青色発光ダイオードの発明、私はすごいと感じていたので、発明対価の和解案は少し厳しいものだと感じましたが、皆さんはどう感じましたか?

PM 10:45:50 | [豆知識?]

2005年01月11日  タバコを吸うことのリスク
タバコを吸われる方の悩みは歯の着色(ヤニ)が気になる方が多いようです。
これは、タールによるもので着色だけでなく、歯の表面がざらつくようになります。
しかし、それ以上に恐いのは喫煙と歯周病との関係です。


歯周病は、歯を失う大きな原因です。
喫煙者は
1歯周病になりやすい
2歯周病が重症化しやすい
3歯周病の治療をしても治りがわるい

これはタバコの中のニコチンが肺や歯肉から吸収されると、歯肉の血流が悪くなります。
血液の中には免疫力と関係する白血球がありますが、血液が少なくなることで歯肉には免疫の力が働かなくなります。
すると歯周病の原因となる細菌が活発化して、どんどん悪化していきます。

特にヘビースモーカーの方の場合、歯周病の治療を行なっても良い効果が期待できません。
どうすればいいか?
禁煙してもらうしかありません。

PM 11:06:32 | [豆知識?]

2004年12月14日  花粉症と虫歯の関係
今日も肌寒い一日でした。

今夏の猛暑の影響で、来年のスギ、ヒノキなどの花粉症の飛散量は今年に比べて20〜30倍の史上最大規模になるといわれています。
私も軽度ですが花粉症をもっていますので、嫌な季節が近づくことに戦々恐々としています。

花粉症は、鼻閉のため口呼吸になり口の中が乾燥しやすくなるので虫歯ができやすいといわれています。
また、鼻症状を抑えるための薬によって唾液の分泌が抑えられるためやっぱり口の中は乾燥しやすくなり虫歯になりやすくなります。
そして、できてしまった虫歯を治療するのも鼻症状のために、とても辛いものになります。(息ができないので)

そういう意味で花粉症の季節というのはとても憂鬱になります。

PM 10:44:33 | [豆知識?]

2004年11月25日  歯科医院で使う接着剤と瞬間接着剤?
今日も天気の良い一日でした。

虫歯をとって歯に金属を詰めたり、かぶせたりということを経験されたことがある方も多いと思います。

歯医者さんへ行って行なわれる治療としては当たり前のようなことですが、人間の身体の一部(歯)と人工的なものを接着させるという、歯科用の接着剤の開発というのは実は日々進歩しています。

この接着剤というのは、
 ・身体に害がないこと
 ・口の中は水分(唾液)が多いがその中でしっかり固まること
 ・人間の体温(37℃くらい)で固まること
などが要求されます。

一般に使用されるボンドや瞬間接着剤とは比べ物にならないくらい過酷な環境の中でしっかり接着しなければなりません。

この数十年の間で接着剤はどんどん改良されています。
予防効果のあるフッ素が入っているものなどもあります。

たまに瞬間接着剤でとれた金属をつけたという方がいますが、決して良いことではありませんよ。

AM 12:22:26 | [豆知識?]

2004年11月24日  歯と骨粗鬆症について
今日も天気のいい一日でした。

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)という病気については聞いたことがある方も多いと思います。

骨粗鬆症は骨芽細胞と破骨細胞のCa代謝やホルモン、運動などのアンバランスによっておこる骨がスカスカになってしまう病気で骨折がしやすくなるといわれています。

歯とは関係ないように思われるかもしれませんが、歯をしっかり支えているのは顎の骨です。
歯を強くかみしめると50kg以上の力が加わります。
ですから、骨粗鬆症が進んでしまうと歯並びが悪くなってしまう可能性や、歯周病を発症するとその進行が早くなるといわれています。
また、歯を失ってしまった場合に、骨が少ない方は、義歯治療やインプラント治療が困難になる可能性があります。

骨粗鬆症は自覚症状が少ない病気といわれています。
牛乳の摂取、適度な運動、日光浴が骨粗鬆症予防には効果的といわれています。

PM 11:46:45 | [豆知識?]

2004年11月22日  日本人の顔の変化について
今日は、少し暖かい一日でしたね。

日本人の顔はこの半世紀で大きく変わってきました。
それはアメリカ文化の影響が大きいといわれています。
それまで菜食中心の食文化が肉食中心に変化したことに起因しています。

そんな話はなんとなく理解できるのですが、実は疑洋牾惆兇両鐚韻鯤い靴拭△箸討皀札鵐察璽轡腑淵襪塀侏荵だったそうです。

人類学的には、体つきや顔貌の変化には数千年に及ぶ環境の変化が必要だそうです。
それが日本人はわずか50年で変わってしまったそうです。

食環境を考えてみると、肉食は硬くて菜食は柔らかいというイメージですが、咀嚼(咬む)回数は肉食が15回菜食は30回といわれています。
つまり咀嚼能力は退化してしまっています。

すると顎の骨も発達しませんので顔のかたちが変わってきます

しかし、歯の大きさは遺伝的要素が強いため、小さくなった顎に歯が並びきらずに、現代のほうが歯列不正の方が多くなっていますし、最後に生えてくる親知らずが斜めに生えてしまったり、埋まった状態の方も多くなってしまいます。

日本人の今後の顔貌の変化は、世界の人類学者たちが注目していると同時に、歯並びを含めた歯科的疾患の部分では危惧されています。

PM 11:22:38 | [豆知識?]

2004年09月21日  ガムの開発とその経緯について知ったこと
今日も暑い一日でした。
途中、お天気雨がありましたが・・

ガムについて書かれた本を読んだのですが、ガムの開発とその経緯について興味深い点がいくつもありました。

最近は、キシリトールガムなど虫歯予防に効果があるとして、ガムは認知されてきていますが、30年前は砂糖の入ったガムが、虫歯の最大の原因とされた時期もあるそうです。

そこでガム会社は汽ムは健康に寄与する兇海箸鮠斂世垢襪燭瓩亡霑淡Φ罎卜呂鯑れたようです。

その結果、
 ・ガムは虫歯予防に効果的であること
 ・唾液の分泌を促進すること
 ・脳神経系によい影響を与えること(ボケ防止)
 ・集中力を高める
 ・瞬発的な力をアップさせる。

といった多くの報告がされています。

また、市場で受け入れられるガム作りのために、味や硬さについての試行錯誤については本当に感心させられました。
簡単にいうと、ミント味のガムの硬さと、レモン味のガムの硬さは全く別なものですが、咬み心地は同じになるように計算されていたりするそうです。




AM 12:16:30 | [豆知識?]

2004年09月21日  子供の歯ブラシをいつまで手伝うか?
という質問を受けました。
子供さんへの歯ブラシ指導については、歯科医院によって若干考え方が異なりますので、ウィルでの考え方をお話します。

生後6ヵ月くらいに下の前歯が生え始めます。
この時期にはガーゼや綿棒で拭く程度で十分です。

7ヵ月の後半頃に上の前歯が生え始めます。
この時期から歯ブラシに切り替えるようにします。
ひざまくらに仰向けにした状態で磨くと良いでしょう。
何本もまとめて磨くのではなく、1本ずつ磨くようにします。
時間をかけると嫌がりますので、手早く磨いていきます。
歯磨き粉は無理につける必要はありません。
歯磨き粉の混じった唾を飲み込むと苦しくなってしまいます。
コップに水を入れておき、歯ブラシをゆすぎながら使うと便利 です。
 歯磨き粉はうがいもきちんとできるようになってから使い始め  ると良いでしょう。
 

 だいたい、3〜4歳から自分で歯ブラシは持てるようになります が、口の中で歯ブラシを動かすことと、きちんと歯が磨けていることは違います。
 自分できちんと磨けるようになるのは7〜8歳以降であると言われています(ただし、磨けるようになる時期には個人差があります)。

小学校への入学くらいまではお母さんが磨いてあげ、それ以降は自分で磨いた後にきちんと磨けているかチェックしてあげるようにするのが良いと言われています。
 6歳以降には永久歯が生え始め、乳歯と交換していきます。歯並びの高さが不ぞろいになるため、でこぼこ部分にも歯ブラシがきちんと当たるように教えてあげることが大切です。

 それぞれのライフスタイルがありますので、理想的に行なっていくのは難しいかもしれません。
できる範囲の中で、無理なく工夫していくことも大切であると思います。

PM 11:51:04 | [豆知識?]

2004年09月19日  ペットも虫歯や歯周病で苦しむ時代?
今日は暑い一日でした。

近年、ペットを家族の一員とする家庭が多くなってきています。
それと同時に、虫歯や歯周病になるペットも急増しているようです。

アメリカのカリフォルニア州で、生後1歳のときから人間とのコミュニケーションとして手話を学び始め、現在までに約1,000語の手話を「話す」ことで知られるメスのローランドゴリラ「ココ」が手話で「歯が痛い」と訴え、虫歯の治療を受けた。という記事を見かけました。

ココ(33歳)は、飼育員に口を指しながら手話で痛みを訴え始めた。飼育員は1から10までの数字が書かれたチャートを渡すと、「最も痛い」を意味する「10」を指したので、治療をすることとなった。
スタンフォード大学の3人の歯科医を含む12人の医師が招かれ、特別医療チームが結成された。ココの全身を検診し、歯の治療をした。検診と治療には約4時間かかったが、無事終了したということです。

虫歯や歯周病に限らず、ペットの病気をどう判断し治療を進めていくかというのは難しい問題だと思いますし、コミュニケーションがとれるというのはすごい事だと感心してしまいます。


PM 09:35:01 | [豆知識?]

2004年09月08日  歯並び相談〜美しい口元の基準は〜
今日は、風が強く感じる時もありましたが、暑い一日でした。

最近、矯正治療(歯並び)の相談を受けることがあります。

歯並びなどで悩んだという記述は2000年前のエジプト王朝やギリシャでもあり、当時は出っ歯を抜いて、引っ込めた状態に植えたという記録があるそうです。そこから1850年ごろまでは拷問の道具のような方法で歯並びを治そうとしていたようです。

近代矯正の歴史は100年くらいといわれています。
そして、治療の目標となる基準が徐々に確立されていくのですが
その基準は、町で見かけた美しい笑顔や口元の美人に声をかけて
自分のオフィスに来てもらい、レントゲンや模型、写真をとって
記録分類するといった少しセクハラ気味な方法がとられていたようです(笑)

ですが、矯正は見た目の問題だけでなく、ブラッシングがしやすくなることでの虫歯や歯周病の予防、かみ合わせの問題など多くのメリットがあります。

PM 10:26:46 | [豆知識?]

2004年09月07日  予防医療が発展していく21世紀?
歯科では、予防という分野が注目されています。

これは、従来からの

虫歯になった→歯医者へ行って虫歯をとって詰めて治した
→また虫歯になった→歯医者で今度はかぶせて治した

という繰り返しは決して歯の寿命が延びることにはつながらないことがわかってきたからです。

虫歯にしても、歯周病にしても、受診される方の年代、性別、生活環境によって、そのなりやすさ(リスク)は違います。

もちろんなってしまった虫歯の治療や歯周病の治療は必要ですが
今後、再発の可能性を低くするためにはどのようにしていけばいいのか?
そういったことを受診者の方ひとりひとりと話し合って、考えていくことが予防です。

定期的なクリーニングや歯石とり、フッ素
毎日のブラッシング、食事のとり方、生活習慣など

色々な点を考えていくのですが、実はこの歯科での予防の考え方を、医科の先生も取り入れていく動きがあります。

お口の健康を目標として、考えはじめられた予防医療は、結果的に生活習慣が改善されれば、高血圧や肥満、糖尿病、動脈硬化症やガンなどの生活習慣病の予防につながるということです。

21世紀は、いわゆる外科(歯を削るも含め)治療が必要とならないためにどうしていくかという予防医療が発展しそうです。

AM 12:30:57 | [豆知識?]

2004年09月02日  再生医療の現状と展望
最近、新聞などでも「再生医療」について、取り上げられることが多くなってきています。

医科の分野だけでなく、歯科の分野でも非常に注目しています。
現状では、身体のあらゆる部分の研究が進んでいるものの、まだ臨床の場で使う段階には達していないようです。

ですが、2006年には、培養皮膚が治療に用いられるようになるようです。
その後、軟骨や角膜、2010年以降は心筋や神経、肝臓、膵臓も治療に用いられる日が来るだろうと予測されています。

歯科の再生医療としては、歯そのものが再生できれば一番いいのですが、歯は構造が複雑なためなかなか難しいといわれています。しかし、骨や歯根膜(歯を支えるクッション)の研究は着実に進んでいるようです。

21世紀は、医療のありかたが大きく変わるのかもしれません。

PM 10:58:43 | [豆知識?]

2004年08月20日  徳川将軍家の1人の短い生涯〜お口と身体の関係〜
今日も暑い一日でしたね。

先日いらっしゃった方で「虫歯や歯周病などの口の病気は直接命に関わる事が無いから、問題があることはわかっていても歯医者には行きたくないんだよね」と言った方がいらっしゃいました。

ある意味では、合っていますし、ある意味では正しくありません。

身体の状態が悪ければ、歯にも症状がでてくることを経験された方もいらっしゃると思います。

口の中は、身体の一部ですから、逆に口の中の問題が身体の状態に影響を与えることもあります。

恐い話でいえば、江戸時代の徳川将軍の1人である家茂は虫歯で苦しんだようで、32本の歯のうち23本が虫歯になっており、しかもかなり重症の虫歯であったそうです。
彼は21才の若さで亡くなりましたが、病の床にあった日々、彼に届けられた見舞品は貴重品であった砂糖、羊かん、もなかなど甘いものはかりで、余計虫歯をひどくさせ悪循環に陥り、虫歯が原因で敗血症でも併発して亡くなったのではないかと言われています。

お口の中と身体の問題は、全く別問題ではありませんよ。

AM 02:10:56 | [豆知識?]

2004年08月05日  唾液は歯を守ってくれます。
唾液は、その性質・量により個人差はありますが、虫歯予防に大きな力を発揮してくれています。
唾液は、お口の中の細菌を洗い流してくれたり、初期の虫歯は唾液によって再石灰化が起こります。

ですから、唾液がたくさん出るようにしっかりと咬む習慣は虫歯を予防していく上でもとても大切です。

逆に口の中が渇きやすい(ドライマウス)状態が続くと、虫歯が増えてしまうことがあります。
そして、唾液が少なくなってしまう原因の一つにあまり知られていませんが、薬の影響があります。

例えば、花粉症や高血圧症などで使われるお薬には、結果的に唾液の出る量を減らすことがあります。
花粉症も近年、多くの人が悩んでいる病気ですし、高血圧症も高齢の方では多くの人が患っています。
薬の服用を簡単にやめるわけにはいきませんので、難しい問題です。

AM 12:11:20 | [豆知識?]

2004年07月22日  インプラント治療と予防の関係
今日は、連日の暑さにくらべると少しだけですが、過ごしやすい一日ですね。


インプラントという治療方法は、歯を失った部分に人工の歯を入れていく方法です。

歯は、一本だけで咬めるわけではありません。上の歯と下の歯がしっかりかみ合って、なおかつ隣り同士の歯がバランスをとって
咬むという仕事をしてくれています。


歯を失って、しばらく放置すると歯が動きだしてきてしまったり、ドミノ倒しのように他の歯がグラグラしてきたり、顎の関節の調子が悪くなってきたりと、連鎖反応のように次から次へと歯が悪くなってしまうことが多くなります。


ですから、歯を失った場合は、全体のかみ合わせのために、義歯やブリッジそしてインプラントという方法で治療をすすめることがあります。

この中で義歯とブリッジはどちらも、失った歯を残っている歯で補うという治療方法です。
ですから、残った歯は失った歯の部分まで支えるという役目を負いますので、疲労しやすい状態になります。


歯を守っていくという予防的な視点からみても、この支えとなっている歯は悪くなってしまう可能性が高いといわれています。

ですから、予防的な視点からみてもインプラントは他の歯に負担を与えないという意味で、画期的な治療方法だといわれています。
いわゆる歯を守るという予防の部分と、歯を失ったところへの治療方法というインプラントは対極の位置にあるのですが、密接な関係にもあるといわれています。

PM 11:22:38 | [豆知識?]

2004年07月14日  笑うことと医療の関係
笑うことがもたらす免疫力の増大作用については、実はいくつも報告されています。
笑った後は、血液中の免疫細胞の働きが高まり、癌細胞やウィルス疾患に効果があるといわれています。


例えば、歯周病という病気は、戯拔櫃砲茲覬蠑逼兇発客みあわせ兇鬟灰鵐肇蹇璽襪垢襪海箸とても大切だといわれています。細菌による炎症を抑えるためには、歯ブラシなどによるプラークコントロールと自身の免疫力にかかっています。
ですから、ストレスの多い時期や悲しみに暮れている時では、歯周病の治癒はなかなか進まないといわれています。

また、前歯の歯並びや歯の色などが気になって、大きなお口をあけて笑えない(いつも口元に手をあててしまう)というのは、顔の表情筋を使わないことで、表情が暗くなってしまいます。結果的にはそればかりでなく、自分の免疫力を下げてしまうことになります。

健康であるためには、笑うことがとっても大切です。

PM 10:44:33 | [豆知識?]

2004年07月12日  歯医者が嫌な理由のひとつ?
今日いらした方で、今まで歯科医院で麻酔の注射をしてもらっても全然効かなくて、多い時は10本くらい?麻酔を打って治療をしてもらっていたという方がいました。
少し、私はびっくりしましたが、その方は「治療では何本でも麻酔を打ってください。痛いのは嫌だから」とおっしゃっていました。実際に今回の治療では麻酔を1本全部を使うこと無く治療ができたのですが。

ですが、麻酔の効きにくい方は実際いらっしゃいますね。
どういう方かというと
1.お酒が強い人
2.コーヒー好きな方
3.痛みや炎症が強い時
4.疲労が強い時
5.睡眠不足

他にも、下顎の奥歯の治療(特に顎の骨がしっかりされている方)

歯医者が嫌な理由の一つとして麻酔の注射がよく挙げられます。
ウィル歯科ではなるべく麻酔の注射の痛みが少なくできるようにそして必要な量で効果が出るように心掛けています。
Sさん、頑張っていきましょう。


PM 10:45:50 | [豆知識?]

2004年07月09日  歯の銀行(ティースバンク)が設立されたそうです。
新聞に少し前に話題が載っていたのですが、広島大学で歯の銀行をスタートさせたようです。

歯の銀行って?思われると方がいると思いますが、歯を抜いた後にその歯を、氷点下150℃で長期保存させることで、歯が必要な時にそれをお口に戻すという方法です。
40年間で3万円という価格のようです。

実は、この研究は私の大学でも10年以上前から研究されていて実用化される日がいつかくるのかな?と学生の頃考えていました。

この方法は、実はまだ、いろいろな制約があります。
歯根膜という歯のクッションとなる部分の状態が良好であること
つまり、歯周病で歯がグラグラの状態の歯では、保存しても、そのあと戻すのが難しいこと。

ですから、保存しても良い歯としては矯正治療のために歯を抜かなければならない場合の歯や親知らずなどが当てはまりそうです。

新しい試みですので、今後どのように普及していくのか?見守っていこうと思いますし、患者さんに本当にメリットのある方法として確立していって欲しいと考えています。


AM 12:02:27 | [豆知識?]

2004年06月30日  バイオテクノロジーと青いバラと歯の治療
今日で、6月も終わりですね。
天気は、朝は雷が鳴るなど心配しましたが午後にはいい天気になりました。そして暑いですね。

さて、インターネットで『世界初の青いバラの開発に成功 サントリー』という見出しを見つけました。

青いバラって、たしか開院の際にお祝いでいただいた花の中に見かけた事があるような気がしていたのと、サントリーが何故?というのが気になって記事を読みました。

青っぽいバラはあるようですが、青いバラはこの世に存在していなかったんですね。バラ自体には青色色素をつくり出すために必要な酵素を生む遺伝子が機能していなかったのをバイオテクノロジーで可能にしたようです。

サントリーは、これまでにも青いカーネーションを開発したりしているようです。バイオテクノロジーの分野には色々な企業が関わっていますね。

歯科にも、バイオテクノロジーの話題はいくつかあがってきています。歯科の治療も、あと何十年かすると今とは全く違う形になっているのかもしれません。




PM 10:16:50 | [豆知識?]

2004年06月29日  夢の宇宙旅行、でもその前に
今日も一日暑かったですね

先日、民間初の宇宙飛行が成功という記事を見かけました。
21世紀は、海外旅行のように宇宙旅行も夢ではないのかもしれませんね。



但し、宇宙旅行の前には、虫歯を治してからがいいですよ。


なぜかというと『国立感染症研究所などが、無重力状態では虫歯菌が急増する』という研究を報告しています
 (Science、2002/4/26号)
同研究所では、マウスを飛行機に乗せて、様々な重力の状態を体験させ、口の中の虫歯菌(ミュータンス菌)の増減などを調べました。その結果、無重力状態では地上に比べ、菌が推定40〜50倍以上に増えることがわかったそうです。これは、宇宙ではだ液の流れが変化し、歯から虫歯菌を洗い流す作用が低下するためと考えられるそうです。


PM 10:30:38 | [豆知識?]

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