さぼてん道楽軒
煩悩を形成する映画、読書、漫画などについての雑文で茶を濁そうかと。

2012年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29    

プロフィール
名前Lew
性別
地域東京

カテゴリー
日記(80)

最新記事
2005年10月29日  DVD発売情報で久しぶりに更新。
2005年10月02日  エアガン犯罪者は皆殺し。
2005年10月01日  放置プレイなので劇場で観た映画の話で茶を濁す。
2005年09月16日  “オレ的”2005年度日本映画ベスト5選出(9/16現在)
2005年09月15日  イタリア留学に惹かれてしまうお薦めマンガ。

過去記事
2005年10月
2005年09月
2005年08月
2005年07月
2005年06月



2005年10月29日  DVD発売情報で久しぶりに更新。
書きたいことは膨大な量に及ぶが、もう今さら逐一ブログにアップしようとは思わなくなってる自分がいます。
とりあえず自分用にDVD発売情報なんぞをメモっとく。

『サンタが殺しにやってくる/聖し血の夜』
「TMV2in1」シリーズ第11弾。クリスマスを血の惨劇に一変させるサスペンス・ホラー2本立て。おそらく年内最後のセレクション。

『ヴィム・ヴェンダース セレクション』
新作(『ランド・オブ・プレンティ』)や来年に公開予定の最新作に合わせての発売なんだろうけど、紀伊国屋書店さん、お願いだから単品発売しておくれよ…。BOXでは要らない作品が半分だよー。
収録作品で欲しいのは『パリ、テキサス』と『アメリカの友人』(2本とも傑作)。どうせなら『都会のアリス』や『さすらい』とかを収録すれば良かったんじゃ…。


『フィルム・ノワール傑作選』
ファン待望のセレクションだが、やっぱり紀伊国屋書店さん、単品でお願いします。前回のフィルム・ノワール・セレクションでは単品発売だったのに、なぜ…?
ちなみに収録は『キッスで殺せ!』(ロバート・アルドリッチ監督)/『ビッグ・コンボ』(ジョゼフ・H・リュイス監督)/『歩道の終わる所』(日本劇場未公開/日本初ソフト化)

次の2本も紀伊国屋書店から。もう凄いことになってますね。抜群の企画力&実現力。そうそう、こういう適正価格での単品発売だとありがたいのよねー。
『マッド・ボンバー』(バート・I・ゴードン監督)
70年代カルト・バイオレンス!
連続爆弾魔(チャック・コナーズ)vs.レイプ魔(ネヴィル・ブランド)vs.鬼警部(ヴィンセント・エドワーズ)!

『少年と犬』(L・Q・ジョーンズ監督)
SF小説界の鬼才ハーラン・エリスンの代表作を映画化した作品。「マッドマックス2」の原点とも言われるカルトSFヴァイオレンス、だとか。

『帰郷』
これは今年公開された邦画の中でも個人的にベスト5に入れたいほど好きな作品。萩生田宏治監督のデビュー作にして西島秀俊の主演作にして片岡礼子の復帰作。


≪書籍に関するエトセトラ≫
河出書房新社からの好評シリーズ「奇想コレクション」が引き続き綺羅星のごときラインナップで出揃う模様。
とりあえずアヴラム・デイヴィッドスン『どんがらがん』は入手。

国書刊行会の「未来の文学」シリーズからは柳下毅一郎さんの翻訳でR・A・ラファティ『宇宙舟歌』が発売。これは凄い読みたかったので絶対買う。
今後のラインナップも要注目か。

早川書房からは伝説の「異色作家短篇集」シリーズが再刊開始。
なんつーか、スタージョン再評価の波に乗っかって長らく絶版だった『一角獣・多角獣』をどさくさまぎれに復刊するのが最大の目的なんじゃないかと思えなくもない(というか間違いなくそうだろう)ですが、装いも新たにサイズも一回り小さくなってコンパクトに可愛らしくなった感じ。カラフルなカバー・デザインが目を引くので早速2冊購入(ロアルド・ダール『キス・キス』フレドリック・ブラウン『さあ、気ちがいになりなさい』)。

マンガ関連では旧作の完全版・復刻版が刊行されていてメデタきことかな。
とりあえず白土三平『カムイ伝全集』寺沢武一『コブラ』、それから平田弘史の作品集は手元に置いときたい。どれも通読したことないので、こういう企画はぼくのような不勉強な若者にも嬉しいものです。

PM 11:11:24 | Comment(495) | TrackBack(71) | [日記]

2005年10月02日  エアガン犯罪者は皆殺し。
「TMV2in1」シリーズの新作は『血まみれ農夫の侵略/サンフランシスコ連続殺人鬼』になるようだ。微妙なカップリングな気もするけど、まあこのシリーズは基本的に全部揃えようと思ってるので……。


【独り言】
最近、やたらお遊び感覚で人様に向けてエアガンを撃ちまくる犯罪が横行しているが、こんな連中はとっとと捕縛次第、皆殺しにしてもらいたい。二度と引き金を引けないように指を1本ずつ切断していく。いや、切断なんて生ぬるい。ペンチで捩じ上げて無理やり根元から毟り取るぐらいじゃないとダメだ。
指を5本とも奪ったら、次は街でターゲットを見つけるための徘徊ができないようにメスでアキレス腱を断裂し、深い傷口から塩酸をたっぷり垂れ流して糸で縫い、足の指を猟犬に食わせてやりたい。
さらに、下らない悪事を思いつかないようにロボトミー手術を施し、映画『ハンニバル』みたいに頭蓋をぱかんと切開して、そこにつがいのゴキブリを住まわして卵を産ませる。
人前でも平気で涎を垂れ流せるぐらいの痴呆状態になったら首まで土に埋めて、被害者に沢山の石を投げてもらうのはどうだろう。
もう本当にウンザリだ。こういうクソッタレなゴミクズ連中が街中で虎視眈々とカモを狙ってエアガンを撃ちまくり、一人悦に入って頭悪そうな声で笑いながらオナニーしているなんて。
後悔の念に苛ませたら、仕上げは圧搾機にかけて人間ミンチにして半分は家畜の餌、もう半分は畑の肥料にしてやる。
言っとくがエアガンには罪はないぞ。そんなの「青少年の暴力的な傾向はホラー映画によるものだ」なんてノタまってるクソアホどもの戯言と同じだからな。問題は使ってる良識ないアンポンタンどもにあるんだ。
死ね。本当に死んじまえ、テメーらなんか!!

PM 02:26:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]

2005年10月01日  放置プレイなので劇場で観た映画の話で茶を濁す。
もはやブログとしての機能を全うしていない状態。
近況報告がてらに雑記・雑感だけでも書いておきます。

まず劇場で観た映画について。

『チャーリーとチョコレート工場』

基本的にはティム.バートンの前作『ビッグ・フィッシュ』と扱ってるテーマは同じで、「現実と虚構」の在り方を「父と子」の関係性の中に模索している。『ビッグ.フィッシュ』では法螺話のような世界観に埋没する父親が「物語を語ること=映画」のメタファーになっていて、息子がまさに「現実=観客」を体現する構図だったけど、『チャーリー〜』ではその構図が逆転してるだけ(ウォンカは引きこもりのオタクみたいに「虚構の世界=チョコレート工場」に生き、彼の父親はお菓子に魅せられたウォンカにとって「現実=歯科医」という対立的な立場にある)。
だからこの映画では当然、終盤でウォンカによる父との和解を通して彼が「現実」と対峙するシーンがある。それは納得できる。ただ問題はそこへ至るまでの演出であって、今回は滑らかな語り口だった前作に比べてあざとさが鼻につく。説教臭いのだ。
現実べったりで生意気なガキはファンタジーの世界に土足で入り込んで来る闖入者だから懲らしめるのはもっともだが、やるならもっとブラックに徹底した方が良かったし(本当に殺すとかね)、貧乏だけど家族思いで清廉潔白な少年が夢のような幸せを手に入れるという単純な二元論には深みを感じなかった。
まあティム.バートンの意図したことは理解できるし共感もしたんですけどね。やっぱ現実があるからチョコレートのように甘美な虚構の素晴らしさに溶け込めるわけだし、その逆もまた然りなんだよなあ。

見所といえば、手作り感覚に溢れたポップな色彩やサイケデリックでキッチュな空間設計は素晴らしかった。ウンパ・ルンパの歌や踊りもガキンチョの親御さんを逆上させるようなタイミングで炸裂するので笑った。でもディズニー・ランドのアトラクション(“It\\'s a small world”など)を想起させる工場内での施設を連続して見せられるという演出は飽きてくるし、次第に生硬な味わいになってしまうのが残念。
素直なだけの主役の子供よりクソガキども4人にこそアクがあって面白く、またジョニー・デップはひたすら気味悪くて良かった(ネバーランドを思わせるチョコレート工場でのウォンカと少年の関係は、偶然にもジェームズ・バリの伝記映画『ネバーランド』で共演した間柄だと考えると何だか興味深いですね)。

『シン・シティ』

ロバート・ロドリゲスと伝説のアメコミ作家フランク.ミラーが共同監督した話題作(盟友タランティーノも1シーンのみ演出している)。
いやあ、こりゃシビれたね。すっげえカッコイイ。犯罪と汚職が横行する架空の都市「シン・シティ」を舞台に、3つの報われぬ愛のための苛烈な犯罪劇が交錯する構成。
特筆すべきはその映像美。デジタル技術を駆使して磨き上げた艶やかなモノクロ映像は都市の暗部を立体的に、セクシーなキャラクターたちを肉感的に浮かび上がらせる。オシャレなのは一箇所だけアクセントとしてカラーを付けていること(ルージュを塗った女の唇やシルクのシーツ、青い瞳、精神安定剤の小瓶など)。
破滅的なフィルム・ノワールの雰囲気を濃厚に漂わせつつ、鮮烈なバイオレンス描写と超人的な設定で味付けしたダーク.ファンタジーの要素も見事に融合させた作風は"So cool! So hot!"と快哉を叫びたくなったね。

役者陣の魅力も炸裂。最初のエピソードでは事前情報がなければそれと判別不可能なミッキー.ロークが登場し、一夜限りの美貌の娼婦に惚れたがために巨大権力に孤独な戦いを挑むゴッツい前科者を演じる。苦いラストも含めて作中ではとりわけハードボイルドな一編だが、女の生首を剥製にしている食人鬼を怪演したイライジャ・ウッドのおかげで猟奇趣味まで楽しめる(殺され方がまた凄絶!)。
中核のエピソードはサム・ペキンパー監督の『ガルシアの首』へのオマージュ的な設定がブラックな一編。クライヴ・オーウェンも好演しているが(赤のコンバースのスニーカーだけはやめてほしかった)、ここでは特殊自治下の娼婦街オールド・タウンで大暴れするコールガールたちを演じた女優たちが最高。デヴォン青木は『キル・ビル』のユマ・サーマンと栗山千明を足したような残忍な暗殺者キャラを無表情で演じ、日本刀や卍型手裏剣でボンクラどもを切り刻み、片っ端から血祭りに上げる! でも個人的に目を奪われたのは、娼婦たちのボスをエモーショナルに体現したロザリオ・ドーソンでしたね。整ったクールな顔立ちに彫刻のような均整の取れた抜群のスタイル。アンタッチャブルで乱暴なファム・ファタールに惚れ惚れ。
最後のエピソードは汚職権力にハメられた老刑事のブルース・ウィリス&一途で健気なストリッパーのジェシカ・アルバの悲哀を帯びた珠玉作。老兵はただ去るのみか、愛する女性が生きていくために敢えて自らは身を引くウィルスの最期に男泣き。こんなに渋いブルース・ウィリスを見るのは久しぶりだった。それにアルバ嬢もこんなに可愛い女優だって初めて知りました。変態悪党ロアークの特殊メイクによる変貌ぶりにもしばし呆然……。

噎せ返るような匂い立ち込める罪の街=シン・シティの猥雑な街角で、人知れず踏み潰されたドラマに酔った124分だった。


話は変わって。
小学館から白土三平『決定版 カムイ伝全集』が刊行開始。毎月2冊の発売で、第一部・第二部・外伝をすべて合わせると38巻にも及ぶという超大作。
既に小学館の文庫版で第一部は読めるんだけど、まだ一度も通読したことのないぼくはちょうどいい機会なのでサイズの大きな決定版を揃えることを決意した次第。
というわけで1・2巻を購入。

PM 12:46:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]

2005年09月16日  “オレ的”2005年度日本映画ベスト5選出(9/16現在)
『メゾン・ド・ヒミコ』を観た感想を書いて少し落ち着いたので、今年劇場公開された日本映画ベスト5でも気まぐれに選出してみようと思います。あくまで今後の公開映画次第で変動する可能性の高いランキングであり、しかも個人的な見解によるものなので評価云々はあまり気にしないでください。悪しからず。

【お遊び感覚の映画ランキング】
……というわけで、
<輝け!“オレ的”2005年度日本映画ベスト5選出>(9/16時点)

[1]『パッチギ!』(井筒和幸)
[2]『リンダ リンダ リンダ』(山下敦弘)
[3]『運命じゃない人』(内田けんじ)
[4]『故郷』(萩生田宏治)
[5]『メゾン・ド・ヒミコ』(犬童一心)

※()内は監督名。

こんな感じでしょうか。なんだか月並みな感じでつまらなくもないんだけど。突出した作品は上位3作品で、これらは今後もランキング不動の予感。
ちなみに時点というか、選外とはいえ他にも印象に残った作品に『カナリア』(塩田明彦)/『オペレッタ狸御殿』(鈴木清順)などがあります。
一般観客の評判はまあまあみたいだけど個人的にはダメだったのが、村上春樹の短編小説を映画化した『トニー滝谷』(市川準)。それから見逃した作品として『ある朝スウプは』などがあるので、あまり信用できるランキングじゃないですねやっぱ。
こういった個人の映画ランキングはちょっとしたイベント感覚にも通じる自己満足になってしまうので、賛同してくれる人/否定する人の意見も聞いてみたい気がします。ぼくにとっては劇場で観て印象に残った映画を忘れないうちに整理する意味合いも込めて選出してるんですけどね。

PM 07:09:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]

2005年09月15日  イタリア留学に惹かれてしまうお薦めマンガ。
ようやく更新できたので、もうひと頑張り。読んだ物などの感想もちょこちょこ書いてみる。

【マンガの話】
最近読んで印象に残っているマンガから1冊ご紹介。

オノ・ナツメLA QUINTA CAMERA
これも表紙のイラストに惹かれて購入したもの。買って損なしの佳品でした。
ちなみにタイトルは「ラ・クィンタ・カーメラ」と読みます。

イタリアを舞台に、下宿先として訪ねて来る留学生を温かく迎え入れる4人の男性を描いた人情話。とか書いちゃうと泥臭い感じがするけど、それには心配及びません。一筆書きのようなシンプルな描線を駆使したイラストタッチの絵柄、異国情緒をオシャレに伝える奇を衒わない語り口、稚気を残したキャラクター造形などが読んでいるうちに愛らしくなってくること請け合い。

ちょっとヒネクレた感じの人なら「なーんか理想論だけの甘っちょろい人間関係だよなあ」とか一笑に付してしまうかもしれませんが、イタリア留学を実践したことのある作者の体験に基づいて描かれてます。
とは言っても「留学の心得」みたいな説教臭さや皮肉といったものは影を潜め、また留学先での“ロスト・イン・トランスレーション”な孤独感を強調するようなリアリズムも控えめに、どちらかといえば陽気で人当たりのいいお国柄で知られるイタリアの人間模様の楽しさや街のちょっとした彩りを強調した作風になっている。

でも、なんと言っても最大の魅力は留学生に対して優しく接する個性豊かな4人のイタリア人男性のキャラ造形だ。カフェを経営しながら恋人との新生活を迎えようとしているマッシモの柔らかい人柄、夜勤明けの仕事疲れでいつも家で寝ているが実は悲しい孤独感を抱えたアルの渋さ、お調子者で他人に迷惑をかけることも多々あるが誰よりもみんなに愛されている漫画家チェレの明るさ、ストリート・ミュージシャンでどこかミステリアスだけど初対面のヒトにも好かれるルーカの人懐っこさ……。
声高には主張しないけどホロリとさせる友人との絆や小さな親切心から生まれる信頼などを感じるにつけ、読後にはイタリア留学してみたいと思わせる一冊です。

AM 02:22:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]


映画新作映画一心


Powerd by SUK2 BLOG.