映画「ラスベガスをやっつけろ」のなかで、頭のいい学生が出たトランプカードを記憶し、ブラックジャックで大金をせしめるのがありました。それをカウンティングといいます。この本にも出ているのですが、映画「レインマン」で異常能力者の自閉病者の兄がカジノでそれを行って、弟を大喜びさしています。この対策としてカジノでは何組のカードを使ったり、出たカードを再シャッフルして記憶するのを難しくしています。 ラスベガスのカジノの10年の売り上げは7960億円、その内スロットマシンが5240億円、テーブルゲームが2720億円。それ以外にショウとかで、ショッピングの売り上げがあります。現在では60%がカジノ以外の売り上げになっています。ボクシングの世界タイトルマッチもラスベガスのホテルの中でやっています。エルビス・プレスリーもラスベガスで定期的にショウをやっていたのでしょう。芸能人でラスベガスのショウに出ることは一流の証明になります。 大川潤 佐伯英隆は二人とも通産省の同期です。不景気な日本にカジノを設置しようと画策しています。佐伯英隆はジュネーブで参事官をやっていたとき、フランスのカジノがあるディボンヌに入り浸り、「ディボンヌ参事官」と称されたとあとがきで大川は書いています。たぶん佐伯は将来日本にカジノを作るために、ブラックジャックやルーレットに熱中し、かつ研究していたのでしょう。その成果がこの本に結実しています。本当にエリートは好きなことができる立場にいるのだとつくづく思います。 最近マカオのカジノで何百億円をすった製紙会社の会長がいました。わざわざ中国で何百億円落とすのなら、いっそ日本にカジノを作って何百億円を落とさせるほうが日本の国益になろうというものです。しかしながらカジノを作るといっても、莫大な設備投資がいります。アメリカでも他の場所にカジノ場ができたので、いまやはやらなくなったカジノ場も出できています。国際的に見ても韓国のカジノは閑散としています。以前は景気のいい日本人が行っていたのですが、いまや日本人は来ない。景気のいい中国人は韓国に行くよりはマカオにいきます。日本にカジノを作っても、地方競馬、競輪の二の舞になるかもしれません。この流川に来る客も少なくなっているのですから、果たしてカジノでカネを落とそうかという客がいるかどうかあやしいものです。パチンコすら客足が減っています。 |
AM 09:20:39 |
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